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ペンギン・ハイウェイ 18年

2019年7/17〜7/18タブレット端末にて執筆し脱稿 7/18 14時投稿

【 ペンギン・ハイウェイ 其れは常に死と隣合わせの生活送る彼等(ペンギン)が生み出した“生き残り子孫を遺す為の生存戦略(笑)” ちなみにお客様は小学4年生の頃、何を考えどう感じながら夏休みを過ごしてましたか? 私は家 何故か親戚の家建設現場の手伝いでゲットした小遣い握り締め2時間程歩かないと辿り着けない古本屋でマンガや小説を手に入れる為に炎天下の長い登り坂が続く道をひたすら自転車で往復した記憶しか御座いません。 アニメのストーリーがどうこうよりも歩くペンギンの姿に新学期早々に、児童虐待疑われ呼び出し受けた親父に怒られたトラウマ体験と苦労して手に入れた新谷かおるの“エリア88”や“戦場ロマンシリーズ”の記憶が沸々と蘇って映画どころじゃ無かった 】


★まあ本編はツンツン頭の高校生が通う学園都市の天使=風斬氷華(かざきりひょうか)のエピソードや中学生の頃嵌った“ハレーション・ゴースト”の夢の逆流の亜種そして同じく小さな新興住宅地を舞台とした菊池秀行の“インベーダー・サマー”みたいな物語だと感じましたが野暮な話は止めときましょう。デート中に元彼女と比べて話す様な無粋な雰囲気になりますし。


☆スコップ使って材料(バラス・みず・すな)混ぜるセメント造り 炎天下に爺様奢りのコーラ飲み、動きが遅いと親父に怒られながらやってたアレ 半日手伝って週1000円でした。 本屋が開く日曜日の朝、筋肉痛堪えながら炎天下に自転車漕いだ10歳の夏休み しかも行きも帰りも半分ぐらいは登り坂 そりぁ(やつ)れるわな(笑)


日本アニメ劇場公開作品.

原作はラノベ…と書くよりジュブナイルって

言葉がしっくり来る作品だと思います。

森見登美彦.著 2010年角川書店

12年文庫化 18年角川つばさ文庫化(ジュブナイルに)



 2019年.夏に突入しました…お暑う御座います。朝5時ぐらいから蝉時雨で何も聞こえないから……早朝〜蝉が暑さでバテる昼過ぎまで家族同士の遣り取りが特殊部隊のハンドサインぽくっなるのはウチだけだと思います(笑)……音楽聞くのも映画楽しむのもヘッドホン必須の今日この頃、そういや新作料金で借りたけどテーマが夏休みだしその季節に入ったら見ようかなとハードディスクの肥やしになってたこの作品を取り上げたのですが基本コンセプトが“考えるな! 感じろ‼”と言う截拳道(せっけんどう)=ジークンドーの極意みたいな物語ですので中々文章に纏められず四苦八苦する事になりました。小学4年生の初恋と失恋そして自分が人間じゃ無い事に気付いた彼女の自己犠牲(サクリファイス)?を描いた物語でこんな小見出し書いちまったのはクーラーの無い気温31度越えのこんな部屋で扇風機だけを頼りに文章綴ってるからに違いないと思います。とは言えクーラー入れたら快適過ぎて何時までも眠るから書けないんだよぅ。


海辺の街で生まれこの街から出る事が出来ない歯科医師助手の“お姉(オッパイ)さん”は何者なのか? 海を目指して街を駆け回る不死身のペンギンや時に彼等を追い回すジャバウォックの正体は? 山の奥深く草原に鎮座し徐々に大きくなるスライムみたいな球体=“海”は何処からやって来たのか? 海が無い内陸部の街で起きた異様な出来事と初恋の顛末……内容もペンギンの数も違いますが雰囲気そっくりなんで覚えていた原作出版の1年前に出版された六塚光の“ペンギン・サマー(一迅社文庫刊)”で酷い目に合わされた(まあどんな物語も合う合わないは有ります…真昼間に燃えながらビキニ姿で怪獣と戦う女吸血鬼やメイド忍法まで登場するリヴァイアサンシリーズは面白かったのに(涙))経験の有る私は未だ原作に手が出せずに居ますが……こんな奇想天外で説明に困る物語をどう文章化したんだかちょっとだけ原作読んでみようかなという気分にさせてくれました。私はどちらかと言うと菊池秀行や笹本祐一世代の人間ですが多分これから森見登美彦が青春だった…て世代が出てくるかもね。


まあ個人的に感情移入し辛い…つーか主人公の“あおやま君”筆頭に理屈っぽいキャラクターばかり出てくるわ、思わず“昭和の生き物かよ(怒)”と突っ込み入れたくなりもする“すずき君”のジャイアン行動とかいい歳こいた年寄り視点で見てしまうと色々辛いモノが有りましたので今回は手短に纏めてみようかなと思います…なんつーか理屈倒れなSFって身体が受付けないのよ。



