ゼロの激震 16年
2019年12/16〜12/17タブレット端末にて執筆し脱稿 同日午後割込投稿
【 二酸化炭素排出削減とエネルギー問題を解決する為、技術の粋を極めた筈の地熱発電設備や温暖化ガス封じ込め計画がちょっとばかし利益優先と効率主義を企んだ馬鹿者達のせいで関東地域壊滅の大惨事に……となる展開ですが得意分野(本業は建設業)に変なスイッチが入った原作者の暴走(専門用語羅列しても部外者には解りません(苦笑))を編集部が制御出来なかったらしく大風呂敷広げた割にオチがなぁ……となる"日本しかも関東地域限定のジオストーム"な物語でした。 出版急がずストーリーをどう面白く分かりやすくするか煮詰めていればねぇ。 】
★そもそもCO²=二酸化炭素増大が地球温暖化の原因とはほぼ無関係……寧ろ汚染物質流しまくる特亜とインドが問題だと判明した以上、映像化すら不可能になりそうです(._.)
☆祝・COP25締結失敗記念(笑) 外では抗議デモやらかし会議室では無駄飯喰らい共が誰が悪いのか何て無駄な議論してないで先日麻薬密売組織(あくまでも推測ですがその可能性が高い)に暗殺された中村哲医師みたいに漂着ゴミ拾ったり木を植える地道な作業やらせた方が有意義だと思うのは間違ってますか? 本当に無駄な日々でした。
英題:ZERO-NO-GEKISHIN
日本ポリティカル・フィクション小説.
安生 正 著.
宝島社出版.
文庫版は2017年出版.
まずは"特亜勢力の為の公共放送"以外、何処も取り上げ様としない明るい話題から書いときますかね。 アメリカが逃げ残された自称先進国による "何はともあれ日本が悪い。お金出せ技術寄越せついでに棄民受け入れろ" 目的でなし崩しに開催されたCOP25とやらはEUが炭素税名目で日本やアメリカ商品に関税掛けるのに拘った末に大失敗の形で閉幕致しました(爆笑) そもそも黒幕の中共がアメリカ相手に虚しい経済戦争やらかし会議を半ばボイコット。 フランス・ドイツと共に反日の急先鋒を担う筈だったオースコリアが自然保護NGOに言われるが儘に森林管理を放置した結果"大火災"となり 面子に拘ったブラジルがアマゾン流域の森林火災や乱伐を放置した挙げ句、世界中から袋叩きとグダグダな状況下でコイツ等会議室で何シコシコやってるのさと嘲笑われた末にこうなった訳ですが……結局何をやりたかったんでしょうね?
日本の代表者があの小泉ちゃんだった為、皮肉も空回りしてますが(苦笑)
私個人はせいぜいゴミを海や川や山に棄てるなとか庭で植物を育てようなんて程度の温暖化対策を全員で守ればどうにかなるじゃんと思うのですが、目に見える成果か引退後の利権が欲しい官僚の皆様や従業員を奴隷扱いし、機械的にお金を集めたいモラル皆無な企業経営者の皆様はそうは考え無い様です。 日本ですらも再生可能エネルギー開発と温暖化対策費で累計5000億近い税金動いてますしね。 せめてコレの半分でも国内の森林管理や災害対策に回せれば世の中もうちょっと良くなる筈なんですが……今や消費税増税の口実にしてるんだもんなぁ やれモリカケだとか桜見る会がどうこうと騒ぎ立てるゴミは論外で御座います。 大体領空侵犯のスクランブル費用なんて1回毎に1000万近く吹っ飛ぶんだぞ、いっその事警告抜きでミサイル使い撃ち落とした方が安く付くのに(怒)
今回紹介するこの作品はゼロシリーズの3作目。謎の病原体?それよりも遥かに恐ろしい民主党政権の無為無策振りを再現した1作目、半島のテロリスト使い潰して行われた特亜の悪趣味満載な威力偵察描いた2作目同様、登場人物を一新して描かれたのは効率を優先し職人達を使い棄てにして来た恥知らずなゼネコンのホワイトカラーがやらかした前代未聞の大惨事。 もっとも大風呂敷広げた割にお笑いもお色気も癒やしすらも存在しないオッサン祭りな物語となってしまいました(呆) まあちょっとしたミスで落盤とか鉄砲水で吹き飛ばされ遺体も回収出来ないトンネル屋の世界にヒロイン枠なんてある筈も無いんだけどな "プロジェクトX"か"黒部の太陽"な世界で御座います。
物語の展開もノリと勢いとオッサン達の怒号と掴み合いで展開してゆく……しかも今回はトンネル屋や土木工事関係者しか理解出来ない専門用語や知識が総浚え、生憎と文系でサービス業上がりの私には付いて行けない展開が次々とやって来るから途中どーにかこんな本読まなかった事にして別の物語をネタにしようかと悩んだ事か……まあ今回はそんな理由で短めになるのかも知れません。ではさっさと始めますかね。例によって独自解釈の不真面目モードです 土木工事やトンネル掘削に詳しく方がいらっしゃいましたら突っ込み宜しく御願い致します。
