表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
845/1233

カリフォルニア・ダウン 15年

2019年6/5〜6/9タブレット端末にて執筆し脱稿 6/10深夜投稿

【 前代未聞なマグニチュード9.6の地震で高層ビルが粉砕されバタバタと崩れ落ち市街地では大火災 トドメが数百メートル超えの大津波で人が街そのものが次々呑み込まれ大惨事となる典型的なデザスター・ムービーですがCG使い過ぎたせいか此処まで大袈裟に徹底的にやっちゃうと最早笑いすら込み上げるそんな物語になりました 人がバタバタ死ぬけど犠牲者のメインとなるのは自分勝手な醜い白人しかも金持ち(セレブ)ばかり ざまあ要素満載で罪悪感を感じ無い 敢えて書いちゃうとテーマパークのアトラクションみたいな作品です かなり悪趣味だけどね。 】


★合衆国のホームレス人口1/4=約14万人近くが住み着いてる最大の街3つを抱えるカリフォルニダ州(嗤)ですが、中国政府(アルかニダ)金融機関による投機(じあげ)で1990年代のバブル化した日本みたいなペースで地価が跳ね上がり実質的宿無し…特にサンフランシスコとロサンゼルスは日本円換算で税抜き月25万の仕事で逃げられず&収入有ってもアパートにすら住めないから学校の先生レベルの公務員でも公園で独り野宿し凍死したり暖を取るついでに山火事になったりする事案が多発してる段階ですのでいっその事滅びてしまえって意見多そうです。そんな場所(リアル・ソドムとゴモラ)が壊滅する物語だから尚更映画売れました(-.-)


☆追記:2019年6月 ホームレスは16万人に増えたそうです。不法移民は含みません。


原題:SAN ANDREAS

サン・アンドレアス断層

アメリカ劇場公開作品.

同年日本公開.



 この作品、当初は東北の被災者に気を使えと…口先ばかりで心の底では何とも思っても居ない癖に綺麗事喚き立てた(ポリコレやらかした)阿呆のせいでDVDスルー予定にされかかりましたが、米国での大ヒットにより半年遅れで上映。この手の要らぬ気遣いは死亡事故の現場やハクソーリッジの日本軍慰霊碑の周りで最近やたら見かけますが欧米の真似して悲しくも無いのに事故や惨劇の現場に花束だけでなく食べ物に飲み物並べるぐらいなら仮設住宅在住者や交通事故の遺児支援施設支援して下さいな…花束を包んだビニールやリボンは所詮ゴミにしかなりませんし死者は食べる事も飲む事も香りや色を楽しむ事も出来ない以上、腐る物を雨ざらしの道路脇に並べても意味は無い…少なくとも私はそうしてます。生きている人間にこそ食べ物や飲み物が必要で有り死者には線香や冥銭(うちかび)(線香は死者の食事で冥銭はあの世のお金…沖縄では法事で燃やし亡くなった死者へ渡す)で充分なのよ。



 お暑う御座います…この駄文書いてる今現在、気温計は軽く31度超え湿度も軽く90%突破(泣)夜間は隣りの建築現場から無数に押し寄せる白アリの群れ、ついでに温水機の冷却装置に湧いた無数の甲虫(シバンムシみたいだけどサイズは5mm超え異様に臭い)を殺虫剤と炎で皆殺しにする日々が続いてます…ついでにヤモリも元気です。なんつーかこんな暑苦しい季節&殺伐とした気分に売って付けなざまあ要素満載な映画は無いもんかと思いこんな映画見てしまいました。ベースとなったのは勿論東日本大震災ですが、裏のテーマは60種族=推定数百万人の先住民を根絶やしにし再開発された耐震性皆無なリラベルの理想郷が積年の報いとも言える天災で根こそぎ破壊されるざまあ作品となりました……アメリカ人の本音としては社会設備も人材も老朽化が進んだこの西海岸、予算が順風満帆なら住民根こそぎ追い出し破壊して作り直したい……そんな状況なのです。


