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HANNIBAL ハンニバル シーズン2-① 14年

2019年10/4〜10/7タブレット端末にて執筆し朝脱稿 10/7 11時投稿

すんません"蒼き鋼のアルペジオ18巻"と漸く手に入れた"冴えカノ:恋するメトロノーム9巻"読んで笑い転げシリアスモードに切り替えるのが遅れました。

【 FBI行動科学課の同僚達や思いを寄せるカウンセラー(アラーナ)、果ては壊れる原因(やくびょうがみ)作った(そのものな)上司(ジャック)からも見限られた主人公(グレアム)はあんな目に合いながらも何故悍ましい猟奇殺人=サイコパスを狩り立て心を壊す危険極まる死地に再び足を踏み入れたのか……ある意味レクター博士が施術したショック療法は境界線パーソナリティ障害に有効だったのかもね……何とかガス抜きに成功したので一気に進めたいと思います。 】


★ついでに何故レクター博士がああなったかについては"ハンニバル・ライジング"見るよりデンマーク映画 "偽りなき者 The Hant 13年" 見ちまうと色々納得出来るかも……マッツ・ミケルセン演じる主人公が年齢一桁なロリに言い寄られ拒絶した事を切っ掛けに陥れられ破滅するホラー作品……但し本編とは無関係だけどね。


原題:HANNIBAL

ハンニバル

アメリカ.テレビシリーズR15作品.

カナダでも同時公開.

日本ではスターチャンネルにて2014年公開.

2015年にDVD化.

残虐シーンは前シリーズよりUPしましたが勿論エロシーンは有りません。

本当に性格歪むから15歳以下は自重する様重ねてお願いします‼

私が親ならコレ見せるよりSODの全裸オーケストラ勧めますよ…お巡りさんに怒られるのは必至だけどエロの方がナンボか健全です。


 

 まずは近況報告から始めますか…こっちじゃ2019年10月1日からモノレールの延長線運用が始まってますが、道路整備工事とアパート建築ラッシュは未だ終わっておらず家の前の通学路は早朝から通学する子供の安全ブッチして出勤急ぐ大馬鹿者達で大変迷惑被っております。 片側1車線、申し訳程度の歩道しか無い元農業道路を深夜になっても車で50km以上の速度出してかっ飛ばす事に何の意味が有るのやら……つーか1昨日辺りから警察車両がネズミ取り片手に側道で待ち伏せしてるの気付いてないな……週末にバカ追い掛けるパトカーと救急車のサイレンが絶えない住宅街ってどうなんでしょうか?


アメリカ&カナダでは衝撃的なラストから半年以上待たされて始まった第2シリーズ…日本では幸いな事に数ヶ月程度のタイムラグで放映されたとかでイライラしながら続き待ってる間に前のエピソードってどんなだったっけとなるなんて事は無かったのらしいですがいきなり強化されたグロ描写にドン引きしたお客様も多かったみたいですね……まあ此処までやり過ぎると、私自身ストーリーを追う事よりも物凄〜く手間暇掛けた死体損壊描写に変な笑いが込み上げ、思わずアメリカ東部って手遅れなサイコパスどんだけ居るんだよ‼と画面に向かって突っ込み入れそうになりました。 案外"13日の金曜日シリーズ(実は本当にサイコパスホラーだったジェイソン不在なパート1しか見てない)"とか"エルム街の悪夢シリーズ(前記同じくパート1のみ…)"に嵌ったファンってこんな心境だったのかもと感じました。


主人公の影響受けたのか、何だかんだ言いながらも殺人鬼抹殺に邁進するハンニバル・レクター博士応援したくなる気持ちがよ〜く分かります。そもそもこの世界はもうどうしようも無いレベルでイカれてるのですよ。 では早速本編粗筋へ…………相変わらずおフザケ仕様なのはご容赦を、陰鬱な物語に真面目に取り組んだ日にはウィル・グレアムみたいに壊れます。




【 サイコパスと成り果てた存在から見えて来る善性と自称健常者から見えて来る悪意……第二シーズンのテーマは "人の心は単純では無い"  底無しの悪意に操られるかの様に他人を陥れ安易に切り捨てる正義と殺人を繰り返しながらも誰かの心を…時には追い詰められたサイコパスの心さえも救い続ける歪んだ善意 とかく世の中はマーベル・コミックや子供に読み聞かせる寝物語の様にはゆかないモノです。勧善懲悪なんて所詮はそれぞれ違う価値観を持つ個人の頭の中にしか存在しないものでしか有りません。 】


