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夜の大捜査線 67年

2016年11/18ガラケー投稿 2020年10/9タブレット端末にて加筆修正開始〜 

【 心の貧乏をこじらせたどん詰まりの街のサスペンス? 人種差別をテーマにしたドラマ? 実はポリティカル・フィクションです。 1967年当時もそうでしたが消防士や医師もそうだけど黒人やヒスパニックそして東洋系アメリカ人が殺人課の刑事になんて社会的地位の有る職業に就くにはかなり困難な道程が待ってます 各州で黒人刑事が登場したのはジム・クロウ法が1964年に廃止され職業の規制撤廃と有色人種でも大学等の高等教育課程が受けられる様になってからですので彼等が登場したのは70年代 陰湿な嫌がらせは21世紀に入ってからも続いてます。 】


★とは言え差別した方もされてた方も色々歪んでますから血を血で洗う抗争は終わりません まあ後4〜500年は待たないと無理かもな。


原題:IN THE HEAT Of THE NIGHT

夜の熱気の中で

アメリカ劇場公開作品

同年 日本公開

原作:ジョン・ボール

In The Heat of the night 1965年

翻訳版はハヤカワ文庫にて1976年出版⇒廃版扱い


 聞いてるだけで暑さが堪える主題歌や汗だくの登場人物で勘違いされますが季節は晩秋 インディアン・サマー と呼ばれる夏の戻り日に発生した強盗殺人 事件を解決したのは偶々巻き込まれた都会の黒人刑事 そこが問題となり予算が付かなかったり色々な嫌がらせを受けた作品です 当時新人賞を受賞したサスペンス小説~後シリーズ化したミスター・ティッブスシリーズ第1作目の映画化作品。 慌てて作った 続(71年) やら 霧のストレンジャー(72年) 新(テレビシリーズ88年~94年) は監督も脚本家もそれぞれ小説とは別に展開した物語 テレビシリーズに至っては時代背景も違うし登場人物も総入れ替え 予算と上映時間の都合上、原作より登場人物やエピソードを絞り込み限定しています。本来なら1時間✕10話程度の連続ドラマ。


中でも一番割を食ったのは前半部分の主役で後半はワトソン役となる(原作では)サム・ウッド巡査 誤認逮捕をきっかけに主人公の最初の理解者&捜査に協力する相棒となる筈が16歳のロリ巨乳 デロリス に覗きの罪告訴され拘留されるロリコン警官になりました 哀れな。 邦題タイトルは的外れで紛らわしいです 事件発覚~ラストの解決シーンは真夜中だけど別に大捜査はやってません 映画の中で実際に犯人追い詰めたのは主役ティッブス刑事だけ 事件解決直前 ツンデレこじらせたギレスビー署長 はその場に居合わせただけの存在。


シドニー・ポワティエ演じる 銃を使わない主人公 ペンシルベニア州のフィラデルフィア市警殺人課刑事・バージル・ティッブス警部補(なお続編ではいきなりカリフォルニア州サンフランシスコ市警警部補となりました)の推理と如何にも南部の田舎に居そうなガムくちゃ警官ビル・ギレスビー署長役のロッド・スタイガー (何故かこの映画で主演男優賞貰って"主演はポワティエなんだけど何故俺に回したと"不愉快だったそうで 未だにそんな傾向はアカデミー賞選出に有ります。) レイ・チャールズの有名な主題歌 アカデミー賞を5部門も受賞した名作ですが何故か子供の頃から両親に妨害されテレビ放映で見れなかった物語でした 小学生の頃 エマニュエル夫人 や 13日の金曜日 は視聴OKだったのに何故? と思ってましたが 今回生まれて初めて観て色々納得しました 何というか登場人物がどいつもこいつも浅ましいんですよ エロシーンも含めてそりゃあ両親が必死に止めるわ(笑)


アメリカ南部ミシシッピ州の“架空の街”スパルタ(実際のロケ地は中部イリノイ州の街スパルタ。字幕や日本語版はスパータになってます)である夜起きた殺人事件を舞台に陰険な人種差別という重いテーマのせいで手が伸びなかったのも有ります。

※当初は原作通りの舞台、ミシシッピー州に実在する街スパルタで撮影する予定でしたが物語の内容&黒人が主役という事で地元の人達に反対運動起こされました。


今更ネタバレ注意もアレですからストーリー説明に入ります。人種差別に対抗する公民権運動は始まったばかり。この時代~1980年代まで黒人刑事はスクリーンの中だけの存在です。


