帝都地下迷宮 20年
2023年2/14〜2/15タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿
今の所シリーズ化も登場人物のオーバーラップも成されてない読切作品扱いだから此処に置いときます
【 太平洋戦争敗戦後に日本の財閥や軍部解体目的で乗り込んで来たGHQの肝入りで設立された反社&反共捜査組織な公安警察って何か役に立った事有ったけ? 勿論皆無で御座います(爆笑) 昭和・平成・令和の今現在も警視庁やら検察庁やら自衛隊の脚引っ張り国の暗部気取りな役立たずが仕出かしたのは 原発事故の被害者を勝手にテロリスト集団と決め付け内定捜査した挙げ句の犯罪教唆 そういや殆どの人は忘れてるけど企業が仕出かした公害隠蔽にも関わってたっけ つー訳でそんな連中のせいで単純な閉鎖環境での殺人事件が余計にややこしくなる物語です 】
★日本に入り込んだ中共系マフィアやスパイや売国奴の摘発は失敗続き 逃亡続けるオウム真理教の残党に中核派のテロリスト延々半世紀以上追い続けてるのに捕まえられない辺り ……CIAや戦前の特高警察より無能なアレ本当に大丈夫?
英題:METROPOLITAN DUNGEON
地下鉄迷宮
日本 ミステリー小説
中山七里 著
WEB文蔵 2017年10月〜2018年7月 連載作品の加筆修正
㈱PHP研究所 刊 2022年PHP文芸文庫化
令和5年2月14日 私が中学・高校時代に友人達と共にコミック雑誌ビックコミックで割と続き楽しみにしてた連載作品の1つが 小山ゆう先生のSF超大作 愛がゆく81年〜84年 マザーと呼ばれる巨大コンピューターにより悲惨なディストピアと化した未来から送り込まれた赤ん坊な主人公が 善人だけど物凄く要領悪くて前科17犯なほぼホームレスな義父や 同じく色々足りないけどやっぱり根は良い奴なオジサン達に育てられ超能力者な好青年に成長し幼馴染のヒロイン等と共に 人々をその知能指数や社会的貢献度で額に表示される形で数値化し規定数値に満たない不要な人々皆殺しにする未来人な占領軍を相手に壮絶な殺し合いを繰り広げる物語でしたが 最終的に物語の中で今を生きる人々により多勢に無勢で皆殺しとなる未来人の姿が 闇バイトで小金持ちの老人狙う強盗団とか動画サイトでアクセス数稼ぐために恥知らずどころかうじ虫以下な振る舞いする輩と相通じるモノを感じたのは私だけですかね
此れは別に未成年者に限った事じゃなく 令和5年2月1日にYouTubeで行われた堀江貴文相手の対談で披露したイキり発言をNYタイムスにより全世界に配信され文字通り社会的生命絶たれる事が決定したイエール大学助教授で自称経済学者の成田悠輔38歳なんかも此れにあたるかと ちなみにこのゴミクズ 呆れたことに東大・大学院とマサチューセッツ工科大学卒業したエリートらしいけど 主なお仕事はテレビのコメンテーター 老人は社会保障費や医療保険料吸い尽くし社会の迷惑だから65歳越えたら皆んな集団自決しろ切腹しろよと喚き散らす典型的なマウント野郎 子供の頃、周囲の大人に自分がやられたら嫌な事を他人に強要するなとぶん殴られたことが無いらしい 公共のしかも未来永劫残ることが確定してる映像媒体でこんな失言やらかす輩を誰が庇うのかな イエール大学も流石にこの阿呆を解雇しないと世界中からバッシング喰らうでしょうね
私は見ず知らずの他人を自身の偏見で数値化し効率云々口実に平然と弱者を切り捨てる ……実例上げるとカルロス・ゴーン被告や楽天の三木谷社長 増税ばかり喚き立てる財務省の屑官僚や自称日本国総理大臣名乗る増税クソメガネみたいな輩が■したい程には嫌いです。 福祉行政に巣食う数値目標云々で生活保護無けりゃ野垂れ死にが待っている老人や病人いじめ殺す輩に至っては実名晒し地獄の底へ叩き落したいと常々思う程度にはね ……と言う訳で今回紹介する小説はそんな輩が事態を引っ掻き回した結果、危うく手の付けられない大惨事になる所だったそんな物語 取り扱ってる特殊な病を論いNETの書評では荒唐無稽だと批判してる者が居ますが 昭和から平成生まれなお客様ならかつて大企業が仕出かし 責任追及恐れた当該官僚が徹底して証拠隠滅を図った公害被害の水俣病やイタイイタイ病 果ては1999年=平成11年9月30日に起きた東海JCO臨海事故を覚えてるかと だから私は頭ごなしに荒唐無稽と切って捨てられなかった
