表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
902/1232

シャイニング TVムービー版・前編 97年

2019年12/20〜12/21タブレット端末にて執筆し午後脱稿 12/21 夕方17時投稿

書き上がった前半戦投稿致します。

【 面白かったけどクライマックスに至る迄の描写が兎に角くどい(T_T) 91分✕全3話構成の長い長い物語ですし第2話は正直中弛み気味だから其処で挫折した人も多いかも? でもちゃんと"煌めき(シャイニング)"とはどういう能力なのかホテル景観荘(オーバールック)に巣食うモノとは一体何なのかって説明やるならこの程度の時間は必要だったかも知れません。但し個人的にはもっと恐い場面が見たかったかな……ラストの溶ける悪霊?達と父子(おやこ)の愛情が皆んなを救うシーンは満足致しました。 】


★映画版のアレと違い無駄に明るい白亜コロニアル風な屋敷と最後の亡霊の呟きで"フレイバーストーンのフライパン&メイド100人リレーCM"連想しちまってコーヒー思いっ切り吹いた私にホラーは無理だわ(-_-)


原題:THE SHINING

煌めき或いは輝きを意味しますが……啓示が近いかも知れません

アメリカ テレビシリーズ作品全3話構成.

日本では2002年NHK BS放映.

2005年DVD化

但しパッケージデザインがショボイ為あまり出回ってません

原作は御存知スティーブン・キング著 1977年出版.

日本では翻訳版が当初パシフィカ社(上下巻)1978年出版

後に文春文庫より1986年上下巻

再翻訳版が同社より2008年に上下巻で出版されてます



 世間一般じゃ忘年会にXmasと酒飲みには楽しい季節にアルコールで身を持ち崩しホテルに憑いた悪霊紛いなモンに操られ危うく家族を手に掛けるとこだったジャック・トランスの物語 嫌がらせですか? とドン引きされそうですがまあ前回が実質的な続編にあたる"ドクター・スリープ"だったからと言う訳で勘弁して下さいな 敢えて関連作品見てみたくなっただけで他意は有りません。 


因みに私は周りの人間からザル扱いされますが一応酒の回りは早い筈です 何故かどんだけ酔っ払っても受け答えが変化無いらしい……半分寝てるだけなんけど。 ウイスキーをボトルで開けてた父親や最近は医者に怒られるから酒止めて夜明けの珈琲な祖父の血を着実に引いたんだと思います。 煙草同様に所詮嗜好品でしか無い存在に依存した挙げ句に害悪呼ばわり? この物語を改めて取り上げるに辺り何故今の今迄この物語を忌避していたのか……正直完全に忘れてましたが"何もかも酒が悪い"と原作者や登場人物達が其れを目の敵にするのが心底気に食わなかったからだと不意に思い出せたのは幸いでした。"とかく酒は飲んでも呑まれるな"ただそれだけの話です。


動画サイトで偶々爆笑物な"お手手パタパタさせて浮いてるトニー=ダニーの脳内(イマジナリー)フレンズ"を見てしまい、ならば原作者が蛇蝎の如く嫌うキューブリック版から見てみようとレンタル店回りましたが軒並み1週間貸し出し中。 とあるマニアックな品揃えの店で漸くドラマシリーズ版を確保 原作者全面監修、DVD実質3枚組(一応第1話〜2話は両面タイプの2枚組)な内容で見るのに覚悟が必要な長丁場となりました。 まあ頑張って見たけどね。 流石に第2話=ジャック・トランスが、徐々に自らの心の闇が生み出したホテルに巣食う"とても良くないモノ"に魅入られてゆく描写は精神的に色々来る物が有りまくりだったから早送り気味で鑑賞しました。 失業の惨めさや不安感と扶養家族を食わせないといけないと自身を追い詰めた経験が有る人間なら、あの誘惑だけは耐えられないと思います。


オーディオコメンタリーでも敢えて触れてませんでしたがアレは果たして本当にホテルに巣食う悪霊だったのか?私は"そう見えただけの存在だと"思うのですがどうでしょう? それなら通いの従業員達や不祥事隠蔽に関わった"スチュアート・アルマン支配人"が真っ先に犠牲となった筈です。ではそろそろあらすじに入ります。



