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007 スペクター 15年

2021年10/14〜10/15タブレット端末にて執筆し夜脱稿 即日新規割込み投稿

ノリと勢いって怖い……面白かったから見終えてすぐ書いちまいました 後日手直し入れます

【 ダニエル・クレイグ主演シリーズ4作目で漸く世界の危機と戦う王道路線が復活 胸クソ悪いだけなLGBTに配慮した描写やジェームズ・ボンド中佐のホモもとい同性愛嗜好は存在しなかった事に と言う訳で見ててイラッと来る不要な演出は軒並み消え 主人公だけでなく軍人上がりでかなり切れるMやマッドだけど善良なQ 真面目一辺倒な主人公とは対照的だけど前作までの誰かさんよりは遥かに優秀なマネー・ペニーにヒロインもちゃんと活躍するまともな方向に戻りました。 但しノリは殆ど最終回(爆笑) 令和3年公開の完結編とやらはどう此処からぶり返したのか気になる所です。 】


★まるで打切り決まった週刊少年ジャンプの連載マンガみたいだなとちょっとだけ感じましたが そろそろ50手前なのに延々と続く主人公の葛藤描写なんか要りません 此れが正解だと思います。


合衆国(ハリウッド)サイドの自称評論家は昔に逆戻りしたと激怒したそうですが 同性愛描写は同人誌で勝手にやってくれ 内ゲバと思想信条の押し付けは鬱陶しい


原題:SPECTRE

本来は幽霊や死霊ですが 007な世界では悪の秘密結社

イギリス/アメリカ合作 劇場公開作品

❖今回もコロンビア=SONYは調整役

同年 日本劇場公開


 令和3年10月14日 そもそも上手くストーリー纏めきれる程の文才は皆無 シリーズモノをどう不特定多数の皆様に読んで貰える様にするんだと長らく放置してた007シリーズを改めて整理してみようかと思い付いたのは今年の6月上旬に偶々動画サイトで今作のオープニングアクションシーン見てからの事 始めては見たもののシリーズ24作は本当に長かった(号泣) 幸いPV数もそこそこ増えたので此れで安心して放置プレイ状態だった他のメジャー作品やシリーズ物を紹介する自信が付きました。 感想やポイント贈ってくれるお客様に感謝込めつつこの作品紹介させて頂きます リラベルな視点で作品評価する評論家気取りなお馬鹿ちゃんにはかなり評判悪かったみたいですが 正直ダニエル・クレイグ主演のボンド作品の中ではダントツに楽しかったです


そもそも恋愛や任務失敗でうじうじ悩むボンドなんて見たくなかったし 007シリーズは様々な国々を巡り世界の危機に立ち向かい大暴れしてなんぼな作品だと思います 残念ながら歴代のボンドの其れに比べ余裕綽々な振る舞いとかブラフやハッタリの使い方は相変わらず下手くそですが とある作品で二代目ジョン・スティード演じたレイフ・ファインズが継いだMが其れをフォローし 主人公より遥かに歳下だけど頼りになるQと これまで今シリーズ唯一の癒やしキャラだったビル・タナー主任も見せ場有り 小見出しにも書いた通り大活躍するマネー・ペニーと今作ヒロインのマドレーヌ・スワン医師 漸く登場〜やっぱり豪快に壊されるギミック満載なアストン・マーティン社製 新ボンドカーDB-10 アクションの中にちょこっと入る悪ふざけや旧作へのオマージュ等々 上映時間約2時間半があっと言う間に過ぎ去るワクワクさせる展開はもう………最高でした どう考えても蛇足な最新作の内容が気になる所ですが なるべく情報見ない様にして レンタル店にDVD並びそろそろ新作扱いじゃ無くなった頃にでも視聴する予定です