主人公の職場はロサンゼルス消防局の救難ヘリ・パイロット。ほぼ12時間勤務でまともな社会保障も無いから負傷でもした日にゃ忽ち生活が行き詰まるブラックにも程が有る危険な職業。その主な職務はかれこれ数百年も雨が降らないカリフォルニアで地下水汲み尽くした結果、21世紀に入ってから年8000回以上発生してる山火事からの避難誘導任務に交通事故や山岳遭難のレスキュー活動。日本の職務と違い昼夜関係無しだし墜落&不時着事故も多く余りにも過酷だから最近じゃドローンや無人ヘリ導入検討したり恩赦を餌に刑務所で燻る模範囚を消防士として訓練⇒時給250円で動員したりと色々やってる様です。(ちなみに他の作業は日本円換算時給12円)とは言え需要に供給が追い付かないのが現状で、特亜にべったりなリラベルさん達が金持ちへの税制優遇措置取ったから慢性的な予算不足で水道管や電気設備同様老朽化が進んでます。


北米有数の人口密集地で有るロサンゼルスですら主力救難ヘリは80年代前半生まれのベル414…しかも海外の同型よりも遥かに時代遅れなデジタル化&複合素材導入以前の代物です。そんな旧式機で日本国土面積数倍規模のカリフォルニア/ネバダ/アリゾナ全域をフォローしようにも機数が足りない……ついでに書いとくと某海外ニュースサイトで動画(固定のやり方間違えて回る婆さんのアレ)付きで配信されてますがベテラン操縦士&消防士の大量退役によりパイロットやレスキュー隊員の能力レベルも右肩下がりで急降下中……何はともあれ映画で宣伝してもらって有用な人材を集めようとした作品では有るのですが、身長196cm/体重133kgのザ・ロック様=ドゥエイン・ジョンソンを主役に起用って理想高すぎやせんかね(笑)


映画だけでなく内外の全報道機関でも…報道の自由(嗤)とやらで…敢えて説明してませんが実際の所、“個人主義を何より重視するアメリカ合衆国において、ありとあらゆる救助サービスは全て有料です。” 流石に大統領令が出る規模の大災害は最低限の国の支援が有りますが震災対策とその被害からの復興は全て自己責任&個人負担となります。だから震災の度に略奪や食糧の奪い合いが頻発するし南部の様にハリケーンや竜巻で廃屋と化した街が未だに荒れるがまま遺されてたり、砂漠や山岳地帯に放棄されてそれきりの村がゴーストタウン状態で放置されててホラー映画や犯罪事件の舞台となってたりするのですよ。では与太噺は此処までにして本編あらすじに入ります。



【 良いタイトル思いつかなかったんで本編では敢えて説明描写省いた小ネタから 主人公達がヘリのギアボックス損傷で不時着したベーカーズ・フィールドの名物巨大ショッピングセンターのベイストリートモールは先住民ムウェクマオーロス族の墓地&貝塚跡等の歴史遺産でしたが無理やり公有地にして根こそぎ破壊し建てられた因縁の建築物 セレブ向けの買い物専用と宣伝しながらも扱うのは特亜の電化製品しか扱っておらず ソレ以外のフードコートも激安の特亜製食材使ったファストフードばかり 色々終わってると思います ちなみに遺骨や副葬品は遺族の反対無視して近隣の博物館で見世物となってます。 】


☆隠れキャラ=ビジネスマン役で渡辺謙が出てるらしいのですが探せなかった。


 カリフォルニア/ネバダ/アリゾナ3州に壊滅的な被害を及ぼした大震災……前兆と言える地殻変動は8月下旬の金曜日朝にロサンゼルス北方26kmに隆起する山岳地帯サンフェルナンドバレーで始まった。突如始まった崖崩れに巻き込まれ岩場に落ち込んだナタリーを車から助け出したのは地元テレビ局の取材チームを乗せていた主人公レイモンド・ゲインズ(以降レイ)が機長を務める第58ヘリ・レスキューチーム。刻一刻を争う状況下で部下(ジョビー)が車に挟まれる等トラブルが続出し無茶な操作を行う必要が有った為に、ウィンチは焼付きロータやギアボックスもオーバーホールが必要な程ボロボロとなり彼等は辛うじて生還を果たす。 


