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007 リビング・デイライツ 87年

2021年7/11〜7/12午後 タブレット端末にて執筆し脱稿 即日新規割込み投稿

【 ジェームス・ボンド中佐役は笑顔が思いっきり邪悪なティモシー・ダルトンにバトンタッチ そういや内容が前々作 "007 オクトパシー" のリメイク(しかも同じジョン・グレン監督作品)だから "サザエさん" か "ドラえもん" かよと某アニメ誌でおちょくられたり 主演俳優が作品参加に乗り気じゃ無かった事や嘘か本当か判らない女癖の悪さネタがやたら流れたり 主題歌歌ったa-haと音楽担当してたジョン・バリーの対立が酷かったとか 当時内外の芸能マスゴミ界隈は揃いも揃ってバッシングの嵐だったからテレビ放映見たのが最初だった作品です。 色々有るのか吹替版もかなりややこしい事に ソフト版の大塚芳忠(おおつかほうちゅう)さんも悪くないけど他の声優さんバージョンはどんな感じなんだろか 無性に気になります。 】


★他には小川真司(おがわしんじ)さん/鈴木洋孝(すずきひろたか)さん/津嘉山正種(つかやままさね)さんバージョンも有るそうな


☆本当の目玉はシリーズ初のオーストリア・ロケとジブラルタル要塞ことザ・ロックでダルトン本人がやったと言うかやらされたスタントシーン


原題:THE LIVING DAYLIGHTS

意識或いは正気 死ぬ程驚いたは誤訳です

私個人は "お天道様に顔向け出来る真っ当な生き方" だと解釈してます

ヒロイン含め全員失格だから多分違いますね(苦笑)

イギリス/アメリカ劇場公開作品

同年 日本劇場公開

原作:イアン・ランカスター・フレミング

Octo Pussy and The Living Daylights 1966年

短編集 シリーズ14作目

翻訳版は1966年 007号/ベルリン脱出 

早川書房 ハヤカワ・ポケットミステリー

1983年 文庫化の際 007 オクトパシー に改題


 ちなみに小見出しに書いた女癖の悪さ云々は、芸能ゴシップ嫌いで中々インタビュー応じなかったキツネのおぢさん(ティモシー・ダルトン)が逆恨みされた末に色々無い事ばかり書かれたらしく 状況証拠からして何もかもデマだった様です 元々ブロスナンの代役だったし他の候補 (サム・ニールとメル・ギブソン)が軒並み断わったり製作サイドが頑なに拒否したから臨時出演 と言う訳でダルトン版ボンドは2作だけ てっきり3作ぐらいは出てる筈だとウィキ調べるまで勘違いしてました 勿論ボンド演じる際笑顔が邪悪だから封印 微笑みはしても笑うシーンは上手く隠してますので どこがどう怖く胡散臭いか堪能したければ "ホット・ファズ 俺達スーパーポリスメン 07年" にて "サイモン・スキナー店長役" で出演してますのでそちらをどうぞ 


胡散臭さと邪悪さ大爆発なあの笑顔……女性にモテたなんて絶対嘘だ‼  


主要な登場人物を若干入れ替えてのシリアスモードなリメイク作品だから キャラの性格が激変してたりと目新しさを加え ゴーゴル将軍の後任となったプーシキン将軍を敵か味方かはっきりしない立ち位置に 前々作のストーリー覚えてるなら見比べてみるのも一興かな まあストーリー云々以前に滅多に行けない世界巡りと ほぼCG無しでやってる命懸けなスタントシーンを楽しむ映画だと割り切るのが無難かと 流石に当時紛争地そのものだったアフガニスタンでは撮影無理だからジブラルタルから程近いモロッコでソ連軍と戦うシーン撮影したりと努力はしてますが この辺りからスパイアクションは段々時代にそぐわなくなって来るんだよ。



