ベン・トー アニメ版① 11年
2017.2/27~3/6脱稿
3/7投稿。
アニメ版という事でストーリーが微妙に変わってましたね。
まあ原作通りやったら色々時代錯誤だったり法律的に危ない話がありますので違いを楽ませていただきました。
各話の弁当名+価格がカロリー表記に代わったのは何故?
【熱い展開に感動し読み終えた後、ふと我に帰ると色々キツい真面目におバカな物語……スーパーの閉店前.半額セールの弁当を奪い合うおバカ=狼達の饗宴アニメをフルマラソンで視聴した後、私が改めて読んだ原作第1巻のイメージは安永航一郎“恐怖の昼食”弁当魔人と弁当魔女でした】
まあ本編には全く関係ない“ゲテモノ作品”は小見出しのみでさらっと流すとして(大分県で弁当目当てに学校襲撃する無職共の物語)ハーモニー<harmony/>の話書いてる時にふと“ブギーポップ”の話を思い出し、“二つ名”繋がりな連想ゲームみたいに思い出したのがこの作品。で、そもそもアニメ版観てねぇやという事で借りて来ました。
※ブギーポップについては機会に恵まれず実写版もアニメ版も見ておりません偶にレンタル店で見かけてもVHSビデオじゃ観れないし…。原作は他の出発社も含めエンブリオ編で挫折しました。イラスト担当変更されるとなぁ
ベン・トー原作は最初の頃から割とお気に入りで新刊が出る度に購入→爆笑してた作品ですがプライベートで色々有り過ぎまして、10巻以降は本自体は購入しても気分が乗らず読まないまま死蔵……急に読みたくなり書庫の奥から引っ張り出してこれ書きながら改めて1巻から読み直してる最中です。短編集含めて全12巻だけど15冊…5.5/7.5/9.5巻があんのよコレがまあそっちの感想は気が向いたら書きます。
何故か書店限定配布の特別版や著ガ(くさかんむりに我の漢字…携帯で変換不可な為、以降カタカナ混じりで“シャガあやめ”と書きます。すいません。)あやめとオルトロス=沢桔梗&鏡.姉妹に本来なら3巻登場予定だった花菱そう=ジャック・ザ・リッパー出演のコミック版“Ripper's night another”まで保管してましたのでホッとしてます……いつか読もうと積読してた事情も有りますが、更に日焼けして変色してたから古本屋に売らなかったんですよ。
ブック●フって割と買取価格足元見るから最近相手にしてませんね。特に商品によっては最大の売りとなるオビや特典は露骨にゴミ扱い…オビで遊んでる作品の魅力台無しにしてくれます。
※ライトノベルは大体そうですがスーパー●ッシュ文庫の紫外線からの耐久性はダメリカのペーパーバッグ以下です。それ以外の理由でも色々思う所がありまして、大概処分しました。読者にもライターにも冷たい出版社と編集者に人権なんざ在りません。
まあ出版社の陰口なんて色々書いても楽しくありませんからアニメ版本編の話に入りますかね。原作1~3巻のエピソードをかなり省略&改変しながらまとめてまして、実はあまり期待してなかったんですが嬉しい意味で“期待外し”してくれたストーリーでした。
特に中盤に漸く二つ名をもぎ取った“茶髪あるいは巨乳”→“シーリーコート”後半にイラスト増えたけど最後まで本名不明で主に胸…顔が見えないの魅力がアニメで爆発したのと、先代の“モナーク・バタフライ”こと半額神の松ちゃん=松葉菊さんと二階堂連の淡い関係がなかなか良い味出してくれました。オリジナルの水着回はアレでしたが(苦笑)
