決別の街 96年
2024年5/22〜5/23 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 良作なんだろうけどぶっちゃけ異教徒としてユダヤ人より虐げられてるイタリア系移民とその末裔の窮状 彼の国で人種や宗派毎に結成されるマフィアの事情知らないと物語の面白さが伝わらない不親切設定 多分楽しめるのはアラフォー以上かな
何で"回転木馬"なのか? アンセルモやパパスが登場人物の台詞や歌も諳んじられる程なのは何故? 此れ投稿した後、偶々GEOで当該作品レンタル出来たので漸く意味が……あらすじ手直ししときます
【 清廉潔白な政治家なんて要らない 本来世界は競争社会で全ての住民が必ずしも成功する訳じゃ無いから為政者はなるべく取りこぼしが居なくなる様に清濁併せ呑む度量と判断が要求される だが其れを行使する者が人で有る以上、必ず判断ミスが発生するリスクをどうやり過ごす? こと多民族国家な所は普通に人死に出て来るし自治体の長って意外と貧乏籤なのかも? 多分今の愚民化政策進んだ合衆国なら絶対映像化しないそんな物語 】
★たった四半世紀前の作品なんだけどな メタボ黒人ブスがヒロイン役な"ロミオとジュリエット"が製作されるディストピア以下な環境じゃこんな映画はもう作れない
原題:CITY HALL
市庁舎
アメリカ 劇場公開作品
同年日本 劇場公開
❖脚本家ケン・リッパー著作の翻訳ノベライズ版は
1996年二見書房ザ・ミステリーコレクションにて文庫化
令和6年5月22日 沖縄は昨日から梅雨入り、延々2日間降り続く雨よりも厄介なのは雨量が弱まったタイミングで夜に網戸食い破り入り込もうとする羽化したシロアリの群れ 殺虫剤でも中々斃せずあまりに鬱陶しかったからバーナーで撃退したら網戸に穴が………………この天気じゃわざわざ買出しにも行く気になれないのでクラフトテープで応急処置したけど何かムカツク 後、家の通い野良猫軍団及び家猫コンビがあまりにも強面過ぎるので怖いからと道向かいの墓場に住み着いたチビ猫が心配です 御飯はお強請りしに来るのでいっそのこと拉致監禁という形で無理矢理保護するか? ぶっちゃけ死なれでもしたら後味悪過ぎるし多分メスだから飼猫として面倒見る代わりに去勢手術もやらないと後で大変な事になる
PVは相変わらずやる気削がれる低空飛行続いてます ついでに運営の都合だから仕方無いとは言え胡散臭い投資話やら宝くじで大儲け云々なWEB広告も増税クソメガネの詐欺師笑いとリンクするから尚更テンション下りまくり あんな広告垂れ流されるぐらいならFANZAのエロ動画の方が遥かに健全だよど畜生 今回こんな作品取り上げようと思ったのはあくまでも対岸の火事でしか有りませんが清廉潔白が売りのアフリカ系=エリック・アダムス現ニューヨーク市長による不法移民受け入れとカリフォルニア同様に犯罪者の野放し政策進めた結果、マフィアが自警団やってる本末転倒なマンハッタンの悲惨な現象を丸めた針で突っつきたくなったのと 最早アレが日本国総理大臣なんて名乗る事にすら腹立つ増税クソメガネが進めようとしている海外……特に中華人民共和国からの移民推進に吐き気すら抱いてるので
とはいえ其れすらも辺境に住んでる此地の立場じゃ同じく対岸の火事でしか無い訳だけどな 此れで国が滅びたら笑うに笑えん 実際ドイツ連邦共和国が圧倒的多数のそもそも働く気皆無な不法難民を食わせる為に自国民増税で虐め抜いてる現状見てると尚更ね 能登半島の復旧作業後回しでパーティー券がどうのこうのとか再エネルギーにLGBTQの問題優先してるのも許せない 自民党も公明党は勿論、立憲共産もとい民主党や共産党もくたばっちまえ 外出出来ないのでこちとらいい加減鬱屈溜まり捲りなんだよ
