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ダーティ ハリー3 76年

2022年10/4〜10/5 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

なお今回のラスボス=マックスウェルのモデルはソンミ村虐殺事件を指揮したあのアホウ……残念だけど未だ生きてるので晒し者にするのはもう暫くお待ち下さいな

【 敵は共産主義に染まったテロリスト集団 曲がりなりにも元軍人指揮下のグループを拳銃程度の武力、ほぼ単身で思いっ切りボコボコにするハリー・キャラハン警部補って何者なんだよとなる3作目 元ネタは公式サイトによると新聞王の娘(パトリシア・ハースト)誘拐し洗脳した左翼ゲリラ=シンバイオニーズ解放軍がモデルだそうだけど凶悪度は日本赤軍並みにレベルアップ モホーク族のリチャード・オークス氏が首魁となった後味最悪なアルカトラズ島占拠事件の要素も入ってます 敢えてカリカチュアされた悪党は悲惨な最後迎える訳ですが当時のそんな史実をこっそり揶揄 】


★やっぱり今作も望月三起也先生のマンガ ワイルド7(コンクリート・ゲリラ) の要素入ってるような気がするの私だけですか? なおインディアン云々は公式では認められてませんけど気付く奴は居るでしょう


原題:THE ENFORCER

執行者

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開

❖1983年 朝日放送の日曜ロードショーでTV放映だそうですが

琉球朝日放送開局は1995年 結局テレビ放映版は見たこと無いです


 令和4年10月4日 此処の所、やたらと北朝鮮からミサイル飛んで来ますが日本上空通過したのは久し振りかな 何にせよ朝から不意討ちの嫌がらせ 鉄道や飛行機止まったり遅延する形となった東北地方から北海道在住の皆様に御見舞申し上げます。 例によって何もやらない事が支持率下げないと思い込んでるあの無能総理と、テロリスト国家支援してる中共と仲良くなんて山本太郎よりも頭湧いてるんじゃないかと疑う自称外務大臣 そろそろ○んでくれないかと怒りすら感じますが悲しいかなこんな売国奴でも政権与党の代表だからもう徒労感が……いっそ戦争でも始まればこんな輩排除出来るのにと想像する辺り私も大概アウトです


実は今回紹介するシリーズ3作目は TV放映やレンタルビデオでも此れ迄尽く見る機会逸してた物語 割と最近NHK BS午後の映画でシリーズ5作放映してたらしいのですが テレビ番組見る権利を剥奪されて久しいのでね レンタルビデオ全盛期は今は無きBOOK BOX沖縄全店に置いて有った今シリーズ なぜか3だけが欠番で新作扱いで4が並んでました 1と2は高いレンタル代(旧作でも当時は3泊4日で500円)払うまでもなく再放送有るからと4だけ借りたんだよ 学校で毎日販売してるカレー(又は牛丼)弁当代+お茶代と同額だしソノラマ文庫ならモノによるけど400円払ってお釣りが貰える 昼飯抜いて浮かせたお金でビデオ借りてた私にしてみれば此れが限界 数年後、色々小さな店舗が出店ラッシュし レンタル代がいきなり100円になった時は物凄い理不尽さ感じましたとも 


でその頃には今シリーズに冷めて……というよりエロなビデオとライトノベルにお金注ぎ込んでましたので映画は後回し そうこしている内就職したから自然とビデオ店に通わなくなってたんだよ



【 当時のマスゴミが革命家(アカ)と共に煽っていた世界の危機は核戦争とガソリン枯渇に "氷河期突入による食料不足" だから金持ち殺して富の再配分を 革命活動の資金源は銀行強盗と営利誘拐 大概駆け付けた警官隊に取り押さえられ後日親の圧力や保釈金払ってもらい釈放されてたのは言うまでも有りません 何処の国でもそうだけど左に走る連中は大概甘やかされて来たお子ちゃまばかり 普通は30歳目前ぐらいで洗脳解ける筈なんだけど自分で自分を騙す類いの輩は幼稚なまんま歳を重ね腐った内面そのまま表に刻まれるからどんどん気持悪くなる訳だ 此れは保守にも当て嵌る例だけどな 了見狭いと顔が歪み戻りません 】


★今回の安倍元総理国葬に反対叫んでた阿呆の面見てると一目瞭然 間違い無く未来永劫映像付きで嘲笑われる事になります


☆シンバイオニーズ解放軍は洗脳したパトリシア含め9人だけど本作では8人に 邪魔者早々消して7人にしたのは……(苦笑)


