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GATE 自衛隊彼の地にて、斯く戦えり アニメ版⑥ 16年

2020年3/1〜3/4タブレット端末にて執筆し脱稿 同日お昼投稿

【 原作読んでも "子供が暗愚(たまご)が先か暗愚な子供(ニワトリ)が先か" はハッキリしませんが 現状だと愚かな後継者のせいで帝国は滅びるし私は失脚するなと考えたモルト・ソル・アウグタス帝が犠牲にしたのは欲望に駆られるまま暗部に操られ自分の命と王座を狙う考え無しな "第1皇子ゾルザル(やくたたず)" 勝ち目無いまま始めた帝国の侵略戦争をどう終わらせるのかが漸く見えて来た折り返し地点。 とは言え神々の動きも日本政府の迷走も利権狙う愚か者の蠢動も有りますから未だ状況は流動的です。 】


★但しコレ纏めてる私は主人公同様、女子供に暴力振るう輩は死ねば良いと思いますのでアレ(ゾルザル)に同情しようとは思いません(キッパリ) 死にたくなけりゃ権力諦めて逃げりゃ良かったんです。



 当時視聴してた頃は、存在そのものに吐き気がする "ゾル猿・エル・カエサル" の気持ち悪さと境界性人格障害の病状が悪化し続ける "テュカ・ルナ・マルソー" に目が行ってクソジジイ=モルト帝の企みや存在感がチリ紙以下な "ディアボ第2皇子(14話から新登場)" なんか本当にどうでも良かったのですが  改めて視聴すると、この時点で戦争をどう終わらせるかと日本政府や自衛隊すら手球に取って手筈整えてる爺様方の悪辣さに乾いた笑いすら込み上げて来ます。 まあ原作では其れを見抜いたぴにゃ殿下が危うく何もかも放り出す寸前まで行ったし 兄や妹よりも愚かだったディアボ皇子が中華人民共和国と繋がった事で 帝国どころか特地や地球人類も滅びる寸前まで行った訳です。


憎まれっ子世にはばかるなんて言葉が有りますが この(ジジイ) 問答無用で犠牲者増産しやがるし、やることなす事悪党そのもの でも何故か視聴者には憎まれない 案外こんな連中が世の中引っ掻き回してるのかもね 肉親の後継者育成に大失敗した皇帝が選んだ帝国の本当の後継者は誰なのか? 原作を冥門編まで楽しんだ御年40以上の皆様なら大体察しが付いてると思います。 まあ分かった段階でアレと同類扱いなクソジジイとかクソババア呼ばわりされている様で極めて不愉快かも知れません(苦笑)


根が善良過ぎて 後見人居ないと呆気なく没落しそうなピニャ殿下にゃ皇帝は無理ですねと結論出た所で本編へ割と駆け足です。



■第13話:開宴 (炎龍編 第3話)


★噛ませ犬のゾル猿とヴォーリアバニーの肉奴隷テューレ登場回。 私はエロは大好きですがDVやらかす屑は "棒踏み折る" 程度には嫌いです まああの感触は最悪でしたから次は道具使います(笑) でも原作よりゃ暴力描写控え目かな? 特殊作戦群は勿論温泉宿に居たメンバー。



 アニメ第2シーズン冒頭から始まったのは "笑ってはいけない帝都潜入作戦" 門番誤魔化すため使用人スタイルに変装した主人公が余りにダメダメ感漂わせシリアスモードは皆無 なんか "天城ブリリアントパーク" でも見掛けた気がするあの親子は多分別人だと思います。 第3偵察隊と共に城塞都市ウラ・ビアンカに入城したのはフォルマル家から派遣されたハウスメイド隊と料理人達に普通科連隊から選抜された火力支援チーム 尤も今回の目的は持ち運びが容易な迫撃砲や機関銃に小銃使ったデモンストレーション。 


ピニャ殿下の屋敷で開催される家族も交えた懇親会(ファミリーパーティ)にかこつけ 多少騒いでも問題無い薔薇騎士団の訓練場で講和派に転向した貴族が目の当たりにしたのは近代兵器の恐ろしさ 機関銃や小銃はともかく何故迫撃砲も?と御思いでしょうがアレは移動が大変な大砲や撃った瞬間位置が丸分かりなパンツァーファーストと違って真上から降って来て爆発するまで音が無いので何処から狙ってるのか分からないのよ。 アルヌスの丘から生還した将兵は皆無 数度の突入で蒸発した周辺諸国連合軍もわざわざ裏切者に情報なんざ流さないから 中央貴族がその恐ろしさを実感したのはこの時になります。   