※小説は文章縦書きの為、松ちゃん→マっちゃんだけど読みにくいからこうしました。アニメ本編では軽く触れてますが“松ちゃん”元東区.丸富大学・庶民経済研究部.部長(女帝)モナークバタフライ(オオカバマダラの別名)。ガブリエルラチェット=研究部の情報収集組織.二階堂の立ち位置は、烏田高校HP同好会リーダー“槍水仙”に憧れる主人公“佐藤洋”と同じ立場だったりします…扱いは天地の差があるけどね。
ちなみに原作での松ちゃんはそこそこ酒豪で愛煙家でしたが2巻.アニメのパッドフット(本人は帝王=モナーク自称)のエピソード辺りに“とある事情で”ノンアルコールビールに禁煙パイポを愛用.胸も大きく…うん。なんか分かっちゃった泣いていいぞ二階堂
※アニメ版ではチューハイ“氷結”愛飲してましたから“まだ”の様です。実は片手でパッドフット瞬殺出来る実力者。
小説では半額神の最高峰はジジ様…煙草の峰を愛する渋い爺さん。アブラ神=元アーサーや松ちゃんに烏田高校の現理事長等が現役の“狼”だった頃からの“生き字引”で魔導師の師匠みたいな存在だったりしますが、そっちは1巻のプロットが活かせず自然消滅しましたから随分出番減りました。
…つーか、金城優=ヴィザードのシーン丸ごとカットしても良かった気がしないでも有りません。小説でも先輩格の“良き狼”は“二階堂連”が代行。ダークでひとでなしな駄目キャラ部分は“ダンドーと猟犬群”=剣道部三年主将の“山原”が未だアニメ化されていない5巻のエピソードで代行してるし、最終回まで本当に出番要らない人なんよ。小説は場合によっては1巻終了のリスクが有り結局外せなかったんだけどね。
まあ伝説の狼→現在海外留学中な“槍水仙の想い人”扱いで充分じゃねーかと思います。敢えて出番入れるとしたら台詞無しで焼き肉弁当食って行き倒れになるシーンだけで充分ですな。あれを映像化するたぁ思わんかったわ。
海外の評判も凄かった“最終半額刻印時間戦闘シーン”は個人的にはもっと抑え目でスタイリッシュな方が好みです。救急車出動要請が出るレベルは大袈裟過ぎます(汗)あの世界の登場人物全員、地上戦ならガン●ムに圧勝出来ます。建物の5階から落ちてやっと“捻挫”レベルです。
闘い終わった後の公園での食事シーン…あそこの間抜けでおバカな遣り取り…残念過ぎる姉の愉快な失言(性的用語)で大変な事になり沢桔梗&鏡姉妹と茶髪.顎髭.坊主.槍水仙.白粉花そして二階堂.佐藤との関係が進展するあの友情&恋愛描写も見たかった。最終回の佐藤が二人に呼びかけるシーンがちょっと空回り気味で残念でした。あの積み重ねが感動的でオモシロかったのにさ……読み終わってしばらくしてから罠に気付く辺り私もまだまだ未熟です。
アニメ版の一番の魅力は演技が最高な声優達のアシスト&大爆笑必至な音楽の演出。原作より肉食度とドS度が増した女性版佐藤“白梅様”のアフリカンなテーマと百合シーンの中華風音楽。“白粉花”がBL…もとい“ガチムチ的なホモォ描写”で全力で腐った時の“あの歌・何故かLet's Guyが“Gay”と聞こえるアレ”が物語に恐怖を添えます。実際腐っちゃったしねぇ白粉花役の悠木碧さん
…とまあ此処まで色々書いたけどそもそも“半額弁当の奪い合い”で格闘技ってどうゆう事よ?と疑問お持ちのお客様。性別.年齢.容赦も差別も無しな暴力の応酬に疑問を抱いたお客様が圧倒的に多いかと思います。
