カインの傲慢 20年
2022年11/22〜11/23 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿
我と我が身を振り返らずに他人や社会のせいにして官憲罵る卑劣漢って結構居ますよね 主人公が精神的に受けた苦痛には同情出来ても私なら多分犯人を嘲笑います
【 何処までも親や祖父としての自分の子供や孫に対する情と社会的倫理観に個人ではまず対応不可な貧困問題がぶつかり合う未成年者の生体間臓器移植問題 多分クローンやらサイボーグ化技術が発展した所で今度は ガンダム水星の魔女のガンドアーム みたいに更に答えの出ないややこしい新たな問題が起こるんだろうなと思いつつ…… とは言え刑事 犬養隼人シリーズ5作目にあたる本作は映画どころかドラマ化もハードル高いかも 描かれる現状と問題は解決の目処全く立たないので 】
★此れから読むお客様はのめり込まない様にご注意を 昏睡を脚本化し撮影したマイケル・クライトンの旦那もBLACK JACKでこの問題取り上げた手塚治虫先生も答え見い出せ無かったテーマです
英題:ARROGANCE OF CAIN
日本 ミステリー小説
中山七里 著
角川書店 本の旅人18年4月号〜19年1月号 連載
同社より書籍版 2022年角川文庫化
刑事 犬養隼人シリーズ 5作目
令和4年11月22日 飲み会で社会人サッカーやってる友人の1人がネタにしてましたが全く興味無かったので話合わせながらもスルーしてたFIFAワールドカップ・カタール大会 元々賄賂疑惑やら裏工作で強引に決まった大会だったため 欧米側は例のLGBTQの押し付け強要に外国人労働者の酷使問題でカタール政府に喧嘩売り イラン代表チームに至ってはイスラム原理主義を強要する革命防衛隊による民間人殺害が相次いでいる事から国歌斉唱拒否したりとトラブル続き 元々世界中で政治パフォーマンスだ何だと散々要らんことやった挙げ句 利権塗れなプロサッカーそのものが観客からそっぽ向かれ始めてる現状はもう笑うしかない
何方を見ても吾こそが絶対の正義だと喚き散らす狂信者ばかりで権利行使と反対勢力の抑圧がワンセットになってるから到底受け入れられる筈も無いんですが 何にせよ今回取り上げる令和4年現在の日本では未だ禁止されたままの未成年者の内臓移植と臓器売買をテーマにした本作同様、当事者でもない単なる賑やかしが好き勝手決め付けるのもルール違反かと思われるのであくまでもフィクション作品だからと割り切って楽しませて頂きました 先はどうなるか分かりませんが臓器関係のトラブルは未だ通院&薬物投与中の腎臓のみ 自身のみならず親族や友人達にも移植治療を待つ重篤な子供も居ないので迫りくる死のタイムリミットにも 先の見えない貧困にも怯える事なく生きてゆけるのは存外の幸運なのかも
