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宇宙戦争 05年

2024年9/17〜9/18 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿 今現在も色々解釈変えながらリメイク続く本作を何故あのスピルバーグ監督が映画化したのかはトム・クルーズさん主演予定だった幻の映画"ゴースト・ソルジャーズ"で散々取り上げたしウィキでも書いてるからオミット 本当に有り合わせの物で全て間に合わせたのはこの監督と製作陣のチームワーク

【 アフリカやアジアそしてかつてのアメリカ大陸やオセアニアにおける西洋社会の振る舞いがそうで有った様に幾ら科学技術文明が発達したとしても私達は愚かで惨めな野蛮人とレッテル貼った異民族に対し幾らでも残酷に振る舞う事が出来る 原作小説における原点回帰に拘りつつもスピルバーグ監督が敢えて描きたかったのはあの日[2001年9月11日アメリカ合衆国同時多発テロ]の恐怖と人々に蔓延した不信感 当時のリベラルはあの"E.T"や"未知との遭遇"とは真逆の内容に勝手に戸惑ったり「軍靴の音が〜」と喚き散らしてたっけ 】


★もう1つのテーマは多分"女は自分で大人になるけど男は自分が庇護する者とちゃんと向き合う事で漸く大人になる"という割と当たり前の説話 とは言え海外程じゃ無いにせよ私等も大概他人を笑えないかな


原題:WAR OF THE WORLDS

世界大戦 但し邦題は原作も敵は異星人なので宇宙戦争

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

原作:H・G・ヴェルズ 著 宇宙戦争/War of the Wolds 1898年


 令和6年9月17日 中秋の名月だけど台風14号の直撃コースに入った此処沖縄は朝から晩まで頻繁に雨 何時もお気に入りの寝床=雨水タンクの上じゃおちおち熟睡出来ないからとラグドール系猫♀は私の部屋で不貞寝しつつ色んなモノに八つ当たりしたりベタベタ甘えたりと忙しない もう完全に懐かれたというか憑かれたからずっと面倒見るのは決定稿 まぁ此れ迄の居候と違って生きた蛇やネズミとか持ち込まず 食事は必ずコンクリートの犬走りで済ませ水やトイレも他の通いな半野良と同じ 此方は寝床と食事提供するだけなんでワンコや親族の子供預かるよりは気楽かな 人間は私が死ぬまで関わらないといけないのでもう結構


世間様はやっぱり馬脚を露わした小泉エネ次郎のアホウ振りにドン引きしてたり 現地時間で9/15午後フロリダでまたしても発生したトランプ大統領候補暗殺未遂事件の件で持ち切り 殆どリベラル寄りなアメリカの大手報道機関は全く信用性皆無なので曲がりなりにもねじ曲げ報道やらないBBCニュースの続報待つ予定 地元保安官に取り押さえられた暗殺犯の犯行動機や本来野放ししちゃ行けない前科持ちが何故中国製のAK-47自動小銃だの狙撃用の装備1式入手出来たのかとか トランプ氏所有の専用ゴルフ場に誰が手引きし忍び込ませたのかとか色々突っ込み所満載なので興味深い(元大統領の周りには当然SP居るから単独潜入は不可能よ) 何にせよテロや暗殺で世の中の流れが変わる事なんてまず有り得ないのにね という訳で連想したのがあの9.11同時多発テロと其れを古典SFに取り込みスピルバーグ監督がトム・クルーズさん主演であの絶望と無力感を追体験させる演出が凄まじかったこんな作品を ついでに1953年版の同作もDVDレンタルする積もりだったけど近所のゲオはラインナップから外してあったので週末ちょっと遠出する予定


で、あらすじ再構成する前にふと以前偶々閲覧してしまい動画投稿者の無知さ加減に心底がっかりした感想有ったのでNET検索したら あのオチは頂けないだの手抜きだの罵り捲りで尚更呆れた。 多分彼等彼女等はもしかしたら中学校レベルの歴史教育すら身に付いてないしその大半は筒井康隆先生の日本版アレンジ含め原作小説すら読んでない アフリカや中国にアメリカ大陸を侵略した欧米が故国に持ち帰ったモノは何だった? 教科書で教わった筈なペストや黄熱病にコレラとスペイン風邪による大量死 パンデミックの経緯は些か異なるけど武漢コロナも物理的或いは経済進出とは名ばかりな後進国搾取の末に持ち帰り大惨事齎したのはもう記憶にすら残って無いのかね?



