未来世界/ウエストワールド2 76年
2014年3/12ガラケー投稿 2019年1/13タブレット端末にて改稿開始〜1/14終了
なお続編TVシリーズはウエストワールド 73年版Blu-rayに1話収録 まんま低予算なブレード・ランナーと化してるらしい
【 そのテーマパークでは人間そっくりに作られ痛みや悲しみ怒りを持つ様プログラミングされたアンドロイドに何をしても許される 前作ウェストワールドのガンスリンガーによる反乱から3年、遂にデロスランドの真の野望が明かされたという触れ込みと前作を遥かに上回る当時250万ドルもの予算を注ぎ込み巨大パビリオンまで建設し撮影された超大作ですが ぶっちゃけ続編表記を急遽取り止めた程に酷い物語となりました 多分元凶はとある映画俳優のバカ息子ですが 誰も止められなかったんだよなぁ 】
★リメイク版ではこのアイデア美味しく頂かれましたね。尚、当時は“SF未来世界”のタイトルで公開されDVD化に辺り“未来世界”に変わりました。ウェストワールドの続編って言っても原作者は排除され非公認の続編です。
原題:FUTURE WORLD
未来世界
アメリカ 劇場公開作品
1977年 日本 劇場公開
❖マイケル・クライトンは関わってません
あれから5年 多少は当時の失望感や怒りも収まりましたので文章全面改稿致します アイデアそのものは悪く無いのですが主人公は運良くテーマパークに招待された一般人や事件の真相追う捜査官ですらなく 撮影途中での脚本変更等による紆余曲折の末に潜入調査で特ダネ入手してピューリッツァー賞と収入アップを図りたい下心満載 正義?人類の未来?そんなもんは犬に食わしとけな胡散臭さ大爆発の敏腕ジャーナリスト(何処からどう見てもヤク中のボンボンあるいはヒモ。まあ父ちゃんからして私生活は屑そのものだったしその反発も有ったそうだけど…)にしたのが根本的な間違いと断言出来る正真正銘のポンコツ映画
何故か当時のアメリカ映画界では様々な賞を独占(多分賄賂じゃね?)その僅か2年後に一大ムーブメントを巻き起こした“未知との遭遇”や“スターウォーズ”により綺麗さっぱり“そんな映画は存在しなかった事にされた問題作。”ちょっとだけ当時劇場でコレ見た方の感想読ませて貰いましたが観客のお目当ては完全に紐野郎…原作者マイケル・クライトンが監督兼脚本まで仕上げた前作とは打って変わり雇われ監督のやっつけ仕事感満載な物語になんか誰も見向きもしてなかったらしく一応アメリカ公開だけは元を取れたものの日本では……見なくとも問題無い(苦笑)そんな評価を貰いました。
まあ私自身もユル・ブリンナーの特別出演以外は見所無かったかな。沖縄国際海洋博覧会(1975年〜1976年)後……何故か毎年小学校〜中学生時代まで遠足で訪れ。成人してからも潰れる寸前のエキスポランドやスクラップとして処分されたアクアポリス見に行った時の記憶がフラッシュバックする海洋博記念公園=現.美ら海水族館みたいなセットの雰囲気は楽しめたけど雑なストーリーと主人公達の素人以下の演技は論外で御座います。なにせ登場人物の大半が伏線だけ残して説明描写無しに居なくなる……オチ?そんなものは無いよと開き直ったバカ映画だしね。
但し今回改稿してつくづく感じましたが、ストーリーのアイデアそのものはそう悪くは無かったのですよ。という訳でそれを踏まえて物語を再構築致しました。この文章に騙されてうっかり酷い映画見ちゃった…責任取れと言われても困りますので“あくまでもコレはZ級映画の予告編みたいなモノ”でしか無いと御理解頂ければ幸いで御座います。つーか本編のストーリーそのままなぞったら読む気にすらなれない電波な嫌がらせにしかなりませ…そんなモン読むのも大変だし書くのはもっと大変です(苦笑)という訳で不真面目に始めます。
【 恐らく最初の設定では視聴者参加型クイズ番組で優勝し特典招待された冴えないサラリーマン=ロンサーロウが主人公だった可能性高いです 周りは高額の対価を支払い可能なセレブばかり(汗) デロスランドの秘密を探る為に身分を偽りプレオープンに潜り込んだフリージャーナリストに体よく囮として利用された主人公はちょっとだけ他の人々よりも運に恵まれたがために災厄を逃れ生還する だが既に世界は諸星大二郎が1974年発表したマンガで2016年にテレビドラマ化(世にも奇妙な物語)された“夢見る機械”がまんまそんな物語になる筈でした 】
★ブルース・ウイルス出演の映画“サロゲート(2009年)”の原作コミックがまんまコレだったりしますが諸星せんせのマンガって英訳されてましたっけ?
