ワイルドクラッシュ/SUPER GRID 18年
2020年3/8タブレット端末にて執筆同日夜脱稿 割込投稿
【 恐らくカート・ラッセル主演のエスケイプシリーズの3作目となる予定だったロジャーゼラズニィの近未来SF小説 "地獄のハイウェイDamnation Alley 67年" のパク……もといアレンジ。 但し予算の都合で廃車寸前の車しか使えなかったから世紀末な荒野でもシートベルト装着で安全運転なカナダ版 "バトル・トラック+ガンゲイルオンラインのバッタもん" 風味な作品となりました。 主人公や悪のヒロイン (ピトフーイの偽物) が正直微妙なのとストーリーがいい加減なのは仕方無いけど銃撃戦と雰囲気だけは悪く無い……そんな作品で御座います。 】
★同じ邦題の作品其れなりに有りますので原題加えて有ります。 例によってヤリ逃げ上等なアルバトロス系低予算作品です(-_-)
☆何かもう制作陣露骨にあのアニメ意識してます。 砂漠ステージに廃墟での銃撃戦 ラストは湖の側の村で仕掛け爆弾とか……但しナイフは怪我するから禁止。
原題:SUPER GRID
直訳すると"凄え格子或いは魚焼き網"になりますが
スラングで "超危険地帯" となるそうな
私が連想したのはアロンアルファだったけど(笑)
カナダ劇場公開作品.
2019年日本DVD販売.
割と長丁場になりそうなGATEシリーズ書く合間に息抜き目的で借りて来た 物凄く頭の悪いD級アクション映画 宣伝じゃ "ワイルドスピード✕MADMAX" でしたが出てくる改造車が軒並み 此れ動くの(汗) となるレベルなスクラップ寸前のシロモノばかりですし撮影ロケ地がカナダメインだった為、法定速度と安全運転遵守 CGは爆発シーンに回すために極力手作りで作り上げた低予算映画となりました。 ちなみに舞台設定上はアメリカ合衆国北部⇒危険地帯突破して80km離れたカナダに入国し云々な為、悪意しか感じない描写が多々有ります。
何か悪意かって……アメリカ人な主人公達も街を支配してる総合商社を経営してる筈の悪役や、特亜系のピトさんもどいつもこいつも 物凄く貧乏臭が漂ってまして伝統衣装身に纏いエンディング=葬儀と野辺送り場面に出てくるインディアンの皆さんよりも微妙に格好悪いのが何ともはや 中盤に出てくる悪役なんて麻袋に穴空けてるの被ったヒッピーだし。 辺り構わず捨てられた車に粗大ごみ 演出で転がって腐りかけてる死体の映像が尚更イラクの戦場かガンゲイルオンラインのステージみたいだなとしか書きようが無いのさね。
パク……もとい類似作品だからカート・ラッセルは出て来ませんが多少は似せたよな? と期待してたんだけど主役ディーク・キャンベルを演じるマーシャル・ウィリアムスはぶっちゃけ役立たず。 実兄で伝説の英雄ジュード・キャンベル役のレオ・ファファードは何処からどう見ても "アラブの自爆テロリスト" にしか見えず坊主刈の頭と中途半端な髭剃り跡の青白さが触ったらチクチクしそうな "保毛尾田保毛男" を彷彿とさせたり 銃撃戦があからさまにサバゲーポイッのは好みが分かれると思いますがストーリーそのものは昔ながらの勧善懲悪でトゥルーエンドだしまあコレはこれで…………とサービス料金で借りたなら納得出来るかも なお劇場料金払えとヤラれたら暴れます お色気要素は皆無です。
では本編あらすじへ メインは楽しい銃撃戦 元々辻褄合わせを最初から諦めてますのでまあ大体こんな感じかなと読み飛ばして頂けりゃ幸いです。
【 20☓☓年 アメリカ合衆国は崩壊した。 特亜に吹っ掛けられた莫大な借金の引き剥がしにより廃棄物処理地域として中共に取り上げられた北部州 其処に投下された或いは埋め立てられた何かにより始まったのは絶え間なく続く地震と龍巻や噴火活動に襲われる日々 元処分場跡地 超危険地帯に住み着いたクソ野郎と呼ばれる異形の無法者達。 そして黒肺病と呼ばれる治療不可能な肺炎の蔓延 発症した者に待ち受けるのは徐々に肺を病み死ぬ運命。 多くの都市は壁を作り感染症を封じ込めようとしたのだが全て失敗 既に9800万人を死に追い遣った肺病は閉鎖都市にも押し寄せていた。 】