うっかりウラン臨界状態にして作業員2名が多臓器不全で亡くなり1人は骨髄移植による長い治療を受け漸く退院 JCO=住友金属工業の他の作業員や近隣で暮らす民間人の被爆は677名 被災地となった茨城県大洗町か被った有象無象の風評被害に至っては………… 結局大洗を立ち直らせたのは 後処理や町興しに協力してくれた自衛隊と偶々タイアップ企画が大当たりしたアニメ "ガールズアンドパンツァー" とその作品のファンで律儀に毎度イベントに駆け付ける大勢の普通のヲタクだったね。 経済産業省も厚生労働省もそして重大事故起こした住友金属工業も責任取るどころか呆れるぐらい被害者面で今も隠蔽工作続けてるし 東日本大震災における福島の悲劇を繰り返すことになった 確かに資源を輸入に頼らないと国が成り立たない日本は原発必要だけど脱炭素だの温暖化がと騒ぐうじ虫の類を無視し尖閣諸島やガス田目当てに空き巣強盗やってる中国の船を撃沈し観測機を撃ち落としてでも資源確保しリスク分散に務めるのが本当の国益に叶う振る舞いだと思うのよ
【 放射線被爆で発症する云々はあくまでもフィクションですが 22万に1人の確率で発症する遺伝子の病 "色素性乾皮症" は太陽光そのものが皮膚癌の元凶となり患者を死へと追いやる上に進行が早いので 今の所、延命治療を含めた対処療法による時間稼ぎしか対処の手段が存在しない不治の病です NET閲覧したらハンセン病を彷彿させる患者さんの無惨な姿が閲覧出来ますが見る見ないはあくまでも自己責任でお願い致します。 物語の中でもかつてのらい予防法による強制収容や弾圧連想させる描写が出てくるんですよ 確かにNETによる告発なんて手段が有る日本はともかく他所の国なら被害者の大半が老い先短い老人メインの100人程度だから 皆殺しにして証拠隠滅をなんて発想が出て来るかな 】
★ハンセン病=らい予防法が正しく其れでしたもんね 宏池会と公明党に経済官僚が取り仕切る現在の与党ならばやりかねない
本当に自分だけではどうしようも無い貧窮者を書類の記載ミスや誤字脱字云々で心理的に追い詰め1円でも多く生活保護の申請を却下する………… 何処ぞの中国利権塗れな緑のオバサンが難癖付けて来そうだが決して明文化されない都道府県の生活支援課が常態的にやってる仕事はただ其れに尽きる だからこそ硬軟取り混ぜた交渉得意な反社なヤクザや共産党がバックに付いてる貧困ビジネスで荒稼ぎする自称NGOと底辺の弁護士達がボロ儲け出来るのだが流石に原作者も指摘しないそんな厄ネタは軽く流すとして 東京都の生活支援課でかれこれ4年程、相談窓口業務担当する根はお人好しな主人公 小日向巧26歳の任された仕事は本当にブラックも甚だしいモノだった 生活貧窮者の悩みや書類申請に関わるあれやこれにちゃんと対応すると憲兵気取りな上司 山形部長に呼び出され悪し様に罵られる
色々息抜きの趣味を持ってる同僚で頼りになる先輩の瀬尾と違い 生真面目で朴訥だから感情が顔に出やすく下戸だから酒で鬱憤を晴らす事も不可能な小日向の隠れた趣味は俗に言う 鉄ヲタ それも今は使われていない廃線や駅を回ったりちょっとした設備に機能的美しさと魅力感じるかなりディープなモノだった 此処数日続いた理不尽な叱責に半ば精神病み 深夜1人法律違反覚悟で作業員のフリし潜り込んだ使われて居ない筈の地下鉄迷宮 萬世橋駅跡でばったり遭遇したのは 共に此処で暮らす仲間達のために食糧品の買い出しに出ていた不法滞在者=探検者の最年少メンバーな17歳の少女 遠城香澄 不審者或いは官公庁から送り込まれたスパイの疑い掛けられ途中合流した50代の映画マニアな永沢透も合流する形でコミュニティの取り纏めやってる長老の久ジイこと平尾久平の元へ連行 色々根掘り葉掘り此処に潜り込んだ目的を詰問される事に
