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ポセイドン 06年

2019年5/7〜5/10 タブレット端末にて執筆し脱稿 5/10 9:00投稿

最初に警告しときますがこの映画…死体描写だけやたらリアルな悪趣味作品です。ストーリーは穴だらけのポンコツで登場人物は全員屑って誰得なんでしょうか…とは言え惨劇目当てでコレ借りた当時の私も大概病んでたと思います。

【 旧作では、最初に設計ミスの為に船が転覆し元凶と自分勝手で無責任な金持(セレブ)ちや何もかも他人任せな優柔不断な愚か者がバタバタ死ぬ⇒ざまぁ展開だったんですがリメイク版はCG多用してストーリーはともかく惨たらしく無意味に手間暇かけてしかも大量に無辜の人々が死んでゆく映像でドン引きました…まあ設定上では同じ様に乗組員達が犠牲になってる筈だけどね映像無かっただけで…後トラウマ物な体験した為か窒息とか溺れるとかついでに狭い場所を通ったりするシーンで無性に呼吸が苦しくなるから見てて色々キツかったです。まあアレですね、一瞬で終わる飛行機と違い真綿で締められる様に苦しむ豪華客船には乗らない方が良いとまあコレに尽きるのかなぁと思います(笑) 】


★何故こんなゴミを見たのさと怒られそうですが、今回…私のお目当てはカート・ラッセル演じる消防士上がりの元NY市長ロバート・ラムジーの匍匐前進で御座います。ストーリーとかテーマは二の次です(断言)⇒そんなシーン無かった上に卑屈な役回り……見てて悲しくなりました ど畜生(涙)


原題:POSEIDON

まあ和訳は要らないかな流石に

アメリカ劇場公開作品.

同年日本公開.


☆身も蓋も無い話ですが、途中で挫折し例によってその内見ようとHDの肥やしと化してた映画です。海上では発生出来ない津波で簡単に転覆する巨大船の映像でいきなり興醒めしました…アサイラム作品かよ!



 私はかれこれ10年以上、船に乗った経験が有りません 元々乗物酔いになりやすいから島から出るなら飛行機メイン。船内で1泊した経験ともなると中学生の頃に修学旅行で長崎〜鹿児島へ行った時ぐらいかな? 総員300名の大移動だったから食事は秋口なのに冷えた不味い弁当で風呂に入れずトイレも水も順番待ち。自販機の飲物の値段が○00円だったから色々閉口したのと野郎ばかりの船室でバカな写真…因みにあの時の友人達と撮った写真は何故か軒並み心霊写真(てがいっぱい)だったから後日“後ろの百太郎(古い漫画だけれど図書館で人気作品)”呼ばわりされた(涙)事以外何1つ思い出せません…つーか行きも帰りも船だったけど寝た記憶が無いっすね フェリーが結構揺れてたからそれどころじゃ無かった様な気がします。大勢の人間が歩き回る環境だろうが地面やコンクリートの上だろうが何処でも眠れますが灯り付いてると落ち着かないし 大人になってからは会社の同僚達と那覇祭りで寿司食べながら小型クルーザーで花火見物に挑戦しましたが開始5分で他のお客様と一緒に船尾でリバースマシーンと化してました…代金1万円はぶっちゃけ無駄 つー訳で出来りゃお金貰っても体験したくないのが豪華客船のクルーズです。


昨今のとある大陸で巻き起こったブームのせいで豪華客船の旅に憧れるお調子者も多いそうですが、今迄は其れなりに経験重ねて礼儀作法のしっかりした紳士淑女な顧客ばかり…偶に成り上がりの馬鹿が混ざる程度…だった筈が、2019年現在は手荷物持ち込み制限が無いのを悪用しバーゲンセールで商品奪い合い拳で語り合う様な馬鹿な男女や乗員乗客の手荷物を狙う窃盗犯にレイプ犯罪、果ては麻薬に武器持ち込みや動物密輸案件も多発しているとかで2000年代に入ってからの船内行方不明者(自殺他殺に密入国…捜査断念案件)は軽く数百人を超え、動画サイトのアクセス数稼ぎで船首から飛び降りやって死にサメのエサとなる阿呆や立入禁止区域に入り込み船員とトラブル起こす例も後を立たず、船内の雰囲気は1920年代の不法移民船もかくやという船舶も結構有るとかで映画の様なドレスアップして新年カウントダウンイベントみたいな事が行える船は昔より遥かに減少してるそうです。まあ正真正銘のセレブならば自前のクルーザーか飛行機で動く時代だしねぃ。


