エンド・オブ・キングダム 16年
2019年5/16〜5/18タブレット端末にて執筆し脱稿 午後13時投稿
毒食わば皿まで…という事で急遽投稿致します(笑)
【 顔見知りの葬儀に参列したら何故か数日後に参列者が次々斃れて今度はこっちが主催で葬儀をする事になった なんてホラーじみた実話は、季節の変わり目にバタバタ人が倒れる80歳以上の爺婆が多数住んでるウチみたいな田舎?では良く有る笑えないブラックジョークなんですが毎回毎回テロリストに命狙われるこのシリーズの2等軍曹 もといベンジャミン・アッシャー大統領って一体何やらかしたんでしょうか まあ突っ込み所満載なB級アクション映画だから仕方ないかな という訳でシリーズ2作目 監督や脚本家も総入れ替えしたある意味仕切り直しな物語を取り上げてみようかなと思います。 】
★アーロン・エッカート=アッシャー大統領役…1作目の感想纏めてる時に、何故初対面の筈のこの笑顔に見覚え有るのか不思議だったんだけど経歴調べて納得しました。ロサンゼルス奪還で戦ってた2等軍曹でしたか…サンキュー・スモーキングの主人公でも有りましたね。
原題:LONDON HAS FALLEN
ロンドンは倒れた…まあ特に深い意味は有りません。
アメリカ劇場公開作品.
同年日本公開.
5月も折り返し、こちらは一足先に梅雨の季節に入りました。漸く満開となったテッポウユリの周り飛び交うホタルはともかく家の中に潜入図る虫も白アリや蛾等々色々増えて大変です(詳細書くと引かれるから書きません) 私のベットの裏が定位置となったウゲウゲさん筆頭にアシダカ軍曹が3匹に増えました…何故か風呂場根城にしてる3cmぐらいのおチビ様と仏壇の周囲ナワバリにしてるその中間が鳴きヤモリ(沖縄のヤモリは障子を破る時のブルース・リーみたいな鳴き方します…ちなみにサイズも本州産の倍です)と競争するかのように色々捕まえてるみたいですが直視出来ません…毎朝床に転がる虫の脚や○○物をホウキや掃除機で片付けるだけでもういっぱいいっぱいで御座います。
にしても今回は色々失敗しました。クソ暑い&湿気が酷い季節にレンタル代金激安だからって何故突っ込み所満載な脳筋映画借りちゃったかな?しかも便乗作含む3本も 予想以上にお客様のリアクションは悲惨な状態です……5年前のPV数より厳しいし、何よりこんな反応に困る作品をどう面白可笑しく文章に纏めるのか色々四苦八苦しております。だいたいこのシリーズ、プロデューサーがイスラエル国籍のヨーロッパ系ユダヤ人で今作の監督は亡命イラン人2世(ちなみにホワイトハウスの方はピッツバーグ生まれだけど色々拗らせたアフリカ系)主人公バニングを演じるジェラルド・バトラーに至っては生まれも育ちも生粋のスコットランド人で大統領役のアーロン・エッカートもアメリカ国籍だけど育ったトコはイギリスだしね。アメリカ万歳!民主主義は正義だ‼な映画なのにモーガン・フリーマン除いて地元の役者どころか製作スタッフも殆ど居ないけど良いのかね……まあ今更だけど。
暑苦しさ全開な見てるだけでSAN値削られそうな物語ですがシリーズ1作目よりは予算に余裕有るから、物語に暖急付けたりBGMの使い方に気を配り敵役は煉獄を這い回るGよりゃ幾分マシなパキスタンの武器商人を起用。中国やロシア&ヨーロッパ同様、世界中に不和の種をバラ撒き安価な武器を売り付けまくるダメリカが正義?悪役対決じゃねーか(怒)な突っ込みはさり気なくスルーしながらユダヤ人にとって恨み骨髄(笑)“多民族国家の理想郷でありリラベルの聖地=イスラム系テロリストの天国と化した=ロンドン”の観光名所を警官に変装したテロリストが破壊しまくるという地方在住のイギリス人が見たら爆笑必至なそんな作品に仕上がりました…そういや2016年当時のロンドン市長はイギリスの海外平和維持軍派遣に反対で警察署縮小を熱心に遂行してるイスラム教徒(パキスタン系)でしたなぁ…という意味では今回のストーリー展開、あながち嘘では無いのです。
2019年8月に公開予定のANGEL HAS FALLENの予告も漸く始まり、今作で終始ラスボス感全開なトランブルが大統領に就任してるの見て大爆笑したお客様にならお勧め出来るかもな作品で御座います。あたしゃ今回も色々疲れたからレンタルコーナーで旧作扱いなった頃にでも楽しませて頂きます。では独自解釈有りな不真面目なあらすじへ。