眠気誘う文芸作品や予備知識が必須な芸術作品はお呼びじゃない アクション満載な娯楽作品はこうでなくっちゃね



【 オープニングアクションの舞台は11月1日=死者の日を祝うメキシコシティの旧市街 我々はこうして生きているのは多くの先達が人生を全うした末の結果 要するに 黙示録=推挙が始まれば全ての死者が裁判受けるため此の世に蘇るとされてきたキリスト教カトリックでは忌避された先祖供養や崇拝を布教進めるため色々妥協しつつ取り込んだメキシコ版お盆かハロウィンみたいなモノだと思います。 この日だけ帰って来るご先祖様が戸惑わない様に彼等と同じ骸骨姿のコスプレで街を練り歩く 確かサフランの花びらで魂の道案内する風習とかも有りましたっけ 】


★ちなみにメキシコシティは世界有数の人口密集地 最近じゃ遥か南からアメリカ合衆国へ密入国図るため スラムに潜伏する輩もかなりの人数になります


 休暇名目でメキシコシティを訪れたボンドの目的は故人に頼まれた暗殺任務 街全域が仮装パーティーで騒乱状態なのを利用し屋根伝いにターゲットが接触した男達を追跡 廃墟寸前のオフィスビルで無差別爆破テロの打ち合わせに勤しむ白服の男(ターゲット)=マルコ・スキアラを現地協力者共々狙撃で仕留める筈が 貫通した銃弾はどうも爆弾に命中したらしい ビルは崩壊しボンドは危うく下敷きになりかけ 仕留め損ねたターゲットは血塗れ姿で倒壊現場から逃走 広場に降りたMBB BO-105汎用ヘリに乗り込むスキアラ追い飛び乗る主人公 大群衆が見守る中始まるアクロバット飛行と情け容赦無い殺し合い ターゲットと抵抗続けるその部下らしきパイロットを突き落とし 群衆のド真ん中に墜落しかけたヘリを何とか掌握 もぎ取った手掛かりはタコと覚しき意匠が施された悪趣味な指輪 そして始まるオープニングムービー バラード調な主題歌と共に現れる今シリーズのラスボス達 そして舞台はロンドンへ


英国諜報機関は未だ再建と各課再編の真っ最中 多くの局員と00ナンバーを失ったMi6には此れまで国内防諜と情報分析専門だったMi5との合併案が持ち込まれていた 今時現地へ赴きわざわざ命賭けた遣り取りを繰り返し情報持ち帰る00ナンバーなんざ過去の遺物だ 怒り心頭な新Mにそう公言し憚らないMi5のマックス・デンビー合同保安局長との嫌味合戦 とある理由から暗殺任務はMにも内緒 あくまでも休暇中にトラブルに巻き込まれたとメキシコの件を誤魔化すボンドに下された裁定は Qのメンタルケアを受けてからの無期限な停職処分 とは言え合同庁舎に設けられた仮オフィスには 何処にどの勢力による盗聴システムが仕込まれてるか分からない 勿論嫌味込めて不注意(ケアレスミス)のCと名付けたデンビー部長も容疑者の1人 ボンドの珍しい嫌味に気付き笑い堪えていたのはMだけだった


主人公と同じ理由で何となく落ち着かないと独自の伝手使いオフィス構えるQの工房に出頭したボンド 支給された新装備はシックなデザインの腕時計だけ (あからさまに盗聴警戒してるQとの間抜けな遣り取りが笑えます。) 工房では前作の襲撃でほぼ全損状態な骨董品アストン・マーティンDB-5のレストア作業中 Mの命令でボンドの身体にはGPS発振器埋め込まれるが無茶なゴリ押しで48時間の起動猶予を直談判 同じくマネー・ペニーを未だ家具も寝具も揃わない殺風景極まる自宅官舎に呼び出し今回の極秘任務=殉職した先代Mから託された英国のみならず世界中の先進諸国へその魔の手を伸ばす秘密結社を炙り出すための調査協力を依頼 