【 今回のオープニングムービーは1見本編とは無関係に見えるエピソード SASが厳重な警戒敷いてるジブラルタル要塞への潜入訓練に紛れ込んでいたのはKGBでは無くGRU経由でとある秘密結社が送り込んだ暗殺要員 敢えて正体は明かしてません 002が模擬弾喰らい早々に戦線離脱する中 スパイに死をのメモを掲げる命知らずのス○○ターは 004と偶々遭遇したSAS隊員数名を殺害するのと引き換えに 007に取り憑かれ後年出て来るイスラム原理主義の自爆テロみたいな最後を遂げる訳です しっかり生還した主人公はタイミング良くアバンチュールの相手探してた肉食系美女リンダが乗ったクルーズ船に軟着陸 こんな感じで今回スタート 】


★本当にガードレールも無い落ちたら終わりな狭い道でのカーチェイス 004の最後が迂闊過ぎると感じたのは私だけかね


ブラティスラヴァ(スロバキア語読み)=ブラチスラバ(チェコ語読み)は93年に分離独立したスロバキア共和国の首都に変わってます



 チェコスロバキア社会主義共和国 首都ブラティスラヴァ 多くの外国人ゲストを招いてのクラッシックコンサートは前半のプログラムを終え中休みに入る寸前 ジブラルタルの不可解な事件から数日後、ゲオルギ・コスコフ少将からの指名亡命支援依頼は罠の臭いがプンプンしている。 そもそも護衛兼監視役無しで海外出国が自由 その気になれば西側大使館に堂々と逃げ込めるKGB高官が何故東側からわざわざ脱出する危険なルートを選んだのか? 割とお人好しな同僚でウィーン支局のソーンダース・トーマスは仕事だからと割り切ってるが 念の為、内緒で別の脱出ルートの手配を終えわざと待ち合わせ時間に遅刻 其れは最悪ソーンダースの寝返りを警戒しての揺さぶりだったが単なる杞憂で終わる 


トイレから脱出を図るコスコフを狙う狙撃手はコンサートに参加していた女性チェリストで今作のヒロイン 素人然している動きに違和感を抱き敢えて射殺では無く無効化を選択 車のトランクに乗せオーストリアに向かっても国境警備隊に必ず捕まるに決まってる 相変わらず詰めが甘い友人の不手際振に内心辟易しながらボンドが向かった先は外貨獲得のためソ連が始めていたガス・パイプライン施設 配管点検用のロボットの乗車スペースに荷物乗せ時速100kmのジェットコースターを体験して貰った後はイギリス空軍のハリアー戦闘機でセーフハウスまで一飛び 現地協力者=絞め殺しのロジーカの小芝居とか相変わらずフットワーク軽いQの悪ふざけシーンを挟みつつ 一旦イギリスへ戻ったボンドは "新任のマネー・ペニー中尉(キャロライン・プリマ)" やQに頼み込みKGBの女性処刑人リストを総ざらい ちなみにロジーカ筆頭に写真ネタで登場するイロモノメンバーはしっかり亡命場面に登場してます


オーストリアの農場を模したセーフハウスで亡命者(コスコフ)が語る内容は 穏健派の筈の新KGB指導者レオニード・プーシキン将軍の豹変 先日のジブラルタル要塞襲撃は西側諜報員の一斉排除を狙った作戦の一環だと判明 内閣と対応協議するためグレイ国防大臣にM 護衛で主人公が場を離れた直後に始まった謎の殺し屋ネクロスとその支援チームによるまるでボンドさながらな奪還作戦 MI6の後方支援チームは2人殉職し多数が病院送りとなり まんまとコスコフを奪われ怒り心頭なMは なおも現状に疑い抱くボンドにプーシキン将軍の暗殺命令を出すが 実は前任者に比べこの仕事に不慣れな上司をイマイチ信用してない主人公は中尉(マネー・ペニー)から情報仕入れ 相変わらずなQからは様々な小道具 (ちなみにTVカメラの仕込み武器は 後年アルカイダがアフガンのマスード将軍暗殺に使ったから洒落にならん) 新装備アストン・マーティンV8ヴァンテージ・ヴォランテの慣らし運転を兼ね再びチェコへ