 ピチピチの白いTシャツの下はノーブラ、ジーンズ切り裂いて作ったお手製のショートパンツ 人民革命団の女性メンバー=ミキがヒッチハイクを装い狙っていたのはウエスタン・ガス車の営業車 あからさまに犯罪者臭するオッサンならともかく相手は煽情的な格好した若い女性 夏の盛りで謝礼として提示された冷たい瓶ビールと下心満載で釣られた男達は山小屋で待ち構えていたテロリスト達に殺され制服と作業車を奪われる 


ベトナム戦争はサイゴン陥落によりアメリカ軍が手を引く形で終結 軍を離れる多くの復員兵に渡す退職金や9万近い戦死者の遺族年金にその3倍は固い負傷兵の生活保護 共に逃げてきた華僑系ベトナム人の生活支援費を何処から出す? 切り捨てられたのは、黒人貧困層とヒスパニックに多くの先住民達 先鋭的な差別主義者を使った建物放火にリンチ殺人 ○○○族は絶滅したから此処はカリフォルニア州の土地になる 適当な理由で居留地やスラムから物理的に追い出され生活保護打ち切られ 墓所や遺構をブルドーザーで整地し始まった街の再開発と帰還兵の雇用促進 其れまで高所作業やビル建設で安価に使い潰されてきた人々を帰還兵と入れ替えるべく始まった大量解雇 本編オープニングで登場しハリー・キャラハン警部補に撃ち殺される4人の強盗犯が全員インディアンなのはそんな理由から 映画では敢えて触れて無いけど、裁判員裁判によるリンチ殺人の無罪判決を切っ掛けに始まったインディアンによるアルカトラズ島占拠事件をSWATまで投入し血塗れの解決図ったせいで合衆国全州の治安は右肩下がりに悪化中 


そんな最中にインディアン撃ち殺した? お前本当に気は確かか(怒) 莫大な弁償金に加え売り言葉に買い言葉でブチ切れたマッケイ本部長の八つ当たりで主人公は人事課へ島流し


暴徒相手に無駄死にするより其れなりに給与優遇される刑事の方がマシ 今回試験に挑むのは合わせて50名居るけど、警察に回される予算は右肩下がりだから昇進出来るのは僅か8名 刑事になるなら最短5年以上のパトロール勤務が必須なアメリカの其れは本当に狭き門 来年の再選活動に余念がない市長の意向も有り端から女性警官を刑事にと考えてるオブザーバーと早くも大喧嘩 主人公の島流し生活は波乱に満ちた日々となる 刑事志望の婦人警官ケイト・ムーアとハリー・キャラハンが大人気無い下ネタコントやらかした夜 ガス会社の作業員を装ったテロリスト達は軍倉庫を襲撃 パトロール中に偶々警備員が殺害されてる事に気付いた殺人課の刑事フランク・ディジョージオ巡査部長と主人公の後釜で相棒となったモブ刑事が現場に踏み組むが モブ刑事は轢き殺されナイフで刺されたフランクは重傷 テロリスト側はミキが跳弾で負傷 余計な足手まといを嫌った彼等のリーダー=ボビー・マックスウェルがトドメを刺した


瀕死のフランクから託された有力な手掛り アル・ブレスラー殺人課長の介入により主人公は殺人課に現場復帰 反対するマッケイ本部長相手の遣り取りの末、お目付け役兼相棒となったのは殺人課刑事に抜擢されたムーア巡査部長 テロリスト達が入手したのは大量の仕掛け爆弾にM-16自動小銃やロウ式ロケット砲 殺された警備員の司法解剖の最中起きた爆弾テロ 犯人らしき黒人を目撃したのは職場見学を引率していたインディアンの小学校教諭とムーア巡査部長 殆どパルクールなノリで逃げ回る黒人テロリストを追い掛け回す主人公とムーア ポルノ映画撮影現場や古びたアパートで撃ち合ったりしながらテロリストが最後に逃げ込んだのはガーベイ街の小さなカトリック教会 何とか爆弾テロ犯取り押さえたものの備品壊されたジョン神父は主人公を疫病神呼ばわり 


