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トコリの橋 54年

2019年2/25〜2/26タブレット端末にて執筆し脱稿 同日午後4時投稿

【 夫婦の絆と不思議の國ニッポン(汗)と無為で危険な任務の虚しい落差 アメリカ海軍全面協力で製作された反戦作品の名作扱いですが実際の所は真っ赤に染まった民主党政治家=合衆国政府中枢部のトルーマン大統領と国民に対する深刻な裏切り行為の史実と多くの将校がソビエト共産党に内通し情報が筒抜けだったた陸軍の不手際、果ては日本侵攻を企み民間人(うらぎりもの)を探し出し虐殺する事に熱中してた韓国政府陸海空軍の無能ぶりにウンザリしてたアメリカ海軍の遣る瀬無い怒りを当時公表出来る範囲でぶち撒けた厭戦映画です(笑) 】


★まあ全てがぶち撒けられたのは当事者達が死に絶え、ソビエト連邦が崩壊してからだけどねぃ。1995年のヴェノナ文書とエリツィン大統領時代にロシア側が公開した資料が決め手になりました。


原題:THE BRIDES AT TOKO-RY

トコリの橋

アメリカ劇場公開作品.

日本公開1955年.

54年に光文社ジェームスAミッチェナー著

でノベライズ小説出版.


☆前振り書くに辺りあの国の名前伏せました(笑)まあ映画本編にもとある理由で出て来ませんので○○半島の戦いは全てそれで押し通します。


 1950年6/25に始まり53年7/27に一時休戦となった無意味な殺し合い=○○戦争のそもそもの原因は、元々半島に住み着いていたソレが近代国家とは何なのか20世紀の戦争がどれ程自国民に被害を及ぼすのかこれっぽっちも全く理解していなかった事に有ります。 まあ要するに服装や食生活にインフラ整備等、日本の東北地方の整備を後回しにした挙げ句大金を注ぎ込まれ外見だけは20世紀の人間に見えたソレの中身は、宣戦布告の義務やハーグ交戦規定を理解しておらず “勝った者が全てを奪い負けた者は未来永劫奴隷として踏み躙られ生殺与奪権を握られる” という紀元前の戦争しか知らなかった蛮族だった訳です。


お人好しにも程が有る日本政府や経済界の保護を受け、我が儘放題に育った自制心や良心が皆無な蛮族が叱りつける飼い主が居なくなればどんな事をやらかすのか  19世紀まであの半島を支配していた中国に対する様に日本に媚諂(こびへつら)っていたソレは、今迄と同じ様に今度は新しい主人となったアメリカを筆頭とする連合国に、或いはソビエト連邦やアメリカ合衆国民主党系列の経済&軍事支援を受け再び力を付けた中華人民共和国に擦り寄り自分達が世界最優秀民族に登り詰めたのだと勘違いします。 そして始まったのが連合国軍に占領され国防戦力を持てない日本への侵略計画で有りソビエト製の装備使って南下し半島を統一しようとした“○○戦争”だった訳です。


まあ紀元前で進化が行き詰まったソレの思考は2019年現在、南も北も全く進歩しておらずその結果が今に至る訳ですが それはともかく間抜けな事に宣戦布告無しで連合国が統治する日本相手に戦端を開き九州占領を目指した南○○は、小五月蠅いケチなアメリカ政府に内緒で半島の端っこに戦力を集めており国境線はスッカスカ 同じく宣戦布告無しで○○の支配者として君臨しようと戦端を開いた北○○軍は呆気なく半島の大半を占拠 ソウルも呆気なく陥落。 南○○政府は連合国軍(あたらしいごしゅじんさま)に慌てて泣き付く事になりました。 まさかこんな馬鹿馬鹿しい理由で戦争を始め即座に負ける阿呆が20世紀も半ばを迎えた特定アジアに存在するとは思っても居なかったアメリカ政府 特に半島の現状を側近達から知らされなかったトルーマン大統領や東京でイエスマンに囲まれ皇帝として統治を行っていたマッカーサー元帥は大混乱に巻き込まれる事になります。


 一方北○○をけしかけたソビエト連邦はスターリンが健康状態悪化し精神不安定気味だった事 特に何もしなくとも民主党やアメリカ陸軍ルートで半島の悲惨な国内情勢や合衆国内や日本国内の現状を掌握していた為、シベリアで量産していた奴隷頭候補(キムなんとか)とその飼い犬達が例えバクチに負け全滅したとしても新兵器や戦術の実験台として有効活用出来る事情が有り。 同じく中華・毛沢東にしてみれば国内戦争で降伏して来たけど正直目障りな元中華民国軍軍閥兵士達を使い捨てる格好の場所が出来たのですから正直勝っても負けても損は無かった訳です。 彼等の唯一の誤算は逆ギレした幼稚園児(マッカーサー)が核兵器の使用も持さず半島から中国大陸に侵攻を進めようとした事と煽りけしかけた奴隷頭(キムなんとか)が無能なだけでなく自国民が何人死のうが気にも止めない典型的な○○人だった事。