先軍体制が幅を効かせる帝都で、初めてのファミリーパーティに供されたのは様々な洋食と細やかな下拵えが施されたいつもより一味違う定番料理 フォルマル家とピニャ皇女邸の料理人達を唸らせた其れの調理担当は第3偵察隊から参加した元料亭板前 "古田均(ふるたひとし)士長" 以降特地では彼に師事したりレシピを教えられた料理人が広める新メニューがパーティのステイタスとなります アニメでは尺の都合でカットされた栗林二曹による化粧品実演販売や様々な生地の体験コーナ 供されたお菓子やアクセサリー類等々で女性陣や子供達も大騒ぎとなっていました。 ピニャ殿下と共に様々な勢力と会合を続ける外務官僚 "菅原浩司(すがわらこうじ)" に無茶な我儘言って両親に怒られるのはテュエリ伯爵家の長女 "シェリー・テュエリ" 若干12歳の少女に対し大人の女性(レディ)を扱う様に紳士的に対応した彼が、見事に彼女のハートを掴んだのはこの時のパーティが原因です。


皇女の動向や、日本外交官の講和条約締結に向けた地固めも黙認していたモルト帝は自衛隊員到着を確認し 噛ませ犬として影で色々動いているゾルザル皇太子とその取巻きを焚き付けます。 いきなり全裸な "テューレ" をいたぶるDV場面から始まり基本言われるがままの "自称馬鹿を演じる天才" はまんまと醜態を晒し続ける訳ですが 特戦群に監視されていたその行動は筒抜けだったため 被害を被ったのは不快な気分味わったピニャ殿下と勝手に飲み食いされた食事だけ


同じ頃 健康カウンセラーとして主に亜人種が暮らすスラム街 "悪所" に倉田三曹や東士長と共に赴任した黒川茉莉(くろかわまり)二曹を出迎えたのは特殊作戦群や情報収集にあたる2科の選抜メンバーと共に拠点整備を指揮していた新田原(にゅうたばる)三佐。 彼等がやっていたのはスラムに巣食う勢力との様々な折衝 因みに問答無用で襲い掛かって来たマフィア・ベッサーラ一味が特殊作戦群に皆殺しにされてから拠点周りの治安は帝都内の何処よりも安全になったらしいと話してくれたのは、特戦群のメンバー "セイバーこと剣崎(けんざき)三尉" に粉かけるついでに避妊具買いに来る娼婦達のリーダーで翼人種の "ミザリィ" モデルになったのは恐らくJUMP漫画家・光原伸(みつはらしん)の "アウターゾーン" なあのキャラです。


見た目も中身も水と油程違う彼女達との交流から黒川が1皮剥けるのは……まあ本編で楽しんで貰うとして 阪神淡路大震災や東日本大震災の前日を思い起こさせる地震雲や空の異様な輝きに最初に気付いたのは 此処に来る前は火山の多い島々で暮らしていたハーピィ種の娼婦 "テュワル" 深夜診療所に押し掛けて来たミザリィ達からの雲を掴む様な証言 神戸や新潟で震災経験の有る新田原三佐の判断で発動された自衛隊員達による避難勧告 連絡受けた伊丹達の指示で叩き起こされたピニャやハミルトンが生まれて初めて体験したのは震度5クラスの大地震。


帝都を震撼させた其れを引き起こした原因が判明したのは随分後の事。


★その頃ヤオはビールをこよなく愛するミューティから精霊魔法も併用し伊丹に関する情報収集 詰めが甘いからロウリィやデリラが聞き耳立ててるのに気付いてません。



■第14話:帝都激震 (炎龍編 第4話)


★拉致被害者 望月紀子(もちづきのりこ)登場回 執拗に繰り返すレイプにDV 半ば壊れてる彼女のシーン見せられると何故ゾル猿殺さないのとなる訳ですが 原作では栗林が人体破壊に挑戦してますのでスッキリしたいお客様はそちらをどうぞ。 原作では全身複雑骨折に上下の歯全損しました(笑)