KGBの厳重監視下に有ったヒロイン=カーラ・ミロヴィはコスコフの恋人だった 尾行中に偶然カーラの狙撃銃を入手し全ての弾丸が空砲だと判明 そもそも銃なんかまともに持った経験皆無 しかも彼女にプレゼントされたチェロは驚く事にストラディバリウスだと発覚 幾ら高給取りな将軍職でも普通は此れ買えません ソーンダースに緊急連絡し金の流れを調べて貰いながら カーラを連れチェコから脱出 追い掛けて来るパトカーを潰し検問を車に搭載された特殊装備で突破 なおも雪上車や装甲車にグレネードランチャーで車止めようと動くKGB特殊部隊を翻弄しながら最後はチェロのケースを橇代わりにオーストラリアへ入国 慣らし運転で持ち出したヴォランテは結局スクラップになりました 何も知らないまま主人公に殺される筈だったカーラを連れ馬車や舞踏会にオペラ劇場見学で接待しつつソーンダースの報告待ち 


同じ頃まんまとコスコフ将軍の偽装誘拐と偽情報散布が成功し MI6を手玉に取った積もりの黒幕=武器商人ブラッド・ウィテカーは未だ動かないボンドのミスリード誘うためボンドの友人(ソーンダース)の暗殺を殺し屋(ネクロス)に命令 映画 "第三の男" で有名になったプラータ公園の遊園地でソーンダースと待ち合わせ 黒い噂の絶えない武器商人(ウィテカー)がコスコフと組みKGBによる欧米兵器購入資金をネコババしている事実を掴んだものの 自動ドアに仕掛けられたトラップでソーンダースは死亡 未だ何方側に居るのか判らないプーシキン将軍を問い詰め暗殺計画の真相探り モロッコ在住のウィテカーと共に居る可能性が高い糞野郎(コスコフ)を追い詰めるため2人で首都タンジールへ向かう 国際会議口実にモロッコを訪問していたプーシキン将軍の目的はKGBの予算を私的に流用し荒稼ぎを繰り返していた武器商人(ウィテカー)の損切りだった 西側に正体バラされたら破滅する 全ては武器商人と共に甘い汁吸ってきたコスコフ将軍の陰謀


プーシキン将軍夫妻に接触し偽装暗殺を実行 しびれ切らし将軍暗殺のため潜入してたネクロスをまんまと騙し 現地警察官に追い掛けられながらモロッコの観光地を色々披露 ついでに前作出そびれたオクトパシーの妹達もどさくさ紛れに再登場 ウィテカーとプーシキンを監視してた旧友=CIAのフェリックス・ライターとその美人助手に捕まり色々白状する羽目になり情報交換 やっぱりコスコフに騙されたカーラに睡眠薬入のマティーニ飲まされヒロイン共々アフガニスタンのソ連基地へ連行 武器商人の儲けのカラクリは此処で抵抗続けるムジャヒディン各派 その中でも阿片栽培で荒稼ぎしてるアルカイダとの商取引 アルカイダは欧米製の武器弾薬を手に入れウィテカーとコスコフは阿片をソ連に密輸し荒稼ぎ 他のムジャヒディンは武器が手に入りソ連軍が麻薬中毒になるなら良いかと傍観中 


阿呆な拷問官を返り討ちにし 行き掛かりでオックスフォード出身の穏健派副司令官カムラン・シャーを助け貸しが出来た 赤十字の支援物資の袋流用した麻薬積んだトラックにボンドが便乗し救援兼ねたムジャヒディンの攻撃は見事に奇襲攻撃となった 小ネタ山盛りだから細かい描写はざっくり省くが輸送職乗っ取ったボンドとカーラ 機内潜り込みボンドを狙うネクロスとの落とし合い 麻薬木っ端微塵に吹き飛ばす予定だった爆薬使い大兵力でカムラン追い掛ける機甲師団を橋吹き飛ばし阻止し貸し借り無しだ 対空砲火で輸送職穴だらけになりパキスタンまでギリギリ持つかどうか 道路にジープごと降下し脱出 飛行機麻薬諸共は崖で燃えてるけど後は知らん 取り敢えずカラチに良いレストラン有るから一休みしよう


