トム・セレックの未来警察 84年
2017年7/7~7/9ガラケー執筆し脱稿 7/10深夜投稿
本来のタイトルは“未来警察”だけ 似た様なタイトル多いからちょっと変えました。
【 今から33年前 近未来のドローン兵器&電子兵器によるテロ犯罪とそれに立ち向かう担当捜査官達を描いたB級アクション 目玉は撃たれたら終わりな熱源個体識別誘導弾ですが警察側による小型ドローン使った強行突入前の偵察シーンがリアルです マイケル・クライトンによる未来予想は一部大当たりだけどテロ攻撃で人間を爆弾運搬役にする発想は出なかったってとこかな いやそうでもないか。 】
原題:RUNAWAY
この場合は“暴走”を意味します。主人公ラムジー巡査部長が所属するRunawaySquad:暴走(対策)班から取られたタイトルです。
アメリカ劇場公開作品.
1985年日本公開.
とっぱなから思い切り脱線しますが、共謀罪(テロ等準備取締法)…懲役四年以上の凶悪犯罪計画や人員確保を行っている団体への捜査を速やかに実施する為の法制化について。 実は時限立法の形で例のアルカイダの事件の頃から何度か延長しながら実施されています。今更施行されると騒ぐ馬鹿…特にニュース番組の司会者とかは言葉を読み書き理解し記憶できない点からして文明人ですらないわな(笑)例えば、中核派やオウム真理教がやらかしたテロ攻撃を準備段階で資金.資材毎、押さえ込む事が出来無いと犠牲者や怪我人出てから捜査となるし…マスゴミと今時武装革命による政権奪還を目指す特定政党にはかなーり都合の悪い法律な為「人権が~」とか「表現の自由が~」とか騒ぐだけ騒いで日当(国民の税金)を貰い。子飼いの要人暗殺大好きな犯罪者予備軍はデモ行進で嫌がらせ実行中です。
この手の○○ガイって親による洗脳が原因だから外部からの治療は難しい 典型的なのが関口さんちの馬鹿息子 フランス人とドイツ人観光客がロレーヌで飲み会やってたら、乱入して真顔で「第二次大戦で殺し合った人々がなんで仲良しなんですか?」と現地の人々やカメラマン凍らせてましたね。偶々テレビ見た私はよく放送禁止にならなかったなぁと思いました人種差別煽るなよ。
東京新聞に至っては“コミケが取り締まりに会うぞ”と出鱈目流してましたっけ…支援しているスポンサー毎潰れて下さいませ。というかこんな記事書いた阿呆は未来永劫写真付で晒し者にするべきでしょう。まあ殆どの報道機関とやらは“滅びてしまえ”と言いたくもなります。
そういや森元なんとかとか家計なにとか文部省を風俗通いがバレて表沙汰になる前に退職した阿呆を持ち上げときながらミサイル攻撃を無視した民放ってニュース番組やる資格あるんでしょうか? 個人の携帯やパソコンによる情報発信が当たり前の時代に恣意的に偏向報道や情報統制なんてやらかしてたら最低でも放送免許剥奪ぐらいはやるべきだと思います。
中世~近代ヨーロッパや江戸時代なら死刑だし殆どの国では重犯罪なのよコレ。ヨーロッパで悪名鳴り響いた異端審問に魔女狩り、フランス革命時の処刑ラッシュは全て悪意でばらまいたデマや歪んだ情報統制から始まってます。
……とまあ現在進行形で自称キリスト教。実際は○国や朝鮮系外国人の基地反対嫌がらせによる被害をリアルタイムで受けている…ウチの近所に警察署あるからな…今日この頃ですが、とあるなろう作家さんのエッセイの感想を書いてる時に不意に思い出し無性に見たくなった映画です。
レンタルコーナーで作品見るまで主演バート・レイノルズ。監督がトム・セレックだと思ってました(笑)なんせ見たのテレビ放映.日曜洋画劇場かロードショーだったし発想は画期的だけど予算の都合で絵的にはかなり地味な作品ですよ。原作/監督/脚本は“ジュラシックパーク”“ER”“ウェストワールド”で有名なあのマイケル・ジョン・クライトンで日本では1985年公開です。売れたかどうかは調べるの忘れました。まあいいや、最近前置きも本文も長くなってますから書きかけで中断中の作品が山ほどありますしさっさと本編入ります。
例によってネタバレ有りです。
【 この物語では便宜上ICチップ搭載&センサー搭載器機を全てロボットとして取り扱ってますが…あれから33年。洗濯機や炊飯器、電子レンジや風呂まであのルールだとロボット扱いです大変だな未来警察。 】
