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レッド・ドラゴン 02年

2019年8/26〜8/28タブレット端末にて執筆し深夜脱稿 8/29 11時投稿

本来ならこのまま"羊達の沈黙"⇒"ハンニバル"視聴する積りでしたがテレビシリーズのハンニバル第1シーズン全話見てしまったorz 映画版より第2〜第3シーズンが気になって仕方が無いです。 いや…レクター博士が女の子も殺す性格最低のサイコパスになってて気持ち悪くてさぁ(笑)

【 それは放って置いたら呆気なく殺されかねないのに修業に参加せず最近構ってくれない見込みのある天敵に奮起して貰おうと、敢えて隙を作り死なない程度にお灸を据えて詰めの甘さを教育した老師が、自身の引退後に後を継がず引きこもったソレを鍛え直す為、養殖しといた手頃な"玩具=咬ませ犬"をけしかけた……ただそれだけの物語。 まあ予想外に天敵(グレアム)に本性見抜かれて構ってくれなくなったからレクター博士は今度は次期ライバル候補(クラリス)或いは新しい玩具を鍛え上げようとそう行動したのだと想像してしまいます…グレアム怪我させ逃走中更に3人殺して食べた原作バージョンと随分と性格が違うのね(汗) 期待してた割にはRED DRAGON(かみつきま)とやらが韓流スター(こもののどうてい)過ぎてポンコツ映画でそのものです。 】


★出来りゃテレビシリーズの"ハンニバル"を見る前に視聴した方が楽しめると思います。グレアムが甘ちゃんな上にテレビシリーズのソレや高校時代に読んだ原作と違って常識人だし、レクター博士の遊びの詰めも色々甘いです。


☆虐待受けて歪んで育った子供のリハビリにあっちの精神科医が良く使う手が聖書です。嵌まり込んだ挙げ句背中に入れ墨を、トラウマと劣等感克服する為母親のスカートの布地で締め付けながら筋トレ……自分で思い付いてそんなマネする変態は居ませんと断言致します。 唆したか誘導した奴が居るんです。



原題:RED DRAGON

黙示録に置ける“導きの竜”

別に赤くも無いしLEDでライトアップされたブルース・リーでも有りません。

アメリカ&ドイツ合作劇場公開作品.

2003年日本公開.

原作はウィリアム・トマス・ハリス三世著.1981年に出版.

日本では初映画化に伴い1985年にハヤカワ書房.

後年文庫化⇒2002年に完全翻訳版上下巻

⇒2015年に新訳版上下巻出版.



 残暑御見舞申し上げます。そういや最近時事ネタやってないなと思いつつまずはこんな与太話から……8月末と言えば、毎年開催される度に炎天下の大型スーパーやショッピングモールの玄関に募金箱手に集団で陣取り、中には明らかに其処に立たせちゃいけない重篤な身障者や幼稚園児以下の子供を並ばせ…やれアフリカの恵まれない子供達に食糧を医療サービスをだのとやらかす"24時間テレビの利権塗れな善意の押し売り (スポンサーからの供出金も含み集めた金の大半は使途不明金(笑)番組運営費やタレントギャラも…と言う噂が絶えない) "に色々思う所が有り今年は1歩足りとも近寄らず家で映画や小説を堪能させて頂きました。で見てたのが世間一般の善意を逆撫でする様な殺人鬼達の物語でハンニバル・レクターのシリーズだったのは偶々だったんだけどね。


もうかれこれ30年以上続いている筈なのにアフリカやアジアの貧困解消には全く貢献せず、香港(こきょう)の人権より中国共産党への忠誠に拘る○グネスの所属するあの団体のビルばかり大きくなる現状を誰も疑問に思わないのか? 某公共放送の電波を使い集金と視聴率稼ぎに利用されるばかりな身障者が怒りの声を上げているのが日本テレビ系列各局には聞こえ無いのか? 兎にも角にも絵に書いた様な偽善にいい加減ウンザリで御座います。かと言って根が小心者だから、声掛けられたら罪悪感から払わずには居られない…よって今回は金曜日に生活必需品を纏め買いしDVDを借りてテレビのコンセントも容赦無く抜きノートパソコンで作品を堪能させて頂きました。うん…毎年こうすべきだったかも知れない。皆がそうしたら今度は家に押し掛けて来そうだからお薦めはしませんけどね。ああいうのは集落の互助会費集めるついでに毎年半ば強制徴収される“赤い羽根共同募金”だけにして下さいな。


……とまあ一見本編とは全く無関係な話を書き連ねましたが、この物語の基本コンセプト自体がまんま “悪意としか到底思えない善意の押し付け(ありがためいわく)” になってまして正体に気付かないまま“噛みつき魔”に恋愛感情を抱き肉体関係を迫った盲目のヒロイン=リーバ・マクレーンの運命。殺人鬼で有り断罪者(レクター)とその熱狂的信者(ダラハイト)、ついでに付き纏うタブロイド紙記者(きせいちゅう)に危うく人生台無しにされそうになった主人公ウィル・グレアムとその家族の不幸を描いた物語となりました。 フランシス・ダラハイト? そもそも神様か導きの竜を気取った癖にレクター博士にファンレター書いてる段階でお間抜け様にも程が有ると思います。例え顔に奇形が有りその事が原因で親や親族に虐待されても黒歴史を克服し真っ当な人生送った人間は文字通り星の数程居ます…嫉み妬みの末に多数の人々を殺めた段階でアレの人生は終わっていました。