但し思い切り捻くれたスタイルで遊んでみます。本当のストーリーについては公式サイト筆頭に色々書かれてますんで今更ですしね(苦笑)



【 私はいったい何者なんだろう……海辺の色鮮やかな街で暮らし一生を終えた筈の私は気が付いたら海が見えない森と山に囲まれた小さな街に居て 時折海の夢を見ながら歯科衛生士として生計を立てている 歳を取らなくなりその事に誰も気が付かず投げたモノがペンギンに変わりその気になれば何日も食事を取らなくとも平気な身体 家族との思い出も確かに存在するのに自分の名前や暮らしていた街の名前がどうしても思い出せ無い 我ながらミステリアスにも程が有る私の謎を解き明かしてくれたのは何処までも頑固で意地っ張りな少年=アオヤマ君だった。 】


☆本当は悪ふざけついでにイザナミとイザナギによる建国神話やアフロディーテ(ヴィーナス)誕生に引っ掛けた泡から誕生する創世神話ネタに色々遊んでみたかったんだけど文才が足りないわ台風接近で忙しくなって落ち着かないわな状態のため…イマイチ納得いかないけどこんな解釈も有り得るのかなと書いてみました。後日アイデアが浮かんだら訂正致します。



 世界はこの星で暮らす全ての生物が持つ無意識の願いや不安感から構成されている…私の正体はきっと何処までも真っ直ぐなあの少年の願いと憧れからこの世界に呼び出された調律師だったのだ。だが未だ人として未熟な彼から生み出された私は少々歪な存在だったのかも知れない、私を生み出したソレ…まるでスライムか子宮の様な水滴=“海”は街の人々が持つ不安や恐れに反応するかの様に大きくなっていった。太陽の光と前向きな思いを代弁するかの様に無機物から生まれる“ペンギン達”は世界の修復に動き回り不安感や暗闇、そして死への恐れから生み出される“ジャバウォック”や“コウモリ達”は世界の変容と破壊をもたらすモノ。誰も近寄らない山の奥や茂みの中で始まっていた戦いは徐々に街に異変をもたらし何もかも違う世界に変えてゆきそれと反比例するかの様に巨大化する“海”はいつかこの街を出て故郷へ戻りたい私の深層心理を現実化するかの様に懐かしい故郷を作り出す。


『お姉さんは人間じゃ有りません。あなたを生み出し世界の変革を始める“(アレ)”は誕生するのがまだ早すぎたんです。』


世界の変容に誰よりも早く気付きながらも不安や否定から始める大人達と違い“それが良い事なのか悪い事なのか容易に判断することが出来ない…何よりも変容の特異点で有る私を失う事を誰よりも恐れる彼のアンビバレンス”が私の決断を後押しする事になった。ペンギン達に呼び掛けジャバウォックの妨害を排除し海を中から壊して有るべき世界を取り戻す……恐怖に縛られ海に取り込まれた大学研究者達=ハマモトさんの父を助け出そうと少年と共に海に飛び込んだ私が目の当たりにしたのは今は何処にも存在しない筈の海辺の島々。最後の日々を過ごした家を目の当たりにしながらも前に進む事を決意した私は少年の手を握り締め海を壊す事が出来た……だがやはりこの“海”は私がこの世界に留まるための燃料電池みたいな存在だったらしい…徐々に姿を減らし元のドリンク缶やガラクタに戻ってゆくペンギン達に囲まれながら私と少年はコーヒーを片手に最後のチェスを楽しんだ。だけどもうそろそろ行かなければ……泣くのを堪え虚勢を張る彼に笑いかけ私は草原へと歩みを進める。



……泣くんじゃ無いよ少年。私は此処に居て何処にも居ないそんな存在なんだ。君が答えを導き出せたらまた会えるんだからね。



★2020年10/28追記:沖縄じゃ放映してなかったら仕方無いとは言え 此れの上位互換な要素含んだ "(まわ)るピンクドラム" 第1話見て危うく違う世界に迷い込む所でした(笑) やっぱりこの物語は映画では無く時間制限に多少猶予が有る深夜アニメかOVAで演るべきだったかも。





㊗新約版・とある魔術の禁書目録完結記念(笑) 映画見ながら小説読んじゃうなんて無謀なマネしてたら4日も過ぎてた(汗) ちなみに最終巻のお姫様は食峰さんでした……果たして“彼女のぎっくり腰”は2020年の新章スタートまでに治るのか? 後統括理事長に就任した一方通行(アクセラレータ)の本名は判明するのか見物です(…オイ)

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