エネミー・ライン4 ネイビーシールズ最前線 14年
2019年7/11〜7/12タブレット端末にて執筆し脱稿 7/13深夜投稿
【 決め台詞が“検便”にしか聞こえない物凄〜く下手くそなショボいヒップホップをBGMに繰り広げられる“味方には弾が絶対当たらない銃撃戦” 南アフリカとどっからどう見てもカリフォルニア近郊ハリウッドの看板横や古い浄水場跡で撮影された“コンゴ民主共和国”を舞台に合衆国より長い歴史持つ国民の8割が厳格なキリスト教徒がウロウロしてるあの国でUMA扱いなアフリカ系アルカイダ組織を撃滅するGIジョーな特殊部隊の活躍をスタイリッシュ(笑)に描いたポンコツ作品。ここまで堕ちると最早海軍特殊作戦チームですら無い主人公達の描写が色んな意味で泣けてきます。 】
★見栄え最優先で登場人物の魅力.ストーリーについてはシリーズ最低。新作料金で借りた或いは通販で購入したお客様には心からお悔やみ申し上げます……つーか第1作の製作スタッフが参加したとはとても思えないやっつけ映画です。
原題:BEHIND ENEMY LINES : SEAL TEAM8
敵陣後方:シール8 泳げない.走れない.空挺降下や夜間行動なんて論外.
最早特殊部隊ですら有りません(笑)
つーかヨハネスブルクの別名バベルの塔=廃墟に住み
キャラの名前どころか階級すら存在しない組織って
何処のバビル2世だよ。
アメリカ劇場未公開ビデオスルー作品.
同年日本DVDスルー
☆敢えて説明すると“アニメ版GIジョー”のファンが再現した自主製作フィルムレベル。ちなみに私“韓流スターなアレ”が生理的に受け付け無いからドゥエイン・ジョンソンとかが出てたハリウッドの実写版は未だに見てません。荒野の7人のリメイク? アレが出る場面だけ早送りしましたとも(笑)
まずは最初に、私が2019年に入って見た作品の中でダントツのポンコツ映画は“ポセイドン”では無くこの映画です。3作目で漸くバランスの取れた物語になった筈なのにいきなり戦隊物に方向転換。最低限の軍事知識どころか地理や算数すら…いやそもそも小学校すら卒業出来た可能性が低い馬鹿が書いた脚本が何処まで酷いものなのか心底絶望することになりましたorz これがギャグや悪ふざけなら笑って流せるのですが“アフリカ=黒人がワキャワキャやってる所”という知識しか無く“イエローケーキ=カレー粉そっくりな黄色い粉末で人体にかかれば顔が溶けて死ぬ”という話を大真面目に描いた作品なんて見せられた日にゃSAN値が駄々下がりしそうです。何よりも恐ろしいのはこの作品が何と2014年に撮られたという事実。放射線障害ぐらいは真面目にやって下さいな特に核兵器保有国は尚更です。
日常会話がフランス語やキスワヒリ語など5つの言語を併用しキリスト教を崇拝する政府と共産主義を盲信する反政府ゲリラがガチで殺し合いやってて其処へ石油やウラン.ダイアモンドやレアメタルを独占したいブリカスvsフランスvs中共が入り込んで傭兵使ってテロリストなんか目じゃない血塗れの利権争いやってるあの国にアルカイダなんざ入り込む余地は何処にも有りませんぜお客様。ついでに書いとくとエボラ出血熱と近隣諸国から入り込んだ“神の兵士(キリスト教+アフリカの宗教が混ざった狂信者集団)”の問題も有るから殆どの国が手を出せない危険地帯でも有ります。実は4作目の舞台がコンゴになるとパッケージで読んで期待してしまったんですよ。あの国は今絶賛中国が住民の皆殺し&中国人民に総入れ替えを露骨に狙ってる土地ですので……単なる核物質の奪い合いに終始するがっかりな内容でした。
人質居るのにいきなりミサイル攻撃をやらかし時代遅れな20年前の軍服姿(しかも砂漠迷彩)で真っ昼間の敵陣へチャーターした民間ヘリで堂々と乗り込み、今時コントでもやらない1列縦隊で大声上げながら突撃(笑)まあ敵もまんまショッカーか戦隊物の雑魚みたいなノリで順番守って現れるから思わずDVD止めてお店に返しに行こうかと何度悩んだ事か……ちなみに大画面で見てしまうとHOLLYWOODの立て看板がしっかり写ってます…いやCG使って対空ミサイルで地上攻撃する無人機(UAV)…しかも律儀に人間誰か1人吹っ飛ぶ描写有り…なんて出すぐらいならちゃんと画像修正しようよ(汗)ただでさえ“冒険野郎マクガイバー”や“特攻野郎Aチーム(テレビシリーズ版)”で見覚え有り過ぎる風景ばかりだからなんか泣けて来る…ヨハネスブルクからコンゴまで何千キロ有るのさなんて突っ込む気にもなれません。