【 ジャック・トランスが酒に依存する様になったのは自覚無き能力の残滓 元々想像力過多で望んでも居ない現象を引き起こすその呪いを"もしかしたら自身の其れよりも遥かに危険な能力(シャイニング)を息子ダニエル・アントニー・トランス"が受け継いだかも知れないという恐れだった。 父親譲りの癇癪(かんしゃく)持ちも"ダニーボーイ"に着実に受け継がれているかも知れない。 息子が時折起こす癲癇(てんかん)発作に対する不安も彼を追い込む原因となる……そしてホテル景観荘(オーバールック)で起きた怪奇現象の最後の1押しとなったのは居丈高なアルマン支配人の余計な一言だったとも言えるだろう。 】


☆アルコールや薬物依存よりも恐ろしいのはあの国ならではのパワハラや虐めです。 特に組合や互助会が作れない職場……教師や行政迄含むサービス業に公務員は単に"こいつ気に入らない"なんて理由でクビになります。 そういう所は同時に雇用保険や失業手当も無いから報復で銃を手にする人が絶えない訳です。 "キャリー2"でも書いたけど虐めやパワハラによる自殺はキリスト教的価値観により統計すら取られていません。 何処までも綺麗事が大好きな1神教にしてみたら精神的弱者は格好の標的で有り、だからロビン・ウィリアムズは自殺したんです。


★ジャック⇒日本語吹替版は大塚明夫(買物もとい征服王イスカンダル)が担当してる為にオリジナル版より異様に安心感が有ります。 其れが果たして吉となったか凶となったかはお客様が実際見聞きし判断下さいな。


☆予算の都合で時代設定は90年代風…但し携帯やパソコンにワープロは存在してない事になってます。お約束という事で流してください。



「大統領や著名人が泊まりに来るような歴史有るホテルにはネズミとスキャンダルがつきものだ。」 


 そうボヤきながら施設管理の説明を行う"ピート・ワトソン主任"からは遂に幽霊の話は出る事が無かった。 不祥事(スキャンダル)で片付けられる案件の中には表沙汰にし辛い自殺や殺人事件も有った筈なのに "まるで其れを口にすると殺されると恐れているかの様に" アルコール依存症が発覚し、その直後に逆恨みから問題行動を起こした学生を衆人環視の状況下手酷く折檻した事を理由にバーモント高校の教師をクビになったばかりの"ジャック・トランス"が再就職先として紹介されたのは断酒協会を運営する恩人"アル・ショックリー"が理事を務める歴史有るホテルのオフシーズン限定の住み込み管理人。


1909年に創業 第二次大戦後海外で富を得た二代目オーナー"ホレス・ダーヴェント"が買い取り、スウィートルームから夏場のロッキー山脈を一望出来る恵まれた環境から景観荘(オーバールック)と名付けられたホテルが営業出来るのは僅か数ヶ月。 10月には休業期間に入り豪雪に覆われる11月〜翌年4月下旬辺りまで交通手段が失われ電話線すら毎年切れる此処の命綱は創業時から動き続ける年代物のスチームボイラーを動力源とした自家発電と緊急無線のみ……勿論衛星携帯電話なんて何処にも存在しなかった時代です。 


とある不祥事が原因でダーヴェントが放逐されカリフォルニアで野垂れ死んだ後、長年廃墟同然だったこのホテルが再びリニュアルオープンしたのは1975年から 以降嫌われ者だが極めて有能な支配人スチュアート・アルマンにより効率優先で経営される事になった此処は表向きはかつての繁栄を取り戻したかの様な賑わいを見せていた。 とは言えリニュアル直後にマーシ夫人が愛人に逃げられとある理由……創業当時従業員を巻き込んだ殺人事件が有った……で封印され誰も立ち寄らない217号室の風呂場で手首を切り後日腐乱死体で見付かり 前任者グレディ管理人は(ジャック)が面接に来る半年前に錯乱状態となり地下室でショットガンを使い自身の顎から上を吹き飛ばしたのだが表沙汰にならなかったのは支配人のコネだったらしい。 


✳合衆国での拳銃自殺は交通事故や癌よりもありふれた最後です。


誰も居ない筈の地下室で勝手に動き出すドアや灯り 新しい管理人となる事が内定している主人公にだけ聞こえるうめき声や悲鳴 クビにするつもり満々なアルマン支配人の不毛な嫌味とは無関係に乗馬やデンバークロッケー(ゲートボール)を楽しむ宿泊者を映し出し物語は大陸中心部コロラド州デンバー郊外の山間部から2500キロ以上離れた合衆国東北端のバーモント州へと舞台を移す。