憐れだとは思うが同情なんかしませんよ。他人の幸せ踏み躙った段階でアレは討伐すべき“フランケンシュタインの怪物”になった訳ですから。ではあらすじに移ります…私は今回の物語を小見出しと前振りのオチに書いた様に解釈致しました。とかく“羊達の沈黙(すいませんハンニバルは未読です)”に比べレクター博士の行動にヘマが多過ぎる……はた迷惑にも程が有るわ!この糞ジジイ‼



追伸:此処まで原稿書いた所でウゲウゲさん(アシダカ軍曹)目の前で産卵…申し訳無いけど卵は車庫へ移動して貰いました。部屋で産まれたら地獄絵図だし(笑)



【 私が高校生の頃読んだ原作は図書館から借りた85年版の翻訳ハードカバー…但し内容一部省略版でした。覚えている内容は映画と同じ不可解でお間抜けな展開見せるオープニングの格闘場面と無茶な二度オチやらかすラストのアレです。意外とレクター博士の存在感が薄くって映画見るまで完全にド忘れしてました……でも映画版のレクター博士演じるアンソニー・ホプキンスは何処からどう見ても格闘戦なんか無理そうな枯れたお爺ちゃん&しかも若干下卑た顔付きの(笑) 実は外見アレだけど菜食主義を貫いてるのと依存症を克服する為に禁酒続けてるとかで実年齢より老けて見えます。健康のためなら死んでも良いとやらかす御仁だからこそ即身仏みたいな雰囲気漂わしてるのかも知れません。 】


☆原作版と違いこちらのレクターは単なる怪しいお爺ちゃんです。今回紹介するのは映画版ですのであくまでもそちらに準じます。そもそも犯罪歴も年齢も性格も違い過ぎますのでね。


★兎口が原因で虐待されてたブサイク様=ダラハイト役がよりにもよってまだフサフサだった頃のレイフ・ファインズな段階で私は真面目に見る気失せました。 これでブサイク………世界中のイケてない野郎に土下座しやがれ٩(`^´)۶ となると思いますが実は彼が起用された理由が有るのです。



 1980年…ボルチモア楽団のフルート奏者.ベンジャミン・ルネ・ラスペイルが行方不明となった事件は意外な形で幕を閉じる。捜査を担当した犯罪プロファイラー“ウィル・グレアム連邦捜査官”に突然襲い掛かかり重症を負わせたのは、これ迄数々の難事件をグレアム捜査官と共に解決して来たERの外科医から華麗な転身を遂げた地元の名士=精神科医“ハンニバル・レクター博士” 内臓を抉られ瀕死の重症を負いつつも容赦無く銃弾を撃ち込んだグレアムの悪足掻きにより博士は逮捕され、家宅捜索で見つかった1部調理し提供されたラスペイルの臓器の発見に、逮捕直前に行われていた楽団員達との食事会に供された料理から見つかった行方不明者達。嬉々として自らの犯した犯罪行為を自供する殺人鬼(レクター)の供述により事件はセンセーショナルな様相を見せ始める。


判明しているだけで9人の殺害&死体損壊に関わったレクターは裁判により終身刑が言い渡される。とは言え敢えてぶち撒けた異様な言動から精神疾患が疑われた為に重犯罪刑務所ではなく州立精神病院へ収容され犯罪研究者や精神科医のモルモットとなる……まあ普通に殺処分してたら“ハンニバル(劇場版)”までの案件は軒並み未然に潰せた筈だけど物語のお約束ですね(苦笑) 1方、報道合戦の加熱化により入院中に救命処置を受ける姿を病棟に忍びこんだ地元タブロイド紙の“フレディ・ラウンズ”に激写され面白可笑しく書きたてられた挙げ句、家族のプライバシー情報まで狙われたグレアム捜査官はFBIを退職し家族でマイアミへ移住しボート修理師を目指し隠遁生活。勿論それだけでは妻モーリーと息子ジョシュの生活を支えられないからその才能を惜しみ現場復帰を懇願する上司“ジャック・クロフォード課長”の依頼を時折受け犯罪者のプロファイリングに協力する人生を送っていた。