 突如始まった地震は特地全域をパニックに陥れた 幸い自衛隊員が多く詰めるアルヌスや事前の避難誘導が功を奏した悪所では大した被害は出なかったものの初めての地震に怯えるピニャ殿下やハミルトン等と異なり 平然と構える主人公や菅原達から余震の可能性を聞かされたピニャは皇宮に乗り込む事を決意 今後起こるであろう震災対策に協力して欲しい 交戦国の人間を連れて云々は何とか皇帝説得するからと泣き付かれる事になった。


皇宮では近衛兵が腰を抜かし侍女達はパニック状態 皇族として具体的な対応を指示し見事に混乱を収拾させた皇女の姿に成長を感じたモルト帝は 同時に黙認しつつも接点が見つからないために距離を置いていた日本外交官 菅原浩司(すがわらこうじ)や主人公達と対峙しようとするが邪魔が入る。 


此れは(ハーディ)の怒りなんかじゃない奴等なぞ恐れるなと 自派の兵士を引き連れノコノコ現れたのはゾル猿 銀座から拉致した日本人の奴隷娘から地震の情報引き出したと自画自賛した挙げ句、彼女をいたぶりだした虫ケラを問答無用で殴り倒したのは伊丹耀司(しゅじんこう)だった。 歯を失い逆上したゾルザルは皇宮で刃物を振り回し兵士をけしかけるが栗林と富田の持つ小銃で30名近い兵士達は全員射殺 拉致被害者の情報引き出すため容赦なく振り下ろされる栗林の拳に壊され 用済みとなったゴミにトドメ刺そうとした伊丹を制止し正気に戻らせたのは、前話で執拗な性的虐待を受けていた筈のヴォーリアバニーの少女テューレだった。 


帝の前で客を侮辱しあまつさえ抜刀した不埒者を処断しただけ  伊丹達の行動を不問としたモルト帝は高々平民風情を救うために皇族と対峙した自衛官の行動を訝しがるが 威圧を平然と跳ね返す日本からの使者 菅原(すがわら)の清々しい受け答えに久し振りに血を滾らせ笑顔を見せる。 あたふたしてるピニャ殿下に後始末を任せ皇宮から退出した主人公達は 銀座事件の数ヶ月前、クラスメイト達と共に拉致されたと言う望月紀子(もちづきのりこ)を連れ部下達と共にアルヌス駐屯地へ緊急帰還。 健康診断を受け漸く生き残った事を実感する彼女は家族への電話連絡を懇願するが 出迎えに現れた柳田二尉から彼女の家族を襲った悲劇を知らされた主人公は敢えて引き伸ばしを図る。


だが遅かれ早かれ真相を伝えなければ彼女は壊れる アルヌスの街で死んだ父を探し続けるテュカにも残された猶予が無い


ゾルザルの未成年者拉致を黙認した抗戦派元老院への報復攻撃により灰燼と化した討議場 屋根も壁も失われた廃墟では尚も戦争を続けようとする議員達とピニャ殿下の折衝が続く。



★元老院会館吹き飛ばしたのは帝都に侵入したF4ファントムの航空爆撃 特殊作戦群の誘導により民間人に傷1つ付けず行われた攻撃の恐ろしさを実感していたのはモルト帝とピニャ殿下だけ まあ火薬は無いけど魔法が存在する世界だからデモンストレーション見た議員達以外は、未だ敵を舐めています。


☆ディアボ登場シーンはどーでも良いからカットしました アニメ見るなり原作読むなり楽しんで下さい。 私、何もかも中途半端なアイツも嫌いなんです(笑)


★カミナ(グレンラガン)モードではっちゃけるゾル猿役の小西克幸さんとか獣耳尻尾ならホロ役で有名なテューレ役の小清水亜美さんの下ネタ話とかオーディオコメンタリーは悪ふざけ全開ですのでご注意を 正気じゃあんな役演れません。

 


■第15話:テュカ・ルナ・マルソー (炎龍編 第5話)


★色々有って原作では最後まで大活躍なエルベ藩王国 デュラン王再登場回。 自衛隊の医務官と一緒に悪ノリで義手や義足に色々仕込んだ王様はどっかの買物王を彷彿させるその生き様に部下が憧れるタイプです