★ちなみにクソ野郎は汚染物質で顔が溶けてたり頭が既にイカレてたり或いは見た目普通だけど都市から追放され強盗に商売替えした者等、統制取れておらず多種多様。 彼等も肺病によりバタバタと斃れてますがコロナウイルスじゃ有りません 多分中共が埋めた廃棄物による土壌汚染です。
☆汚染物質或いは大麻で脳細胞欠落させてるのは登場人物のみならず 監督や脚本家もそうですので細かいツッコミは諦めて下さい。 国が滅びて文明崩壊してる筈なのに街には電気 スマホ使えるしメールの遣り取りも簡単 だけど雇い主との連絡は変なGPS機能付き携帯無線機とか……もうね(泣)
お前の金で5分以内にパン買って……もとい2日以内に車を手に入れ指定された場所へ迎え‼ 前の任務でジャッカスに襲われ車と妹=ジェシー・キャンベルを喪い黒肺病に感染。 意識朦朧状態で残り少ない人生をどう生きるか考えながら元兄嫁 "ノース" の店でヤケ酒を煽る主人公 "ディーク・キャンベル" の前に現れ頭の悪い命令と理不尽な暴力を振るうのは ピトさん風の黒のライダースーツな女幹部で中国人の "グァン・イン" や 白豚みたいな風貌のメタボでロシア系"ブレジノフ" を率い現れた街を支配するシノ・ガザム社のフランス系の顎髭社長 "ラザロ"だった。
登場人物みんなこんな感じです。 どいつもこいつも電波だから 真面目な話、酒飲んでグダグダに酔っ払ってないと色々キツイ(苦笑)
何処へ向かい何を見付けて持ち帰るのか誰も分からない仕事を引き受け 車を壊されたのみならず妹を見殺しにしたお前は許さん! 街の英雄で天災発明家な兄 "ジュード・キャンベル" は元嫁の紹介状持ってノコノコ現れた主人公をタコ殴りにして追い出すが……地震が起きて前後の記憶をバッサリ失ったお兄ちゃん 翌日の夜に主人公を呼び出し現妻 "スパナ" と共に内緒で作り上げた装甲自動車を見せびらかし此れで仕事に参加するぞドライバーは俺だとやらかすのだった。
夫婦の自信作だと言う装甲自動車=全身赤錆で触ると崩れそうな鉄板貼り付けただけの廃車寸前のランドローバ(或いはレンジローバかな?)な其れ……エンジンがトリチウム電池 (要するに原子力電池 勿論微妙に放射能が漏れてます) で運転席が何時でも不気味に発光してますし熱いから窓が閉められないそうな(汗)
こんなゲテモノ持ち出したら流石に代車出してくれそうなモノですが "如何にも私が自爆テロやります" な風貌のかなり向こうの世界に行っちゃってるお兄ちゃんに話し掛けるのが怖かったのか 誰も止めようとせず呆気なく外へ 街の外は木1本生えない不毛の砂漠 如何にもCGで付け足した火山噴火や龍巻を背景に何故か綺麗に舗装された道路を安全運転で一直線。 時折地震がくる度に道路が地割れおこして崩れる中、安全運転に法定速度を遵守しつつスーパーグリッドへ侵入。
ガソリンスタンドを改造した検問所ではガスマスク姿のジャッカスが行く手を阻み水を寄越せと要求 だが仕留め損なったディークに気付き腐りかけた死体が砂漠で晒し物にされてる妹をネタに調子こいたチンピラに激昂したジュードが阿呆の頭を容赦無く撃ち抜いた事から銃撃戦に発展。 助手席を狙った奴が脳天を狙撃銃で撃たれた事から正気に戻った2人は慌てて逃走 この辺りを縄張りにしてるジャッカスの追跡部隊が動き出す。 実は正体不明の狙撃手とは、肺炎のみならず発熱症状までおこし前後不覚状態な主人公が頼み込んだジュードの元嫁ノースと 彼女に惚れ込み役に立ちたくて付いてきた店員オウルのコンビだったのだが そこら辺りの記憶をすっかり忘れてたディークはかなり慌てふためく事になった。
