ハンター 80年
2014年3/20投稿 2020年9/1改稿開始〜
【 賞金稼ぎと地方保安官は何故アメリカ合衆国で生き残ったのか 其れは州を跨いだ逃亡犯は勝手に捕まえる事が出来ないし 街が違うと法律も異なる連邦制度の面倒臭さとか 合衆国が広過ぎて中々犯罪者捕まえる事が出来ないし警察官がそもそも足りないのでライセンス持った民間人を起用する必要が有ったとか色々有りますが 実は微罪で逮捕収監される事案があまりにも多過ぎるのが最大の理由 低所得層の成人男性 約8割、黒人なら約9割が平均30歳迎える前に最低1〜2回は留置場生活或いは刑務所体験してるのはアメリカ合衆国だけ 】
★ちなみに莫大な保釈金支払えず逃亡犯が多いのもアメリカだけ(笑) 其れを遥かに上回るのが中国とロシア 勿論統計なんざ取ってません。
☆映画の中でぶっ壊したトランザムは2019年撮影現場近郊で偶然発見⇒只今メーカー修理中⇒復活しました
原題:THE HUNTER
賞金稼ぎ或いは狩人
アメリカ劇場公開作品
同年 日本劇場公開
❖ラルフ・ソーソンは実在した賞金稼ぎらしいのですが資料が見つかりませんでした 流石に映画みたいな修羅場は潜ってないと思います。
※保証会社から依頼を受けて
保釈金を踏み倒し逃亡中の容疑者を
(なるべく無傷で)
捕まえる時代錯誤な職業。
同じく時代錯誤な保安官
(テキサスの場合、選挙で選出されます。試験受ける必要がある警官と違って名誉職です。)
や現地警察と丁々発止なやり取りしながら州を越えて活動する男
「ラルフ・ソーソン」
の結構無茶な日常を描いた物語。
※登場する保安官達は西部劇の常連メンバーだったりします(笑)
スティーブ・マックイーンの遺作になりました。
今となってはアクション映画と言うより時代劇になってます。
今もあんの!?と聞きたくなるテキサスの黒人街、湖畔の木造コテージ。
ロサンゼルスの煉瓦のビル街に木造の高架を走る鉄道。
道が舗装されてなければまんま西部劇なネブラスカの街並み。
今時ユニバーサルスタジオかディズニーランドでしか見かけないアールデコなハンバーガーレストランに壁掛け式の公衆黒電話。
走ってる車も新しい筈ですが今となっては全部クラシックカーです(笑)
久しぶりに見て思わずそっちに目が行きましたわ
【登場人物】
◆ラルフ・ソーソン◆
スティーブ・マックイーン
主人公の賞金稼ぎ。
アダ名は「パパ」
1940年代後半の車を愛用している。
(ビュイック?飛行機みたいなエンブレムが付いてますがよくわかりません)
運転がド下手!。本当にド下手(笑)!
※書類読む時やオモチャ手入れする時、老眼鏡愛用してるんで爺ちゃん化進んでます。
MA1ジャンバーにリーバイスのジーンズ愛用。
古いオモチャのコレクションが趣味。
家の中もアンティークだらけ。
内縁の奥さん「ドッティ」の出産が近いから色々物入り。
でも何だかんだで面倒見がいいから
家の中はいつも保護観察中の常連メンバー(随時8名以上)や
友人の刑事「スポッター」
等いつ帰っても騒がしい
もうすぐ本物のパパです
◆ドッティ◆
ラルフの内縁の妻。
バツイチなんで結婚まだOKしてません。
学校の先生。オナカの件がなければ学生と同年代に見えます
(日本なら「ちゃん」呼ばわりでしょう)
もうすぐ産まれるからラルフにラマーズ法のトレーニング参加おねだり中
「ラマーズ法はスポーツと一緒。夫がコーチで妊婦が選手!」
だそうですよ。智花さん
(思わず頭の中にロウきゅーぶ!が、病んでます?)
ラルフ家の玄関で威嚇するバカ犬の実質的な飼い主(ヤツにとってたぶんラルフが居候です。)
◆リッチ◆
魔術師のなれの果て(間違えた…)もとい
保釈金保証会社の責任者
なぜかラルフの家には窓から入る(幼なじみか?コラ!!)
◆スポッター◆
ラルフの獲物納品先
(警察署です)
に勤務する内勤刑事。
ラルフ家の陽気な友人。
テレビでは丸々カットされてたのはアレだったんですね
独り神。家には刑事物定番のジャックダニエルとピザ。
★ラルフ獲物リスト
テキサス州
◆トミー・プライス◆
黒人街の電気屋少年
ピンボールマシン修理してて逃げ遅れた
ラルフ家専属修理人に
※家の中ジュークボックスやティファニーの業務用ランプ、
時計付きの給油スタンド等いっぱいあるし
保護観察終了後も住み着きそうです。
機械フェチには夢の光景だ!(笑)
◆ビリー・ジョー・フェイス◆
声が無駄に可愛い
プロレスラー体型のロリコン
アレな彼女いるんで逃げ損ねた
輸送中車のサスがヤバい事に……
スポッター言わく「料金は目方で計ってもらえ」
カジキマグロか?
股関を銃で狙うオッカナイ保安官の叔父がいる
ネブラスカ州
◆ブランチ兄弟◆
西部劇常連ダイナマイト馬鹿コンビ。
彼等の友人やってた警官言わく
「あいつらイカれてる」そうです
流石爆弾魔。あんな目にあってもしっかり生きてました
馬鹿は丈夫です。
カリフォルニア州
◆ウィンストン◆
ラルフ家の常連(笑)
お着替え中に警官に包囲されたオネエキャラ
何かファンクラブ居そうで違う意味でコワいです
近所のイヌでも逮捕可能な無害な男
◆ベルナルド◆
保釈金10万ドルの馬鹿息子。
なぜか両親が先に登場、大ゲンカに
なにげに猫好き。
◆ロッコ・メイソン◆
麻薬中毒のストーカー。
物語中、只唯1の悪役
※他のメンバーは!?…………単なるバカ要員です(笑)
絶望先生の薄井影郎並みの存在感で
ラルフも誰だか判らなかった
目の前でウロウロしてても本気でバレません(涙)
※オマケ1般人
◆女性社員◆
ネブラスカのレンタカー会社勤務
よりにもよってラルフに新車同然のムスタング貸し出した
茫然自失の彼女の背後にオーナーが(笑)
ある意味ラルフに酷い目に合わされた1番の被害者
………ドンマイ(笑)
【我が人生に
1片の悔い無し!!!】
…日本語バージョン・ラルフの声があの方(内海賢二=ラオウ様)でしたのでつい…
機関車の煤で黒く汚れた煉瓦の街と新しい高層ビル群の落差が激しい風景。
19世紀のレストランでオレンジ色のプラスチックトレー&セルフサービスで受け取るカオスな光景
ハンバーガーと缶切りで開けるジュース+陶器のでっかいマグに入ったコーヒーの値段がセットで1$40¢。激安です。
盛られた土に置かれただけの遊具でたくさんの子供達が遊ぶ風景。
今じゃ見る事の無いアメリカの都会風景は何度見ても飽きないです。




