表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
8/1225

ローン・レンジャー 13年

2014年2/20ガラケー投稿 2018年タブレット端末にて追記&改稿開始11/21〜2019年1/20終了

【 主人公とそのお守り役がシリアスブレイカーでカナブン以下の知性しか無い為に銃を撃てず人を殺せないという設定が酷過ぎます 頭の出来は良い方から並べると野ウサギ⬅シルバー(白馬)⬅一般人モブ⬅悪役⬅トント(ポタワトミ族の呪術師)⬅ジョン(ローン・レンジャー)だった為に公開当時ゴールデン・ラズベリー賞全部門にノミネートされると言う快挙を成し遂げ勿論その殆どを制覇。 1981年版同様に最低リメイク作品賞を受賞 なんつーか酒でグデングデンに酔っ払った状態でも無い限り二度と見たくない本当に困った作品ですので割と手短に進めますね。 】


原題:THE RONE RANGER

法の猟兵、あるいは警備員

何故か徘徊者(痴呆老人)という意味も有ります

アメリカ劇場公開作品

同年日本公開


結論:元々そうなのかは知りませんが 主人公のローン・レンジャーが全く役に立ちません(-_-;) つーか単なる優柔不断なグズマさんです。



 原作は1933年〜1954年まで放送されたラジオドラマで全2956話。再放送も含めると1961年まで続いたサザエさんみたいな作品。1949年〜1958年迄製作&放映されたテレビドラマ版も全221話になります…結果テレビ版の再編集含め今迄4本映画化されましたが、オリジナル脚本で製作したバージョンは軒並みポンコツ作品という評価を喰らいジョニー・デップにインディアンやらせた今作は史上最低のリメイク作品と呼ばれる様になりました。


何処からどう見ても白人にしか見えないジョニー・デップがポタワトミ族(火の守護者という意味)の呪術師演じてる…正直書くと場違いで異様な雰囲気が…その昔無名時代のエディ・マーフィーがサタデー・ナイト・ライブで黒人だけどビキニパンツ1丁と羽根飾りだけで自分はアパッチ族だとやらかす“元祖小島よしお”なコントそのまんま…な怪演に加えディズニーならではの異様に芸達者な変な動物達。“特に人間(ハンター)を仕掛け罠で返り討ちにするモンティ・パイソンのコントに出てきそうな凶悪ウサギ…なお好物は生きたサソリを頭から”と下手な人間より遥かに空気読み駄目なコンビをフォローしまくるシルバー=馬のおかげでけっこう笑える映画になったんだけどね。


役作りの為コマンチ族の居留地へホームステイ 但しラジオドラマのせいで色々トラブル続出したからポタワトミ族からは断られた スー族も根絶やしにされかけた“死の行進”は彼等にしてみりゃ昔話じゃない。 バターン半島のアレでも白人が日本軍にヤラれたと捏造してた彼等の動きや喋り方を学んだとは言え顔形は変えられないからとジョニー・デップが思いついたのはドッグソルジャーと呼ばれるインディアン絶滅戦争でコマンチ族の決死隊(薩州風に表現すると捨てがまり)が行った白塗りに隈取りの死に装飾。 頭に乗せたカラスの飾りはまんまブランドン・リーの遺作となった“クロウ・飛翔伝説”のイメージから あれも恨み残して無残な最後遂げた若者の復讐劇だったしね。


後、本編より面白いカットシーン 移動遊園地がドタバタに巻き込まれ象やキリンで追いかけっこするシーンがDVD特典で入ってます。 いっその事シリアス描写を削るべきだったと思います。


失敗したのはなんと言っても綺麗事ばかり喚き立てる阿呆な主人公のどっち付かずな態度のせいでインディアンや一般市民、ついでに鉄道建設で送り込まれた中国人奴隷が惨たらしくバタバタ殺される事 フィクションとは言えブーイングの嵐となったのは当然の結末だと思います あればかりは流石にフォローしたく無い 殺さなきゃ殺されるのが当たり前の西部劇なのに兄を悪党に殺され自身も一度は死んだ なのにそれでも平和を叫び銃を手に復讐する事が出来ないヒーローってヘタレなんてもんじゃ無い 他所様の迷惑になるからもう一度死んで欲しいとすら思いましたよ私はね。


ネイティブアメリカン ポリコレで“インディアン”の名称が使えない。 先住民で白人との交流殆ど無かったから“英語が不自由”というギャグ設定も駄目…とまあ間抜けな理由でトントの迷台詞『ハオ』とか『インディアン嘘つかない』等が全て使えなくなり“白人の言葉は魔術で覚えた”というトンデモ設定がつきました。 いっその事“スピード○○ンニング”のCD聞いて特訓したってやっとけよ もしかしたらスポンサーになってくれたろうに。


製作&脚本サイドも悪党自滅させてから“この映画シリアス要素必要無かった(冷や汗)”と漸く気付いたのかラスト近くノースダコタのバットランド国立公園…古典西部劇映画の定番コース…にてやっとこさ本来のテーマ曲“ウィリアム・テル序曲”を流してあの迷シーン“ハイヨー!シルバー‼”と叫ぶシーンを撮影。直後容赦無く駄目出し入れるトントのアレは最高だったんですが。それまでが散々でしたからラストだけ気張られてもなぁ。


