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ミラクル・ワールド ブッシュマン 80年

2014年3/19ガラケー投稿 2019年1/18改稿開始〜

【もう1つの指輪物語】


★1時期、自称人権団体の執拗なクレームにより コイサンマン に変更されましたが当のコイ&サン族から別に差別用語じゃ無いぞと指摘有り今は元のタイトルに DVDはコイサンマンで出回ってます 殆どの店でレンタル落ち


原題:THE GODS MUST BE CRAZY

神様はきっとイカれているに違い無い.

南アフリカ/ボツワナ共和国合作 劇場公開作品.

1982年 日本 劇場公開

1984年アメリカ合衆国で公開




☆このシリーズが切っ掛けで日本からテレビ局が殺到し、ボツワナ政府によるコイ族&サン族のカラハリ砂漠への強制移住や絶滅政策が発覚…彼等に居住権や選挙権、財産権が与えられたのは90年代に入ってからの事になります。


 「ロード・オブ・ザ・リング」この映画を見るたびふと思い出す映画があります。


カラハリ砂漠に住む彼等の物語です。


当時絶対当たらないと断言されたカルト作品を、

平和なアフリカ生活

(物凄い皮肉ですけどね)

でアピールして大成功しました。


【ストーリー】

 カラハリ砂漠で静かに暮らす「ブッシュマン」彼等の平和を脅かす物は空から落ちて来た。


1見、使い勝手の良いその物体は仲間に不和を混乱を招き入れてしまう。


神様の「贈り物」として村へ持って帰ってきてしまった男「カイ」は


「みんなを不幸にするこんな物は要らない」

と世界の果てにある高い(キリマンジャロ)


に捨てに行く長い旅に出る事を決意した。


もしかしたら永遠の別れになるかも知れない。


涙で見送る仲間達に別れを告げて、カイは荒野へと向かう。


手に持つそれは、何物をも砕く武器。不思議な音を奏でる楽器。皮をなめすのに便利な道具。


そして仲間達に不和を招き入れた危険な「贈り物」


彼は知らない、誰も見た事が無い……ガラスで造られたそれに書かれている文字の意味を。


長い長い旅の途中、カイは理不尽な理由で獄に捕らえられたり。


不思議なルールを持つ、今まで見た事の無い人々と力を合わせ彼等の世界を救う。


そしてやっとの想いで世界の果てにある山へとたどり着いた。


万感の想いで「贈り物」を返したカイはまた故郷へと帰ってゆく。


様々な冒険を経てやっとの想いで戻ったカイは再び訪れた平穏な日々の中で、仲間達に自分の体験談を話しはじめた……




彼等の生活は5000年前から変わらない


・目が覚めると日が登る

・日が登ると腹が減る

・腹が減るから狩りをする

・狩りをするから飯食える

・飯食えるから気分が良い

・気分が良いから眠くなる

・眠くなったら日が沈む

・日が沈んだら後知らない


………………………………



カイと共に反政府ゲリラと戦い、ついでにヒロイン(先生)と仲良くなったドジっ子生物学者は不思議に思っていた。


「アイツ何でCocaColaの瓶をずっと抱えていたんだろう?」


ボケばかりで誰も突っ込んでくれない(涙)本当に困った映画でした。



でもウケたんですよ当時、満員の映画館で家族全員見に行った最後の映画でした(以降はまあ思春期で)

考えてみると「のんきな田舎生活」「自然回帰」への憧れがそうさせたのかも知れません。


んな訳無いんですけどね。アフリカそんなに甘くねーーーです。


先日テレビでやってたみたいに子供が学校行くだけでも野生動物との闘い待ってますから(涙)


同じ民族で街に定住するコイ人、狩猟生活続けてるサン人がいますから、


DVDのタイトルは「コイサンマン」に変わってしまいました。


価値観が変わっちゃった現在、素直に笑って見れるんだろうか?


カイ役のニカウさん後年告白してますが流石に服は着てたし、もっと現代的な生活してたそうですから(苦笑い)


むしろ現実は遥か昔

SF小説家(このラベル絶対無理が有る)筒井康隆が書いた

「アフリカの爆弾」が

近いのかも?

あっちは本気で身もフタも無いバカ小説です。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 凄く好きな映画でしたな(笑) [気になる点] ただどこで見たのか一切覚えていない。映画でも無く、洋画劇場でもなく・・・・。 [一言] 「瓶」が便利過ぎて「奪い合い」になるんでしたっけ? 確…
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