【 欲は正義だなんて成果主義だけじゃ世の中は回らない 1983年から85年まで当時最悪の治安状況と司法や警察の腐敗に立ち向かったエド・コッチ市長の補佐務めたケン・リッパーが映像脚本家に転身し書いたのがこの物語 とはいえ物語のベースにしたのは世界大恐慌により著しくモラルが腐り果てた30年代のニューヨークを現代に差し替えたある種の御伽噺 あくまでも娯楽映画として割り切って下さいな ちなみに吹替版は野沢那智さんや小林清志さん筆頭に今では再現不可能なイケボ揃えてます ぶっちゃけあらすじ云々よりもそっち目当てですよ私の場合 】
★この作品取り上げたもう1つの理由が与党も野党も候補者軒並み胡散臭い輩ばかりな県議会議員選挙の真っ只中だから せめてまともな輩を選びたいモノだと無いものねだりをしつつこんな物語を
本編あらすじ書く前に正直な感想ぶちまけさせて貰いますが 私は常に上昇嗜好で居丈高なこの物語の主人公ケヴィン・カルフーン市長補佐官みたいなタイプが心の底から大嫌いです(笑) 最初の悲劇はともかくちゃんとアル・パチーノ演じるジョン・パパス市長と胸筋割って話し合い起きてしまった惨劇をどう食い止めるのか相談すれば無駄で無意味な死は量産されなかった この物語は無能な働き者の癖に何処までも小賢しいアホウが暴走した結果何が起こるのか 其れをフィクション形式で再現してみたモノだと言えるかも 何故かイメージ被るのが先日広島県安芸高田の市長職を終えた後は東京都知事に立候補するらしいキレキャラ石丸伸二なる輩 動画サイトで偶々見た彼より居丈高なマスゴミを口頭で追い詰めボコボコにするのは愉快痛快だったけど自治体の長としての取り纏め役としては尖り過ぎ
でももし緑のオバハン追い落としたら面白いだろうな 青島幸男都知事の頃みたいに都政が滅茶苦茶になりそうだけど
1994年9月下旬金曜日、その日は珍しく豪雨が降り注ぐマンハッタン島の朝 クリントン大統領政権下の民主党を追い落としに掛かる共和党の躍進が話題となった史実におけるアメリカ合衆国上下両議院中間選挙が11月に控えたその年 バリバリの保守派で市長職の任期終え次は共和党上院議員、果てはイタリア系初の大統領を目指す現ニューヨーク市長ジョン・パパスの東京都知事をゲストに招いてのスピーチは切れ味を増している 同じ頃ブロードウェイではNY市警強行班に属するエディ・サントス巡査部長がとある理由から相棒を伴わず防弾チョッキも付けないまま内通者ヴィニー・ザパティを介して釈放されて間もない彼の従兄弟で麻薬ディラーのティノ・ザパティに接触を図ろうとしていた だが巡査部長に声掛けられたティノはいきなり拳銃を発砲 満身創痍のサントスの反撃でティノも射殺されるも断末魔の容疑者は乱射を続けその一発が偶々近くを通り掛かった6歳の黒人少年に命中 巡査部長は搬送先の病棟で死亡確認され犠牲者は3名となる