漸く1人前と認められたムーアと主人公の恋愛未満な友誼挟み主人公とムーアは 捕まえた容疑者ヘンリー・リー・コールドウェルが所属する黒人過激派組織ウルブへと直接乗り込む かつて様々な抗議活動や暴力事件を起こした組織のリーダー=ビッグ・エド・ムスタファと主人公は天敵同士でもあるが互いに敬意を抱く関係でもあった ムスタファから語られるヘンリーの変心と過激派組織・人民革命団の関係 ヘンリーと組織のリーダー=マックスウェルはベトナム戦争で共に同じ部隊に居た親友だったらしい ガス会社の職員やフランク達を殺したのは間違いなく奴等だそう確信する主人公達だったが リベラル名乗る癖に黒んぼ嫌いなマッケイ本部長はブレスラー課長等殺人課の刑事達やSWATチーム動員しムスタファ率いるウルブメンバーを全員逮捕 彼等の即時釈放を要求した主人公は本部長やサンフランシスコ市長に逆らった事を口実に180日の停職処分 


選挙活動中のサンフランシスコ市長を拉致 護衛全員と目撃者皆殺しにした人民革命団が要求する身代金は500万ドル 誤認逮捕と捜査の不手際をマスコミに知られ、追い詰められたマッケイ本部長は停職処分取り消しを条件に主人公から情報を引き出そうとするが不機嫌モードな主人公はこの際だからとリベラル気取りの事務屋本部長を徹底的に罵りまくる ブレスラー課長の取りなしで情報渡しその代わりにムスタファ達の釈放許可を取り付ける ウルブメンバーの情報収集によりテロリストの1人が判明 元風俗嬢のワンダが潜伏していたのはガーベイ街のカトリック教会 フランス系のジョン神父は、元活動家で刑務所出入りし連絡係務めるテロリスト達の支援者だった シスターに変装し主人公を撃ち殺そうと迫るワンダを射殺したのはムーア巡査部長 尚も戯れ言吐き続けるジョン神父をボコり 人民革命団メンバー残る4人と市長が潜むアルカトラズ刑務所跡地へ消防船で乗り込む2人


サンフランシスコ市上層部と市警が安易に妥協策に走る中、始まった4対2の銃撃戦 取り敢えず放水銃で見張り台の1人を潰し2人目は長い撃ち合いと追い掛けっこで仕留める主人公 市長奪還を託されたムーアも1人射殺し此れで詰みとなる筈だったが パニック起こした市長庇いムーアがマックスウェルに撃たれ殉職 なおもゴキブリみたいに逃げ回るマックスウェルに偶然手に入れたロケット砲を向ける主人公 テロリストは文字通り木っ端微塵になったが疫病神の市長は残念ながら無傷だった。 助けられた癖に色々喧しい恥知らずの戯れ言聞き流し事切れた相棒に応援来るまで付き添う主人公の姿映しエンドロール シリーズ最大のヒット作となったダーティ ハリー・シリーズは7年のタイムラグに入る



★ムーア巡査部長演じたタイン・デイリーはその演技買われTVシリーズ 女刑事ギャグニー&レイシー 82年〜88年 の主役メリー・ベス・レイシー刑事役に抜擢 シリーズ7本125話と94年〜96年まで製作された4本のスペシャルも主演 日本では首都圏5局の深夜枠で吹替放映したそうな シリーズ常連の黒人俳優アルバート・ポップウェルは今回ビック・エド・ムスタファ役 初めて撃たれず死なない役だったけど次回は主人公の相棒役でしっかり殉職します



❖アルカトラズ島占拠事件 1969年11月20日〜1971年6月11日

切っ掛けは1969年秋に起きたサンフランシスコ先住民センターの放火を始めとする先住民に対するリンチ殺人やレイプ事件に業を煮やしたモホーク族のリーダー=リチャード・オークスとその家族や同志達79人が決起し行なった抗議の立て籠もり 多くの支援者の応援あったものの白人至上主義者団体の放火や嫌がらせ 交渉拒否した合衆国政府の実力行使により最後まで抵抗続けた先住民達は取り押さえられ誰も殺さず傷付けてないのに15名が裁判員裁判にて重い刑罰課せられる リチャード・オークスは1972年9月20日 殺された娘を弔う最中、白人至上主義者マイケル・モルガンに射殺されるが裁判員裁判によりモルガンは不起訴 何一つ責任負うことなく解放され穏やかな晩年過ごしたらしい


たがこの事件を切っ掛けに先住民達は結束、終わらない抵抗運動を今も継続中

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― 新着の感想 ―
[一言]  ちょい前に午後のロードショーで放送してたのを録画したものを久しぶりに観ました。で、こちらを読んだのですが、当時の社会的背景を知らないと充分に楽しめない部分があるかもしれないですね。あと相棒…
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