割と近い未来。やたら気配りが必要&女性とお爺ちゃんばかりのオペレーター業務・交通課から、ロサンゼルス市警.ランナウェイ・スクウォッド(暴走対策班)に栄転した“カレン・トンプソン巡査”の勤務初日は結構ハードでした。署長の案内で内勤で鑑識のマーヴィン巡査部長。直属上司でベテランの“ジョン・R・ラムジー巡査部長”との挨拶もそこそこに緊急出動要請が入り、ヘリで連れてこられたのは一面のトウモロコシ畑。暴走中の害虫駆除用ロボットを追い掛け回し感電させられたり自爆に巻き込まれ農家のおっさんに笑われたりと散々な初仕事を体験します。
※チリチリ頭が特徴的なカレン巡査役のシンシア・ローズさん。出世作はフラッシュ・ダンス…という事で元工場労働者でダンサー志望→夢敗れOL→交通課オペレーターの経歴…ごめんなさいね。当時AFNで見てた土曜日の番組で使用楽曲のプロモーションビデオは何回も見たけど映画本編未だに見た事ねーわ勿論メタ狙いのギャグでしたがしっかり滑りました(笑)
当初強面と思われた上司、ラムジー巡査部長は意外と面倒見が良く子煩悩なオジサンでした。パトロール警官から暴走対策班に転属したのは高所恐怖症をこじらせ凶悪犯を取り逃がした苦い経験から、以降ひたすらロボットと格闘生活。二年前に交通事故で妻を失い家族は小学生の息子ボビーに、家事担当ロボットのロイスだけ……そろそろまともな出逢いが欲しいカレン巡査は主人公に興味を抱く様になります。
※ラムジー巡査部長のイメージって真面目なフレディー・マーキュリーです。頼むからアップは止めて腹筋が死ぬ。
忙しいけど割とコメディな勤務に変化が訪れたのはある日の深夜に起きた立てこもり事案でした。家庭用ハウスキーパーロボットが異常行動。包丁でジョンソン家の妻、義理の妹を襲撃し殺害。脱出に成功したのはこの家の主人ジョンソンだけ。屋内には生後半年にも満たない赤ちゃんが取り残されています。
暴走中のロボットは家庭用小型冷蔵庫サイズ(映画では帽子ケースとなってますが、そんな文化が無い日本じゃわかんねーぜという事で調べました)にロボットアームを搭載した静寂性を重視した厄介な相手。個体識別はビデオカメラと音声認識。
よって電源を潰し暗闇なら後の心配は音声反応のみ、幸い包丁は二人目の犠牲者により破損し放棄済み。ドローンで内部偵察→赤ちゃん救出したらバッテリーが無くなるまで家から出さなきゃ被害は出ない……そうなる筈でした。あのポンコツが家人所持の357マグナムでドローン撃墜。音響センサーで泣いてる赤ちゃん探し始めた段階で事態は一刻の猶予も無くなります。
ラムジー巡査部長は建物内部に潜入。どさくさ紛れにカメラ構えて乗り込んだテレビクルーが囮になる形でロボットに射殺された事で、かろうじて赤ちゃん救出に成功。ロボット自体はスタンガンで行動不能にします。帰ろうとした二人でしたが肝心の赤ちゃんの父親が何故か現場から逃亡、後始末が終わったのは殆どの飲食店が閉まった深夜。部下を自宅に送るついでに軽い食事を振る舞う為ラムジー巡査部長はカレンを連れて自宅へ招待するのでした。
※84年当時、アメリカはガソリン高騰による不況が始まってまして深夜営業を自粛する店舗が多かったのですよ。24時間営業店舗の復活は安いファスト・フード台頭に安い賃金で働く頭の出来が宜しくないあるいは英語が不自由で中抜きし安い不法移民。特に“イスラム系”“ラテン系”により応急処置的な復旧を果たします…こう書いたらこの物語におけるロボットの正体察しがつきますね。パキスタンやイラク果てはアフガニスタンにイランからも大量に入り込んだのですよ。CIAによるアルカイダ=ビン・ラディンへの支援はこの映画制作前後にスタートしました。
ラムジー巡査部長の家で息子ボビーとハウスキーパー・ロボットのロイスによる思わぬ歓迎を受けた翌日、鑑識のマーヴィンと一緒にジョンソン家から押収したロボットを調べていたラムジーはコンピューターシステムに見慣れない異様なICチップを発見。取り外そうとしたソレには自爆装置が仕掛けられており火災発生。
暴走対策班は、息子の救出を待たず現場から逃走したジョンソンに“計画殺人の疑い”を向け捜査を開始します。現場検証で押収した監視カメラの映像には不自然な形でデータを消そうとした怪しい修理技師の姿がありました。
パトロール警官だった頃の経験を活かしジョンソンの潜伏先をあぶり出したラムジー&カレンは海外へ脱出しようとしていた容疑者を銃撃戦の末逮捕。事情聴取の為パトカーに連行中、事件の真犯人“ルーサー”を目撃、錯乱した容疑者はカレン巡査を突き飛ばしパトカーから逃走。逃げるジョンソンと追い掛け回すラムジー&カレンをさらに追い掛けるそれ(ルーサー)は、立てこもり事案の際にラムジーを監視していた男。ジョンソン家のカメラにも撮影されていた不気味な目つきな修理技師の正体でした。
