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おわかれはモーツァルト 22年

2023年10/7タブレット端末にて執筆し即日脱稿 新規割込み投稿

タイトルだけ読むと岬洋介シリーズ最終回みたいですが勿論タイトル詐欺 電子書籍でシリーズ追ってるお客様ならご存知でしょう 新作 "いまこそガーシュイン" 販売始まってます

【 この指は引金をひく指じゃない…… 法の網を潜り抜け狙った獲物を死ぬまでつけ狙う極め付きの人間の屑と 其れを殺して全盲の天才ピアニストと彼を盛り立てる周囲の人々の優しさに付け込んで冤罪事件作り出そうとした何処までも自分勝手な真犯人を追い詰める善意に満ちた狂信者 このシリーズに関しては岬洋介が出て来た段階でもう大丈夫、真犯人は何処にも逃げられないとなるので 何処まで登場人物を追い詰めるのかとなるチキンレースとなります あと担当刑事が思い込みで犯人決め付けるボンクラばかりだと無性にストレス溜まりますのでパンチングボール等、殴ってストレス解消出来る小物準備しお読み下さいな そもそも硝煙反応調べりゃ岬洋介出さなくても犯人捕まりそうな気がしますがね 】


★と言う訳でどんでん返しが売りな中山七里作品としては珍しく詰めが甘いかな このシリーズはそもそも其れが売りという訳じゃありませんから問題無しですが


英題:SEE YOU AROUND,MOZART

またね、モーツァルト

日本 ミステリー文学小説

中山(なかやま)七里(しちり)

宝島社より2022年出版 2023年文庫化

ピアニスト 岬洋介 シリーズ 第8作目


 令和5年10月7日 南西諸島を掠め台湾に直撃した台風14号は恐ろしい事に最大瞬間風速95m 規模としてはアメリカ合衆国南部州を滅茶苦茶にし未だあちらこちらに爪痕残すハリケーンカトリーナ・レベル 台湾の湾岸部では電信柱が纏めて200本薙ぎ倒されたり 増設した2階家屋がまるごと吹き飛ばされる等の被害が有ったそうですが怪我人はともかく何とか死者は出さなかったとか とにかく謹んで御見舞申し上げます で、時事ネタですがやっぱりyoutube等でも取り上げられる様になったインスタ蝿の話ですかね 沖縄本島でも9月19日に20代の日本人観光客カップルが借りたオープンカーを宜野湾市の干潟に侵入させた挙げ句、バッテリー発火させ爆発炎上 8月23日には幹線道路走りながらアルファードのレンタカーの屋根の上に寝そべったりハコ乗りするアホウが動画に撮られた挙げ句警察に通報されてましたが(番号も顔もバッチリ映ってるので逮捕された筈) 


今度は自称東京在住の30代中国人男女4名がまたやらかしまして 事件が目撃されたのは9月26日午後2時の宮古島 700〜800万相当のジープをレンタルしたアホウ共は海洋生物に被害出るからと車での立ち入りが禁止されてる砂浜に侵入し海へドボン 中国語でイキり騒ぐ映像がモザイク処理され拡散中 賠償請求を電話取らずに知らぬ存ぜぬで押し通す積りなんだろうけど 警察には被害届け出してるし顔のモザイク外し業界のみならずもう世界中に顧客データ諸共拡散すべきかと 危険運転や立ち入り禁止区域の4WD乗入れで環境や史跡破壊され迷惑してるの日本の観光地だけじゃ無いからね この間NHKのBSチャンネル再放送で見てて滅茶苦茶腹立ったけど奴等大型フェリーでヴェネツィアの運河に乗入れ交通遮断 ゴンドラや橋破壊したりハワイやグアムでも海と砂浜を糞尿含むゴミ塗れにして パラオ諸島に至っては沈没船から人骨やら色々盗み出しお土産として持ち帰ろうとした訳だし