第1話:懐石 (かいせき)


本来の意味は冬場の修行で空腹を紛らわすための温めた石を懐に入れる行為⇒転じてお茶を楽しむために事前に出される軽食=1汁3菜が基本となります。コース料理を意味する"会席"とは似て非なるモノですが……アメリカ人なら勘違いも有り得ます。なにせ発音同じだし"別段ヴィーガン食みたいな縛りも有りません" 仏教徒が肉食うなと言い出したのは公家衆が原因です。



< 2014年12月.漸く全てを理解した"ジャック・クロフォード"は診察室の隣に設けられたキッチンで"ハンニバル・レクター博士"と対峙 断末魔を迎える彼の心を苛むのは権威にしがみつき3人の部下(ミリアム.グレアム.ビヴァリー)を見離した愚かで間抜けな自分自身に対する怒り……そして物語は12週間前へと遡る >



 2014年10月始め.FBIの家宅捜索により次々と見つかった悍ましい記念品(コレクション)と状況証拠から5人の殺害に関与した可能性が疑われ、果てはレクター博士に銃を向けた事が決まり手となり州立ボルティモア精神障害犯罪者収容病院に収容された元FBI捜査官"ウィル・グレアム"の裁判が始まろうとしていた。 サイコパスを疑われながらも捜査に協力した主人公(グレアム)を生贄の山羊として切り捨て、行動科学課を解散に追い込みかねないスキャンダルを隠蔽するため派遣されて来た"ケイリー・プラネルFBI監察官"は判事や検察官と結託し全ての罪を錯乱状態のグレアム元捜査官(サイコパス)に押し付けるべく行動を開始する。


同じ頃メリーランド州ロックビルの上水道近くに設けられた砂防ダムが決壊……現場に駆け付けた水道局員が発見したのは保存加工に失敗し川に捨てられた6人の犠牲者達……内1人は腐敗が進んでいたが残る5人は全身を樹脂でコーティングされた様になっており手足に穴が開けられた遺体からは大量の防腐剤とシリコンに覚醒剤(ヘロイン)の成分が見つかるが、犯人が何故彼等を魚の剥製みたいにしてまで保存しようとしたのか…そもそも何を目的に人種も年代もバラバラな"独り暮らしの"標的を選んだのか皆目検討が付かない。 グレアムに変わって捜査に協力するレクター博士は何かを気付いていながら敢えて話そうとはしないしジャックは裁判と妻の介護でいっぱいいっぱい…調査の結果東部3州だけでも50名近い行方不明者が発生している事が判明し、進まない捜査に業を煮やした"ビヴァリー・カッツ捜査官"は収監中の主人公に面会し協力を要請。


結局の所、精神錯乱の末に記憶の大半を失おうとも…そして自らが持つサイコパスに対する卓越した共感能力を心底嫌おうとも…レクター博士が予測した通り"ウィル・グレアムは猟犬で有る事を諦めてはいなかった。 "行方不明者と犠牲者の免許証写真を並べ主人公はこう宣言する。


"コレは色見本だ……この犯人は人体を画材とすることで何かを描ことしている"


その頃自宅へ戻る途中挙動不審な白人男性に絡まれた黒人青年"ローランド・アンバー"は深夜愛車に手を出そうとした侵入者に襲われ……気が付いたら裸に…そして自身が大勢の遺体と紐で繋げられていると理解し恐怖のどん底に有った。



第2話:先付 (さきつけ)


居酒屋風に書くと"お通し"私が昔体験した料亭会席は何故か揚げ出し豆腐と豚角煮でした。まあ客や店の格により色々異なる料理となるのは仕方が無いかな……あんまり量は有りません、本編はコレからだという意味も入るかな?