表向き単独で麻薬密売人と接触図った不可解な経緯からNY市警内部監査班は殉職したラティーノに疑念抱き未亡人と2人の子供が本来受取るべき見舞金を出し渋る マスコミの論調も結果的に黒人少年巻き添えに殉職した巡査部長や温情判決により凶悪犯を野放しにしたウォルター・スターン判事に批判的 ニュースを見聞きし南米系マフィア=ポール・ザパティが甘やかしてた甥っ子の迎えた最後と普段なら気にもしない黒人少年の被害者や巡査部長の死に動揺隠さない上司にふと疑念抱いた主人公ケヴィン・カルフーン市長補佐官の背中を押したのは、殉職警官財団弁護士メアリーベス・コーガンに懸想した事から だが其れは臆病で攻撃的だった甥が仕出かした不祥事に心痛めつつも穏便に事態収拾に奔走するマフィア首領を逆撫でし ブルックリンに支持基盤持つ市長とはライバルで親友でも有る民主党政治家フランク・アルセルモ そして3人の犠牲者を出した偶発的な事故に心痛めるジョン・パパス市長を破滅させる行為に繋がった
故エディ・サントス巡査部長が相棒で上司の黒人警部補なおざりに挙げようとしていたのは、今度こそ甥を更生させるからとマフィア首領の懇願に屈したウォルター・スターン判事 マフィア首領として親族を沈黙の誓いで縛る叔父を嫌い巡査部長の協力者となっていたもう1人の甥ヴィニー・ザパティの迷走 退官後は僅かな年金に頼る貧困生活が待っているラリー・シュワルツ監察主任も多額の報酬に屈する形で本来10年から20年の懲役が確実だった売人の減刑捏造に加担 アルセルモを激昂させマフィアに監視されている事に気付かず弁護士と共にヴィニーを証言者になる様強要 監察主任を追い詰め隠蔽していた本当の資料を提供させようとしたカルフーン補佐官が原因でヴィニーもシュワルツも殺される 何もかも此れは正義のためだ 結局口封じに加担していたアルセルモは自身と同じイタリア系の貧困層を経済的にも物理的にも弱肉強食のルールから庇護していたマフィアとの関わりを理由に家族を司直に蹂躙させる訳にはいかないと拳銃自殺
盟友の自殺で心折れたスターン判事を問い詰め、事実上の育ての親だったパパス市長もマフィアと関わっている真相に辿り着き政界から引退に追い込んだ主人公は市長補佐官を辞任 パパス市長の後継者として市会議員に立候補するも所詮出自はルイジアナ州の余所者、しかも安っぽい正義感から敵対者を陥れ破滅させて来た異教徒のカルフーン市議会議員候補を支持する層はほんの1握り だが落選し単なる無職となった主人公は政界進出の夢を失ってはいないと当人のモノローグで語られるオチでこの物語はエンドロールを迎える 多くの庇護者を失い甥まで手に掛けざる終えなかった事で恨み骨髄なマフィア首領ポール・ザパティの存在は勿論自己評価が滅茶苦茶高いが故に未だ独身で友人すら居ない主人公の眼中に無い
❖カトリックで異教徒なイタリア移民やスペイン系に融資したりローン組んでくれる銀行なんてアメリカ合衆国には存在してません 彼の国でやたら政治家支援の目的でパーティー開催されたりするのは勿論政党助成金すら支給されない為 だから大金はたいてロビイスト活動してる自動車メーカーや銃器メーカーに頭上がらないなんてアレな実情が有ります 自分で商売し稼いだ資金で上院議員となり果ては大統領にまで登り詰めたドナルド・トランプは例外中の例外と言えます
❖アメリカ合衆国で上下両院議員や大統領を目指すにあたりハンディキャップとなるのが人種で有りプロテスタントか否か 勿論ヒンズー教徒やイスラム原理主義は論外となるし南米出身者が大統領になる可能性も有り得ない だからイタリア系も南米系もそうだしカトリック系が圧倒的にアメリカじゃ多い本作主人公も同胞なアイルランド人も中々政界進出の機会は貰えないし見えない差別と戦う為にマフィアに頼る この辺りの裏話知ってると見方変わる作品なんだけど……まぁ日本人にはついていけない価値観だよな(苦笑) ぶっちゃけ会話劇で分からせる物語だから吹替版無けりゃ絶対見なかった 字幕で追っても英語ネイティブに判別出来ないと人種訛りに気付かない




