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キングコング 髑髏島の巨神 17年

2019年6/30〜7/30タブレット端末にて執筆し脱稿 7/30お昼投稿

髑髏島と書いてスカルアイランドとよみます。

【 1973年 ベトナム戦末期の東西冷戦時代舞台にジュラシックパーク風味な怪獣映画&秘境探検とクトゥルフめいた地球空洞説に古き神々の伝承。果てはオリジナルでは国際政治情勢の問題で物理的に不可能だったベトナムロケ&現地エキストラによりノリノリで撮影された“地獄の黙示録(アカポリスナウ)の再現と怒り狂う大小のサミュエル・ジャクソン(笑)”多分歴代のキングコング物の最高傑作だけど唯一のガンはまたしてもタレント事務所か広告代理店が配給会社に無理強いて起用させた役立たずによるヤル気皆無な大根&棒読み吹き替え演技だと思います。 】


★ところでテレビ放映はやっぱり神谷浩史の声を真似るも深み皆無で露骨に滑った○○○○と、トラウマレベルの棒読みで失笑誘った○○○○だったんでしょうか? 何でもかんでも規制したり偏向報道やらかすテレビには本気で愛想尽かしたからお昼のNHKのニュースと天気予報しか見てないのよ。


☆オープニングの突っ込み所満載なP51戦闘機と零戦の空中戦⇒双方不時着から“日本刀とモーゼル拳銃”持って暴れ回るあからさまに怪しいロンゲにスキンケア施した日本人と戦うシーンだけは普通に馬鹿映画でした(苦笑)韓国人じゃあるまいし化粧する帝国軍士官が居てたまるか。


原題:KONG:SKULL ISLAND

コング:髑髏島(スカルアイランド) 

そういや生まれ故郷って髑髏島(どくろじま)でしたね。

アメリカ劇場公開作品.

でもちうごくの社名?入ってる辺りお察し下さい

まあSONYも色々手出してるけどね。

同年日本公開.


今年はやたら暑いせいか急逝者が増え⇒葬式ばかりの日々が続きます。これ書いてる今日も2ヶ所掛け持ちだし……お客様も熱中症にご注意を、私みたいに自家製ミント水の霧吹きとヨモギサラダに扇風機で過ごすのは邪道です(笑) 2019.7月末.



 こうも暑さが続くと何もかも破壊しまくる怪獣映画が観たくなる。そんな理由で秘境探検&巨大生物大暴れを期待して見てしまったんですが、まさかゴジラシリーズの前哨戦+地獄の黙示録+進撃の巨人ネタに走るとは…………まあ面白かったからOKで御座います(笑) 実はキングコング映画は33年の白黒映画版(AFNとNHKで観た)76年の世界貿易センタービルバージョン(ゴールデン洋画劇場…ちなみに日本だけ売れた)05年のオリジナルの設定遵守したピーター・ジャクソン(アメリカ大ヒット。逆に日本では…)ついでに77年香港映画の北京原人の逆襲(勿論テレビで観た)までは観てますが怪獣映画としてはイマイチだった記憶が有りまして中々手が伸びなかったのですよ。いや…女に騙された挙げ句、高々近代兵器で呆気なく死んじゃうなんてオチが許せなかったのね。


まあ其れ以外にも“キングコング2(ふっかつ・ケッコン・ベビーたんじょう)”とか“マイティ・ジョー(コングのむすこ)”とか全部で8作品有るらしいのですが其処まで付き合う気は有りません…見たら後悔しそうだしそもそもDVD化されてるかすら疑問だし(笑)


だからヘリ部隊による爆弾投下⇒激怒したサミュエ…もといコング登場。空中機動戦や大木を槍や弓矢代わりに投げつける方法で壊滅に追い込むシーンは本当に痛快でした。とは言えあまりに前半派手に盛り上げ過ぎたが為に、本来なら物語の目玉となる筈の他の生物相手にする命懸けなサバイバルやってる場面が意外と退屈に感じたり第二次大戦末期に大日本帝国海軍・碇軍平中尉共々この島に迷い込んでしまった“ハンク・マーロウ中尉”と島で防護壁造って暮らす先住民達のシーンが地味に見えてしまうと言う弊害も発生してます。ついでに最初から最後までお飾り以外の何者でも無かった生物学者“サン・リン”の存在意義に疑問を抱きつつ……字幕版(とは言えコレも大概酷い)で見てる限りは其れなりに感情移入が可能だった元SAS上がりの傭兵で主人公“ジェイムズ・コンラッド”と訳有りな自称反戦カメラマン“メイソン・ウィーバー”の吹き替えがね…なんでこんなの起用したかな?