まあ途中、惨たらしく乗客ごと焼かれたスクールバスや同じくシノ・ガザム社に雇われ危険地帯で殺された配達員達の成れの果てを目撃し、色々有ったものの追跡して来たジャッカスは皆殺し 自然の猛威もへったくれも無いまま主人公に友好的なバケモノ化してないジャッカスが先住民と自給自足の生活してるブラックウォーター村に到着。 この村で独り黒肺病に立ち向かう先住民の医師でガールフレンドの "イーグル" に運んで来たペットボトル水を渡し一路カナダ国境へ 門を守る別のジャッカスを口八丁手八丁で躱し 4人は巨大な廃車置き場に辿り着いた。
ガスマスクや変な仮面で腐りかけた顔を隠す数十人のジャッカスを オウルが持ってきたドローンのカメラで位置を把握しながら避け 倉庫で拷問され半死半生でぶら下げられた男を助け出そうとした2人は死にかけた男からとんでもない事実を知らされる。 実はラザロの元から逃げ出し捕まった男が持っていたのは黒肺病の特効薬 この薬を量産すれば全てが救われるのに奴等は金儲けしか考えていないらしい 色々有って突入して来たジャッカス達と銃撃戦となり見捨てられた開発者は麻袋のジャッカスに頭撃ち抜かれ即死。
その後手に入れた特効薬を取り返そうと迫るジャッカスと銃撃戦 実は後部ハッチやサンルーフに隠して有る機関銃でかなり色々有ったものの妹の仇のジャッカスをズタズタにした兄弟は 秘密を知られトラック改造したガントラクターとジープで口封じにやって来る総員20名のシノ・ガザム社一行と戦うため門番やってたジャッカスのグループも味方に引き入れ病院が有るブラックウォーター村へ逆戻り ジュードの現妻スパナもスマホで呼び出され村のあちらこちらに仕掛け爆弾を設置。 特効薬は果たして効くのか? 実験台となった主人公の肺病は注射直後に完治したから大丈夫 実はこの薬ある種のキノコだったらしくこの村なら大量栽培も容易いらしい
何かもう書いてる私もあまりのご都合主義にSAN値ガリガリ削られるけどまだまだ続きます。
全くトンチキにも程が有る支離滅裂な細かい展開書いても誰も喜ばないからさっさと纏めると この薬は金持ち専用に開発したからお前等皆殺しなとやらかすラザロ達と村人&ジャッカス連合の銃撃戦は主人公達の勝利。 但し頭がアレなお兄ちゃんはラスボスのラザロのジープとガントラクターをどうにかする為に改造車に積んでいた原子力電池を暴走させトラックに体当り キノコ雲が立ち上る中何故か生きてたお兄ちゃんにトドメ刺そうとライフル片手に調子こいたラザロはずっと対決見守ってたノースの狙撃銃で心臓撃ち抜かれ 死にかけていた筈のお兄ちゃんが隠し持ってた銃で脳天吹き飛ばされサヨウナラ。
なお自爆テロで重症負ったお兄ちゃんも結局死亡 遺体は此処辺りまで古い軽トラック持って来たノースにより村へと運びこまれた。 エピローグは銃撃戦で戦死した村人やジャッカス達を野辺送りにする先住民の歌と踊り お兄ちゃん喪い泣いてる主人公に去来するのは何だかんだと楽しかった最後のドライブの思い出 なんつーか雰囲気も撮影場所も明らかに違うじゃねーかと助走付けて飛び蹴りかましたいんだけど映画は何事も無かったかの様にさっさと終わります。
★ある意味映画本編よりも恐ろしいのが、カナダのイメージブチ壊しな街の風景。 野良犬ならぬ野良鹿が生ゴミ漁り山野に不法投棄された自動車だったものや中国製電化製品に衣類の切れ端 あたしゃてっきりデトロイトかワシントン州で撮影したのかと思ってましたが此れもカナダ……雪が積もれば誤魔化せるからず〜と放置してるらしいです。 20年前から増え出した特亜系移民が撒き散らしているらしいのですが行政は見て見ぬ振り
そりゃあコロナウイルスもインフルエンザも流行る筈だわ。




