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野性のエルザ 66年

2023年6/18〜6/19 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

敢えて狙った割と能天気なアフリカ繋がりでブッシュマンの隣に なおイギリス映画だったし沖縄での劇場公開は確か復帰以降だった様な記憶有りますが詳しいお客様はいらっしゃいますか? ウエストワールドもそうだったけど再開発され今はモノレール走ってる首里石嶺に飾られてた宣伝看板見た記憶が…………。

【 人の手で育てられた野性動物は本当に自立出来るのか? そもそも罪悪感と責任感から三匹の仔ライオンを育てた野性動物保護管理官&狩猟管理官な夫妻も色々闇を抱えており西洋社会では生きることが出来ない問題児だったのに…… とは言えそんなややこしい事情なんて理解不可能だった幼児以前の私は此れのテレビシリーズ毎週楽しみにしてました 個人的には良い映画だと思うけどね 今じゃ誤解招いたりクレーム来るらしいノンフィクション作品です 】


★ちなみにテレビシリーズは薄っすら覚えてたけど映画は今回初視聴 テーマ曲は散々ラジオや父のコレクションだったレコードで聞いてたな


原題:BORN FREE

生まれながらの自由

イギリス 劇場公開作品/TVシリーズはアメリカが担当

同年 日本 劇場公開

1974年にTVシリーズ⇒日本では1975年放映全13話

1975年 東映マンガ祭りにて短縮版をオムニバス形式で劇場公開

原作:ジョイ・アダムソン Born Free 1960年

翻訳版は"野性のエルザ ライオンを育てた母の記録"のタイトルで1962年文藝春秋社刊 テレビドラマ放映に合わせ1974年に文春文庫化 絶版


 令和5年6月18日 英語でまた原爆落とすぞと脅したり見ず知らずの女性にAV無理矢理見せてセクハラしたりと 一応アメリカ国籍持っているらしいが迷惑系ユーチューバー兼ティックトッカーとして中国共産党 憤青(フェンチン)の投げ銭目当てに日本国内で女子供相手に嫌がらせ活動続けてきた黒んぼのジョニー・ソマリことラムジー・カレイド・イスマイル(エチオピア系だとさ)なるゴミは 日本の警察が迷惑防止条例違反の被害届受けて動く前にインドネシアへ逃亡 今度はエチオピア系独自の戒律持つ狂信的なキリスト教徒として異教徒(イスラム)に対する嫌がらせ…… 具体的にはHIV患者の振りして乞食やったり脅迫活動投稿するんだと抜かしてるとか 


元々世界中で武漢コロナに対するワクチン接種妨害活動続けてきた此奴等 今年に入って広島原爆慰霊碑前で深夜アメリカ国歌スピーカーで響かせる毛唐のメタボ スタバやレストランでヒップホップを大音量で流し誰彼構わず喧嘩売る黒んぼ 長崎では同じく慰霊碑に掲げられた千羽鶴や献花に火を放つそっち系等々、この手の屑は心折れるまでボコボコにするべきなんだけど 人種差別や宗教弾圧がどうこうとか犯罪者にも人権がなんて庇い立てする御花畑には事欠かないから厄介です だから反社や狂信者に付け込まれるんだよ 私は元々赤の他人を罵り喧嘩売るなんて気狂いにも程がある難儀な性癖なんて持ち合わせちゃいませんが youtubeでこの手の阿呆槍玉に挙げてる日本在住の外国籍な皆様によると最近其々の祖国で滅茶苦茶増えてストレスの原因になってるんだとか そりゃあ帰国見合わせたくなるよな(汗) と言う訳で今回はそんな輩とトラブった挙げ句夫婦揃って命奪われた彼女達と野性動物の物語


ぶっちゃけ今の価値観で考えると ご近所様の迷惑顧みず野良猫やハトに餌やるおばちゃん呼ばわりされそうなヒロインに反発心すら抱かれるだろうけど当時は大凡そんな考え方を持つ人々の方が主流だったのだよ 特に1975年沖縄祖国復帰当時に子育てに奔走した親の世代や 初孫授かってダダ甘モードになってた爺ちゃん婆ちゃん世代には家族揃って楽しんだテレビドラマであり 子供或いは孫に強請られ東映マンガ祭りに付き添い唯一無心で楽しめた作品だったとかで色々微妙な続編と違ってちょくちょく「 レンタル置いてませんか? 」と問い合わせが来る作品 ついでに言うとお値段それなりで年に1回行ければ恵まれてる方だった "沖縄こどもの国(1970創業 当時は動物園と遊園地併用施設)" に行かなくても仔ライオンとか人懐っこい大人のライオン見れるこのドラマって此処じゃ癒やし枠だったかと