本業は開業医だけど此処に通い詰め大凡100名が寝泊りするテント村の医療支援やってる間宮六輔との出会い 飲んだくれだけど挙動不審な主人公に対し容赦なき詰問浴びせる30代の女ゴリラ黒沢輝美の悪口雑言 此処の秘密守る代わりに間宮医師に次いで名誉市民として出入りを許された小日向は少しだけ守銭奴な上司相手の駆け引き覚え ちょっとした好奇心から資料漁り地下迷宮で暮らす住民達が移転時期がそれぞれ違えど全員福井県敦賀 八ケ部町の住民で有ること 間宮医師より昼間の太陽光を避け此処で吸血鬼の様に暮らす人々全員が5年前の高速増殖炉からの中性子線漏れで被爆 遺伝子に異常きたし色素性乾皮症を発症した患者で有る事実を知ってしまう 太陽光の下で皮膚癌を発症させ絶え間ない苦痛が伴う移植手術で生活も生きてゆくことすらままならない被爆者が此処で暮らす事を呼び掛け 医療物資の支援や間宮医師の派遣等、様々な便宜を図ったのは 当時警察庁から文科省に派遣され事件の後始末や隠蔽工作に関わった現政権与党の宇賀神政策評価審議官
彼の上司で派閥のリーダーである曽根内閣官房副長官は脱炭素とクリーンエネルギーの推進呼び掛ける原発推進派の大立者 効率厨な彼等にしてみれば此処に押し込めた被爆者はどいつもこいつも治癒する可能性は皆無だしその方が都合が良い 現在の医療技術では精々延命治療が関の山 誰にも知られる事なく患者が穏やかな死を迎えれば反原発運動も沈静化を狙える 此処で寝泊まりし夜の仕事に従事する事で糊口を凌ぐ老人達のみならずパッチワークの様に移植された皮膚の露出を避け高校進学の道も閉ざされた香澄すらも此処に患者達を誘致した官僚達の思惑を見抜いてはいるものの外部協力者の伝手すらも此処を監視する公安により封じられていた閉鎖環境で少しでも良い未来目指し足掻いている最中 そんな状況下でエクスプローラーの1人 黒沢輝美が何者かの手で撲殺された 此処で人知れず葬るのでは無くせめて日の当たる場所へ 遺体隠蔽を任された小日向と永沢が見付けたのは輝美が被爆者ではなく公安から送り込まれたスパイで有る数々の物的証拠
監視カメラの目が届かない雑居ビルの隙間に放置された輝美の遺体が発見されたのは翌朝の事 端から名誉市民としてコミュニティを出入りする小日向の行動を監視していた公安一課 柳瀬と椚矢による陰湿な事情聴取 彼等とは別口で身元不明な30代女性=輝美の正体をそして彼女を殺した犯人を挙げるため生活支援課の小向井を訪ねやって来た警視庁捜査一課の春日井警部補と香田巡査部長 やがて公安一課は輝美殺害を口実に患者全員を拘束し人知れず隔離し処分するため一斉逮捕に動き 公安サイドから何も知らされていない警視庁捜査一課も所轄の警官隊を引き連れとある筋から入手したエクスプローラー達の情報掴み関係者全員を捕まえるため動き出す 単なる世渡り上手な先輩だと思われた瀬尾が見せる漢気に鉄ヲタ仲間が集まる喫茶店・中野レールウェイのマスターの協力 互いにプライベートには決して踏み込まないルール守って来た鉄ヲタな常連達の以外な出自と応援活動
映画 第三の男や様々なレジスタンス映画や創作物を連想させる壮絶な逃走劇の末、公安一課に追い詰められた主人公達に手を差し伸べたのは警視庁捜査一課の春日井警部補と香田巡査部長 彼等を動かし宇賀神と曽根の陰謀を台無しにしたのは小向井と共に廃線回りを楽しんで居た隠れ鉄ヲタな与党の重鎮 黒沢輝美殺害を自供し警察に自首したのは間宮医師だったが勿論真犯人は別に居る マスコミや小向井等に味方する生活保護申請者達により世間やNETで明らかにされた被爆者であり難病に苦しむ患者達のコミュニティだった萬世駅跡の件が表沙汰となる中 地下迷宮の不法滞在者から公式に政府が保護と治療にあたる病棟の住民となった香澄の見舞いに現れた小向井が明かす輝美殺害事件の真相と真犯人の正体は?
まぁブログ等で盛大にネタバレしてますが此処では敢えて小説読んだお客様のお楽しみと言う事で
ちなみにカドミウム汚染により多くの犠牲者出した事で80年代半ば中学や高校の図書館にその裁判過程を綴ったノンフィクション本が多種多様置かれててたイタイイタイ病ですが 有る程度解決したのは公害発生した1968年から遥かに時代経た2014年 殆どの被害者も加害者も鬼籍に入った頃に僅かな生き残りに企業と国が払った見舞い金は僅か60万円でした ぶっちゃけ推定20億はくだらない民事裁判費用考えると大赤字も良い所です