写真ニュースの雑誌が誕生してから捏造写真が 多くの不特定多数の輩が匿名で好き勝手書き込めるSNS形式の掲示板が誕生してからデマを垂れ流す人間の屑が お天道様に顔向け出来ない恥知らず達の新たな犯罪行為はどんどん増える どだい人間は未だその大半が学名のホモ・サピエンスにすら程遠いゴミクズばかり ちゃんと使えば便利な道具や技術を悪用する輩があまりにも多いから21世紀に入っても凶悪犯罪や未解決事件に冤罪事件が尽きることはない という訳で今回は小見出しに書いた通り目の見えない天才ピアニストを嫉み妬みから陥れようと動く望月某みたいなマスゴミとその類似品の薄汚さに無性に怒りが込み上げるそんなエピソードを 一応登場人物と起きる事件はフィクションだけどフリーライター名乗る社会の屑が嫌がらせや目的の捏造報道やSNSで嘘撒き散らし新人アイドル自殺に追い込んだり有りもしない罪でっち上げリンチ大好きな正義の味方使って冤罪事件を引き起こしているのは間違い無く史実です 幸いこの国じゃなく某半島だけどな



【 このシリーズに関してはほぼ連作形式だし 本作の語り部で盲目のピアニスト榊場(さかきば)隆平(りゅうへい)と本職はプロのピアニストの筈な(みさき)洋介(ようすけ)の出合いがどんなモノだったかはご存知でしょうが 此れが本シリーズ初挑戦なお客様はせめてシリーズ4作目の"いつまでもショパン 13年"の大まかなあらすじぐらいは把握していた方が良いのかも知れません 舞台となるのは前作の岬洋介の帰還同様、平成28年=2016年の日本クラッシック音楽業界 数年前盲目で聾唖の現代のベートーヴェンなる虚言癖のオッサンが滅茶苦茶やったせいでハンディキャップ持つ音楽家やアスリートが理不尽な嫌がらせやバッシング受けてるそんな嫌な時代でした 】


★改めて数値化されると随分昔に思えますが 2016年はSMAPが殆ど喧嘩別れの末に解散しジャニーズの権威が失墜 何よりも追い出された香取慎吾/草彅剛/稲垣吾郎の3人が仕事干されたことで状況可視化させたのは致命的だったかと たかが1企業がテレビメディアで独裁やってるのバレたら嫌われるのは当たり前です


 平成26年(西暦2016年)11月 第16回フレデリック・ショパン国際コンクールで2位となった盲目のピアニスト 榊場(さかきば)隆平(りゅうへい)を振り回す多忙なコンサートスケジュールは母由布花(ゆうか)と元ミュージャンで遣り手のマネージャーTOMことトーマス山崎 ピアノ教師の潮田(しおた)陽彦(はるひこ)の公私を問わない協力により成り立っている 国家ぐるみでゴリ押ししランキング荒らす半島音楽や残念ながら私自身は琴線に何1つ触れなかったAKB48やその関連グループの握手券付きCD販売に音楽の売込み リアルタイムでは既にアニソン以外は心底どうでも良かったけど史実では確か盲目のピアニスト辻井伸行さんが持て囃されてたっけ 物語前半の思い入れこもりまくった演奏シーンやクラッシック業界の売上阻む音楽配信サービスの台頭等、当時の時事ネタ挟みつつ 成功者を貶め虐め殺すことで自分が偉くなったと勘違いしてる醜悪なゴブリン=寺島(てらしま)博之(ひろゆき)の業務妨害工作が始まることになる


週刊春湖の契約ライターを騙りまんまと獲物に接近する機会を経た寺島は 榊場の全盲は同情心買うための偽装工作だと荒唐無稽な記事を雑誌に掲載させ 其れが差し止めされると今度は匿名投稿のSNSサイトで執拗な嫌がらせを開始 挙げ句の果てには無敵の人を演じコンサート会場で悪趣味なヤジを喚き立て演奏を妨害 生まれた時から目が見えず文字通り早世した父や母に手取り足取り歩き方や生活に欠かせない様々な動き方、カップに入ったお湯を水と間違え火傷するなど様々な怪我や痛み苦しみを乗り越えてきた隆平(りゅうへい)はかなり繊細な心の持ち主 そもそも普通の健常者でも見ず知らずの赤の他人が向ける悪意には中々太刀打ち出来ない 榊場母(由布花)TOM(マネージャー)の被害相談受け榊場邸にやって来たのは、赤坂署生活安全課の熊丸(くままる)貴人(たかひと)巡査部長 寺島を強迫行為の現行犯として逮捕するべく館の離れのレッスンルームに盗聴器設置を提案 二度目の独占インタビューとは名ばかりな金の無心要求が始まり次第、屑を取り押さえる罠を仕込む