当然あんな形の人種対立が表面化したのは1980年代に入ってから…実はこの物語ポリティカルフィクションです。有色人種の社会進出はさほど進んでいません。


【 オープニングでロクな生活してない事が丸分かりのサム・ウッド巡査。彼の日課から物語は始まります。 】


 事件発覚は火曜日の深夜、舞台となる街の名はミシシッピー州スパルタ。元々は綿花栽培で栄えた街、鉄道敷設で都会のベッドタウン目指しますがそっちは飛行機運賃の低価格化で大失敗。今じゃ時代から取り残された僻地。そんな地元で生まれ育ち~警察官になった…いや、それ以外仕事が見つからなかったサム・ウッド巡査。


唯一の趣味は貯金です。


たった1人深夜のパトロール。唯一開いてるドライブインは蠅が飛び交い店員も食べ物も不潔で薄気味悪い場所(笑)しかもこいつ幼なじみです。


腹壊しそうな汚いバニラシェイクを飲んで彼の仕事は始まります。


進撃の巨人に出てくる奇行種みたいな男“ラルフ”が店番やってる街唯一のドライブインで販売しているコーラは卸価格が安価で増量サイズの“ペプシコーラ”街では何故かこの店でしか取り扱ってません。因みに他の施設はみんな“コカコーラ”実はこれも痛烈な皮肉と後に続く伏線だったりします。


戦争中に海軍への無茶な設備投資で破綻し倒産。1959年に経営再建したばかりのペプシはコカコーラより安価&増量サイズが売りでした。

第2次世界大戦で陸軍の公認飲料としてブランド化したコカコーラ。元々の経営基盤が南部のアトランタさらには南北戦争直後の創業時からレシピを殆ど変更しないという事もあり保守的なイメージが付いています。ブランド化の反発からペプシは有色人種や若者を徐々に味方に付けてゆきます。


パトカーのフロントにはポータブルラジオと“魔除け代わりのキリスト像”発想的には日本の長距離トラックの運ちゃんがよくやってるアレですが熱心な“狂徒”の前でやらかすと命が危ないです。普通は絶対安全な場所に飾ります。


かつての新興住宅地で、いつも通りカーテン全開。自宅キッチンにてだらしなく全裸でペプシを飲む(このシーンも色々伏線有り)16歳の少女“デロリス”を“がぶりつきで覗いた”後は誰も居ない商店街をパトロール。

ところがそこで遺体を発見……後頭部を殴られ、殺されていたのは最近工場建設の為街にやって来た“余所者”でシカゴの会社経営者“コルバート”財布が無い事から、流れ者の強盗と断定した警察は偶々、駅の待合室で夜を明かす怪しい黒人男性を逮捕。署に無理やり連行します。


大金とアタッシュケース、スーツ姿の黒人紳士の正体は実家から東部フィラデルフィア市に戻る途中の主人公で殺人課刑事“バージル・ティッブス警部補”でした。いきなり強盗犯扱い、無礼でがさつな対応に“何時ものことながら激怒”していたティッブス警部補は誤解が解けた事からさっさと街を出て行くつもりでしたが、上司の電話での説得で厭々ながらなし崩しに捜査に協力させられる羽目になります。


裏でこっそり行われているであろう黒人も含むマイノリティへの脅迫・暴力行為。あるいはキリスト教では殺人そのものな堕胎ならともかく、白人男性の殺人事件は街が成立してからの初めての醜聞。


※要するに堕胎ですがアメリカ南部じゃ未だに暗殺事件に発展~住民が庇うから未解決となる事も多いです。


人生初の刑事事件。ましてや、色々やらかし独りこの街に流されて来てからの“ビル・ギレスビー署長”初めての捜査指揮は、まともに部下が動かず空回り。現場で遺体から財布を盗む所を目撃され隣のアーカンソー州に逃げ込もうとした無職の青年ハーベイを自警団まで動員し取り押さえますが彼は“左きき”検死の確認から“右きき”の人物の犯行が確実だった上、アリバイもあった彼はティッブス刑事とレズリー夫人の抗議で無罪となります。