近代化と競争原理により始まった個別対応しか有効な解決策が存在しない貧困問題は長い話になるのでさらっと流し 臓器移植による延命治療の可能性が始まったのは1950年代辺り 緊急避難的な生体間移植はともかく 日本で脳死の概念が法律で定まり心臓移植等が認められる様になったのは1997年に入ってから 例え移植手術に成功しても未だ拒絶反応やら原因不明の機能停止なんて事案も有るのみならず 子供或いは親の判断で延命処置を止め臓器移植をなんて事を何処の病院も医師もやりたがらない事から日本では未だ検討中 よって度々テレビやラジオにSNS等で渡米し移植治療受けるための寄付を呼び掛けたりするのも多い訳ですが当然ながら優先されるのはアメリカ国籍所有する患者となり 結局間に合わない事例もしばしば有るのはお客様もご存知かと とは言え50年前に比べれば天と地の差がある訳で此ればかりは医療の発展やクローン 果てはサイボーグ技術の進化を願うしかない
人は平等であるべきだは綺麗事にも程がある だからって弱肉強食の理論を免罪符にする訳にはいかんだろうと読者に丸投げするこの物語 問題を認識するのは良いけどあまり神様か為政者目線で深刻に考えなさんな 今も何とかするため黙々と働く研究者達が居るのだし そんな彼等を見い出し物心両面で後押しするのが手段を持たない私みたいなボンクラがやれる冴えた手段なのだから
【 土地バブル崩壊や阪神淡路大震災にオウム真理教による一連のテロ事件が人々の心を歪ませた失われた20年 悲観主義にも程があるこの爺様の小説にチャレンジするのは二度目だが あの時代をリアルタイムに社会人として生きてきた私ならこう言い捨てる ヒステリックで無責任なマスゴミと自称有識者に扇動された挙げ句、全くその能力持たない輩に政権与党を担わせ ゴミクズそのものな官僚を中央省庁に入れてしまったツケなのかもと 物理的な貧困はどうにか出来ても心の貧困を克服させるのは並大抵の努力じゃ叶わない 安易な合理主義礼賛と弱者切り捨てによる社会の荒廃は世界規模で続いている 】
★まんま其れを揶揄した 夜のヤッターマン なんて深夜アニメがあったけどな 本作読んで心を精神汚染されたお客様にお勧めしておこう なお私は書店で本作見掛けた時、刑事犬=養隼人だと勘違いしてました(笑) 長男⇒家人に祀り上げられた私にチャンネルの優先権は昔から有りません
最初の犠牲者が見付かったのは12月3日 銀杏の葉っぱが黄色く色付いた雨上がりの早朝6時 場所は東京都練馬区たけしたの森緑地 定年退職後はハローワーク通い 毎朝愛犬リョータを散歩させるのが日課だった押野健介が 二日振りの散歩で暴走したリョータを雑木林の中へ追い掛け目撃したのは愛犬により掘り出された人間の手首 見付かった遺体は明らかに栄誉不足な全裸の少年 既に腐敗の始まったその身体からは肝臓の半分が摘出され 死んだ後に施された手術痕はかなり雑に閉じられていた。 本来所轄でも無い警視庁捜査1課 麻生班に所属する主人公 犬養隼人警部補と高千穂明日香巡査部長が呼び出されたのは 以前の忌まわしい猟奇殺人の模倣かもと判断した所轄捜査責任者の応援要請
被害者は何処の誰なのか 始まった不良少年グループに対する聞き込み捜査 石神井署強行犯係の長束巡査部長の其れに同行した犬養が目の当たりにする心の貧困 手掛かりが掴め無いまま翌12月4日に立ち上がる捜査本部会議 明日香の診立て通り少年の胃の中は空っぽ 司法解剖から被害者は生まれた時から慢性的な飢餓状態にあったことが判明 親や不良グループよる虐待を疑う捜査官達や上層部に意見具申するヒロイン 被害者は日本人では無い可能性も考えられる 殺された或いは内臓摘出中に急死した被害者は観光ビザで送り込まれた中国人 王健順12歳 貧困県の指定受けた湖南省の少年が何故日本へ?