主人公(レイ)の人生は最悪の時を迎えていた…数年前自らの判断ミスで下の娘マロリーを水難事故で失って以来、“(エマ)”と向き合う事が出来なくなり追い込まれた彼女を新進気鋭の建築士にして不動産王“ダニエル・リディック”に寝盗られてしまう。悩んだ末、“上の(ブレイク)”の大学進学&独立を契機に関係をやり直したいと思っていた矢先に彼に突き付けられたのは妻からの離婚届だった。


土曜日の朝、地震断層が存在しない筈のネバダ近郊フーバーダムで24時間前から始まった小規模な地震の調査に赴いていたカリフォルニア工科大学のローレンス・ヘイズ博士と共同研究者キム・パク博士は偶然からサン・アンドレアス断層が此処まで繋がっている事を発見、これで電磁パルス計測による地震予知の研究が進むと踊り出す2人は地震によるダム崩壊に巻き込まれる。混乱の最中キム博士は逃げ遅れた子供を助け出す際に崩れ落ちる瓦礫に巻き込まれ死亡…濁流はアリゾナ州全域を呑み込んでゆく。翌朝、共同研究者であり盟友を失ったヘイズ博士は彼の死を無駄にしてはならないと取材の為に大学を訪れた女性レポーター=セレーナ・ジョンソンとカメラマン=ディランに応対しカリフォルニア大震災の危機を訴える途中、震災に巻き込まれる。


同じ頃、長期休暇初日に緊急呼集で呼び出された主人公(レイ)は悩んだ末に間男(ダニエル)に進学の為サンフランシスコへ向かう(ブレイク)を託し職場に戻る。とは言え壊滅的な被害を被ったネバダ州&アリゾナ州の災害救援に派遣されていたチームとは別行動となり、独り故障中のヘリを駆り廃棄処分ため近隣の航空機メーカーへ向かう途中で何の気無しに元妻へ電話したタイミングで前代未聞の大震災を空から目撃する事になる。 


ブレイクは義父予定の(ははエマのこいびと)ダニエル所有のプライベートジェットでサンフランシスコに到着……ついでに仕事人間な義父(ダニエル)の職場を見学する事になり内心暇を持て余していたが、その日英国から就職面接に来ていた上がり症の純朴な青年“ベン・テイラー”とその付き添いで保護者気取りの無邪気な弟“オリー・テイラー”と知り合い楽しい時間を過ごし建物から車で大学寮に向かおうとしていた時地震に巻き込まれる。


ロサンゼルスの高級ホテル・テイト・ウェストンの展望ラウンジでは馬鹿な弟(ダニエル)による略奪愛の顛末を知った姉“スーザン・リディック(演じてるのはあの世界的な歌手カイリミノーグ)”が弟の新しい恋人エマを呼び出し穏やかには程遠い態度で詰問を始めたタイミングで前代未聞の大震災が始まった。


 耐震性皆無な建物の最上階から下に逃げたら助からない……ロサンゼルスではエマが主人公のアドバイスを受け、元夫の救援ヘリがこちらに向かっている事を皆に知らせ屋上へ向かう様呼び掛けるが外部展望エレベーターが崩壊し床や天井が崩れ落ちる状況でパニックを起した群集は階段に殺到。結局独り屋上へ向かったエマだけが次々と崩れ落ちるビルからの唯一の生還者となった。サンフランシスコでは瓦礫に押し潰され車の中で見動きが取れなくなった義理の娘(ブレイク)を助け出す為、ダニエルがホールへ向かうが突如崩れ落ちた瓦礫で先程まで会話していた警備員が跡形も無く潰される光景を直視しパニックを起した彼は何もかも投げ出し片足靴下姿でビルから逃走。偶々目の前でその顛末を目撃していたベンとオリーは勇気を振り絞りたった2人でブレイクを助け出すために瓦礫が降り注ぐ駐車場へ駆け込み紆余曲折の末オリーが見付けた油圧ジャッキを使いギリギリのタイミングで彼女を助け出した。