何時ものノリなら其れなりに凝った演出で物語を盛り上げる筈が、どうも実在のモデルが存在するらしい寺島の醜悪さがストーリー何もかも台無しにする寸前 11月8日早朝、榊場母子とマネージャーのTOMやピアノ教師の潮田ぐらいしか立ち入り出来ない筈の榊場邸ピアノレッスンルームに射殺死体で転がっていたのは寺島だった 通報受け豪邸の離れに駆け付けたのは警視庁捜査一課桐島班の長沼(ながぬま)昌利(まさとし)警部補と所轄署の関澤(せきざわ)刑事 リベラル系の帝都新聞の悪意と妬み僻みに塗れたコラムや寺島が生前SNS(旧Twitter)で流布していた捏造情報にまんまと惑わされていた2人の捜査官は思い込みと状況証拠からどうやら誰かを庇おうとしている隆平を容疑者としてマークし 同じく別の誰かを庇おうとしている隆平の母・由布花やマネージャーのTOMそして潮田教師にも疑いの目を向け執拗な事情聴取を始め陰湿な自白強要までやらかすが 隆平の連絡受けアメリカ合衆国からトンボ帰りして来た(みさき)洋介(ようすけ)と彼に懇願され古い捜査資料漁ってた犬養(いぬかい)隼人(はやと)警部補の調査により漸く彼等に向けられた理不尽な疑いを晴らすことになる


寺島が生前バラ撒いたデマや捏造報道にまんまと踊らされコンサートチケットの払い戻し行なったお馬鹿ちゃん達は、あの岬洋介と隆平のピアノ共演が開催されると報道で知り敢え無く掌返し 此れ迄自分を支えてくれた家族と家族の様な仲間達のためだけに頑張ってきた隆平に もし日本の観衆がデマを真に受け拒絶するならただ君の素晴らしい演奏を待っている世界中の観衆が待っている海外へ打って出るべきだと諭す。 


此れから小説読むお客様のために謎解きその他はばっさりカットさせて貰うが 凶器として使われたのは2014年辺りから日本でも数人の逮捕者が出ている3Dプリンターを使った密造拳銃 勿論プログラミングソフトを始め警察のみならず様々な企業やプロバイダーがマークしているそんなモノを使った真犯人はまんまと岬洋介と犬養警部補に追い詰められた。



❖2014年、日本で起きた3Dプリンターとアメリカ合衆国のプロバイダーからダウンロードしたプログラミングソフト使った密造拳銃製造は結局初犯しかも殺傷力がアレだったため実行犯に下された判決は懲役2年 二審で更に懲役1年となり収監され既に釈放されてます。 


❖1970年代〜1980年代前半まで日本で押収された密造拳銃は専らフィリピン製のコルトやS&Wを模したレプリカ 私自身はとある伝手でその写真集と押収日記したリスト閲覧した事有りますが国産の改造モデルガンすら3Dプリンターで作ったゴミとはその精度や殺傷力は比較になりません 日中友好和平条約締結辺りから海上保安庁を手古摺らせたのが台湾経由で中国人民解放軍が組織的に日本に持ち込んだ赤星と呼ばれるトカレフのコピー品 阿呆みたいに売価安く他にもRPGだの手榴弾だの北九州に密輸出した結果 フィリピン・セブ島の密造拳銃メーカーはその殆どが廃業に追い込まれてます。 なお世界中から袋叩きにされる形で漸くアメリカが3Dプリンター拳銃の規制始めたのは2021年になってから とは言え捕まっても微罪扱いです


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