ヴェスパーの件から始まる一連の事件は全て繋がっている可能性が極めて高い ボンドは先代Mが残した最後の命令でスキアラを暗殺 イタリアはローマで行われるターゲットの葬式にも必ず立ち会う事……そう命令を受けている 葬儀会場に参列するスキアラの未亡人エストレーリャを監視する手練の男達 葬儀終了後未亡人を処刑しようとしたその2人を瞬殺したボンドは彼女の身柄保護を条件に次の手掛かりを手に入れる ちなみに出落ちキャラなモニカ・ベルッチ演じる未亡人の身柄保護は不祥事続きの英国情報部ではなく今回も出番削られたCIAのフェリック・ライター部長に丸投げ 同じ頃ロンドンで居留守頼まれたQを唖然とさせたのは停職中のボンドに代わり国際テロ対策会議の警備に駆り出される予定だった009に引き渡し予定の新兵器アストン・マーティンDB-10がボンドに持ち出された事実


マルケス劇場に深夜集まる男女達 交わされる報告はテロを始めとするありとあらゆる犯罪行為による損益収支 メキシコシティでの任務遂行失敗の責任問われゴツいハゲ=スキアラの後任に抜擢されたヒンクスに両目潰され絞め殺される幹部(グエラ) エントランスに陣取るボンドに目を向け嬉しそうに嗤う男はボンドの義兄 主人公を兄弟殺しのカッコウと罵り殺そうとした挙げ句、実の義父諸共雪崩れに巻き込まれ死んだ筈のフランツ・オーベルハウザー=スペクター首領エルンスト・スタブロ・ブロフェルドの姿 殺し屋薙ぎ払いDB10で迷路の様な路地へ車を走らせるボンドをオレンジカラーのジャガーC-X75駆り追い縋るヒンクス 試作車両に搭載された機銃に弾は入っていなかった オペラに夢中で周り見てないお馬鹿なオジサンの車に振り回され 対向車線の大型トラック避け階段駆け降り河川敷で繰り広げるカーチェイス 火炎放射器使った目眩まし 偶々押したボタンは緊急脱出システム 川に飛び込んだDB10を囮に闇夜へ消える主人公


見たい物は見たし今はやれる事は無い エストレーリャから入手したもう1つの手掛かり スペクターから行方眩ませたミスター・ホワイトの身柄抑えるためボンドは因縁の地オーストラリアはスイス国境近くの寒村アルタウスゼーへ 古びた山小屋に隠された地下室で荷物に仕込まれた放射性物質(タリウム)で被爆 死にかけていたホワイトと再会 テロのターゲットを無辜の市民に切り替えたスペクターの方針に叛旗翻し粛清 独り孤独な最後迎えようとするホワイトから託された一人娘マドレーヌ・スワンの身柄保護 彼女と共にアメリカーノへ向かいブロフェルドを殺してくれ ボンドから受け取った銃で自ら頭撃ち抜いたホワイトの目を静かに閉じ 急ぎスワンが潜伏するオフラー診療所へ駆け付ける 父の死知らされごちゃごちゃとなった思いを吐露し主人公に当たり散らすヒロイン とうとうMに居留守バレ伝令役でやって来たQにタコの指輪託しデータ解析依頼 ヒンクス達に攫われスワンはレンジローバーへ ボンドは双発機(アイランダー)で空から追い詰める 追跡劇が展開されたのは "女王陛下の007" で使われたあの別荘地 ロープウェイで麓へ戻るQにもスペクターの魔の手が迫る 指輪の歴代の持ち主は全員ボンドが殺した其れまでの悪役達