☆今敏監督のアレはタイトルだけ被った別物だそうですので謹んで訂正致します。 申し訳有りませんでした。
高額な対価を支払う代わりに人間そっくりなアンドロイド達をいくらレイプしようが構わないし惨たらしく虐殺しても貴方の自由 ディズ○ーもといデロスランドで発生した人間には絶対服従をプログラミングされたアンドロイドの誤作動=ウエストワールド事件は死者50名重軽傷者45名の大惨事となったもののスキャンダラスな醜聞を恐れたセレブ達の遺族と運営側が支払った多額の賠償金支払いによりどっかのサファリパーク同様闇に葬られた 確か子供がワニに食べられたりとか多数の動物が観光船にぶつかったり車にひかれて死んだりと 映画公開の22年後にオープンし、未だにトラブル続く某社の○ニマルキングダムは流石に日本には導入されなかったけど何処かは大体想像つきますよね?
2ヶ月後 元凶となったガンスリンガーが所属するウェストワールドは完全閉鎖され、新たにNASAの最新技術を導入した宇宙空間での生活を擬似体験出来るフューチャー・ワールドを始めとする施設が完成しデロスランドはプレオープンを迎える。 事件を暴き立てたもののスポンサーからの圧力で冷や飯食いの立場に追いやられた主人公 新聞記者のチャック・ブローニングと同じくワイドショー司会の座を追われたヒロイン トレーシー・バラード はオーナーのダフィーやアンドロイドの主任開発者であるシュナイダー博士の醜聞を暴き立て失った名声を取り戻そうとデロスランドへ潜入。
ちょっとした偶然からこの施設がオーナーとシュナイダー博士を除き全ての従業員や整備士達がアンドロイドに置き換えられている事に危機感を抱くものの、何度となく食物に薬物を投与され寝ている間に他の招待客達同様全ての人体データーを引き抜かれている事に気付かないまま頓珍漢な潜入捜査を続ける二人は様々な施設を迷走 遂には閉鎖されたウェストワールドにも潜り込むのだが既に厳重な監視対象としてマークされいた事により何一つ手掛かりが掴めないまま無為な時間を過ごす事になる。
真相に迫りながらも敢えて本人は知らないまま、生き餌として生かされていたハリーと偶然出会いデロス・ランドが世界中のセレブ達をアンドロイドに入れ替えている真実を知ってしまうのですが……彼等を抹殺する為に差し向けられたのはオリジナルそっくりの外観を持ちながら本人よりも優秀なアンドロイド達…結局真相に辿り着いた者は皆殺し。 主人公を含め入れ替わったアンドロイド達が世界中に出荷され人類の歴史は終わるのだとなる筈が実はアンドロイドは水が苦手(笑) まんまと悪役達を騙す事に成功した主人公達は中指立てて快哉を叫ぶ……とまあそんな終わりをむかえます。
★此れが当たればロボット侵略物として続ける予定だった 続編/TVシリーズ:BEYOND WESTWALD 80年 完成までほぼ4年掛かったこととスター・ウォーズやスーパーマンそして宇宙空母ギャラクティカやスター・トレックの新シリーズ完成により視聴率はボロボロとなり僅か3話で打ち切り SFドラマって他にも沢山有ったしトドメ刺したのはロボット=レプリカントとしたブレード・ランナー 82年 だね間違いなく