【 浦安沖へ人工島を建設し述べ15年以上に渡る直径50kmに及ぶ掘削作業の末に手に入れた其れは地球のマントルエネルギーそのものを炉心とした原発20個分の無公害温暖化ガスゼロの巨大発電。 2020年に完成した"バベルシステム"は資源の無いこの国に永遠の繁栄を約束させる筈だった。 だがその僅か数ヶ月後、日本は15万人を超える犠牲者と数百万人の重軽傷者4000万人を超える被災者を生み出し関東全域が灰燼に伏し何もかも失う事になる。 其れは現場技術者不在で行われた利益優先の設計変更が引き起こす前代未聞の大惨事だった。 】
★2019年の段階で関東地域には4350万人もの人々が居住してます。15万人という犠牲は少なく感じるでしょうがその数十倍の重軽傷者と4000万を超える避難民が発生した日には医療サービスどころか何もかもアウトとなります。 南海トラフ地震のリスクが高まる今、リスク分散を考えないと禄な事になりません。
物語は惨劇の9年前に遡る。日本政府と民間の合弁会社・JPS=太平洋建設が取り組んだのは東京湾 千葉県浦安沖に建設された巨大人工島から3つのプレートをくり抜き地球内部のマントル層へ伸ばす深さ50kmにも渡る立坑掘削。 現場経験20年=40歳にして代理人を任される事になった"木龍純一"にとっても前代未聞の挑戦となるその事業は困難とトラブルの連続だった。作業効率とスケジュールに固執する上層部と安全性や堅実さを重視する現場サイドの対立はある日致命的なヒューマンエラーを引き起こす。 突然発生した鉄砲水により部下を失った木龍は全ての責任を取らされる形で現場を去る事になる。事故を契機にPTSDの症状に苦しめられた主人公に耐えられず家族は離れてゆき孤独な闘病生活を続ける彼が再び表舞台に担ぎ出されたのは"バベルシステム"が運用を始めてから数日後の事。
関東地域で度重なる火山性地震。 6/26:栃木県金精峠では大規模な土砂崩れが発生しトンネルに向かう車列が呑み込まれ、7/15:群馬県上毛高原 日光市足尾町は突然発生した硫化水素ガスにより住民3000名と現場救援に駆け付けたヘリ搭乗員達が鏖となった。 事件の数日後、学生時代の恩師東都大学"氏次教授"に懇願され自称鉱山石油関係の実業家を名乗る"奥立隆弘"の半ば強引なスカウトを受ける形で氏次教授共々 武藤内閣危機管理官により極秘理に設立された政府の緊急対策チームに合流した主人公は日本を起点とした地球滅亡の可能性すら考えられる危機の対処に奔走する事になる。
8/4:群馬県 富岡市を壊滅に追い込んだのは突如発生した火砕流。 8/24:関東北部の榛名山や赤城山で次々と有毒ガスが噴出し遂に避難勧告が発動。だが次は何処で災害が起きるのか? 誰にも予想が付かない状況は続いていた。 緊急対策チームを任される事になった主人公の発案で秩父鉱山に人工的なマグマの抜け道を作る案が了承され元部下のJPSの達富技術主任を筆頭に多くのスペシャリストが極秘里に集められ立坑掘削に挑むもマグマの侵攻は予想外に早く多数の犠牲者を生み出してしまう。 10/14遂に埼玉県西部が壊滅した……噴き上がる溶岩泥流と衝撃波そして大規模な火砕流により僅か数刻で10万2千人が死亡又は行方不明。
原因は間違い無く"バベルシステム"だ。 工事が中断した2年間に一体何が起きシステムにどの様な変更が成されたのか、JPSへ駆け込んだ主人公の前に立ち塞がったのは火山性地震発生以降に何もかも分からないし説明も受けられないまま役員権限を取り上げられた因縁の上司、香月副社長。 縦板に水の様な対応で主人公を追い返した彼は部下の自殺と自身の知らない部署に隠蔽されていた極秘資料に驚愕し社長と直談判。 JPSが隠蔽していた重大なシステムの欠陥を知り公表する様促すが彼等は全てを政府と香月のミスとして処理する手筈を整えていた。 絶望した彼は、この後に及んでも関東を離れようとしない被災者達やフリージャーナリストの篠塚と接触。危機的状況を隠蔽する政府への抵抗を続けるがそれは混乱に拍車を掛ける結果となってしまった。
✳発電の際発生する大量の二酸化炭素の地中保管が何故マグマ活性化に繋がるのか云々については専門用語駆使して説明してますが……頭が宜しくない私にはチンプンカンプンで御座いました。 よってこの辺りの描写は適当ですが勘弁を、もっと勉強してから再チャレンジします。
日本を……いや最悪の場合現在の文明を破滅させかねない危機を止める為に関東地域やバベルシステムを犠牲にして食い止める。 脱出する政府機能を余所に緊急対策本部が壊滅する迄指揮を続行する事を決意した武藤管理官や氏次教授のバックアップを受けながらかつて部下を失った因縁の立坑に舞い戻った主人公と元上司川口のおやっさんの命を賭した爆破解体により人工島は標高4000mを越える活火山島に生まれ変わり関東地域は消滅した。 生き残った技術者達や政府首脳陣の長い戦いがコレから始まる。
ネットで今作の感想閲覧してたらやたら"日本沈没"と比較しててちょっと笑いました。 そういや来年アニメ化予定らしいですね。 思わずタイミングが尽く合わず未読のままだった"第二部"読んでます。