 意識を飛ばしジャックの葛藤や支配人の悪意等々全てを視ていた息子"ダニー・トランス"から 「父さんは面接を無事にパスしたよ。」 と聞かされた妻"ウィニフレッド(ウェンディ)トランス"は胸をなでおろす。 学校に居る同級生達の交流の最中にすら時折彼等の未来や見てはいけないモノを見てしまい癲癇(てんかん)発作を引き起こす息子ダニー 貯まり続けるストレスから中々酒を断ち切れないでいた夫ジャックの再就職と家族の再出発を祝し夫が隠していたジャック・ダニエル(バーボンウイスキー)をラッパ飲みする彼女(ウェンディ)とは対象的にダニーは脳内友達(イマジナリーフレンド)のトニーを通し恐ろしい未来をフラッシュバックさせ独り苦しみながらも父の帰りを待ち続けていた。 コレは病気なんだ見てしまった未来は必ずしも当たる訳じゃ無いんだと自身を無理矢理納得させる彼を他所に家に戻って来たジャックとウェンディは喜びを爆発させていた。


8月8日 時代遅れのフォルクスワーゲンによる2500km=半月以上にも及ぶ自動車旅行によりトランス1家は漸くデンバー郊外の山間部へ到着。 標高は既に1600mを越えた此処じゃドイツ車も既に青色吐息 背後に並んだバカデカイRV車に煽られたり無理矢理追い越されながらも漸く景観荘(オーバールック)へ到着。 既にオフシーズンとなり多くの宿泊客や従業員達が此処を離れ、家族の到着を待ち受けていたのは管理主任のピート・ワトソンとその盟友でキッチンを取り仕切る黒人料理長"リチャード(ディック)ハロラン"の2人だけ、ダニー同様 能力持ち(シャイニング)のディックは自らの能力を上手く使いこなせないでいる少年(ダニー)に迫る不吉な未来を幻視しマイアミへの出発時間を少々削ってでも能力の使い方。 見た目は恐ろしいが注目し力を与えなければ無害な存在でしか無い羽虫の様な存在への対処方法を伝授する。


だが既に"念話が使えず"能力が消えかかっており迂闊にアドバイスしたら藪蛇になりそうなジャックにはホテルの闇に近付くなとは警告出来なかった。 何か起きたら直ぐに私を呼びなさい……後ろ髪を引かれる思いで愛車ベッシー(50年代のプリムス)を駆りオフシーズンの職場=シーフードレストランへと向かう"ディック"と母子の交流は此処から20年近く続く事になるのだが……まあその辺りは続編で(笑)


10月20日 最初の給料をはたいたピックアップトラックに乗り(ウェンディ)息子(ダニー)が麓の街サイドワインダーへ野菜や細かな日用品を揃える溜めにお出掛け、ジャックは管理主任(ワトソン)から頼まれていた屋根の修理。 隙間に巣を作り潜んでいたスズメバチに閉口したジャックは殺虫剤を探し離れの納屋へ……其処に仕舞われていたクロッケーハンマーについふらふらと引き寄せられるが我に返り慌てて外へ、見てはいけないモノに纏わり付かれ癲癇発作を起こす息子と独りになると聞こえる此処の本当の支配人にならないかという正体不明の囁き声に徐々に不安定となる主人公。 ダニーの前に度々姿を現し迫る危機を警告するトニー 立ち入り禁止の筈の217号室の鍵穴やドアの下から漏れる灯り 施錠された完全防音のパーティールームで深夜動き出すレコードプレーヤーと何者かの影 幸せを掴んだ筈のトランス家に迫る危機を不気味に演出し第1話は終わる。



そういや投稿した後思い出しましたがオーストラリアでタバコ平均3700円まで値上げ〜2020年迄に4400円まで上げる代わりに大麻&マリファナの所持や服用許可、挙げ句の果てに2株までなら栽培もOKするよとやらかしたら南北朝鮮&中共からのタバコ密輸が激増してるそーですね(黒い笑い) 次はウイスキーやビールかな?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