小規模な余震が続く中、瓦礫降らせる高層ビルが存在しない安全地帯=チャイナタウンに逃げ込んだ3人は、会話途中で基地局が建物ごと倒壊し通話不能となった携帯電話の使用を諦め、(しゅじんこう)に教えられた通りのやり方で古い電話線を使い状況を説明。空から見付け易く救難ヘリが着陸可能な高台を目指しゴールデンゲートブリッジを通り対岸(ハリウッド)へと向かう被災者の流れと逆行する形でサンフランシスコの下町(ダウンタウン)へと急ぐ……その頃復旧作業を進めるカリフォルニア工科大学ではヘイズ博士と研究室の助手達にレポーターのセレーナとカメラマンのディランがこれから本震が訪れるロサンゼルスやサンフランシスコ等の沿岸部大都市からの緊急避難を呼び掛けるため奔走し、錯乱し逃げ出したダニエルは周りの人々を押し退けながらゴールデンゲートブリッジを目指していた。


☆本編では尺の都合で殆どカットされDVD特典でも一部のシーンしか紹介していませんが主人公とアリゾナ州へ派遣されてる救難チーム及び上層部との電話連絡&状況説明と折衝シーンを挟み“偶々惨劇の現場上空で持ち込み修理或いは廃棄処分の可能性が高いポンコツヘリに乗っていた主人公は一応休暇扱い⇒娘を助けに行けと個人プレイの許可を貰います。” 上層部も同僚達も下の娘マロリーの事故の顛末と葬儀に参加してましたから下手に動揺したまんまの主人公に合流されてもなぁ(汗)と言う気遣いから1日のみの自由(フリーハンド)を確保したレイの活躍が始まる訳です。


 同僚にして副リーダーのマーカスから隊長到着まで後は任せろと快諾受けたものの瓦礫の粉塵でエンジンがイカれ気味だったヘリはギアボックスが壊れ墜落。ショッピングモールで銃を片手に略奪に勤しむ暴徒が乗り回す盗難車を奪い取りサンフランシスコへ向かうが地震で誕生した巨大な亀裂が行く手を阻む…偶々知り合った車が壊れた親切な老夫婦に車を譲り代わりに手に入れたボロボロのセスナ(中国政府国営企業(ボンバルディア)に会社乗っとられアメリカ人技術者全員解雇されたから部品供給止まってます。)を駆り漸く空港へ向かうが地震により滑走路は地盤沈下で着陸不可能。飛行機からパラシュート降下し湾岸地域に今も残る野球スタジアムAT&Tパークに降り立った。とは言え道路は直後に起こった3度目の地震で瓦礫に埋まり合流地点に向かえない…港で小型船を調達し他の避難民の駆る船々を先導するかの様に海から市街地へと向かうが其処に押し寄せて来たのはゴールデンゲートブリッジを押し潰す程巨大な大津波だった。


ちなみに橋の真ん中辺りに居たダニエルは波に呑まれ押し寄せる貨物船から崩れ落ちるコンテナにプチンと潰されジ・エンドとなりました。


その頃、当初の合流予定地であるコイトタワーは大火災で崩壊。ならば(しゅじんこう)が空から見付け易い高台を目指しスノッブ・ヒルへと向かったブレイク.ベン.オリーの3人は途中瓦礫に押し潰され焼け落ちた消防車の非常箱から確保した防災無線機から津波警報が流れ顔色を変えた。この辺りで唯一の高い建物はあのダニエル御自慢の建築中の総合テナントビルだけ、他に手段が無い以上其処に立て籠もるより手段は無い……だが襲い掛かかる津波は予想外のスケールだった。二度三度と襲い掛かる津波により溺れかけたオリーを助けようと無理を重ねたブレイクは波に呑まれ心肺停止状態に…何とか間に合った主人公による蘇生処置で辛うじて息を吹き返し物語は漸く大団円へ……夕刻、多くの軍や国連の救援チームに他州からのボランティアにより復旧作業が始まる最中崩れ落ちたゴールデンゲートブリッジには巨大な星条旗が掲げられ崖の上からそれを見守る5人はまるで家族の様に身を寄せる光景を映し出し物語は終わります。


惜しむらくは予告編で効果的に使われた“カリフォルニア・ドリーミング”何故か本編では使用されずエンドロールで使ってたんだよなぁ…勿体無いです。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