そして舞台は再びモロッコの首都タンジール 追い詰められ自暴自棄 KGBから横領した資産注ぎ込み作り上げだ戦争博物館で独り南北戦争ゴッコしてるウィテカーと対峙 CIAの支援受け単独侵入したボンドは武器商人の部屋に仕掛けられたギミックで危うく返り討ちになり掛けるが ウェリントンの胸像爆破しウィテカーを殺害 其処へプーシキン将軍率いるKGBの特殊部隊が突入し生き残った連中はコスコフ含め全員逮捕 何にせよ色々借りが出来たからと穴開いたチェロと共にチェコへ戻ったカーラには演奏会終了後 Mとゴーゴル将軍から直々に海外行き来出来る許可証が渡される ゲストとして現れたカムランとその部下達に再会し旧交暖めつつもホテルに戻ったヒロインを待っていたのは勿論主人公 と言う訳で相変わらず盛り沢山なジェットコースター映画は漸く終了 本編からカットされたシーンは動画サイトで閲覧出来ます。


モロッコのシーン 本当に小ネタ満載だったのな



★2012年にコンビニ限定サントリー・ボス/007キャンペーン 2缶用8種類のミニカーその他 1缶用はアクロスター除く7種類が発売されたが 私が手に入れたのは2缶用/今作のV8ヴォランテとゴールデン・アイ登場のBMW/Z8そしてオクトパシーのミニジェット(アクロスター)とワールド・イズ・ノット・イナフの高速艇にギミックお粗末なロータス潜水艇まで……目玉だった初期のアストン・マーチンDB5とトヨタ2000GTにカジノロワイヤルで登場するアストン・マーチンDBSと1缶タイプは転売ヤーに軒並み買占められた後だった。 私が小梅太夫と化したのは言うまでもない ど畜生(涙)  何か色々ギミック付いてる理由を今回視聴し今更知りました。


☆多民族イスラム国家アフガニスタンの主な産業は阿片では無く ヘロイン精製とケシ栽培 異教徒と異民族皆殺しはキリスト教やチャイナ民族共産主義同様に1神教信仰する勢力の悲願 そもそもソ連が攻め込んだのはグルジア経由の供給ルート断つ為でも有ったのだが其れはさておき CIAの支援受けたアルカイダとタリバンのみならず麻薬製造や武器密輸には中華人民共和国や南北朝鮮にパキスタンを筆頭にイスラム原理主義勢力もがっつり関わってます 半島のキリスト教系カルト組織が麻薬密輸のみならず人身売買にも手を出したりとやりたい放題 最早此れ手に余ると合衆国は手を引く手筈整えてますし 今作に描かれた様に赤十字の支援もかなり悪用されてますのでご注意を アグネス某広告塔な日本ユニセフや国連NGOに募金? 幼女に手出すペド○○○○の巣窟に金渡すなよアホンダラ





怒られたら消しますがあくまでも雑感を1つ オリンピックの日程が迫る中再び始まった武漢コロナ感染者数増加 あたしゃあからさまに人為的災害を疑ってるんですがどうなんでしょうか? 海外ではワクチン接種で漸く事態が沈静化向かってるのに日本しかも都心部と米軍基地が集中する沖縄が悪化してるのは怪しいにも程が有る


歴史書読めば自明の理ですが特亜三国は 上がやらなきゃ民が暴動やテロ繰り返す民度です 近代化に失敗した国は何もかも制御なんて出来ないのは当たり前 暗殺やテロが愛国心の発露となります。

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