 物語は推定52番目の犠牲者=ローランド・アンバーが人生の最後をどの様に迎えたのかその悍ましい姿から始まった。ヘロインでトリップしたまま辛うじて紐を引き千切り死体だらけのサイロから逃げ出したアンバーを追い詰めるのは得体の知れない白人男の姿……コーン畑を逃げ回り銃で撃たれた彼は瀕死の状態で川面へと身を投げた。 数日後、600km離れた下流で7番目の犠牲者として発見されたアンバーの検死解剖が始まったが全身がひび割れた遺体からグレアムの様に何かを見付け出したレクター博士は不気味な剥製を造り続ける犯人"ジェームス・グレイ"を狩るため独り犯行現場へと向かう。


検死の際の遣り取りからビヴァリーが密かに主人公と接触し捜査協力を要請していた事実にジャックは激怒するが進まない捜査状況に情けなくも仲間を見捨てる判断を下そうとする上司に怒りを抑えきれなくなりつつ有ったビヴァリーに押される形で協力要請は黙認された。犠牲者(アンバー)の遺体写真と司法解剖のデータから元々ヘロインに耐性が有った彼だけは全身に防腐剤やコーティング剤が注入された状態で犯人から逃げたんだ……犯行現場は川の上流、周囲をトウモロコシ畑で囲まれた人が普段寄り付かない場所。近隣には廃車置き場と穀物を大量保存する為のサイロが有るはず…其処ならば大量の遺体を飾り立てるのは容易い筈だ。 


廃車置き場となり使われて居ない穀物サイロの中で発見されたのは"人間の目の形に並べられ繋がれた47人の犠牲者達"だが中心部に配置された1つの白人遺体だけは何者かに足を切り取られ、尚かつ薬剤により肌の色をアンバーと同じ様に変えられた状態で発見される。 何故たった1つだけ飾り方が違うのか?大量の犠牲者に頭を抱えるビヴァリー達とは対照的に"確保した記念品を加工しベーコンで巻いた脛肉の煮込みを自宅キッチンで作り上げ食事を愉しむレクター博士"を映し出し舞台は再び精神病棟へ……この事件の犯人は最早誰にも捕まえる事が出来ないと呟く主人公。 犯人は殺され作品の中心部に飾り立てられた…誰かが先回りし死へと追い詰めたのだと。其れはレクター博士以外有り得ない…そう断言し自身の事件再調査を要請するグレアムにドン引きするビヴァリーは主人公が納得するならとジャックに内緒で再調査を開始。


事件解決の数日後面会に現れたプラメル監察官は主人公(グレアム)が5人を殺害したと裁判で自供すれば死刑だけは免れることが出来る。だから協力しなさいと脅しつけるが、グレアムは弁護士を雇入れ裁判で無実を求め争うと宣言。レクター博士に内緒で…とは言えチクリ担当の"フレデリック・チルトン所長"が聞き耳を立てているのに気付いているが…最初で最後の面会に現れた博士(レクター)おもり役(カウンセラー)="元精神科医 べテリア・デュ・モーリア"は戦い続ける事を決意したグレアムを励ます。


「今は確かにどん底かも知れないが貴方はきっとこの危機を乗り越える。」




第3話:八寸 (はっすん)


文字通り八寸(24cm角)の木膳に乗せられるのは旬の食材をふんだんに使った酒のツマミ=オードブル。懐石同様コレだけで終わる事も多いのですが物語はまだまだ続きます。



 精神病棟で主人公が見る夢は電気椅子に縛り付けられかつての同僚やアラーナに見守られながら処刑される自分の最後。 だがグレアムは理不尽な冤罪と戦う決意を固めていた……それが自身を破滅へ導こうとも僕はキャシー・ボイル/マリッサ・シュアー/ダニエル・サトクリフ医師/アビゲイル・ホッブズを殺してなんかいない……プラメル監察官と判事主導による結論有りきの醜い茶番劇(スペインのしゅうきょうさいばん)が始まった。


★スペインの宗教裁判:元ネタはモンティパイソン…迂闊な事を口にするな奴等は必ず現れる。


ディアナ検事(仮名:ギャラクティカのHBサイロン役だった姉ちゃん…役名も芸名も知りません)による実情とあまりにかけ離れた思い込みと貧弱な想像だけで描かれた告訴内容に激怒した"レオナルド・ブラウアー弁護士 (ちなみに主人公は無罪だとこれっぽっちも信じてない(笑)) "が全面的に喧嘩を買ったために審議は初日から紛糾…割と冷静に見える(じつはプロファイリングちゅうな)グレアムと初めて怒りを顕にするレクター博士…だが監察官に逆らい情状酌量を己の首を賭けてでも訴えるジャックを始め主人公に同情的なアラーナ(ちなみに弁護士からも世間知らずの無能呼ばわりされる爆笑必至な場面が有りますが…)ですらも彼が無実だとは思っても居ない。