実は私も最初は小説読んで激怒しました(苦笑)読んでる内にこの物語の主人公“佐藤洋”と当初は巻き込まれただけ…幼少期の虐め体験から精神的にかなり病的だったヒロイン“白粉花”が世界に馴染む(バカが感染る、あるいは洗脳じゃねぇかと突っ込まないでね)描写が快感なんですよ。白粉さんは立派に“肉食獣として覚醒(後に伝説の狼・幽霊=ザ・ゴースト)”ついでに“ガチムチホモォ”な世界に開眼して主人公はしっかりセクハラの対象にされる訳ですが…いやどうしてそうなった
では今回はアニメ版という事でストーリーを追いつつオリジナル描写等の感想も入れときます。ちなみに私は圧倒的に“白梅梅様の信者です”Mでも百合でも無いけどな。
ちなみに梅ちゃんが百合の世界に入った理由は元々祖母(父のアバラ3本粉砕した豪傑.名前は孫と同じ).曾祖母がその傾向だったのと白粉さんの母が運営する“ある趣味”の出版社の小説です。ファンレターから白粉母と意気投合。パーティー会場で同じ小学生の花ちゃんに一目惚れ。深刻なイジメで壊れかけた彼女を守る為、学校を制圧する等.女帝ぶりを発揮し、趣味がノーマルな両親の目幅涙を誘いました。
なお、彼女・原作版では気に入った女性を洗い.ドレスアップ.写真撮影する白粉母譲りの難儀な趣味が有り。先輩の筈な“槍水仙”丸富大学付属高校の“あやめ”“沢桔梗”“沢桔鏡”も危うく貞操の危機を迎えてました(半笑)でもロリと“最凶キャラなあせびちゃん”には手を出してません?アニメ観てから改めて原作読むとあの音楽とあの声が頭の中に再現されてメチャクチャ怖ぇ~です。
彼女が肉体言語を行使するのは異性の場合…心底好意を抱いた相手だけ。よって主に“タイバニ”のバーナビーそっくりな父親と佐藤洋が犠牲となります。
【この世界では当たり前に繰り広げられる狼達の饗宴。空腹から始まった出逢い。佐藤洋(主人公)は黒ストッキングと舞うスカート。白粉花は筋肉と芳しい汗の香りに引き込まれ…】
世界には需要と供給の微妙なバランスと最終半額印字時間と呼ばれる瞬間が存在する。様々な難関を越えて残った半額神渾身の作品“弁当”を巡り年齢性別容赦無しのルールな格闘戦を繰り広げる勇者達…“狼”達の饗宴は今夜も始まる。
※突っ込み役は傷心旅行中です。探さないで下さい。
SEGAの申し子の様な両親.声が若本規夫(代表作.Hellsingの銃剣神父)で自衛●員な父と広大な電脳の世界(ネトゲ廃人.声は榊原良子希望)へ旅立った母(現在14歳の中学生ハンドル名メメ)の元から独立。同じ学校に行こうと勧めるイトコを振り切り4月から進学校.烏田高校&学生寮の一員となった主人公“佐藤洋”は入学初日、スーパー入口で“ちくわを握りしめ昏倒”還らぬ人…ちっ生きてたか(by石岡)脳震盪で病院に緊急搬送される事になった。
昏倒直前の記憶が戻らないまま、翌朝病院の担当医を説得(金が無い→即退院!!)学校に向かう佐藤に声をかける女の子、白粉花から乱闘に巻き込まれ気絶した事を聞かされた彼は、学校で昨日スーパーで見かけた“クールビューティーな上級生.槍水仙”と再開する。
※下野さん渾身の特技。会話シーンでの“若本規夫ボイス”再現と背後で謎の女生徒(白梅様)の当て身炸裂→気絶し拉致される花ちゃん槍水仙の黒ニーソに見とれた主人公はしっかり忘れてます。ひでえ。
