人造人間ハカイダー 95年
2014年3/14ガラケー投稿 2020年10/20改稿開始〜
【ストーリーはそこそこ 敵は首領役とヒロイン役の演技が微妙にぎこちないけどまあまあ 主人公が操るバイクは排気量1800越えの新生白いカラス(ヤマハV MAX⇒2017年生産終了) デザイン今風にアレンジしたハカイダーの見た目が問答無用で最高だったけど……色々ブチ壊しだったのは子供向け作品だからと流血シーンや内臓ぶちまけ描写を全部羽毛で代用しやがった事 舞台劇やアニメの表現なら有りかも知れないがアレは無い ビデオ見てて一気に冷めた物語でした。】
★1996年に未公開シーン26分追加し再編集した完全版がDVD化されたそうですが残念ながら見てません 当時DVDプレーヤーって最安でも軽く4万以上はしたんだよ まさか10年もしない内に3000円前後になるとは思わなかった
[前置き・羽毛布団]
世の中に“アイデア”は悪くないのに何か致命的に「やっちゃった♪」感のある映画が結構存在します(アニメ作品がそうゆう話少ないのは不思議?)
今回はそんな話です。キカイダー映画化記念も兼ねてます。
※5/19はキカイダー兄弟の日(マウイ島)
4/12はキカイダー世代の日(ハワイ州)
ハワイで85%の最高視聴率だったそうです。
悪役が勝ち誇り、世界がピンチのその時!突然鳴り響くバイオリ………失礼、葉加瀬太郎様。演奏会場はあちらです。
悲しげな音色!? 崖の上に立つ漢?メロディーは彼が奏でるギターから世界に鳴り響く……………。
子供の心を鷲掴みにした瞬間でした。……近所の工事現場で真似して数メートル下の砂に顔面ダイブしたバカはここにいます(涙)
敵味方関係無く重要なキャラが登場→楽器演奏してたのはあのシリーズぐらいだと思います。
(歌付きでテーマ曲があったのは今のアニメのはしりです。)
主人公達の味方に
服部半蔵、百地三太夫の子孫達。千葉真一のJAC協力で忍者も登場します(笑)
※ずっと後になりますが、前に書いた月刊アウト「世界征服大辞典」記事で使用楽器含め全員紹介してました。
(魔王様必読の聖典)
心には「武士道」頭に「ドンブリ」背中に「三味線」趣味が「女性との文通」苦手な奴が「ワンコ」な「ワルダー」という大爆笑な敵もいました。
ちなみにワンコ連れて来てマジ泣きさせたのは、
今回主役のハカイダーです(笑)
……気を取り直して話進めます。
[ストーリー]
地下室に封印され墓荒らしの手で解放されてしまった男。
殺されそうになり変身、侵入者を皆殺しにした彼は呟きます「…俺は誰だ?」人々から忘れ去られる程の昔、封印された男は記憶が無いまま共に封印された大型バイク(ヤマハVmax)と荒野へ………
荒野のオアシスに建設された街「ジーザスタウン」広大な壁で囲まれ評議員「グルジェフ」が管理する国。
屋内外に監視カメラ、重装機兵、最強の守護機兵「ミカエル」
が治安を守るその国は名前とは裏腹に洗脳&武力弾圧が日常茶飯事の国家です。
警護された壁を破壊し街に侵入した彼は立ちはだかる全ての物を皆殺しにしてゆきます。
弾圧する側、抵抗する側の勢力も関係無く……
[最悪の敵は…]
「俺は裁く者!・破壊する者!!我が名はハカイダー!」
彼を利用し街の支配者に成り代わろうとしたレジスタンスを潰し。
理想論を振りかざす評議員達の心臓をえぐり出し。
“我々は洗脳されていたんだ”と命乞いする兵士の頭にショットガン。
兄弟機ミカエルの頭を捻り引き抜くハカイダーの勇姿は…………メチャクチャ格好良かった!
だがそこに最強の敵が!!
「子供に残虐シーン見せつけるな(怒)」
日本映画界の倫理組織でした(笑)
[そして惨劇は訪れる(涙)]
●流血シーンは全て「羽毛」
●内臓・脳味噌も「羽毛」
●死にかけた登場人物が口元から出てくるのも「羽毛」
………………………………なんじゃこりゃ?
映画を見せられた子供達は思った筈です
「羽毛布団のCM」かと。
期待してビデオを見た私は黙って巻き戻しました(笑)
今回は大丈夫ですよね?
羽毛飛びませんよね?
…みんなの感想聞いてから見たいと思います。