取り敢えずコレからDVD借りて或いはダウンロードで作品楽しもうと考えているお客様には悪い事言いません、吹き替え版だけは止めた方が良いですよと忠告しときます……まあ30分ぐらい我慢すれば何とか慣れますげどね。他の出演者役の声優さん達の熱演がなまじ良いだけにあまりにも落差が激し過ぎるのよ(苦笑)あとB29爆撃機が“危ない荷物毎”落ちてたり存在そのものが抹消された艦隊が丸毎座礁してたりと突っ込み要素満載ですがスルーしといて下さいな。



【 私が住んでる所だとキングコングと検索すると自動的に“焼肉パラダイス・キングコング泡瀬店”が出てきます(笑) 焼肉のみならず日替わり中華や揚げ物に手作りアイスクリームも食べ放題の店のイメージが映画に重なり巨大タコ食うシーンで思わず珈琲吹いたわ‼ 他の地域だったら失言繰り返した挙げ句、舞台どころかテレビの仕事も貰えないYouTuber目指してる悪名高い貧弱な面構えの自称お笑い芸人が出てくるのかな? ゴジラやギドラ達と違い浪漫の欠片も無い話です。 】


☆基本脳筋な映画だし、中華共産党資本による内容検閲に色々思う所も有りますので粗筋に所々毒が入ります。ご容赦下さい。



 1944年3月下旬.ニューブリテン島ラバウル近郊。補給ルートを絶たれジリ貧となった帝国海軍航空隊の残存勢力と新型機P51Dムスタングを投入し始めた合衆国陸軍航空隊との戦闘は苛烈を極めていた…僚機からはぐれ雲海の中で格闘戦を繰り返す“ハンク・マーロウ中尉”と碇軍平中尉の駆る機体は共に命中弾を浴び髑髏島=スカルアイランドへと不時着する。尚も殺し合いを続けようとする彼等が正気を取り戻し休戦協定を結んだのは巨大生物の脅威から身を守り人間が最弱の餌でしか無いこの島から脱出する為でも有る……だが何もかも失った彼等の努力と工夫が実を結ぶまでに29年もの歳月を費やす事になる。


周囲を不可解な雷雲に覆われた島=髑髏島(スカルアイランド)が再び注目を浴びたのは1973年1月下旬。和平交渉の結果ベトナム戦争の趨勢がアメリカ軍撤退により致命的な転換点を迎えた日…偵察衛星ランドサットが偶然撮影に成功した雲海の隙間に映る其れは何処も所有権を持たない島々の風景。僅か数年後に起きる南沙諸島における中共勢力の様な火事場泥棒じみた武力占拠&軍事基地化を恐れた合衆国上層部にコネを持つアル・ウィリス上院議員はとある調査に携わる秘密研究機関MONARCH(モナーク)の責任者“ウィリアム"ビル"ランダー地質学博士”の提案を受け容れる形で島々の地質調査を承認。


NASAから派遣された技術者24名とモナークから派遣される科学者&技術者3名を島へ運びいざという事態を迎えた時に彼等の盾となるチームとして選ばれたのは黒人士官として異例の昇級を果たした“プレス・パッカード大佐”率いる第3強襲ヘリ小隊スカイ・デビルズの選抜メンバー50名とフリー契約でスカウトされた元SASの傭兵“ジェイムズ・コンラッド”率いる護衛分隊12名 モナーク主導の調査に疑問を抱いた上院議員の要請&ランダーの内諾でジャーナリストの“メイソン・ウィーバー”もメンバーに同行する事になり。超大型タンカーを改装したヘリ空母はベトナムから出発し一路髑髏島を目指す。


☆人数はあくまでも画面で確認出来た数とヘリ部隊のキャパシティで推測してます。計90名ですが別途救難ヘリ3機にその整備員や甲板作業員。ヘリ空母の乗組員は敢えて入れてません。


 島の周りを覆う雷雲と海流の問題で船の接岸は実質不可能…だが悪天候での救難任務や作戦行動の経験豊富なパイロット達により操られる12機のヘリは島へと上陸するメンバーや機材も欠ける事なく悪天候を突破。彼等の目の前に広がるのは美しい手付かずの自然が広がる大地と湿地帯に覆われた島々だった。先行チームが機材を降ろし始める中、早々に始まった爆弾を使った地質調査という名の破壊活動はその行為に激怒した島の守護神=全長34mを超えるサミュエルジャクソン…もとい巨大な類人猿“キングコング”の反撃により惨劇の舞台へと姿を変えた。UH1✕10機.CH47チヌーク✕1機.CH53シー・スタリオン✕1機に分乗していた技術者やヘリ乗組員、地上援護チームはほぼ壊滅。