ブチ切れ状態のヒロイン宥め向かうモロッコの古都タンジール アメリカーノはスワン家の定宿となっているホテルの名前 ちなみにポルトガルのリスボンやブラジルのリオデジャネイロ 日本も含め外多数の国々に同名のホテルが有るけどチェーン店かな? 隠し部屋で見付かったブロフェルドの潜伏先=スペクターの秘密基地の位置情報 此処まで来たら最後まで付き合うし自分の身は自分で守ると付いて来るヒロインと共に北アフリカへ 何故か生きてたヒンクス相手に列車で乱闘 しつこい筋肉ハゲに引導渡したのはスワンが撃った拳銃弾 無人駅に辿り着いた二人を出迎えるブロフェルドが寄越したロールスロイス・シルバーレイスは "ゴールドフィンガー" のあの車 衛星カメラや無人偵察機の情報操作しスペクター基地の隠蔽に協力していたのは以前からMi6を潰したがっていた英国内務大臣とMi5の長マックスだった 見返りは英国諜報機関トップの座のみならず先進国全ての暗部支配

 

ロンドンに建設中のCNSビルこそが世界征服の中心部 テロ組織と防諜機関により繰り返されるマッチポンプは莫大な利益を双方に齎す 生来のサイコパスだったオーベル坊やの野望は忌々しいカッコウ(ジェームズ・ボンド)の上位互換 自ら死を偽装しボンドの00ナンバー昇格と共に始まったテロや彼が関わった全ての女性を手に掛けたのは 気に食わない義弟がただ苦しみ悩む姿が見たかったからだがもう劣化した互換品に興味は無い 拘束した主人公の脳を弄り廃人にしてさらなる苦しみを………猫様抱え得意絶頂なブロフェルドを地獄へ叩き落としたのはQから託された最後の切り札 目覚まし(アラーム)起動したら辺り一面焼け野原にする腕時計爆弾 スワンと共にテロリスト達を殺し 最近流行りの水素燃料タンクに銃弾撃ち込んだら思わず笑える大惨事 CNSシステムとリンクし個人家庭まで監視盗聴撮影も可能なスペクター基地はオペレーター共々木っ端微塵


急ぎロンドンへ戻りCNSシステムをブチ壊す セーフハウス=ヒルデブラント商会ビルに集結するMとQ マネーペニーとその恋人にビル・タナー主任を出迎えるボンドとスワン ボンド自身が囮となりその隙にQがCNSのシステムをハッキングし完全破壊する作戦は あの爆発を生き延びたブロフェルドと追い詰められたマックスが放った部下達により臨機応変な対応余儀なくされるが そもそも現場で命の遣り取りした経験皆無なMi5メンバーは忽ちボンドにより瞬殺 逆切れモードなマックスはMに拳銃向けるが 引き出しに仕舞われていたその銃の弾はMが抜いてあった M相手に慣れぬ格闘戦挑み何処までも不注意なマックスは高層ビルから紐無しバンジー敢行し彼の世へ スワン攫い解体予定のMi6ビルに立て篭もるブロフェルドだったが ボンドの神経逆撫でするのは得意でもマックス同様格闘戦も命賭けた遣り取りも情けなくなるレベルで不慣れ ビルの爆破装置押しヘリで逃走図るラスボスはボートから的確な狙撃やらかす主人公の敵ではなく燃料タンクやられヘリは不時着し部下も全滅


お前の様な半端者に死なんて救いは与えない………永遠に苦しめ紛い物


ボンドは敢えてトドメを刺さずブロフェルドの身柄は駆け付けたMとタナー主任が集めた司直の手に委ねられた。 最後の任務を遂行完了 数ヶ月後、事件の後処理終えたボンドは退職金代わりにレストア終わったアストン・マーティンDB-5を受け取りにQの工房訪れ別れの挨拶 オフィスの外で待つスワンを助手席に乗せ第二の人生へと出発 こうしてシリーズは大団円となる筈だったのだけどまだ続くのね






個人のプライバシーも監視するCNSシステムの気持ち悪さ説明しようと思ったけど まんま特亜が国営企業のスマホやLINE等でやろうとしてる其れそのものだから今更ですね バッサリカットしました。

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