…そもそも財布の中身は空っぽでした。


間抜けそのものな事件対応の不手際、元々余所者のギレスビー署長を平然と無視する警察署職員の対応。見るに見かねて横紙破りな対応をする羽目となる余所者のティッブス刑事の奮闘を目にした“レズリー・コルバート夫人”や工場建設=大儲けを期待していた“市長”の圧力も有り夫人がシカゴに帰る今週の木曜日までの事件解決を要求され“ギレスビー署長”は渋々街を出て行くつもりだった“ティッブス刑事”を駅のホームで説得。捜査に協力する事になります。


レズリー夫人&秘書への事情聴取。車での移動が不可欠な街で遺体だけが置き去りにされた異常な状況。ティッブス刑事は強盗では無く怨恨による殺人を疑っていました。


ホテルに停めてあった被害者のレンタカーには“運転席に血痕”“泥まみれの足跡”そして着生蘭の栽培に必要不可欠な乾燥したシダの根片。


工場建設に猛反対する街の最有力者で容疑者。綿花農園の主“エンディコート”に会う事を主人公は決断。ちょうど様子見にやってきた“ギレスビー署長”のパトカーに便乗し未だに南北戦争時代の生活やってる“貴族もどき”の家に向かいます。


建設予定地が隣接するエンディコート邸の周りは広大な綿花畑。トゲだらけの実の中から弾け出た木綿を黙々と収穫する労働者達が呆然と見つめる中、スーツ姿の黒人刑事と署長を乗せたパトカーが農道を進みます。


映画では黒人労働者ですが→実際は戦前・日系移民とインディアン&中国人移民または大陸で購入した奴隷→戦後~今現在も南米系不法入国者が体験してるアメリカ南部の日常風景です。


※特定アジアの不法入国者はそもそも肉体労働を馬鹿にしやりません。風俗や犯罪あるいは生活保護目当てです。


「都会育ちのおまえさんには縁の無い光景だよな。」


署長の皮肉は虚しく響きます。


【時代遅れを理解出来ない老害は何時の時代も紛らわしいです。】


 コロニアル風(植民地方式)…16世紀風のアメリカ南部独特な邸宅。黒人執事に芝生で覆われた広大な敷地。大量の着生蘭(アイリス)を温室で育てる古代の生き物…エンディコートとの会談は呆気なく決裂します。


露骨な嫌みを連発、挙げ句の果てにニガーの癖に白人を疑うのかとビンタする糞ジジイに主人公は容赦なくビンタ仕返しました(笑)


ここまで読んでご理解頂けてると思いますが、紳士的な振る舞いはしていても主人公ティッブス刑事終始不機嫌です。なんせ火曜日の深夜から全く寝てませんから当たり前の話ですが…。


粗暴で痴呆気味の白人屑(ホワイト・トラッシュ)はエリート優先な筈の在日米軍の中にも一定数存在します。(私は被害実体験済)アメリカ南部ともなると……常に攻撃的じゃないとアメリカでは生き残れませんのよ。結局死の直前、コルバートがここを訪れた事は確かですがジジイが犯人説は無理が有りました。絶賛死にかけの痴呆老人は車どころか車椅子の移動も不可能です。殴り合いになったらジジイに死にます。


捜査は振り出しに戻りました。ジジイのクレームにびびった市長はあっさり2人を見捨て“自警団(リンチ専門の街の屑)”の行動を黙認。スーツ姿の見慣れぬ黒人刑事が彷徨いている事で厄介事になる気配を感じた署長は知り合い(街の数少ない友人)の黒人家族が経営する自動車修理&レンタル工場に“ティッブス刑事”を紹介。捜査の為の自動車の確保と宿を手配します。


※この映画で唯一ほっこりするシーンです。


ここじゃ余所者、ましてや有色人種を泊めてくれる場所は留置場しか有りません。


この街に来てから初めての仮眠と食事。寝る間を惜しんで今度は遺体発見者のサム巡査の事件時行動確認の為パトロールに同行。


カフェでは気持ち悪い店員“ラルフ”が“露骨に挙動不審な行動&嫌がらせ”。ティッブス刑事&サム巡査の暴走を心配していたギレスビー署長がカフェの出口で待ち伏せ。なし崩しに3人で火曜日のパトロールを再現しますが日課の“覗き”をごまかしたい“サム巡査”は別ルートを移動。怪しすぎる態度が2人に疑われる事になります。