☆Googleさんの計算だと2,553kmでしたが…即座に出るのね(汗)C130輸送機なら片道切符で使い棄てにすればOKだけどオスプレイやベル206ヘリじゃムリ…ましてやUAVなんざ無線が届きません(笑)
【 主人公?ストーリー?どーでも良いじゃないそんな事はな♬昨今のハリウッドで大事なスポンサー様の中国共産党に怒られ無い様“抗日ドラマ”なノリで作ったんじゃないか……段々そんな気分になりました エネミー・ラインのシリーズではなく単なるバカ映画として楽しむならコレはこれで有りかな と言う訳でヤル気皆無なあらすじを手短に纏めようかと思います ハイビスカスやパインが刺さったトロピカルドリンク片手にTバックのビキニの姉ちゃん連れてファンキーでソウルフルな部下達とプールで騒ぐアメリカン(70年代のハーレムのヒモみたいな)なイスラム教徒含めてシリアスさんが息してない作品ですのでご注意を。 】
★特別ゲストが“トム・サイズモア”なのは“ブラックホークダウン”のパク……オマージュだからです。他意はありませんきっと。
☆某戦車アニメ最終章1巻で何故に学園艦最下層にお銀さんをリーダーとするサメさんチームがプールバー経営するどん底が誕生したのか…答えは此処に有りました(笑)ちなみに戦車は出て来ません。
南アフリカ.ヨハネスブルク.ヒルブロウ地区。マトモな人間なら命を惜しんで誰も近寄らないスラム街の最高危険地帯=ポンテタワー(元白人専用高級アパート)に有るSeal8秘密基地に激震が走る。国際指名手配中の謎の武器商人“マリン”の動向を探る為、コンゴ共和国で村民虐殺を繰り返す反政府ゲリラの指導者ヤッフェ・トンカ将軍の司令部に現地人に変装し潜り込んでいた“CIAの白人スパイ(笑)トム・セボーンと連絡員ゾーイ・ジェラーニ”が呆気なく発見され敵に捕えられたらしい。
基地司令の命令でSeal8の5人の戦士達…趣味は基地内に設けられたプールバーで賭けビリヤードの“K”と“J” スタインベックの小説愛用する文学青年だけど仲間からはエロ本愛読者呼ばわりな“B” 秘密基地内で水着やワンレンボディコンな金髪&ブルネットな愛人達と毎日キヤッハ♥ウフフ♥な“D”と“V”はチャーターした民間ヘリに乗り込み2553km彼方に有るコンゴ共和国に3分で到着…無人攻撃機の先制攻撃に驚きリゾートプールから軍服に着替えて順繰りに駆け付けたトンカの部下100名を皆殺し。トム・セボーンはヤケを起こしたトンカに殺されたがゾーイと金庫に積み上げられた莫大なアメリカドルを発見する…ちなみにコンゴでは現地の金とユーロしか使えません。
拘束を解かれたゾーイは捕まってもファンキーなトンカの首をバッサリ(オイ)基地に戻ろうとするKを説得し25km離れた反政府ゲリラの拠点ウラン鉱山の制圧を懇願、基地司令のOK出たから総員6人となったSeal8は船着場に置き去りにされた高速装甲モーターボートを確保…だがゴムボート6隻にマシンガン付きトヨタトラックで武装した200人以上の反政府ゲリラに追い回され“廃墟と化した浄水場の水門”に追い込まれる。飛んでくる弾丸を避けながらゲリラを皆殺しにする最中、ゾーイが肩を撃たれびっくりしてうっかり水門から落っこち溺れたBを助けるため装甲モーターボートを囮にAK47ライフルで大暴れする無線機&カメラ担当のD……だがゲリラが放った対人誘導センサー付きのロケット弾が直撃しDは真っ赤に爆発して戦死。生き残った5人はゾーイの怪我を治療しついでにエロいシーンを視聴者にサービスするためその場を撤退。