例により独自解釈で物語を再構成してます。とかくシリアスとギャグのバランスが噛み合わない



【 1933年.独立記念日を祝う祭りの最中なサンフランシスコ郊外 それは怪し気な移動見世物小屋にローン・レンジャーのコスプレ姿で紛れ込んだ幼い少年が聞かされた嘘が真か真相は曖昧な昔話。 自らをローン・レンジャーの生みの親で相棒のトントと名乗る蝋人形の老人はまるで生身の人間の如く展示場から降り立ち彼等の冒険を語り始めるのだった。 】


★トントがジョンを呼ぶ時“斥候あるいは相棒=キモサベ”となってますがその本来の意味は“弾よけあるいは肉盾”です。勿論ジョンは知りません。


 誇りあるポタワトミ族の呪術師の家系で有りながら、大願成就の復讐を果たしたその日以降も本名を捨て“間抜(トント)け”と名乗り続ける様になったのは幼い頃に冒した罪に対する自らの戒め。迂闊にも安物の懐中時計と引き換えに村の秘密=銀鉱山の存在を二人の白人に教えてしまい、彼等に自らの命と家族そして集落の仲間全てを皆殺しにされた彼は烏の精霊に取り憑かれ人でも精霊でも無い復讐の為に永遠に輪廻の外を彷徨う中途半端な存在に生まれ変わった。


ちなみに因縁有りまくりな懐中時計は安物だけど中々壊れない為、割とお気に入りである(…オイ)


どんな凶悪な犯罪者にも人権があり死刑なんてとんでも無い…話し合えば何とかなるなんて真顔でぶちまけるヴィーガン並の低脳でキチ○イな“ローン・レンジャー=ジョン・リード”なんて役立たずを肉盾(キモサベ)としたのは昔の自分を見ている様で無性に腹が立ったから…この阿呆の頭掴んで醜い現実を見せ付けたら多少は反省するだろう俺もそうだが馬鹿は死んだら治るんだ…………………………その考えは、歯が溶けそうになる位甘味料ぶち込んだケーキよりも甘かったとようやく気付いたのは馬鹿の行動に巻き込まれ死人だけど何度も殺されかけるトラブルに首の下までどっぷりと嵌り込んでからの事だった。


 あの平和主義の正義馬鹿と初めて出会ったのはやっと追い詰め保安官に捕まった復讐相手の1人=ブッチ・キャンべディッシュを暗殺しようと列車に忍び込んだ時のことだ、アレが余計な事を仕出かしタイミング悪く強盗団=ブッチの仲間達とのドタバタに巻き込まれまたしても取り逃がす。アレの兄貴と共に追撃部隊に参加したのは良いものの仲間の裏切りで部隊は呆気なく全滅。弔ってやるついでに活動資金や食糧を巻き上げ、気まぐれからアレを救い出した結果俺はあの馬鹿の黒幕として君臨し不死身の正義の味方に隠れて復讐を……だが誰彼構わず人助け、悪党にすら救いの手を差し伸べる馬鹿(キモサベ)のせいで俺まで危うく滅ばされかける日々をサバイバルする羽目になったのは納得行かない。


中国人奴隷を使い潰し銀山開発に勤しむブッチを漸く捕まえたが馬鹿は調子に乗り法の執行求め町へと連行……だが鉄道会社と結託し町を支配、裏では銀山開発の黒幕やってたのは町長。あの日俺の家族を村を滅ぼしたクソ野郎の片割れだったんだ。無実の罪で追われる俺達を結果的に救い出してくれたのは鉄道開発で村を破壊し家族を殺された復讐に燃えるコマンチ族の決死隊(ドッグソルジャー)。だが無力な俺達は彼等が死ぬのをただ指を咥えて傍観するより他に無かった。


 あれから半年…時は流れ漸く復讐のチャンスが訪れる。奴隷の様に搾取される町民達を味方に付けた俺達は線路に大量の爆薬を仕掛け移動中の列車を乗り換え無関係な連中は列車ごと途中で切り離し遂にブッチと町長を追い詰めた……この後に及んで銃は撃てない人殺しは出来ないとマジ泣きして鬱陶しいキモサベを肉盾にし何度も何度も危うく死にかけながらも…結局悪党共は自滅し列車ごと奈落の底へ…俺達は町を救った英雄として凱旋を果たす。


だが黒幕の鉄道会社は未だ健在。悪特は世間に蔓延り続けてるから無残な最後を遂げた死者達の嘆きの声は止まらないし…そもそも俺達は輪廻の枠から外れてしまった逸般人だから此処にはもう居られ無いんだ……未だ勘違いしたままの正義馬鹿を引き連れこうして俺達の終わらない行脚は始まった。





❖公開当時もジョニーデップ白塗りしてインデアン演らせたり一応主人公なローンレンジャーが銃撃てず人殺せないヘタレだったが為に無辜の人々死屍累々…… 本当に何でこんな作品作ったのと頭抱えるゴミでしたが2025年の体たらく見てると此れが前兆だったかも 既にレンタル終了でBSでも視聴困難、何よりDV冤罪掛けられ危うくディズニー干され芸能界から抹殺される所だったデップがOKしないだろうから有料配信も無しだろうな此れ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