「ルールを知らないなら弁当半額セールの時間に近付くな。」最初は槍水仙に、2回目の気絶後はスーパーの従業員“アブラ神”に警告された佐藤洋は悩み恐怖しつつも何故か毎回出くわす“気弱だけど段々言動が「ウホッ」な方向まっしぐらとなってゆく怪しい少女・白粉花”と共に、スーパー半額弁当タイムの乱闘に参戦。
何度目かの敗戦と“毎回佐藤とスーパーへ→怪我する白粉花の姿”に色々勘違いした白梅様のリンチ。“何故か羨望の眼差しを向けるクラスメイト内本君”の接近を乗り越え根性を見せた事で、彼等を認め力ずくで勧誘した“元HP部→同好会申請中.槍水仙”のアドバイスと通りすがりの“元HP部部長.金城優”のフォローにより生まれて初めての“半額時間を勝利”→伝説の“月桂冠・半額神おすすめ弁当”を確保する。
争奪戦とスーパーを取り巻く様々な脅威。最終半額時間の戦い方のマナー経験を通して学校の先輩達、茶髪.顎髭.坊主(ちなみに全員3年生)らベテランの狼達に“わんこ”あるいは“ワン公”と可愛がられる様になり、ついに手にした半額弁当の味は格別だった…それはプライスレスな勝利と友情の味。
ついでに実はああ見えて実家は合気道の道場経営…足運びだけは超人的な白粉花も弁当確保。HP同好会と同時にライトノベル部に所属する彼女は新しい小説の主人公のモデルに佐藤洋→怒られるからサイトウヒロシとして起用。
体当たり取材で開眼→進化した彼女は趣味全回なガチムチホモォ描写満載の物語「筋肉刑事・マッスルデカ」執筆を開始。18禁な内容の為、ホームページ個人サイトでの快進撃が始まった(笑)
※HP同好会:ハーフプライサー(半額時間)の略称です。戦闘が激化した理由は第1話で切実な理由が説明されますのでそちらをどうぞ。中学生時代の謎のネタキャラ石岡君と学校のアイドル広部さんは爆笑必至なカメオ出演。石岡君のズボンをパンツごと引きずり下ろしなにげにアソコに箒を突き立てる広部さんが勇者。後.ソイジョイのレンジ温め→ブレーカー落ち(包装紙がアルミホイル)場合によっては電子レンジ廃棄のコンボ技となります。真似は絶対止めましょう。
【集団で安全に食料確保するのは正義。そもそも半額弁当を戦ってまで手にする価値はどこに在る…ならば問おう、君が手にするソレは単なる廃棄処分前の安い弁当なのかい?それとも…】
度重なるセクハラ発言と“大切な花ちゃん”への付きまとい(誤解)から携帯没収の為、佐藤洋を裸に剥き、制服を破壊…ついには元凶と思われるHP同好会(申請中)の先輩.槍水仙と交渉する新生徒会長.白梅様。誤解は解けますがおバカな失言やらかした主人公は燃え盛る焼却炉に靴と靴下だけのほぼ全裸で突入…3日間の緊急入院となります。
※何があったかは実際に視聴下さい。尚、主人公のセクハラじみた度重なる失言→白梅様による肉体言語行使“お仕置きシーン”クラスメイトには既に“ある種のプレイ”と認識されています(笑)アニメでは省略されてますが会話がまんま浮気調査中の夫婦です。パンツの中も手突っ込んで調べてますので尚更ですね。
校内にいた女生徒達を阿鼻叫喚の恐怖の渦に巻き込んだ“謎の全裸マン爆走事件”から3日後…烏田高校.剣道部では焼却炉に突入した変態の正体探求と、宿敵HP部が同好会として復活.“氷結の魔女”が2頭の“狼候補”を育てている事が話題となっていた。
月末は色々大変な剣道部顧問.檀堂先生と学生寮住まいの部員で編成された食料調達チーム“ダンドーと猟犬群”のリーダー“山原”は、ヴィザードが育成に協力した狼候補達.佐藤洋と白粉花に興味を抱き彼等を猟犬群に勧誘する。
