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ウィッカーマン 73年

2014年3/26投稿 2019年1/21全面改稿〜

【焼かれちゃったよ。ドルイドさん!】


原題:The Wicker Man.

直訳すると柳(細工の)人間.

ドルイド教…人身御供の祭儀.

イギリス劇場公開作品.

1998年日本公開.


★確か北欧でも似た様な風習有りますが紆余曲折の末にクリスマスツリーへと変化致しました。まあ生贄儀式やりまくりなカルト宗教に興味抱いても良い事無いから軽〜く流します。




結局内容おんなじ(涙)

でしたのでいっそのこと合わせて書きます。


※「ウィッカーマン」について

本来はガリア人

(今のフランス~イギリスにいたケルト民族→僻地に住んでたんで生き残れたのが後のアイルランド人)

ドルイド教(根拠は曖昧ですが弾圧の理由付けになりました)によって行われたイケニエの儀式です


木のツルで編んだ巨大な人形に動物や人間

(犯罪者や戦争捕虜)

を縛り付け燃やして神に捧げる儀式で。


儀式を目撃した

ローマ帝国軍にドルイド僧も含め徹底的に弾圧されました。

(ガリア戦記)



キリスト教の天敵扱いされ「ベンハー」や「偉大な生涯の物語」など悪役扱いされる事が多いローマ帝国ですが、


様々な文化を積極的に取り入れ、


モラルに関しても現在に近い文明を持った国です

あんな野蛮な行為は許しませんでした。


※ただまあ「表向きは」という所まで現代に似ています(笑)

その手の異教を弾圧するだけでは無く

文書として記録を残し、場合によっては取り込んでます。


ローマ帝国も「剣闘士」を使った昼のコロシアムでの殺人ショーや


夜のコロシアムでの特別ショー


(大人になってから自分で調べて下さい(笑)ラテン語で書かれた記録が有ります)


が有るんで偉そうには言えません。


罪人を焼き殺す風習は、案外後の魔女狩り等でキリスト教にも受け継がれれたのかも知れません。



 ご注意として、映画の「ウィッカーマン」はどちらも「ドルイド教」

とは何の関連性も有りません。


 残された記録を使って架空の新興宗教団体がやらかしている架空の儀式です。

真に受けないで下さいね


※ちなみにアメリカでは祭りとして再現した「バーニングマン」が砂漠のど真ん中で行われます。


(イケニエは無いですよ。流石に)



【舞台と内容】


 1973年版はイギリスの離れ小島。林檎栽培で生計を立てるド田舎の村。


 2006年版はアメリカの山奥に隔絶した村が舞台で、ハチミツ栽培(養蜂)で生計を立てています。


……まあオチはどちらもいっしょです(笑)


好みに合わせて見て下さいとしか書けませんぜダンナ(涙)


ただし狙われる人間は

1973年版が

童貞〈まほうつかい〉

で熱心なキリスト教徒。

な分えっちぃ要素は

1973年版が圧勝だと思います


ちなみに2006年版は過去に何らかの形で村の女性と関係→子供が産まれた男です



変な映画になれている筈のイギリスでもあまりにゲテモノな内容の為評判が悪く、

日本公開は1998年までかかりました。


どちらも視てしまって

思い切り不幸を味わった

(笑)

私の意見は、


気持ち悪さで2006年版

エロさで1973年版の圧勝です。

お好みに合わせて選んで下さい。


彼女がいる場合はそいつのドS度が1発でわかります。


【おまけ話】


※2006年版のネタばれ有り。要注意!!


「男は子供を作る為の道具」と割り切り


必要性が無くなったら奴隷として売ったり子供が男だったら殺す事もあった「アマゾネス」


※アマゾーンと呼ぶ場合も有るそうですが

崖の上から腰巻き1枚で登場するイロモノ仮面ライダーのあいつが頭に浮かびそうで(笑)却下です却下!

まあ唯1握手した事のあるライダーですけど(手が痛かった)


彼女たちが住んでいた場所は南米ではなく、最近何かと話題なウクライナのセバストポリ近郊も含む黒海沿岸になります。ギリシャ神話にも登場する世界でもっともオッカナイ部族です(笑)


※ヘラクレスやテセウスと戦ったり。トロイア戦争にも登場しブラピ…もといアキレスと1騎打ちまでやってます。


南米のアレは現地人の噂を真に受けた探検家が名付けたそうです。


そういう話が好きなおバカは欧米人に多いからリメイクしたかも知れません。



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― 新着の感想 ―
[良い点] <未視聴> 何かスイマセン! 軽々しく「ロボット」を出したら著者様から沢山の訂正が(笑) [気になる点] 楽しく<タナトス>を今見ております(笑) まさかの2012年ロールアウト!…
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