最悪の事態をどうにかしようと大統領の側近を動かし間抜けなトルーマンを犠牲にして何とか戦争2年目に保育園児(マッカーサー)を解任に追い込んだものの国連軍そのものをどうにかする事は出来ず38度線を堺に膠着状態。 一方中華人民共和国の義勇軍という事になってる彭徳懐(ほうとくかい)率いる派遣部隊もぶっちゃけ増大し続ける無駄な被害(死傷者続出の責任を危うく取らされそうになったし)に戦力としてアテにならないだけでなく平然と民間人やアメリカ軍捕虜を皆殺しにする北○○軍に呆れ果て、半ば戦争をボイコット  双方の指揮官が極力犠牲を出さない形で陣地構築に入った結果貧乏クジを引かされたのが陣地への遅延攻撃を依頼されたアメリカ海軍を筆頭とする空母機動部隊戦力であり双方が無分別にばら撒いた機雷を除去するために密かに集められ派遣された日本の掃海艇部隊でした。


空軍御自慢のB29を始めとする戦略爆撃機や各種中型爆撃機は中華が派遣した事になっている(本当はソビエトでパイロットは東欧から派遣)MiG15に蜂の巣にされるからまともに対応出来るのは海上から出撃可能なF9Fパンサーを始めとする各種ジェット戦闘爆撃機やA1スカイレイダーの様な特殊な攻撃機ばかり F86等の空軍機はソウルから出撃しないといけないから航続距離が足りず開戦直後に活躍したコルセア戦闘機は以外と近接信管式の対空砲火(ちなみにアメリカ製の独自技術が陸軍通して流出)に弱く未帰還機続出。 前線配備が始まったばかりの海軍ジェット戦闘機と急遽再召集されたベテランパイロット達が消極的な時間稼ぎに駆り出される事になります。


つー訳でコレは戦争末期、そもそも南○○軍は裏切り者の処刑優先でまともに働いてすらいないのに何故俺達がどうでもいい馬鹿の尻拭いやらされてるのか訳が分からない状況となった  そんな酷い戦争に巻き込まれた海軍兵士の悲哀を描いた物語となります。 なおヒロイン役のグレースケリーが日本ロケ不参加だった為ホテル内のシーンとか風呂場のソレは自称日本人を名乗るナニかが代役努めてます。 着物着ててあんな品の無い動きやらかしたり阿呆な礼儀作法やらかしてるのは間違い無く悪意から(笑) もっとも日本ロケで屋外撮影に付き合わされた本物も演出家の要望で敢えて不思議キャラと化しました。


まあ立場主張し間違い指摘しても、逆上したダメリカ人に仕事干されるだけだったからねぇ……そんな時代だったのですよ。 では本編のあらすじに入ります。


★追記:南北○○軍の捕虜や民間人に対する大量虐殺行為について某ウィキペティアでは全て日本軍の教育がどうこうと寝言書いてましたがあんな恥知らずな行為が出来たのはアメリカ軍とオーストラリア軍 そして特亜3ヶ国軍や1953年以前のソビエト軍だけです。 誰が書き綴ったかのか知りませんが  恥は無いのかねぇ(嘲笑)



【 実は映画本編で意外な使い方されビックリしたのが艦載機…それも多数のA1スカイレイダー攻撃機のエンジンを焼き付く寸前まで使った港内でのかなり力押しな空母接岸作業でした。補給が追い付かない状況下に数十機を甲板上で固定稼動させ足りないタグボートの代わりに空母を動かす…やっぱり日本海軍もそんな方法使ったんでしょうか?御存知の方いらっしゃいますか? 】


☆あの戦争に関する多数の文献資料参考に独自解釈で進めます。但し彼等の戦いはあくまでも史実を参考にしたフィクションです。戦線拡大嫌い侵入不許可な中国国境線上空に常に最低でも数十機が待機する“MiG街道(ミグアレイ)”と呼ばれた戦術は当時超高々度に上がれない性能と短い航続距離しか持たない国連軍側の全航空機にとって脅威でした。


 1952年11月.冬の日本海○○半島38度線付近の海上…艦載機による前線陣地偵察と爆撃任務を与えられた第77機動部隊の戦い…とりわけ第2次世界大戦の生き残りとも言える空母サヴォ(本当はオリスカニー)の艦載機の任務は過酷を極めていた。慣熟訓練と威嚇を兼ね最新鋭の空軍機F86戦闘機でも迎撃が困難な超高々度に待機するMiG15群の監視を逃れる為に燃料をバカ喰いする低空飛行がおこなわれ時折撃ち込まれる対空砲火との相乗効果で決して航続距離が長いとは言えないF9Fパンサー戦闘機の無為な損失を激増させる結果となっていた。