サービス(なんか…犬猫の交尾見せられた気分味わえます(笑))挟んで作戦仕切り直し…今度は反政府ゲリラがウラン掘り出す為の労働者確保するため村を焼いている現場に潜り込みまんまと奴等のトラックに便乗する事に成功したが全員軍服姿の白人だったから即座にバレて橋の上で銃撃戦。其処へSeal8支援に現れたUAVのミサイルでまたしてもBが爆発で吹き飛ばされ水へドボン…ついでに吹き飛ばされたトラックが頭に直撃し下敷きとなるが慌てて飛び込んで来た主人公に助け出され人工呼吸で蘇生する。だが反政府ゲリラを指揮する怪しいヒモ風フランス人にゾーイが攫われた……ゲリラを瞬殺し大量の爆薬と一緒に手に入れたトヨタトラックに自爆装置を仕掛け謎の武器商人マリンが支配する鉱山を警備する200名ぐらいの反政府ゲリラは木っ端微塵。だがRPGロケットを操作するヒモ野郎に無人機を撃墜され追い詰められた4人は攫われた村人共々炭鉱へ避難。其処に設置されたWinFit接続済のノートパソコンを使いEメールで基地司令へ連絡し救助ヘリを要請。
で…いきなり身体は子供中身は大人の名探偵と化した主人公とその探偵助手と化したJにより事件の真相が発覚します……謎の武器商人マリンの正体はゾーイ・ジェラーニだ‼………………いや今頃気付いたのかこのポン酢共(怒)
此処まで突っ込み所満載なポンコツ映画見せられた視聴者余所に勝手に盛り上がる暗闇での対峙。いきなり金髪となり高嶋ちさ子と化したゾーイが蹴り出したトロッコには大量の爆薬が入っており、崩壊する坑道の瓦礫に押し潰され村人共々Bと物凄〜く存在感が薄かったVが即死。ドラム缶盾にゾーイ&ヒモ野郎相手にどちらも弾がかすりもしない銃撃戦を繰り広げJが攫われた(いや…待てコイツヒロイン扱いなのか(笑))翌朝再び登場する黒にアディダス模様のベル206ヘリの出迎え受けた主人公は基地司令を説得し独りコンゴ民主共和国首都キンシャササの中心部へ向かう。
★キンシャササロケは勿論不可能だったため、南アフリカのヨハネスブルク…しかもゾーイのアジトはSeal8の秘密基地と全く同じポンテシティ・アパートメント周辺(笑)⇒台詞で誤魔化しヌセレタワーという事になってます。で…1山幾らでドサッと死んでゆくエキストラの皆さんはスラム街にお住まいのホームレスさん達です。まかり間違っても怪我しない様に街そのものを改造したカラクリについてはついてはその内チャンスが有れば書きます。
何処からどう見ても冴えない叔父さんことJはアジトに吊るされラスボス=ゾーイによるケツバット(笑)掘り出した大量のウラン=イエローケーキの入ったケースをイランに引き渡し私達は大金持ちよ♥と調子こいてるラスボスのアレなシーン映しながらヘリのパイロットから貸してもらったiPhone備え付けアプリのナビを利用しスラム街に有る敵の本拠地を目指す主人公。流石に軍服姿は目立つから下着代わりに愛用してる白いジャージ上下にM1ジャンパー……まんまと取引現場を携帯カメラで撮影し気軽に挨拶……実はスラム街そのものが反政府ゲリラの拠点だったという事でAK47と機関銃、及び対人誘導センサー付いたRPGで武装した500人以上の住民相手に2丁拳銃で大暴れ…途中コンビニ感覚で点在する銃砲店(節子…ソレはテキサスだけや(涙))駆け込んで弾補充したり展示品の重機関銃や対戦車ロケット弾、果ては手榴弾でゲリラを皆殺し…勿論弾は全て避けてます。
アジトに乗り込みロケット弾発射…ジェイの側で途方にくれてる雑魚を皆殺しにして仲間を助ける主人公。何か逆ギレ起こしてラスボスっぽい意味不明な台詞のたまうゾーイの側にあるポリバケツ撃ったら中身はイエロー・ケーキ…黄色い小麦粉被ったゾーイは顔が溶けて大騒ぎし始めたので空気読めやとトドメ指した主人公と基地司令の粋なジョークをバックに物語は大団円となりました。ちなみに救援隊は全員防護服着用しガイガーカウンター片手にアタフタしてますがキングギドラ並に丈夫な主人公達は何とも無い様です(笑)
めでたしめでたし……レンタルじゃ無けりゃDVDパッケージ毎木っ端微塵にしてますなコレ。後コンゴ…もといカリフォルニアで撮影された反政府ゲリラとの戦闘シーン…彼等の何割かは髪を染め肌を黒く塗ったイロモノ(笑)日本のお笑い芸人や元ラッツ&スターのメンバーがアレやったらクレームの嵐なんだけどリラベルさんがやったら許されるのね。不思議だなぁ(皮肉)