【 1963年に英連邦の1つとして独立果たすまでケニアは100年以上くイギリスの植民地 其れ以前はアラブ⇒トルコやドイツにポルトガルが好き勝手やっていた 40以上の部族に判明してるだけでも60越える言語と価値観の違いどうにかするため公用語は英語とスワヒリ語に限定 勿論宗教もカトリック&プロテスタントなキリスト教へと改宗 一応、イスラムと土着の先祖崇拝に精霊崇拝も生き残っている 本国と違い早々に義務教育導入したから識字率は87%越えるけど地続きな近隣諸国から福祉や仕事に施し求めて自称難民な有象無象が押し寄せ都心部にスラム街作ってるし密猟者も滅茶苦茶多いから治安は右肩下がりに悪化中 】


★アフリカが何処もかしこも上手く行かないのはこんな感じで脚引っ張る棄民が虫より早く沸いてくるからだそう ケニアは割と頑張ってる方です


 1956年 インド洋を眺望するアフリカ大陸東海岸イギリス連邦植民地ケニア 第二世界大戦終結から10年以上の時が流れ 海外派兵やイギリス留学を経験した植民地人の中から民族主義から来る対立や植民地支配からの独立機運が高まりギスギスとした雰囲気が高まるそんな時代 曲がりなりにも文明化した積りでいる人と獣を隔てる厳格な(ルール)も歪み始めていた 恐らくは世代交代で群れから放逐された老いたオスライオンが偶々人里に降りて川で洗濯していた開拓民を捕食する 狩猟管理官で語り部の夫でもあるジョージ・アダムソンと開拓村のジョン・ケンドル警察署長 そしてマサイ族のガイドや2人の警察助手の計5人のメンバーにより敢え無く仕留められたものの老ライオンは家族連れだった 


逆上したメスライオンも結局殺処分 岩狸(ケープハイラックス)のパティや使用人でソマリ人のヌルやマケッデと共にキャンプ地で夫を出迎える野性生物管理官ジョイ・アダムソンを驚かせたのは漸く目が開いたばかりの三匹の仔ライオン このままではこの子達も衰弱死してしまう 夫や使用人達と共に手探りのミルク作りから始まる野性動物の子育て 何とか二日目で最初にミルクを飲んでくれたのは身体が一際小さい雌の仔ライオン 本当はオーストリア生まれで貴族上がりだが波乱万丈な人生の末に名前も家も捨てた主人公(ジョイ)は 幼馴染の名から末っ子仔ライオンにエルザと名付ける 大柄だけど基本ビビリなデッカにひょうきん者のラスチカも含め三匹の仔ライオンは順調に成長 やがて到底4人だけでは面倒が見切れなくなった 岩狸パティが病で死にますますエルザに依存する(ジョイ)を心配する(ジョージ) ケンドル署長の執り成しも有り人に慣れ過ぎて野性では生き残れない三匹はオスロの動物園に引き取られる事になったものの 末っ子のエルザとどうしても子離れ出来ない(ジョイ)に負い目ある(ジョージ)は結局エルザだけ連れ帰ることに