※高校教師.特に運動部系の部活顧問兼任してる場合、生徒へのご馳走や元生徒の結婚.出産祝い等々…物入りです(涙)飲み会等でその話題振るのは本当に自殺行為となりますのでご注意を。試しに振った私は3次会・朝方近くまで延々と問題児共がやらかした後始末の愚痴聞かされ、ついでに久し振りの二日酔いとなりました。
3日振りの最終半額時間。やっぱり体当たり取材も兼ねて付いてきた白粉花とスーパーにやってきた佐藤洋を自らのチームに勧誘する細マッチョ山原先輩と屈強な猟犬達。
※花ちゃんはこの展開で全力で腐ります。
元々は本当に手段を選ばないキ●●イ=特にヴィザード等“旧HP部の化物”対策の為、編成された猟犬群は鮮やかな連携プレーで半額弁当を確保して見せる。栄光と腹のムシの命じるままに本能的に闘う狼達とは異質な戦法だった…まあ剣道部だし怪我は御法度だからですけどね。
そもそもかなり不純な動機(生活苦と黒ニーソに茶髪のオッパイ)でこの世界に飛び込んだ佐藤は色々悩むものの先輩狼達と黒ニーソ…もとい“氷結の魔女・槍水仙”の言葉で野生の狼として覚醒。
「飯を食う行為は遊びじゃない。安全に確実に狙う事が何故いけない?」狼に対して怒りに燃える山原と猟犬群を「生きる為に食う。俺達が闘うのはそれだけじゃない!!」佐藤が乱戦を潜り抜け傷だらけで倒し手にした半額弁当・ジジ様のお勧め.チーズカツカレーはそれ以上の大事な存在。狼の証明。いろんな意味で既に野獣として覚醒した白粉花とHP部に凱旋した2人にHP同好会.会長に就任した槍水仙は感慨深げに部室のキーを渡した。
※アニメ版では猟犬群とサイトウ…もとい佐藤の戦闘に介入する檀堂先生と阻止に動く槍水仙の緊迫のシーンがありますがそっちは原作では5巻持ち越しです。こっちの二人は保護者感覚ですね。
【イトコというより正妻襲来。原作読んでラストを知ってると色々感慨深げな砂糖吐きたくなる様な甘い伏線だらけ…石岡君に命狙われ広部さんの怒りを買う訳だねぇ。うん。】
学生寮の朝…ベッドに潜り込んでいた美少女は同い年のイトコ。丸富大学付属高校に通う箸ガあやめだった。佐藤が寝てる時に男子寮に潜入、ついでに確認の為隠していた各種エロ本の内容チェックまで済ませていた彼女がわざわざ烏田高校の男子寮に住む佐藤に近付いた理由、それは東区で二つ名:湖の麗人として氷結の魔女に逢う為…ってだけでも無いのよ実は。去年の冬以来会ってない“一緒に居て楽な存在”に自分はこんなに強く魅力的になったんだぞ。ちっとはドキドキしてみやがれ…反応見て安心する姿が凶悪です。
電話連絡無しで不意打ちやった理由はガブリエルラチェット潜入の警告口実な“浮気チェック(笑)”エロ本の好み→若干変わった。部屋に女の気配は無いけど、情報屋から気になる噂を聞いている。あやめは未だ見ぬ敵、氷結の魔女への対峙を決意してます。
「制服を貸して欲しい。僕が着れるサイズなら助かる…。」頼まれた白粉花には盛大な勘違い。事実を知った白梅様は勿論佐藤洋の抹殺を決意しHP部室に乗り込みますがそこで目撃したのは白粉花のブラを外して遊ぶ見知らぬ女生徒.あやめの姿でした。
※佐藤が服のサイズ確認の際、自分を基準にしたのは…まあ想像つきますよね?中学3年まで同じベッドで添い寝したりしてますから互いのサイズ把握状況は下手な夫婦より正確です。小学生の頃は普通に一緒に風呂入ったりとやらかしてます…実は今も…。