大陸に派遣されたのは大学で北京語を学び留学経験もある明日香 読んでるだけでも陰惨な気分味わえる特亜大陸で今も日常的に行なわれる死刑の目的は移植臓器売買による外貨獲得 表向きは無い事になっている性奴隷の少女売り買い同様に未成年者の臓器供給手段は養子縁組を隠れ蓑にした人身売買 中国共産党が行なった蛮行と呼ばれるものの中には 迷信から常道的に行われてた纏足や女性の家畜化に略奪婚に殉死儀式 果ては人食いの摘発と実行犯処刑までも含まれる この辺りのニュースは本当についこの間まで度々香港や台湾の報道機関からリークされてたんだけど21世紀に入り報道すらも禁止 特亜のみならずインドやパキスタンにバングラデシュでも山程有るので閲覧するなら自己責任で
そういや反日タレントで養子をペットかアクセサリー扱いしてる○○ジェリーナ・○○リー 子供使ったSM動画拡散されたバイデン家の次男坊 収監中に変死したエプスタインみたいなセレブたちも関わってる疑いが持たれてたっけ 同時期半島ヤクザがターゲットにしてたのはベトナムやカンボジアの少女達 90年代半ばに漸く某国海保に拿捕された奴隷船の顛末は気が向いたらその内ね
なおかつて片山憲太郎先生がラノベ 電波的な彼女 の目潰し魔事件で指摘した通り この手の犯罪は子供狙った性職者によるレイプ同様、共犯者が金に目が眩んだ片親 或いは両親に家族全員が関わっている事例も事欠かず 行き倒れの形で酔っ払いのOLに発見された二人目の被害者 小塩雅人 元コンビニ店の廃墟で何者かに絞め殺された三人目の被害者 与那嶺照生の親や友人に担任教諭に対面した主人公は徹底的に打ちのめされることになる 色々有って包囲網は東朋大付属病院を経営する東朋グループに狭められた 抑えきれない罪悪感から葬儀場に現れた 術後の隠蔽工作に加担していた中国人医大留学生 劉浩宇も事情聴取の直後に絞め殺され 12月26日早朝、江東区新木場の河川敷で発見される
四人目の被害者となったのは交通事故で脳死状態となり東朋医大付属病院に搬送された槇代宏隆 救命処置室から消えた13歳の少年がストレッチャーごと捨てられていたのは世田谷区宮坂の裏通り 容疑者そして共犯者は医師や看護師の可能性が浮かび 硬軟織り交ぜた殆ど脅迫同然の事情聴取で浮かび上がる黒幕は東朋大理事長 陣野荘平 高々警視庁捜査1課の報告だけでは事件そのものが握り潰される可能性も皆無ではない 麻生警部の伝手を使い事件は東京地検特捜部との合同捜査へ 同じ頃、何も知らず新たな子供連れ入国してきた奴隷商人 周明倫を身柄確保 全てを語り日本で裁判受け収監され罪を償うか この事件を注視する中国公安部に引き渡され拷問の末に共犯者共々人体の不思議展の展示物になるのと何方を選ぶ?
日本人を小鬼子と罵り 貧困層を食い物にする黒幕達を嬉し気に罵るひとでなしも 我が身に降りかかる報いの事になると必死に命乞い
勿論違法な移植手術に加担した実行犯や共犯者も多数に登るし 学閥云々で医師達に情報流し隠蔽工作に加担した刑事も捜査線上に浮かび上がる なおも錦の御旗云々喚き散らす座間医師等に手錠掛け押し掛けるマスコミの前に晒す主人公達 三人目の被害者 与那嶺照生と留学生 劉浩宇を殺した意外な人物の身柄確保 多臓器不全症で余命幾許もない陣野荘平を捕らえるため東朋大付属病院に乗り込む犬養の偽善を糾弾する陣野 彼の犯行動機の意外な真相と犯人達は地獄見るのは確実だけど不愉快な気分になることは請け合いなラストは此れからこの作品を購入し読むお客様が判断を 敢えて結末はボカさせて貰います
★貧困県…… 私達は未だ開発途上国だとユニセフからの寄付負担や国連分担金を始めとする海外支援のための支出を抑えるため敢えて貧困区域にされている少数民族が多数を占める特別地域 割と定期的に日本のNHKを始めとする海外のドキュメント番組撮影スタッフが連れてこられる場所でもある もっと悲惨な棄民が暮らす都市部のスラムは勿論撮影も取材も禁止 実は毎回スパイ云々で捕まる輩は此処でハニートラップや麻薬持たされそこへ警察が……なんて話もザラに有る
2022年12/10追記:例の半島や共産党とズブズブなColaboのみならず 胡乱な眼を向けられてる未成年者保護を売りにするNGOの中には対価と引き換えに大陸の適合するドナーを提供するアレな団体も有るんだよ 此方も色々胡散臭い議員先生やら官僚が沢山貼り付いてるからこれから色々やり玉上がりそうだとだけ書いときます。 この物語はあくまでもフィクションなんだけどな(黒い笑い)