 で今回視聴し感想書こうと思い付いたこの作品ですが、旧作“ポセイドン・アドベンチャー”をテレビやDVD&動画配信等で少しでも見た経験の有るお客様には絶対お勧め出来ません(笑)いや最新鋭のCG駆使して其れなりに盛り上げる努力はしてるんだけどさ、船会社を軒並み敵に回した為か微妙に80年代のアルバトロス風味なやっつけ仕事感が酷いだけでなく脚本書いた奴が明らかにボンクラで登場人物が軒並み並外れた記憶力皆無(あたますっからかん)なアホと好感度皆無な人でなししか出て来ないし“墓穴掘りばかりやらかすガキ”は映像見てて思わず“死ね‼”と罵りたくなるぐらい鬱陶しい上に自暴自棄なゲイの老人演じてるリチャード・ドレイファスが何か気色悪い、そもそも高々40ないし50m程度の高波1回で転覆し乗員乗客がバタバタ死ぬ程危ない構造の豪華客船って第2次大戦中の急造船舶(リバティクラス)以下だと思います。しかも元凶はしっかり生き残ってるし…


まあモーリー・マクガバンの主題歌“モーニング・アフター”が流れない段階で私のこの映画に対する評価は既にマイナス方向に思いっきり振り切れてますのであまり参考にはなりませんと御注意を。という訳で今回はサラッと粗筋書き殴らせて下さいな。こんなゴミ映画金払って見た怒りが何とか抑えられる様になったら書き直そう……多分やりませんけどね(笑)


せめて製作スタッフが楽しんで映画撮ってたら駄目な脚本でも楽しめるのですが明らかに“正気度ゼロ”なんだよなぁ。取り敢えずコレ書き終えたら口直しも兼ねてオリジナル見直すか2005年にテレビムービー化したらしいもう1つのリメイク版探そうかと思います。 なお時効だから追記しときますが記念写真撮ったら手がびっしり身体に纏わり付いてたその船はサンフラワー号 後に色々起きて縁起悪いから某半島へ公園の廃船使った遊具になる筈がセオル号の名前付け阿呆な改造でトップヘヴィとなったその船がどうなったかに付いては皆様御存知ですよね



【 そういやコレ見て余りの酷さに現実逃避しまくってる最中、私の頭に浮かんだモノは小学生の頃AFN…当時はFEN(ファーイーストネットワーク)=極東放送で放映されてたお昼の豪華客船舞台にしたメロドラマ・THE LOVE BOAT(日本でも深夜枠で放映してたらしいけど覚えてない…ちなみに全255話)のテーマとその迷場面集でした。勿論全編英語だから所々で聞き覚えの有る英単語を聞き分け……その内癒やし系音楽とクルーズ映像で熟睡モードに突入させる作品だったけど唯一覚えてるのが登場人物やゲストの危機にクローゼットやソファの下とかモーニング姿に蝶ネクタイ付け何処からでも現れる正体不明のメキシカンな小さなお助けオジサン(こっちも確かゲストキャラ…カート・ラッセルの事じゃ無いからね♥)だったんだよなぁ。 】


☆この映画唯一の目玉は元子役声優 (86年までスヌーピーのルーシー役) のステイシー・ファーガソン “薬物過剰摂取(あおいうさぎ)やらかし死にかけた挙げ句、入院治療費で1文無し”⇒2013年改名しファーギー・デュアメルとして復活した彼女が演じる歌姫グロリアが歌い踊るシーンだそうですがなんか滑ちゃった感満載です(笑) ジェニファー役の本物の歌姫エミー・ロッサムに至っては歌うシーンすら貰えませんでした。



 豪華客船ポセイドン号。乗員乗客4000名が乗り込み南米各国を回るニューヨーク航路を行き来するその船がレーダーで“地球崩壊レベルの隕石命中により発生した巨大津波”を発見出来なかったばかりか外部警戒情報データリンクを遮断状態にした事により緊急対応が遅れ、僅か6人の生存者を残し殆どの人々を道連れに真冬の大西洋に消えたのは2006年1月1日深夜の事だった。本来なら作動する筈の排水ポンプや耐圧隔壁が誤作動し、転覆直後に乗務員室で謎の大爆発が起こり乗組員は全滅し避難誘導は不可能となる。しかも通常なら引火する事が不可能な重油燃料は何故かガソリンにすり替えられており僅かな水圧の変化で破裂した燃料タンクはナパーム弾の様に破裂しパーティールームに立て籠もる数百人の生存者達を焼き尽くしたのだと言う。



オリジナルのソレも大概ポンコツ超大作だったけど役者のノリと音楽で誤魔化しきってアカデミー賞貰いました。この段階で脚本家の海や船の基礎知識が幼児以下という衝撃の事実が判明しますが……スルーお願いします(-_-)