世界で一番大事な花ちゃんにセクハラやらかし、美少女なのに雑なボサボサ金髪に我慢が出来ない彼女はとりあえず佐藤を処刑=ボコッたついでにあやめを拉致し自宅で風呂にブラッシングと綺麗に整えドレスアップ。
貞操の危機を感じたあやめは写真撮影の準備の隙をついて必死の逃走(笑)コンビニの影に避難し佐藤の救援を待つ事に…やっと助けに来た駄犬=佐藤が自分の母親(イタリア人.リタ)を見る様にドキドキした態度に珍しく服装や髪質(白梅セレクト)を誉めてくれたのが、腹立たしいやらイライラするやら。
本来なら烏田高校HP同好会会長.槍水仙に対峙。東区で起きた異変を告げるついでに西地区の老舗.ジジ様の居るスーパー(槍水仙のなわばり)で華麗に氷結の魔女を倒し、優雅な夕食を楽しむ筈がロクに話が出来ないまま、パーティードレス姿で最終半額時間に闘いを挑む事になります。
この闘いは多分負ける…だが次は勝機を掴む。アニメ・オリジナルの箸を使ったドレス加工や攻撃ワザで氷結の魔女に挑みますが、腹のムシの加護に恵まれず慣れないスタイルに集中力を妨げられ、だがそれでも魔女に立ち向かう彼女は戦闘にこだわるあまりに久し振りの敗北を喫します。
共に乱戦に巻き込まれた佐藤は偶々偵察に来ていたガブリエル・ラチェット二階堂練と戦闘。互いに譲らぬ闘いだけでなく、意外と息が合う事を楽しく感じつつ最終的に弁当の内容に腹のムシを刺激され豹変した佐藤がギリギリの勝利。
※乱戦の最中二人の連携プレーを利用し鮮やかに弁当を確保する茶髪が…アニメでの彼女はしっかりライバル枠です。
名前も経歴も知らないベテランの狼に敬意を表しつつ“ジジ様お手製舞茸入り豆腐ハンバーグ弁当”をゲット。入店前のちょっとした口論から微妙な風印気のあやめが気になるものの槍水仙と部室に向かおうとしますが、彼女の反応に気付いた仙は躊躇う佐藤の背中を押します。
大事な事は伝えられず、弁当争奪戦にも久し振りに負けて悔しい。なんか駄犬はあの女に尻蹴飛ばされたぽいっし。
進路を巡って大喧嘩(実はあやめが一方的に怒っただけ。佐藤は途方に暮れてます)の冬以来の二人っきりの食事はいつも通り、あやめの理不尽な八つ当たりと“毎回アレな条件をつけてのじゃんけん”から、まあ…あの壁殴りシーンは実際に観るか読むかでお楽しみ下さいな。改めてアニメ更に原作読むと“爆ぜろ!バカップル!!”となります滅茶苦茶甘いので要注意。
今回もやっぱり後編→②へと続けます。お気に入りのシーン色々書いたら説明が進まないわな、やはり。後、正妻登場→甘いシーン連発で彼女.あせびちゃんの恐怖書いたらグタグダになりますのでちょいと話を分けます。テレビアニメ.しかも全12話編成は下手な映画なら2~3本分なのよ。最後にオマケ.アニメ観てて思い出した与太話です。
【箸休め:地方ならではの青魚事情とインスタント・ラーメンについて。※興味無い方はスルーして下さいな。】
物語の中では槍水仙や佐藤洋が絶賛する“サバの味噌煮”について…私の味覚がアレなのかも知れませんが、実は新鮮で美味しい鯖を食べた事が有りません。和食専門料理店の販促やメニュー制作に関わったり居酒屋や料亭で何度となく食べた経験は有るのですがイマイチ、缶詰(味噌煮/塩煮)以上の美味しさを体験した事が無いのですよ。自宅で食べる際はほぼ100%缶詰あるいは冷凍→解凍した商品です。