基本能天気で大雑把なエルザの指定席は夫妻の脚でもあるランドローバーの屋根の上 海沿いの開拓村を度々襲撃し家畜を奪う逸れライオンとの対峙に2人と1匹で満喫する海辺のヴァカンス だがそんな親子水入らずな幸せな時間は長くは続かない 風土病に掛かり定期的に投薬や治療が必要なジョージは多分ジョイよりも先に逝くし ジョイに依存するエルザの人懐こさは間違い無く要らぬトラブルを引き起こす 何よりも法律で植民地に暮らす白人は年1回は必ずイギリス本国へ戻り滞在ビザの更新と各種健康診断に予防接種が義務付けられておりタイムリミットは刻々と迫りつつあった。 あの子なら何処の動物園でも大歓迎してくれる (ジョージ)とケンドル署長の説得押し切る形でジョイはエルザをアフリカの厳しい自然環境に慣れされ野性に戻すことに固執 タイムリミットは3ヶ月 仔象と友達になったりイボイノシシに追い回される極め付きの箱入り娘なエルザと夫婦等の無謀な挑戦が始まった 狩りが下手で数日間草原に出掛けてはお腹空かせたり他の雌ライオンと遭遇し大怪我しながら夫妻のキャンプ地に逃げ戻るエルザをどうしても見放すことが出来ない夫妻の葛藤


色々有りつつもある日遂に自力でイボイノシシを仕留めたエルザの最終試験は文字通り命懸けな群れへの入会 偶発的?な猟銃の暴発で群れと共に姿消すエルザ 後ろ髪引かれながらも何とか上手く行って欲しいと願うアダムソン夫妻が再びケニアへ舞い戻ったのは其れから約半年後 あの子は生きているだろうか 一縷の望み掛けエルザと別れたキャンプ地へ 数日後、仕事へ戻るため泣く泣く撤収作業に入る夫妻の前に現れたのはヤンチャ盛りの三匹の仔ライオン連れ母親となっても2人の事を忘れていない甘えん坊なエルザ そうこうしている内に母子を心配し迎えに現れた若い雄ライオン 良かった私達の(エルザ)は独り立ちに成功したんだ アフリカの大地で逞しく生きるライオン1家の姿をバックに始まるエンドクレジット

 

なお音楽&主題歌担当はあの007シリーズのジョン・バリー先生なため 何処となくユーモラスな違和感残るのは勘弁を



岩狸(イワダヌキ)ことケープハイラックス……草食性でずんぐりむっくりなその容貌と群れ作り岩穴で暮らす生活習慣から天竺鼠ことモルモットの御先祖様扱いだったけど近年の研究で実は象の御先祖様だと判明してます ちなみに夫妻が飼ってたパティはワイン大好きで度々盗み飲みし酔っ払ってたそうな どっちかと言うと水星タヌキは此方よりかも アダムソン夫妻は仔ライオンのみならず迷子のアフリカ象やチーターにピューマ等、様々な野性動物育て自然に返したり動物園に寄贈する生活続けてましたが……………… まあこの話題は"永遠のエルザ"で取り上げますか


❖1950年代ケニアで活発化したのは欧米からの注文が殺到したコーヒー豆と紅茶の需要 近隣諸国から歩いてケニアに潜り込んだ棄民は開拓民として山岳地帯の開梱に従事 欧米からの観光客が安易に野性動物に餌やりやったり阿呆なハンターが見境無しで猟銃ぶっ放すから事故や家畜化した野性動物のトラブル多発 その結果、当時イギリス植民地支配下の其々の国では 本国の様に一定区間そのものを自然保護区化し無分別な開拓や狩りを規制する流れとなります


❖撮影時何が有ったのかは知りませんが ヒロインのジョイ役演じたヴァージニア・マッケンナとリアルでも夫だったジョージ役のビル・トラヴァースはこの映画出演切っ掛けに過激な野性動物保護運動家に転身 動物園の野性動物は皆んな故郷の自然に返すべきだなんて運動にのめり込み次作出演拒否してます 本物のアダムソン夫妻が物故してから数年後の1998年二人が創設したのが "ボーンフリー財団" アダムソン夫妻よりも更に過激なその活動については正直ついていけませんのでノーコメントで(苦笑)



❖ジョイ・アダムソン……本名はフリーデリケ・ヴィクトリア・ケスナー 幼少期に両親から祖母の元へ どうも散々虐待されていたらしいエピソードが残るしアフリカに流れ着いた頃には既に不妊の障害抱えていたとか オーストリア帝国生まれだったけどユダヤ人男性と偽装結婚しケニアへ移住 その後二番目の夫のアドバイスでイギリス風に改名 三番目の夫ジョージと結婚したのは28歳の頃 実は外国籍の人間は独身だと植民地から追放されるから偽装結婚だったんじゃ無いかな説も有る

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