【 映画冒頭のシーンについて=バルカウィ家が何故フィリピンを狙うのか それはあの国が銅やニッケル等の莫大な地下資源と海洋資源の宝庫で有りながらも、多民族間の対立やスペイン〜アメリカによる植民地時代の悪癖から未だ抜け出せない人数ばかり肥大した大国=イスラム支配&ジェノサイドによるチャンスが有る新天地だから 少数民族で有りイスラム法に縛られ自暴自棄な行為を繰り返す貧困層の下等民族に武器を売り捌き異教徒殺させボロ儲け かつてタガログ族を使いアメリカ=マッカーサー家がやらかした異教徒絶滅&侵略行為をやり返してるだけなのに何故俺達だけがやったら犯罪なのか? 】
★今回の逆恨みの理由はそんなもの 元々パストゥーン人の価値観では家人(但し男性に限る)以外の人間は使い捨ての道具で有り家畜 異教徒はソレ以下ですので騙しても皆殺しにしても構わない フィリピンの人口は避妊や堕胎を全否定するカトリック(しかも日本同様、中共に忠誠誓うウリスト教神父と半島から逃げた犯罪者が入り込み…)の価値観により5年前に1億人を突破し尚も増加中 食糧増産は自給自足に到底追い付かず、今じゃアジア最大の食糧輸入国に落ちぶれました。
☆そもそも共産主義や本来のイスラム教徒に対する尖兵として原理主義者を増やしたのは何処なのか都合良く忘れてませんか? 誕生したばかりのイスラム教に麻薬使った洗脳ノウハウとテロやアサッシンの手口教育したのはフランスで有り彼等にミサイル等の近代兵器を引き渡し軍事訓練行ったのはイギリスとアメリカ合衆国 指導者が融和ではなく恐怖で信者を縛る類いの宗教はキリスト・イスラム・ユダヤ・共産主義も含めて自滅因子を自ら作り出す傾向を持っているのですが自覚無いのは何故なんでしょう
“結局の所、戦争とは“自分達のやる殺戮は聖戦で異民族の殺戮はテロだ”その程度の価値観で安易に殺戮を始める以上どちらかが最後の1人まで狩り尽くさない限り終わらない”
2014年.パキスタン・イスラム共和国.パンジャブ地方ラホール北方50マイル…一人娘の結婚式に現れたテロリスト=アミール・バルカウィを狙ったMi6の支援による無人攻撃機を使った暗殺作戦は彼等を崇拝する多くのパストゥーン人を巻き添えにして成功理に終わった筈だった。
2016年…前作から3年後、秋を迎えたワシントンDC.早朝のホワイトハウス。無事二期目の職務を終えようとしている“ベンジャミン・アッシャー大統領”の日課は“いざという時の”基礎体力を身に付ける為の早朝ランニングと筋力トレーニングから始まる。護衛車列とは別に彼の側に常に付き従いランニングに付き合うのはホワイトハウスの事件解決を契機にSPに職務復帰した主人公“マイク・バニング特別警務官”の姿だった。色々有って新居を購入し妻リアとの間にはもうすぐ娘が生まれる……親友の任期満了を待ってもうそろそろ自分の為の人生を始めよう……合衆国大統領に三期目の就任は無い そんな矢先にトラブルは再び巻き起こる。英国首相ジェームス・ウィルソンの突然の訃報が届きバニングは“リン・ジェイコブズSP長官”と共に大統領の随員としてロンドンを訪問する事となる。
☆ちなみに腐女子大喜びなこのシーン、ロンドン鬼ごっこデート(笑)の前振りとテロ戦争に対する強烈な皮肉が入ってますがダメリカ人は何人気付いたやら…。
度重なるロンドンを守る警察官のリストラと公共サービスの民営化を進めるパストゥーン人の新市長と急逝した前任者の後を引き継いだ英国.クラークソン新首相の主導により慌ただしく行われる葬儀は、イスラム原理主義者による無差別テロを警戒する各国の警備担当者との折衝に追われる事となる。リストラが進んで警備人員が足りないスコットランドヤードや公共機関に代わり国内の安全保障を担当するMi5“ジョン・ランカスター長官”の提案で臨時にかき集められた“多くの地方都市の警察官や救護隊員等々”が動員された。警護を万全な物にする為、敢えて指定時刻より早めに到着した合衆国チーム……ヘリや装甲リムジンを駆使し葬儀場へ向かう主人公が感じたのはそこはかとない悪意の籠もった警官達や救護隊員の視線。元々パキスタンはイギリスの植民地だった事から以前からロンドンはパストゥーン人やインド人の公務員が多いのだが、嫌な気配がする…彼の懸念は最悪の形で現実のモノとなる。
葬儀会場へ向かう各国の首相達…車列の中でカナダのロバート・ボーマン首相は度重なる娘の自動車運転免許試験失敗をどうフォローするか悩み、一足先に乗り込みバッキンガム宮殿で近衛兵の交代イベントを楽しむドイツ.アグネス・ブルックナー首相は見ず知らずの小さなファンから薔薇を受け取っていた。ウェストミンスター寺院で愛人との僅かな時間の逢瀬を楽しむのはイタリア.アントニオ・グスト首相。日本からやって来たツトム・ナクシマ首相は警護チームと共に名物のロンドン橋の渋滞に捕まり、テームズ川を優雅に川舟でやって来たフランス.ジャック・メナール首相は時間迄読書に勤しむ……だが彼等の周囲で警護にあたる応援の警官や救護班は全て偽物&テロリストの同調者だった。