スピードと強装甲により従来のレシプロ戦闘機よりも生還率は上がったとは言え初期のジェット戦闘機であるパンサーを第2次大戦時の空母で運用するのは中々難しい…よって77機動部隊のパイロットは新人と大戦の生き残りで有る召集兵の混成チームとなった…まだまだ着艦に不慣れな新米のミスをベテランがフォローする事になり、その結果燃料切れで救助が遅れたら凍死必至な海水浴を体験する召集兵に多大な負担を強いられる事となる…この物語の主人公“ハリー・ブルーベイカー大尉”もそんな草臥れたベテランの1人である。


ヘリを普及させたシコルスキーにあやかり、緑のシルクハットとマフラーを愛用するお調子者な“マイク・フォーニー中尉”と生真面目な“ネスター・ギャミッジ中尉”が操縦するH03S-1救難ヘリ(初期のヘリだからかなり小さい)にほうほうのていで助け出された主人公と艦長であるジョージ・タラント少将とのこの戦争に対する皮肉めいた遣り取り フィリピンや沖縄の戦いを生き残り上院議員の娘と結婚して娘2人生まれて前途有望な弁護士だったのに再びその日暮らしの戦闘機乗りなんて正直やりたくないわな(笑) 若く有能だけど直情的で有りながらも直ぐに立場をコロコロ切り替える飛行隊長のウィリアム・リー中佐に激怒するシーン等を挟みつつ 先の米軍との戦争でタグボートすら軒並み沈められ入港が困難な横須賀基地に戻って来た機動部隊は1週間=束の間の休暇を楽しむのであった。


☆横須賀港入港シーンでF2Hバンシーって珍しい艦載機も登場してます。レーダー搭載しパンサーより高価だったから専ら任務は偵察と空母の盾でした。


 わざわざアメリカ本国から船に乗りやって来た美しい妻ナンシー・ブルーベイカーや可愛い盛りの子供達キャシー&スージーと過ごす不思議の國=日本(笑)での富士屋ホテルでの銭湯に食事体験を楽しむ一家は休暇早々、究極の尻軽女キミコに声掛けした空母エセックスの水兵とフオーニーの男女間を巡るトラブルに巻き込まれる。ブルーベイカーは弁護士としてのキャリアを活かし命の恩人でも有るフオーニー達の危機を罰金立て替えてさっさと解決し彼等2人の信頼を勝ち得るのだが港で再び発生した痴話喧嘩を艦長に見咎められた事により、フオーニーとギャミッジはウォンサン湾で偵察&救援任務に当たるLST(揚陸補給艦)へ転勤となった。


それは港で見送る妻と分かれた数日後、リー中佐の着艦ミスで危うく12月の海へ海水浴となりかけたその日の午後の事だった。3日後にはあの対空砲がハリネズミの様に設置されたトコリの橋=3つのコンクリート橋と1つの鉄橋…ついでにその近所に有るトクトン燃料貯蔵基地を破壊する為に渓谷へ突入しないといけない……まさかの時の為に密かに遺書の内容を考えて始めていた主人公に暗い影を投げ掛ける。画面全体に漂い始める不穏な雰囲気と音楽…さながら刑執行を待つ死刑囚の様な主人公の姿を眺める疫病神そのものな艦長(笑)の不安げな面持ち…ちなみにこの映画公開以降“死亡フラグの中に妻に愛してると遺書を書き残す”ソレが加わりました。


 そして3日後、日本海独特の低く暗い雲間と猛烈な対空砲火の雨の中を潜り抜けパンサー戦闘機12機を投入したトコリの橋への攻撃が始まった。橋そのものは完全破壊に成功するが燃料貯蔵基地へと攻撃に入った直後、対空砲火に捕まった主人公(ブルーベイカー)の機体は燃料パイプを撃ち抜かれウォンサン湾から35マイル離れた排水路の近くに不時着してしまう。味方機や駆け付けたA1スカイレイダーの上空援護射撃により多少は時間を稼げたものの駆け付けたフオーニーとギャミッジのヘリは待ち伏せ攻撃を受け離陸不可能に……やがて上空援護にあたっていた航空機も燃料切れや弾切れで姿を消した。中国義勇軍らしき敵は人海戦術で押し寄せ、救援ヘリの到着は早くとも明日の朝…ギャミッジが撃たれ生き残った2人は必死に抵抗するが最早チャンスは皆無。


『俺達はいったい誰の為、何の為に戦っているんだ?』


日本海で彼等の情報を待つ空母サヴォに生存者皆無の情報が届いたのは翌日の昼の事だった。南北の責任者が徹底抗戦を主張しダラダラと長引く停戦交渉…国連軍側は召集したベテランパイロットを無駄に使い潰し中国義勇軍側もアテにならない北○○軍の代わりに無駄な犠牲者を出し続けた半島の戦いはスターリンの急死とソビエト連邦の政治的な内紛と殺し合い、限界に達した国連軍と中国側の“戦争当事者の無責任な発言を徹底的に無視した真面目な停戦交渉”により翌年の7/27に漸く終わりを迎えた。


後は知らん…勝手に殺し合え(怒)




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