 1983年…クロフォードが持ち込んで来た不可解な2つの1家惨殺事件がグレアム捜査官を追い詰める。何れも満月の夜、ジョージア州アトランタで襲われたジャコビ家とその3週間後アラバマ州バーミングハムで襲われたリーズ家…距離も離れ幸せそうで家族中も良かった以外、関係性も共通点も見当たらない2つの家族に起きた惨劇。行き当たりばったりに殺され性的に悪戯されてすらいない犠牲者達 室内の鏡は尽く打ち壊され観客に見立てられ飾り付けられた死体には鏡の破片が埋め込まれている。 犯人=仮称:噛みつき魔になった積もりで殺害現場を歩き回ったグレアムのプロファイリング捜査により両家族にはペットが居た事、犯人が事前にペットを手に掛ける際侵入経路を探っている事、被害者の両目に破片を埋め込む際素手で触れている事実が判明するも一向に犯人の姿や動機が見えて来ない…“まるで憧れている誰かに薦められ誘導されて言われるがまま作業として行われた殺人儀式。”


部外秘の筈なグレアム捜査官復帰を知っていたタトラー紙(タブロイド)の新聞記者ラウンズからの接触により判明した捜査情報の漏洩元は何処なのか? 迷った末に主人公(グレアム)は昔の様にサイコパスの専門家“レクター博士”と接触を図るのだが、外部情報が完全にシャットダウンされまるで地下牢の様な病棟に閉じ込められている筈のレクターは嬉々として“噛みつき魔”の犯行パターンや趣味志向を分析して見せる…それはさながら自分が生み出した芸術作品を寸評するかの様に………実は映画見てて“レッド・ドラゴン”とやらの犯行動機が最後の最後まで全く見えて来ないから他所様の原作分析や映画見た感想色々読んでみたのだけれど、皆んな疑問を抱いては居ても納得出来る結論が見当たらなかったからこう推測して見ました。捜査資料を読まないと解らないとか犠牲者のビデオを寄越せとか惚けて見せてましたがあの陰険な爺様


“明らかに犯人や新聞記者操って誘導し、主人公が自分を頼って此処へ来る筈だと確信していたんですよね(笑)”


神様気取りで見込みが有りそうな患者や交流を持った名士に捜査官達、果ては果てしなく品性下劣なタブロイド紙の記者すらも言葉巧みに操り遊び倒す。実は直感だけで生きてる今作の主人公=グレアム捜査官は時にまんまとレクターに操られ迷走していても最後の最後にギリギリで罠を潜り抜け殺人鬼達の魔の手を逃れて来た訳です。と言う訳で映画本編でも家族が狙われる等して散々振り回されながらも陰険爺の嫌味やヒント……ドサクサ紛れにやらかしたざまぁ要素満載の新聞記者を使い捨てた釣りから“噛みつき魔”の正体=仲良し家族のホームビデオ撮影編集に関わっていた元特殊部隊上がりの入れ墨男“フランシス・ダラハイト”が捜査線上に浮かび上がって来るのですが原作でも映画でもそうだけど“メアリー・シェリー”に御免なさいも兼ねて元ネタ=フランケンシュタインのあの名場面を再現する事になります。


眼が不自由ながらも自立している無垢なヒロイン“リーバー・マクレーン”に惹かれるレッドドラゴン(ダラハイト)とお調子者のラルフの三角関係……えげつない残酷描写やサスペンス期待してたお客様は残念でした(苦笑) まあ書いてる段階でこんなグロい物語が売れるかどうか分からなかった訳ですし敢えて元ネタに敬意を払ってやらかした迷走ですのでご容赦を……捜査により追い詰められ余裕を無くした事で恋愛対決にも負けた元童貞(フランケンシュタイン)は“結局自分は最早誰かを救う事も出来ないバケモノなんだと”ヤケをおこして恋敵のラルフ惨殺した挙げ句、自宅に火を放ってマクレーンを焼き殺そうとする訳ですが此処等辺りの迷シーンはなぁ…(冷や汗)で、燃え落ちる自宅と一緒に独り焼け死んだと思われたダラハイトはレクター博士に教えて貰った住所を目指し八つ当たりでマイアミの自宅に舞い戻ったグレアム家に牙を向く…だけど正体バレたバケモノって色々間抜けで御座いましてこんな事も有ろうかと射撃練習欠かさなかった妻=モリー・グラハムに撃たれて退場(デッドエンド)となりました。


何故嫌味満載なレクターからの手紙を主人公は殆ど読まずに破り捨てたのか……要するに今回の事件は全てあのジジイが仕組んだ嫌がらせでしか無かった訳です。以降アレに愛想尽かしたグラハムはキチ○イに近寄らない&相手にしない…例え元同僚や上司果ては研修中のFBI捜査官候補生からの嘆願にも家族を護るために取り合わないという選択を選びます。下手に暗闇覗き込んでバケモノの仲間入りなんて死んでも御免ですものねぇ。案外曲がりなりにも危ういバランスで壊れかけていたグレアムに友情&愛情を抱いていたレクター博士なりの気遣いなのかも知れませんけど……アレにだけは友達扱いされたく無いです(笑)





別に狙った訳じゃ有りませんが“24時間テレビ”視聴率がどうこうとか募金額が云々じゃなくスポンサー騙す気満々の述べ視聴者数の大本営発表やらかしましたね(笑) あたしゃアニメやらなくなり泣けと強要する様になった段階で愛想尽かしましたが今年はどんな不祥事やらかしたんだろう?

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