カムラン&ラザー・バルカウィ兄弟に率いられた数百人の私兵集団による一斉蜂起と公共サービス会社に入り込んだアミールの元娘婿でお気に入りハッカー=車椅子の住人となったスルタン(3回見て漸く気付いた…まあ屑だからどうでも良いけど(笑))をリーダーとする別働隊によるライフラインの切断と仕掛け爆弾により、監視カメラや携帯電話に衛星まで使った警備システムは回線や電力を寸断され全てブラックアウト。イギリス首相を除く全ての西側首脳陣は周囲に居た民間人を多数巻き添えにする形で惨殺された。残るは本命のアメリカ合衆国大統領のみ。
だが下手な特殊部隊の大隊程度なら返り討ちに出来るガンダムみたいな主人公の活躍と文字通り身体を張ったSPチームの犠牲により後から後から現れるテロリストは次々と皆殺しとなる。漸くヘリポートに辿り着いた大統領とバニングにリンの3人は空港に待機するエアフォース1を目指し護衛ヘリと共にロンドンから脱出を図るが屋上から次々発射されるアメリカ製のスティンガー対空ミサイルにより全て撃墜されリン・ジェイコブズSP長官も犠牲となる。かろうじて生き残ったバニングとアッシャーはロンドン市内をバイクに乗ったテロリスト達に追われながらも、とある手段で“アラン・トランブル副大統領”にメッセージを残し警官に化けたテロリストを殴殺し武器を調達(笑)停電により動かなくなった地下鉄駅で釣り野伏を行い襲撃チームを殺戮、偶々ソレを率いていた“ラザー・バルカウィ”は兄カムランが聞き耳を立てる衛星携帯の側で顔面にナイフ突き立てられ惨たらしく屠殺される。
その頃、パキスタン政府の庇護を馬鹿息子による軍部重鎮ラフマン少将殺害という自業自得な形で失いイエメン共和国ナブアのスラム街に潜伏していた黒幕“アミール・バルカウィ”は娘婿が手配したノートパソコン使い喜々として“トランブル副大統領”に娘を殺した兵士の引き渡しを要求し大統領の公開処刑を通告するが……下手なマフィアより強面な副大統領は素気なくスルー。電力の復旧は遅れ電話も使えず誰が本物の警官や救護班で誰がテロリストなのか区別を付ける為にスコットランドヤードのケビン・ハザード総監が思い付いたのは“イギリス人だけが知っている空襲警報(屋内避難命令)のサイレンによる選別” テロリスト達はサイレンの意味が分からないまま道路を彷徨き次々と処分されていく。何とかMi6のセーフハウスに辿り着いた主人公と大統領は特殊部隊時代からの顔なじみで有る“ジャクリーン・マーシャル”率いるチームと合流するも対策本部に連絡し大統領保護の為、現れたのはデルタ・フォースの扮装を付けた=テロリスト達だった。
Mi6チームとバニングの活躍でテロリストは皆殺し、イギリス政府中枢の裏切者を処分するため本部へ向かうジャクリーン達と別行動。潰しても潰しても湧いてくるテロリストを次々と仕留め…途中アッシャーが攫われ危うく“カムラン・バルカウィ”の手により公開処刑されそうになるも“SASウィル・ディビス大尉”率いる突入チームに合流した主人公は彼等を陽動チームとして使いロンドン中心部に設けられたテロリスト本部に単身潜入。中の敵を殺戮しながらアッシャー大統領をギリギリで助け出し地下のガス配管に仕掛けた爆弾使ってカムランとスルタンを火炙りに…ついでに馬鹿野郎が後生大事に抱えていた父親のメアド入りの衛星携帯をゲットする。作戦失敗に気付いたMi5ジョン・ランカスター長官はバルカウィ家から送られた2000万ポンドの現金と多数の偽装パスポートを使い地獄絵図と化したイギリスからアフリカ大陸へと逃走を図るが待ち伏せていたジャクリーンにより射殺される。
数日後、多数の部下達に守られながら息子達の生還を待ち侘びる“アミール・バルカウィ”に届けられたモノはラスボス=トランブル副大統領からの嫌味全開な息子達の断末魔を録音した音声の嫌がらせと要塞化した街区画を丸ごと吹き飛ばす無人攻撃機からのミサイルのプレゼント。全身打ち身と軽度のやけどを受けながらも親友を守り抜いた主人公が待望の娘と対面したのはそれから2ヶ月後の事だった。
実はナクシマ首相達だけは橋ごとテムズ川に滑り落ちただけなんだけど……3作目でしっかり出演してたりして(笑)