 物語は偶々年越しイベントの司会進行を担当したが為に生き残った唯一のスタッフ=ブラッドフォード船長(ちなみに黒人で娘程離れた歌姫グロリアとの爛れた関係に監督の悪意感じました)の指示により救援到着まで隔壁に囲まれ安全な筈なパーティールームからそれぞれの理由で脱出を図る7人の男女のスケッチから始まる。皮肉にも最初に迫り来る津波を目撃したのは彼氏に振られ飛び降り自殺を図るこの船の設計者“リチャード・ネルソン”だった。慌てて船内へ逃げ込む老人の後を追い掛けるかの様に押し寄せた津波は必死に船を操舵するスタッフや何も知らないまま新年を祝う乗務員達を飲み込んでいった。


長年様々な豪華客船をまるでネズミの様に渡り歩き小金持ちをカモにして宿泊費を稼ぎ出してきたギャンブラーにして一応主人公=“ディラン・ジョーンズ”は3000名を超える犠牲者を出し尚も消極的なスタッフに見切りを付けたのと船を設計したと言うゲイの老紳士“リチャード・ネルソン”の独り言…強度計算間違えちゃった云々…を聞き付け危機感を懐き、独り転覆した船からの脱出を図るが探検感覚で付いてくる子供“コナー・ジェームス”とそのシングルマザー“マギー・ジェームス” ディスコルームに取り残された娘とその婚約者候補の安否を確認したい元消防士上がりで前NY市長“ロバート・ラムジー”に実は密航中でバレると色々困る“エレナ・モラレス”と彼女の密入国を手伝っているウェイター“マルコ・バレンタイン”ついでにネルソン⇒この6名に纏わり付かれる形で船長に喧嘩を売りシェルター=パーティールームから閉め出される。


ディスコルームで生き残っていたのはラムジーの娘“ジェニファー”と落下した瓦礫に足を押し潰されたその彼氏“クリスチャン” ディランとネルソンにより瓦礫の下から助け出されたクリスチャンの折れた足が何故か即座に復活するが…誰も突っ込みませんのであしからず。 途中ラムジーの汚辱に塗れた過去を知る下品な男“ラッキー・ラリー”もメンバーに合流し総勢10名となった彼等は火災と焼死体だらけの船内を従業員用エレベーターのシャフトを目指し脱出を図る…うっかりラムジーが火災現場で仲間を見捨て消防士で居られなくなった過去や妻に暴力振るって離婚された事実をベラベラしゃべり突如破裂する燃料タンクの爆風と降り注ぐ海水で突然ラリーは焼け死に、橋崩落で慌てて縋り付いたネルソンに蹴落とされる形でマルコが墜死。パーティールームから聞こえる生存者達の断末魔の声に耳を塞ぎながら生き残った8名は船底へと向かうのだが押し寄せる海水の中、ドレスが瓦礫に引っ掛かったエレナが敢え無く溺死する。


下から浸水し迫る海水と死体の山を潜り抜け今や上層となった船底に辿り着いた7名だったがサイドスラスター(船が横移動する為に設置されたハッチ)から外へ出る為には回り続けるスクリューを停めないといけない……そんな最中コナーが船内探検始めて行方不明に(汗)慌てて息子を探し共に溺死しかけた2人を救い出したのは、それまで完全に傍観者の位置をキープし次々死んでゆく仲間を見捨てたラムジーを無責任に批判する主人公(ディラン)。スクリューを止める為に潜水し操作ルームに辿り着いたラムジーは溺死しながらも最後の意地で機械を操作……停止装置を作動させた。沈みゆくポセイドン号から外に飛び出した主人公(ディラン).コナー.マギー.ジェニファー.クリスチャン.ネルソンは“偶々海流に流されず放置されていた救命ボートに乗り移り喜びの歓声を上げる…打ち上げた照明弾に誘われ集まって来た2機の救難ヘリ”により彼等は助かったらしい画面は其処で暗転しスタッフロールに移る訳ですが…………なんつーかこの映画見てると本当にSAN値が下がりそうです(笑)


今回はこんな感じで勘弁下さいな……ああ疲れた。



2020年2/20追記 正直、人様を不安にさせるかの様なネタを選び書き殴る誰かさんに喧嘩売るような話だから此処で書き逃げしときますが "日本籍のモノも含め全ての豪華客船にはカジノが有るし高級○○婦が当たり前に居ます" 接岸時や領海入ったら営業禁止だし宣伝こそしてませんが船会社の貴重な収入源です。 でなきゃ例のセメント組合の幹部なんて暴力団関係者そのものな連中が乗り込む筈無いじゃないですか(笑) だから治安悪化してんだけどね。

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