 留守中に緑の人を探して現れ エルベ藩王国に現れた炎龍討伐を狭間(はざま)司令に直訴した ダークエルフの娘(ヤオ・ハー・デュッシ) の話を柳田(やなぎだ)二尉から聞かされげんなりする主人公 何とかならんかと言われても自分1人ならともかく部下を死地に追いやれるか ましてや戦車や戦闘機ですら討伐が難しい怪獣そのものなアレは普通の方法では殺せないと流す伊丹だったが ヤオがやらかした事でテュカの心の病がのっぴきならない状況に有ると知らされ色々追い込まれる事になる。


"誰も彼もが口を揃える 悪いが(ちから)にはなれない だけど伊丹ならどうするかなと だから頼む! 私はどうなっても構わないから同胞の命を救ってくれ‼"


追い詰められたヤオは敢えて恨まれる覚悟で、主人公を交渉テーブルにつかせた 半ば精神の均衡を欠きそう泣き叫び やりきれない思いを顕にする彼女(ヤオ)を責める事は出来ない。 病状悪化させ自分では眠る事も無く食事すら介助が必要で伊丹を父親と見間違える状態になったテュカに、レレイやロウリィの協力得ながら付き添う主人公。 


(いたみ)が思い出していたのは今から20年前、執拗なDVを続けていた父を正当防衛で殺してしまい 心を病んだ母を愚かな発言で自殺未遂に追い込んだ暗い記憶 あれ以降疎遠となった彼女(はは)は、未だ精神病棟でほぼ寝たきりの生活を送っている。


テュカの心を治療する手立ては有るのか? 医務官によると復讐は立ち直る切っ掛けとなり得る可能性が有るらしいが相手がアレだと返り討ちになる確率も高い そんな事を考えながら深夜、病棟のベンチで独り満天の星と月を見上げる伊丹が出会ったのは 片手片足ながらも覇気に溢れる老人(デュラン) 悩みが有るなら此処で何もかも吐き出してしまえと言われるがまま傍若無人を絵に描いた様な老人が言い放つ何気ないアドバイスが彼に決断を促したのは数日後の事。


帝都では 暗部を統括するボウロ(亜人と人の混血種で秘密結社(ハリョ)の連絡員)と結託した、元ヴォーリアバニーの女王 "テューレ" に調略されたゾル猿が抗戦派を取り纏め怪し気な動きを見せる中 敢えて後継者にアレを据えながら講和派に味方するモルト帝の真意が分からないディアボ皇子とピニャ殿下が廃墟で密談 講和派と抗戦派が入り乱れ流動的な帝国の動きに対応するために、第3偵察隊に再び帝都ヴラ・ビアンカへの潜入命令が下る。 だが出立寸前 あの時母に感じた嫌な雰囲気をテュカの顔から読み取った伊丹は、部下の統率を桑原曹長に託しヘリから飛び降りた


最悪のタイミングで任務を放り出し、独り壊れた少女と炎龍退治もとい威力偵察だと言い張る伊丹(バカ)を怒鳴りつけたものの 迂闊な失言がヤオの迷走招いたと後ろめたさも有る柳田二尉の協力と根回しを取り付け 出立の準備整える主人公を問答無用で張り倒したのはロウリィ 使徒契約結ばされた所に現れたレレイは真顔で激怒しており当然ながら彼女も参加 勿論ヤオも加わり総勢5名のチームを見送るのは柳田と主人公や彼女達を何だかんだと見守っていた元コダ村のメンバーやフォルマル伯爵家から紹介された様々な経歴持ってる亜人達。 独り病棟の展望スペースから彼等を見守る老人(デュラン)もエルベ藩王国の王として彼等を支援するべく動き出した。



★アニメ版のボウロ (小山力也(メイドガイコガラシ)さん熱演)……小西(ゾルザル)小清水(テューレ)さんが完成ラッシュ見て思わず爆笑したお勧めキャラだそうで "脚フェチや卑屈な態度" はオリジナルのアレンジだそうな。 なお小清水さんは "仮面のメイドガイ" にて突っ込み担当メイド・フブキの母だけど見た目は同い年で女子力上なメイド・アラシ役でした。


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