※生秋刀魚についてもチルド冷凍が普及以降ですな。
私が住むとこはぶっちゃけ南西諸島ですから昨今の冷凍技術進歩までの青魚は缶詰がメインでした。本州と違い海水が暖かいから鯖は極々偶に沖釣りで見つかる程度、勿論市場には流れません。
暖かい海…しかも元々足が速い=腐りやすい上、白身魚のタカサゴ(グルクン)やハタ(ミーバイ.こっちのは最大3m.重量は100kg超えが居ます。小型でも50cmは固い)と違い、即座にワタヌキと冷凍処理しないと腐敗しますし冷たい海ならほぼ死滅する筈のアニキサス(寄生虫)のリスクが有り大量に穫る必要がある漁業では対策出来ない為雑魚扱い。
近海で穫れる鯖の仲間はグルクマと呼ばれる南洋の近似種と腐った臭いが強烈な二条鯖。釘打てるぐらいガチガチに凍らせて急速解凍。勿論旨味も壊れるから大量の醤油に生姜あるいはニンニクで匂い消しと味付け、小骨取った切り身を小麦粉あるいは片栗粉纏わせ油で揚げる…てな料理がメインです。そっちも普通に本州から冷凍品輸入して調理した方が圧倒的に安く美味いから刺身同様・冷凍品がメインになります。
グルクマも二条鯖も尖閣諸島沖中心に沢山居ますが専らマグロやイルカ.クジラのご飯。効率悪いから地元漁師も自分達で食べる分(干物や燻製等.酒のつまみ)以外は穫りません。トンボマグロやグルクン.ミーバイの方が売れるしね。
カップラーメン…物語に登場する“どん兵衛”実は私食べた事ありません何故か悉く買うタイミングも機会もなかったのよ。うーむ。最近はコンビニの全島展開で競争が激しくなってますが、地元民だけでなく小腹がすいた海兵隊員や何故かインド系が多い取引業者に台湾からの観光客等にはカップヌードルや金ちゃんヌードル(椎茸醤油出汁の為、徳島のラーメンだけど沖縄や台湾でうけた)。赤い狐と緑の狸が昔は定番……いや、オキコチキンラーメンやチャルメラの醤油味等の袋麺がメインでした。メーカー名思い出せないけど海賊塩ラーメンってのも人気有りましたね。
今みたいに海外資本のリゾートホテルが彼方此方にフェンス立てて有料立ち入りにする以前の海岸には畑の側に掘っ建て小屋みたいな雑貨店…店主は殆どばーちゃんが担当。水着や氷販売ついでに簡易食堂やってましてメニューの中に何故か“サッポロ味噌”“オキコチキンラーメン”“カップヌードル”が在りました。
値段は激安の100円均一。調理された袋麺に心尽くしのオマケでだいたいはツナや万能ネギにもやしなど。野菜はばーちゃんお手製です。私が覚えてるのは「モズク(アーサ)入れるからちょっと店番よろしくね」とやられた事でした。今みたいに阿呆なクレーマー居なかったしなあ。モズクも海葡萄も以前は海のハーブ…食える雑草扱いでしたっけ。
…そういや蕎麦粉が入ったソバ自体、食べる様になったのは成人式以降だわ昔はソバ=沖縄そば。焼きそばに至っては沖縄そばの麺にピーマン.玉ねぎ.刻んだベーコン.仕上げはハインツのトマトケチャップでした。カゴメやキユーピーは高級品だったのさ。
中学生の頃、修学旅行(九州)の際生まれて初めて茶色い焼きそば知りました。直前にUFO焼きそばが安く輸入され茶色い事は知ってたけどさ、紅生姜や青海苔に鰹節使うとは
※焼きそば等、料理についてはかなり地域差もとい集落差ありますよ。友人の中には味噌汁にはソーセージやポーク・ランチョンミートとかベーコンに玉ねぎが当たり前とか有りましたから。
ではまた後編で。