水曜日の朝ギレスビー署長の判断でサム巡査拘束。そこへ“デロリス”を連れた彼女の兄が乗り込んで来ます。


※名前忘れた…仮称“デロリス兄”とします。ラルフ同様キモヨナキャラの名前なんざ覚えるのは無理です。


面倒臭いし(笑)



【街の問題も事件解決もどうでも良い!俺は早く此処から出て行きたいんだ(涙)】


 自宅で毎晩全裸ショーを繰り広げるアレな娘“デロリス”は妊娠していました。お腹の子供の父親は“サム巡査”だと証言するデロリス&兄。更に巡査の銀行口座には600ドルもの貯金が…問答無用で留置場送りとなります。


巡査の無罪を訴えるティッブス刑事とギレスビー署長は対立します。証拠集めの為街に出たティッブス刑事は街の白人屑(メンバーにはデロリス兄とラルフも所属)に襲われますが間一髪、署長の介入で最悪の事態を逃れました。近くには工場建設予定地が…1本だけ足りない3角杭。コルバートのレンタカーに残された泥の材質。


そもそも深夜パトロール中に被害者を殺害→被害者の車に乗せて街中に遺棄→車をホテルに返却→自分のパトカーを取りに戻ってまた街中パトロール→遺体発見者として通報なんて時間がいくらあっても足りません。


サム巡査の“覗き”行為を把握しさらには経済状況を聞き出す事が可能な数人の人物。そしてコルバート殺害の犯行現場がわかったティッブス刑事はギレスビー署長に時間までかくまって貰いながら罠を仕掛ける事にします。


協力してくれたのは物語の前半紛らわしい行動で容疑者扱いされた若者ハーベイ君とその友人パッキー君。


街の暗部・堕胎専門“ママカリバ雑貨店”に案内して貰ったティッブス刑事は事情を説明。ゴネるママカリバを不起訴にするからと説得。

道沿いの店でパッキー君とティッブス刑事が乗ったトラックを監視していた犯人達と後先考えずに殺害目的でティッブス刑事を探している白人屑(ホワイト・トラッシュ)を待ち伏せます。


証拠隠滅の為、銃を持ちノコノコやってきたのはラルフとデロリスでした。さらにまんまと誘導され現れたのは“デロリス兄”率いる白人屑(ホワイト・トラッシュ)


錯乱し「ニガーを殺せ」と叫ぶ罠にかかった馬鹿2人をスルーし、ティッブス刑事は“デロリス兄”に伝えます。


「デロリスの財布を見てみろ!!」


未成年で兄に生活全ての面倒をみてもらっている16歳・彼女の財布に多額の現金。ママカリバ雑貨店は堕胎専門店……全てを理解し、子供の本当の父親が“奇行種もといラルフ”だと知った“デロリス兄”はショットガンを“ラルフもとい奇行種”に向けますが呆気なく撃ち殺されます。


調査兵団でも人類最強でもない素人風情が延髄破壊しないと倒せない巨人、ましてや奇行種駆逐する事は出来ませんでした。彼等の壁外調査は今回も大損害を受け終了します……なんか違う物語が混ざりました


違和感ないからそのまま進めます。


シリアス続けるのは精神的に辛いのよ



全てのきっかけはコルバートのささやかな親切から…深夜の農園から独りホテルに戻る途中勤務先からトボトボ家に向かい歩いているラルフを目撃したコルバートは車に彼を乗せてしまいます。


コルバートの夢“新しい工場建設”を聞いたラルフは就職希望&予定地を見たいと空き地に誘い出し隙をみて撲殺。目的はデロリスの堕胎費用です。

ペプシコーラの配達とアレの際、偶々サム巡査の“覗き行為”をデロリスから聞いたラルフは全ての罪をサム巡査に押し付ける事を思い付きます。その後どうなるかなんて奇行種な彼はちっとも考えてなんかいませんでした…。


事件は解決。木曜日のお昼過ぎ…ようやくティッブス刑事はフィラデルフィア行きの列車へ乗り込めます…見送りはギレスビー署長だけ。

間違いなく2度と合わないだろう頑固者に万感の思いを込め「気をつけてな…」とだけ呟きました。



【オマケ話とこの映画を取り上げたささやかな理由】


 まずは購入なりレンタルなりあるいは配信サービスで映画を観て1番気になったであろう“紳士(笑)”の皆様へ…デロリス16ちゃいを熱演した“クエンティン・ディーン=別名ロリ巨乳(嘘)”はれっきとした成人女性です。当時のアメリカ映倫ではお色気シーンはあれが限界、結構ギリギリまで揉めたそうです。