そんな中、裁判所で休廷中のブラウアー弁護士と被告人グレアム宛に届けられたプレゼントがFBI捜査官達をパニックに陥れる。貴方達の崇拝者よりと書かれた封筒の中に入っていたのは切り落とされたばかりの人間の耳…検査の結果それは白人男性のモノで有り使われた凶器は裁判所に厳重に証拠保全されていた筈のアビゲイルの耳を切り取ったナイフだと判明、勿論勾留中で有り被告席に座っている主人公が犯行に及べる筈は無い。捜査線上に浮かび上がったのは裁判所職員"アンドリュー・サイクス" 保管庫からナイフを盗み2日前から連絡が取れない事実を掴んだジャックに率いられたSWATチームが自宅に突入するが仕掛け爆弾で負傷者を出した末捜査官達が目の当たりにしたのは惨殺されたサイクスの変わり果てた姿…焼け焦げた彼の右耳は殺害直後に切断されていたらしい。


射殺された其れは異端審問(さいばん)でグレアムに嫌疑が掛けられた遺体損壊の嫌疑を再現するかの様に鹿の角のベットで串刺しにされ口を切り裂かれた上に発火装置で黒焦げに……検死に立ち会ったレクター博士はいけしゃあしゃあと報道機関が知らない事実まで忠実に再現したコレは"グレアムの崇拝者からのプレゼント"だと断言。やはり主人公は5人の殺害に関与していない可能性が出てきたと裁判の流れは被告有利に変わり始めるが、患者(モルモット)を手元に置いて観察研究を続けたいフレデリック・チルトン所長やボロ儲けをふいにされ逆恨みから被告(グレアム)に不利な印象を与える証言を喜々として展開するフレディ・ラウンズ(マスゴミ)により1進1退の法廷抗争が繰り広げられた。


遂に証言台に立ったレクター博士は真摯な態度と合理的な証拠提示でグレアムの無実を訴えるが、検察側の不利を悟った判事とプラメル監察官は無理やり審議を中断……ネジ曲がった正義感の暴走と事無かれ主義によりグレアムの有罪は確定するかに見えた………だが判決の朝、掃除夫が目の当たりにしたのは脳を取り外され心臓を自らが持つ天秤に乗せられた判事の惨たらしくも大爆笑必至な間抜けなオブジェ。 裁判は新たな判事が決まるまで無期限延期となり容疑者とされたままのグレアムの勾留生活も続く事になった。 事件の中心に主人公(グレアム)が居る。切り裂き魔の捜査を放置し我々が此処で茶番劇を繰り広げている限り犠牲者は増え続ける…次に狙われるのは監察官(あなた)かも知れないと罵るジャックに気圧されながらもコレ以上犠牲者を増やすぐらいなら主人公(グレアム)を切り捨てろと言い放つプラメル監察官…内部対立は平行線を漂い続けるが、終始無関心な態度を貫きながらも法廷を観察し続けたウィル・グレアムは自身の推理に確信を抱いていた。


"僕を陥れた真犯人で有り判事を殺害した悪魔は法廷(ここ)に居る…其れは知りたがっているのだ。数多くの殺人鬼と融合し変わり果てた僕が何者なのか?と"




ところで沖縄に中距離弾道ミサイル2年以内に実戦配備する事が決まったニュース…本州に流れてるんでしょうか? 弾頭が○なのは今更だから地元の反応はイマイチだったりするのだけれど(本土復帰まで核爆弾も核弾頭の対空ミサイルも毒ガスも保管してたし間違って滑走路に爆弾落とした事故…幸い不発…も有った。) 一応情報源が捏造OKな地元紙だけだから裏取りしたいけど何処からも流れないんだよう。


何故か宮古島に自衛隊が配備する対艦ミサイルの情報だけは○日系列で…軍靴の音が〜…とアホみたいに騒いでるのにね。

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