【一連のマシン暴走事件の黒幕で真犯人“ルーサー”は表向きの経歴は強盗殺人犯…なぜか何度も無罪となり出所している正体不明のテロリストです。裁判員裁判の弊害とか色々裏事情有りますが本編には関係ないから省略します。】
※制作当時の時代背景の説明からはいります。興味無いお客様は読み飛ばして下さいませ。
1980年代に入りアメリカ合衆国の産業構造に歪な問題が発生していました。日本や台湾のIC技術台頭と経済立て直しを目的とした軍事産業およびシリコンバレーへの国費投入よる梃子入れです。明るい面は、MacintoshにWindows等のパソコン基本ソフトの発達に衛星通信、光ケーブル等の開発。暗い面はコンピューター・ウィルスの発明や安易な軍事転用と書いときます。実際はもっとややこしいです……この物語における悪役でテロリストのルーサーは裏仕事専門の政府関係者としてICチップ製造メーカーに接触。同じ手口でシリコンバレーの重鎮に悪質なウィルスシステムを開発させ、市内の工場で違法チップを製造させていました。証拠隠滅の為に役員を皆殺し…ジョンソンもこの兵器開発の詳細を知る人物ですが偶々暗殺に失敗。行方を追っていた訳です。
正体不明の新型銃“個体熱源識別誘導ミサイル弾”でラムジー&カレン達の目の前でジョンソンを射殺したルーサーは現場から逃走。後日現場検証と犠牲者解剖で判明した化学薬品。犯人を目撃したカレン巡査によるモンタージュ作成→署内で指名手配犯のネット検索により漸く真犯人ルーサーの正体が判明…管区内の宿泊施設やレンタカー会社等にFAXによる指名手配写真を送付。
※個人情報管理。インターネット発展による犯人検索が可能となったのは映画公開から数年後…それまで全米レベルの個人情報管理してたのはそれぞれのお役所や公共機関でした……FBI?酒煙草取締局?…素直に答えると危ないから黙ります。
パソコンに残されたホームページ情報から殺されたジョンソンの勤めていたICチップ製造メーカー・ヘクトロゴン社を訪れた暴走対策班は、何故か深夜にオフィスに居残り暴走する警備ロボットに襲われた会社秘書ジャッキーを救出。彼女の態度に不可解な物を感じたラムジー巡査部長が暴れる彼女のポケットからあの違法チップを大量に発見し拘束します。
その後、彼女の証言からルーサーとヘクトロゴン社の繋がりが判明。リッツホテルに潜伏する黒幕達の逮捕に踏み切りますがどさくさ紛れに開発者二名は射殺され、姿を見せないルーサーの部下達とドローンや誘導ミサイル銃による抵抗。屋上のヘリで逃走する犯人を追うものの高所恐怖症に苦しめられて追跡失敗。カレン巡査に至ってはミサイル弾が命中。危うくバラバラになるとこでしたが不発弾となり、ラムジー巡査部長の応急処置でミサイル摘出という結末を迎えます。
…この映画最大の突っ込み所。署長推薦、捜査専属霊能者による犯人プロファイリングシーンに何故か署内に沢山居る協力者や監視カメラハッキング→ジャッキーに仕掛けられた無数の発信機発見&ストリップシーンを挟み。
市内で自走爆弾とのカーチェイス。何故か滅茶苦茶高いロボット寿司(笑)しかもスーパーで売ってるレベルの太巻きであの値段かねで急に現れたルーサーに呆気なくジャッキーが殺害され捜査は頓挫。落ち込む暇もなく仕込んだ発信機を囮に捜査員を殺害し警察署内に忍び込んだルーサーによってラムジー巡査部長の個人情報抜き取り→ボビーを誘拐して主人公が苦手な高層ビル建築現場で人質交換名目の蜘蛛型殺人ロボット攻撃と目まぐるしく場面転換。
まあ後半の展開は書いてて嫌になるぐらい雑ですが調子に乗った犯人がうっかりロボットに敵味方識別装置を搭載するのを忘れた挙げ句、一人で来る筈だった主人公の後をカレン巡査が追跡。機転を利かせてボビーを救出。トドメにこだわったお馬鹿ちゃんは殺人ロボットの総攻撃で呆気なくあの世行きとなりました。
見てて犯人のお馬鹿ちゃん振りと警察官が軒並みポンコツだったりしますから後半は我慢大会となります。ストーリーは無視して下さいませ…というか真面目に見てると馬鹿見ますよ。てな事で今回は終わります。
追伸:パソコン壊れました(泣)しかもDVD/CD部品だけ…。
ではまた次回。