【 此処のお客様なら"世界侵略ロサンゼルス決戦"とか"インディペンデンスディ"も覚えてるだろうけどハインライン先生の二次創作(宇宙の戦士)含め物凄く沢山アレンジされてるH・G・ウェルズ先生の代表作 恐らく筒井康隆先生アレンジの英訳版(ちなみに怪我し失職中の鳶職だった)も読んでいるであろうスピルバーグ監督が捻った本作の主人公は出来高払いで収入差が出るガントリークレーンの操縦士 トラック運転手や建設機械オペレーターも体力や集中力に加え地頭の良さと空間掌握能力要求される職業だけどブルーカラーだからと軽視されるのは何処のアホウが撒き散らした価値観なんだろうか? 】


★何故か端から頭悪いと決め付けてる感想読んでてムカついた 株屋や評論家より世間様に顔向け出来る真っ当な仕事なのに


 2004年4月下旬 春のニュージャージー州を彩る林檎梨(アップルペア)の白い花もそろそろ終わりを迎える季節 2001年9月11日のアメリカ合衆国同時多発テロ以降、航空便の代わりに激増したのは船便とアムトラックによる鉄道貨物と陸路のトラック輸送 長時間深夜労働が常態化してるベイヨンの港湾施設でガントリークレーン操縦士として後夜勤の仕事終えたレイ・フェリアは追加残業依頼する監督振り払い愛車ムスタングで帰宅 ブルーカラーで仕事人間な主人公と数年前に協議離婚 急ぎ戻った理由は今は主人公との間に出来た長男ロビーや長女レイチェルと共にホワイトカラーでセレブなティムの元に身を寄せ再婚 新しい夫連れマサチューセッツ州ボストンの実家へ再婚&妊娠報告のため二泊三日の予定で家を離れる元妻メリーアンから留守中2人を預かって欲しいと懇願されたから


反抗期に入り新しい家庭にも馴染めず 彼からしてみれば負け犬にしか見えない主人公を忌み嫌う息子(ロビー)と同じくセレブ生活に馴染もうと足掻く自閉症気味なレイチェル せめてこの子等居る間は頼れる父親として振舞おうと仮眠もそこそこに昼前に目覚めたら(レイチェル)が取ったデリバリーはヴィーガン食(ホムスまたはフムス) ロビーに至っては無免許なのに幼い妹放置し勝手に父親の車持ち出し外出 空を覆い尽くす暗雲は多分季節外れな春の嵐 だが風は地上から雲に向かって吹き荒れる 世界中でほぼ同時に始まった磁気嵐が原因と思われる謎の停電に震源地不明な地震 NYに繋がる高架線鉄道の真下の家々を襲う無数の雷 車は全てスターターが破損し電気のみならず携帯もバッテリーやられ時計も14:15で止まったまま まるで核兵器使った電磁パルス攻撃そのものだが生憎とそんなマニアックな知識持ってる輩はこの街に居ない


ベイヨンの中心部に密かに埋められていた異星人の攻撃兵器トライポッド 集まった群衆は軒並みビーム兵器で衣服だけ残し灰と化す 何とか生還したものの此処もすぐにアレがやって来る 説明そこそこに隣人マニによる修理間に合った車奪う形で壊滅する街を離れる 動かない車と群衆が犇めき合うハイウェイを彼等を見捨てる形で妻の新居へ 勿論誰も居ないけど当座の避難場所にはなる筈だ とは言えトライポッドのみならず暴徒による略奪も警戒しハリケーン対策で作られた地下室(シェルター)で一眠り 翌朝辺りの景色は凄まじいまでに一変していた 屋敷はほぼ崩壊し応接間に鎮座するのはまだ動いてるボーイング747のターボファンエンジン 撃墜された大型旅客機で撮影機材漁るのは反撃する米軍と共にニューヨークを襲うトライポッドを撮影したテレビカメラマン兼リポーター どうやら異星人による侵略戦争は全世界同時に繰り広げられ通常兵器はシールドにより全て無効化され何処の軍も返り討ち 何とかハドソン川渡り元妻達が居るであろうボストンへ トイレ休憩口実に森の奥に向かったレイチェルが川で目の当たりにしたのは逃げ遅れ殺された無数の人々が残骸となって漂う地獄絵図


