エイリアン3 92年
2020年12/10〜12/12タブレット端末にて執筆し脱稿 即日割込み投稿
【 26歳の新人監督をアゴで使うプロデューサの迷走で二転三転 興行的には大成功したそうですが主人公の自己犠牲で世界は救われたなんてオチはどう言いくるめられても好きになれません。 何にせよ前作で撒いた伏線を軒並み無かった事にしてしまったのと、ストーリー決まって無いから行き当たりばったりな展開となってしまった娯楽作品としては失敗作 登場人物が殆ど全員丸刈り頭&むさ苦しい野郎ばっかりだから判別付かないし華が無い(溜め息) 】
★9月中に感想纏める積りだったけど 鬱展開知ってるだけに全く見る気がしなかったそんな作品 でも続き出ちまったんだよな。
原題:ALIEN³
此れで異邦人・異性体・宇宙人と読むそうな
アメリカ劇場公開作品
同年 日本劇場公開
ノベライズ版 アラン・ディン・フォスター著
角川文庫より同年出版
ウイリアム・ギブソン著 原案版は
2019年にコミカライズ化
2020年12月10日 此処の所雨続きで気圧が下がり血圧下げる薬の副作用かも知れませんが眠気と倦怠感が酷いです。 バイクじゃずぶ濡れだから傘を片手に歩いて定期検診 インフルエンザワクチンが品切れ状態だとかで待合室はガラガラ 久し振りに待たずに問診終える事になったからついでに食パンとか犬用ジャーキー買って帰ろうかと開店前のスーパーに立ち寄ったら 近所の民泊に滞在し半島語話す如何にも柄の悪い皆様が待機中 どうもターゲットはネスレの胚芽飲料だったらしく危うく突き飛ばされそうになりました。 多分転売目的かな 別段慌てなくとも沖縄の場合は輸入品含めて在庫其れなりに有るのに何故喧嘩腰 (しかも胚芽飲料はミロだけじゃ無いしヨーロッパや東欧製の方が量が多かったりする場合も有る) 品物抱え周囲を露骨に睨む阿呆に少しばかり閉口する羽目になりました。
高々Twitterみたいな出所不明なSNSに踊らされ、メルカリ転売であぶく銭なんてしみったれたDQN見てると心底情けなくなります 以前そっち系の広告代理店が反社会的勢力と組んで流行らせようとしたタピオカミルクティーとか、よりにもよって半島が元祖だと宣伝してたハニーバター(勿論アメリカ原産) その気になればメーカー品より美味しいく安価なモノが作れるのにブランドにおんぶに抱っこなんて恥ずかしく無いのかね 本編とは無関係に見える内容から始まりましたが私がこの作品に抱いた感情を思いっ切り遠回しに表現するとこんな感じです(苦笑)
私がシリーズ3作目の此れを未だに好きになれないのは、登場人物に華が無いからだけでは有りません ある意味エイリアンよりも悍しい多国籍企業ウェイランド・ユタニ社の陰謀に抵抗続けた末に主人公が最後に選んだ方法が心底ムカついたから ホラー映画としては正しい終わり方だったのかも知れませんが 前作前々作の其れを単なる時間稼ぎの茶番に仕立て上げたプロデューサーと監督始め製作スタッフの罪は果てしなく重いと書いときます。
【 本来ならヒックス.ニュート.ビショップがリプリーと共にエイリアンに戦いを挑む展開になる筈だった物語が……どうしてこうなった? その辺りの詳しい事情は様々な映画のムック本等で詳しく紹介されてますので敢えて此処には書かないで置きますが 行き当たりばったりと言うか脚本すら無い状態で始まった其れは何故か宗教じみた物語へと変貌遂げました 続きが有る前提ならウイリアム・ギブソン案が普通に妥当だったのかも知れません。 】
★前作から早6年 ニュートことレベッカ・ジョーダンが退場せざる終えなかった理由は勿論子役務めるのが無理だったから 子供同士〜大人になっても陰湿な虐めが蔓延してるアメリカの場合、業界に長居しても禄な未来無いしね。