元々スタイル抜群で演技も一流の女優でしたが、ちっこい…もとい全体的に小柄な体型の彼女は、この作品でゴールデングローブ賞を受賞後わずか3年で芸能界を引退します。


実はこの話、犬の散歩しながら書いてるんですがさっきすれ違った老婦人がまんまこの物語のデロリスそっくりだったから思わず振り返りましたわ(笑)確か引退以降消息不明ですが、まさかねえ?……白髪混じりのロングヘアーにぴっちりした茶色のセーターとジーンズ。“胸部装甲”が効果音出しそうな揺れかたしてました。ノーブラでそれですか?婆さん


今更普及の名作をわざわざ取り上げた理由は、某テレビ局が公開映画の番宣でやらかした“ジェシー・オーウェンス”のベルリンオリンピック参加のエピソードです。


2016年に公開されたフランス・ドイツ・カナダ合作の新作映画ですが昔“狼少女ミーシャ”に騙された私は間違いなく観ません(笑)



自由の国アメリカ(…)目線で人種差別独裁国家ナチス・ドイツとヒトラーを今更罵る馬鹿映画の宣伝は本当に苦痛でした。

アメリカ合衆国も同罪ですが、紀元前の遥か昔から記録映像や写真に絵画、公文書でユダヤ人や先住民、植民地の人間を大量虐殺。

しいてはナチスドイツの理念に全面協力した証拠が山ほど有る君らが人権云々抜かす権利は無いです。

カナダに至っては戦中の日系人強制収容所。先住民に対しての疑惑は今現在も継続中です。土地の権利を持つ先住民の原因不明の事故死が多発とかね。


史実ではアドルフ・ヒトラーとナチスドイツは反共の英雄でポーランド侵攻までは雑誌や新聞の表紙を飾る程の人気が有りました。

戦争始まる迄ニューヨークで党員大会も合法的に行われてんのよ。


ノンフィクション(…)映画をかたって歴史捏造すんな!!空いた口が塞がらなかったわ。


❖手直しついでに現在廃版扱いな小説のシリーズを軽く列記 翻訳版は何れもハヤカワ書房より


②THE COOL COTTON TAIL 1966年 白尾ウサギは死んだ 76年文庫化

白尾ウサギ=ヌーディスト・コミュニティに潜り込んでた怪しい犠牲者 尻が生白いからこんなタイトルに 容疑者として疑われたのはドイツ系のヌーディスト1家だったが犯人は?


③JOHNNY GET YOUR GUN 1969年 拳銃を持つジョニー 80年頃文庫化

プア・ホワイトの少年がスラム街でやらかした銃器犯罪 黒人暴徒に囲まれた警察の窓口となったディップス警部は群衆を命懸けで宥めようとするが……。


④FIVE PIECES OF JADE 1972年 5つの死の宝石 79年頃文庫化

チャイナタウンで発生した華僑に対する強盗殺人 彼等が容疑者として追っていたのは黒人と日本人のハーフなヒロイン 彼女を保護しつつ真相探る主人公が目の当たりにしたモノとは…………。


映画公開から約50年 大陸横断鉄道はこの映画の数年後1971に営業終了 貨物専門のアムトラックに統合され今に至ります。 撮影舞台のイリノイ州スパルタは現在専用空港&観光ホテルが建つ近代都市 鉄道についても2014年から州の中心部で日本鉄道が車両工場を運用開始 将来の新幹線導入準備や随存路線の近代化を進めている最中 モデルとなったミシシッピ州スパルタは相変わらずの危険地帯 最近文字通り抹消されました 令和4年現在はただ廃屋が並ぶだけの荒野

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― 新着の感想 ―
[一言] いや、画質がTVレベルで宜しければニコニコで3分割ですが日本語字幕版を見てからでも。 とういか、先日感想を書いた際に思わず、ゴニョゴニョ・・・。 ちなみに4分割なんですが、何故かその一部…
[良い点] 今度見たいと思います! 白黒でしかね。 [気になる点] <米国の鉄道> 確か戦前から後に台頭する<石油会社>等が毛嫌いしていたロックフェラー系が牛耳っていたんでしたかね? それにしても…
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