群衆に車奪われたりハドソン川の渡し船に何とか乗り込んだものの此処にもトライポッド現れ船は撃沈 触手の様なモノでポットに引き込まれる生存者達の断末魔 完全に錯乱し攻撃的になったロビーは主人公の手を振り払い泣き叫ぶ妹を見捨てて軍と共に戦火の中へ 元救命士だけど精神を病み森で独り暮らす狂人(ハーラン・オグリビー)との共闘と殺し合い レイチェルがトライポッドに捕まり自身も此れから粉砕され喰われ或いは奴等がある種のテラフォーミング用にばら撒き繁茂させてる異形の植物の栄養剤? 多くの人々と共に捕まった主人公は喰われた犠牲者=兵士の遺品となったM67破片手榴弾(別名ベースボール或いはアップルグレネード)で逆にトライポッドを撃破 ショックで錯乱し人形状態な(レイチェル)は父親がアレを仕留めた光景目の当たりに漸く正気を取り戻す 


ベイヨンから遥か380km彼方のマサチューセッツ州ボストン 此処にも戦火の被害は広まっていたものの街は何故か落ち着いた雰囲気が漂う 避難誘導にあたる州兵によると数時間前からトライポッドは次々と行動不能となり自滅 辛うじて生き残っていた1台のトライポッドも何か様子が可笑しい 怪物兵器を無敵足らしめていたシールドが作動していないのを見抜いた主人公のアドバイスで最後のトライポッドも携帯対戦車ミサイルの餌食 這い出して来た三本指のエイリアンも断末魔の痙攣起こし死亡 奴等がばら撒いた植物群も絶滅している 漸く再会果たす元妻等、その中には戦火に斃れた筈の息子(ロビー)の姿も有った あれだけ大勢死んだけど主人公と2人の子供達等はみんな生還 


人類は何故滅亡を免れたのか 其れは原作読んでるお客様ならご存知なリメイク作品含めたお約束なので此処には敢えて書きません



❖BSチャンネルで度々再放映してるけどお勧めは津嘉山正種さんのイケボなナレーションが心地良いしトム・クルーズさんといえばやはり森川智之さんな日本語吹替版 勿論英語オリジナル版もダブルで楽しめるDVD版がベストかな なおオリジナル言語版はモーガン・フリーマンさんがナレーション担当してます


❖ホムス或いはフムス……ハマス主導テロのロックダウンによる食糧不足何度も実体験してるゲットー在住なパレスチナ人にとってトラウマモノな貧乏飯=ひよこ豆のペースト 金属臭加わる缶詰めも実在する 要するに豆使った無味無臭のマッシュポテトで副菜 元々ユダヤ人やイスラム系にトルコのソウルフードだから味はともかく肉もミルクも砂糖すら使わないヴィーガン食として欧米人はトルティーヤや野菜に乗せて食っている まぁこれだけを主食として食ってりゃそりゃ攻撃的にもなるわな(笑) 


なおヒズボラの処刑リストに入りたくないのでフォローさせて貰うと本来のフムスはひよこ豆のペースト+白胡麻ペースト+ニンニク+塩+オリーブオイル混ぜて味整えパンやお肉にかける食べ方 欧米のヴィーガンによる調理方法は敢えて例えるなら味噌汁の味噌だけ生でスプーンで食すやり方 そりゃあ不味い筈だわ

❖ボストンの元義父母(53年版主人公とヒロイン(笑))や子供託した元妻と新しい旦那が酷い目とは無縁だったりスピルバーグ監督作品にしては珍しく子供が手のつけられないDQNだったりと此れ嫌いなお客様は割と多い……でもファミリー客がギリギリ視聴可能なPG13作品だったからあんまりやんちゃ出来なかったとか 特に飛行機墜落現場って実際に再現すると滅茶苦茶グロだしなあ

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