ベースキャンプで生き残った黒人地質学者“ヒューストン・ブルックス”中国人女性生物学者“サン・リン”NASAの技術者達のリーダーでチョビ髭な“ヴィクター・ニエベス”と合流した主人公(コンラッド)ジャーナリスト(ウィーバー)そして画面見る限り4人は居た筈のヘリ乗務員唯一の生き残り“レズ・スリコフ兵曹長”のコンラッドチーム6名。部下を失い復讐に燃えるパッカード大佐とその部下達(主なメンバーは黒人パイロットの“グレン・ミルズ兵曹長”とその相棒でマイペースな“アール・コール大尉”無口な“ジョー・レルス特務上等兵”)にNASAの技術者“スティーブ・ギブソン”とランダー博士の15名。装備に押し潰され部下を全て失い西側山頂に孤立した“ジャック・チャップマン少佐”


竹林で待ち伏せしていた巨大蜘蛛に襲われ1人串刺しとなりパッカードのチームは1名消え14名に、独り水を求めてコングの豪快極まる食事シーンを目撃し巨大ナナフシを倒木と勘違いし酷い目に合っていたチャップマン少佐も爆弾が原因で地下から這い出して来たトカゲ=“髑髏(スカル)クローラー”に襲われ敢え無く退場。同じ頃主人公達は先住民イースウィ族と彼等に助けられ生命を拾った“マーロウ中尉”と遭遇。彼等が何故キングコングを島の守り神として崇めているのか“スカル・クローラー”が何故恐れられているのか碇軍平がその後どうなったのか色々説明しますが其処は省略します。未完成ながら島からの脱出に使えるB29爆撃機や栄&パッカード・マリーン・エンジンを組み合わせた船“グレイ・フォックス号”の修理&ヒロインとコングの平和的な遭遇シーン⇒見た目は“地獄の黙示録の虚ろな人々”か“マッドメン(諸星大二郎.著)の首狩り族”みたいな連中だけど意外と良い人ばかりなイースウィ族とのお別れシーンを挟みつつ物語は後半戦へ。


 漸く合流出来そうな隙を付かれ翼竜の大群に油揚げみたいに攫われたニエベスが空中でバラバラに…パッカード大佐率いるチームの生き残りと合流したもののチャップマンが食われた事を未だ知らない&コングへの復讐に燃える大佐の主張に流される形で西側山頂へ寄り道する事になった20人はスカルクローラーがやらかした夥しい数の嘔吐物を目撃する事に……その中には消化され頭蓋骨と認識票だけになったチャップマンが…待ち伏せしていたスカルクローラーに襲われ激戦の末に倒す事が出来たもののランダ博士を含め7人が食われたり殺されてしまい生存者は新たにメンバーに加わったマーロウ中尉含め13名。これ程の犠牲者を出しても尚もコング抹殺に拘るパッカード大佐率いる軍人(ミルズ/コール/レルスに合流したスリコフ…他2名)&ギブソンの8名と主人公率いる5名は決裂するも悩み抜いた末にコングに味方する事を決意した主人公(コンラッド)とウィーバーにマーロウ中尉は船をブルックス博士とリン博士に委ね軍人共を止める為に湖へ向かう。


湖では罠を仕掛けたパッカード達とコングそして音に釣られてやって来た超大型のスカル・クローラーの三つ巴の戦いが始まっていた。コングとクローラーにギブソンと2人の兵士を殺され大激怒のパッカード大佐だけは説得に応じす結局コングに叩き潰され退場。生き残った仲間達が逃げる時間を稼ぐ為コールが爆弾両手にスカルクローラーに立ち向かうが尻尾に跳ね飛ばされて山に命中。船を呼び寄せる為に丘に登ったウィーバーの信号弾で駆け付けたグレイ・フォックス号とキングコングも合流し壮絶な戦いの末生き残った主人公達6人は勝利の雄叫びを上げるコングに見送られる形で駆け付けた救難ヘリに回収された。


☆このシーンでマーロウ中尉が口ずさみ…女性ボーカルに変わる古いラブソングはヴェラ・リンのMeet Meet Again(また会いましょう) “博士の異常な愛情”で原爆投下シーンに使われたアレです(笑)


数ヶ月後奇跡の生還を果たしたマーロウ中尉は30年振りに故郷へ戻り、生まれて初めて会う息子と独身を貫いた妻との再会を果たす。その年シカゴカブスは奇跡の快進撃を成し遂げ念願だったバドワイザーとホットドッグをお供に…そして軍平から託された日本刀(と言うより長ドス)と一緒に楽しげにテレビの前で過ごす彼の16ミリフィルム映像をバックにスタッフロールへ…………そして始まる続編“ゴジラ キング・オブ・モンスターズ”へのプロローグとなる訳ですがまああの辺りのシーンは普通に蛇足です。



追記:この物語何処がどう検閲されているのか列記すると、酒を飲んだりタバコ吸うシーンが皆無だと言う辺りお察し下さいな。ベトナム戦争で定番だった薬物使用とかも中国政府に怒られるから抜いてます。


にしても1000話目標…もしそれ以上書くならパート2或いはタイトル変えて続ける積りでしたが折り返し地点超えちゃったねぇ(汗)

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