西暦2270年、植民地惑星LV426の唯一の生存者ニュートことレベッカ・ジョーダン 植民地海兵隊の生き残りドゥエイン・ヒックス伍長とエレン・ルイーズ・リプリー中尉 オブザーバーで参加したアンドロイドのビショップを乗せた兵員輸送船スラコ号は地球圏へ戻る途中で想定外のトラブルにより乗員を緊急射出 コールドスリープ状態の主人公達を乗せた脱出艇は偶々近くに有った有人惑星とは名ばかりな ウェイランド・ユタニ社が経営する企業刑務所フィオリーナ161へ降下するが "想定外の生物"がばら撒いた強酸によりオートパイロット機能を失った事で海岸部へ不時着 偶々墜落事故を目撃した囚人達に助け出されたのはリプリーだけだった。
例え釈放されても居場所が無い25人の囚人と2人の管理者+犬のスパイクが暮らす怒りの愛称を持つこの星に救援隊が到着するのは早くとも1週間後 日没後数十時間はマイナス40度の地吹雪が地表を吹き荒れるこの刑務所は元工場施設 まるで何者かに操られているみたいだ……事故の後遺症なのか時折記憶が欠落している主人公は不可解な行動を繰り返し 厳格な宗教洗脳により辛うじて秩序を保っていた囚人達を振り回す 既に刑期を終えていたものの自責の念に駆られ此処で余生を送る覚悟を決めていたジョナサン・クレメンス元医師との疑似恋愛 脱出艇の中に潜んでいたバケモノの証拠を隠滅するため動き回る主人公の根回しにより、レベッカとヒックス伍長の遺体は溶鉱炉で跡形も無く溶かされ スクラップ置き場から回収され再起動したビショップのデータも入念に抹消された。
最初の犠牲者となったのはトーマス・マーフィーの愛犬スパイク 血痕を残し姿を眩ませた愛犬を探していた飼い主は待ち伏せていたバケモノに酸を浴びせられ換気扇に巻き込まれ挽き肉に ハロルド・アンドリュース所長や85ことフランシス・アーロン副所長と共に現場検証に立ち会ったクレメンス医師は強酸により溶かされた壁に疑念を抱くが事故死と言う形で処理される。 次いで襲われたのは事故現場の清掃を任されたウォルター・ゴリックとエドワード・ホッグスにレオナルド・ディロン 恐竜みたいな奴に襲われた……血塗れで逃げ戻ったゴリックは2人を殺害した容疑で拘束され 其れの正体を知るリプリーはゴリックの無実を訴えるが信じて貰えない ゴリック諸共医務室に軟禁された主人公はクレメンス医師に預けられたが通風孔を伝い現れたバケモノはクレメンスを瞬殺 何故か彼女に襲いかかろうとしない其れの行動に怯えるリプリーは皆に警告するため囚人達が集められた食堂へ向かうが先回りしたバケモノにハロルド所長が貪り食われる。
『アレは此処に居る生存者全員を殺し尽くすまで止まらない 光が苦手だから松明で追い立て廃棄物倉庫へ閉じ込め殺そう。』
リプリー中尉とアーロン副所長の指揮で始まった封じ込め作戦は廃棄物タンクを移送していたフランク・エリスがバケモノに食い殺された事を切っ掛けに始まった爆発火災事故で頓挫し、彼を含む10名もの囚人が死亡 度々起きる記憶の欠落と鼻血、胎内から感じる違和感に陣痛を想起させる痛み 医務室に残されたセンサーで見付かった女王の胎児 自決して全てを終わらせたくてもバケモノに身体のコントロールを奪われる やがて到着するウェイランド・ユタニ社の救援隊の目的は主人公の身体に巣食う其れの回収でしか無い 既にノストロモ号や植民地惑星に送り込まれた数百人の民間人、海兵隊員や自社の役員すら苗床としか考えていない奴等は我々を助けない可能性が極めて高い 囚人達の取り纏め役で有るレオナルド・ディロンと共に始めた絶望的なバケモノ狩り 囚人達は次々と殺され自身を囮にしたディロンは溶解した鉛の海に沈む 主人公は鉛を浴びても死なないバケモノを誘い出し唯一生き残った囚人ロバート・モースと共に水を浴びせかけ漸く抹殺に成功
フューリーに到着したビショップⅡ率いるアンドロイドの救援隊はアーロン副所長を射殺 女王と精神的な融合を果たしたリプリーを回収しようと迫るが彼女は自ら溶鉱炉へと飛び込んだ 独り生き残ったモースはアンドロイド達に連れ出され刑務所は閉鎖される スクラップ置き場に置き去りにされていたのはノストロモ号の脱出艇 再起動した其れから流れるのは死んだ主人公の航海日誌 画面は此処で暗転しエンドロールへ




