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もういちどベートーヴェン 19年

2023年3/20〜3/21タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿

一応本編でも説明してますが司法修習制度の簡略化による弁護士/検事/裁判官の法曹界増員を急いだ理由はベビーブーマー世代が社会人となってからの裁判増加見込んだ結果…………でも実際に事件多発させてるのは(黒い笑い) 説明忘れてたけど法匪は中国から入って来た新語 半島とあっちじゃ法律盾に悪さする輩は昔から沢山居たから 陸伝いに隣国逃げられるしな

【 一般人には混ぜるな危険(-_-) どう考えても成人男性としては問題有りまくりなポンコツキャラ=岬洋介の未来を決めた親友達との出会いは 2006年6月の埼玉県和光市司法研修所 ピアニストを目指し挫折、誰かさん同様に親の無様な振る舞いを反面教師に育ち 浪人重ねながら検察官を目指す天生(あもう)高春(たかはる)との出会いと交流 明らかに全共闘世代から卒業出来てない絵本作家に関わる殺人事件の調査から 彼は何故再び音楽家を志す様になったのか? サクサク読めて後味爽やかだけど何か毒気が足りない 連載作品だから偶にはこんな事も有ります。 】


★まかり間違っても此れ検察官や弁護士にしたら終わりだわ…… 例えその才能持ってても此奴にだけはやらせちゃいけないお仕事って有るんだね(苦笑)


英題:BEETHOVEN AGAIN

ベートーヴェンを再び

日本 ミステリー小説

中山(なかやま)七里(しちり)

宝島社 出版 2020年宝島社文庫 刊

ピアニスト 岬洋介シリーズ 第6作目

宝島社 このミステリーが凄い! 大賞作家書き下ろしBOOK

Vol.20(2018年3月)〜Vol.24(2019年3月)掲載

但し2章まで 以降は書き下ろし


 令和5年3月20日 割とペース早めに執筆し投稿続けると時事ネタで使える題材無かったりお目出度いニュースばかりで陰惨な内容の物語紹介の前振りに使うの無理じゃね? となるのですが大阪高裁がまんまと仕出かしやがった………… 今から大凡4年前の平成元年(西暦2019年)6月17日 当時33歳無職の飯森裕次郎が大阪府吹田市の交番を襲い警官滅多刺しにして拳銃を強奪しようとしたあの事件が二審でいきなり容疑者が心神喪失理由に無罪なんてトンチキな判決出ました 


やったね加トちゃん♫ 前振りネタが降って来たよ(いや……誰だよ私)


と喜ぶべきなんでしょうが(ハラワタ)が煮えくり返るぐらい心底ムカつくニュースは聞きたく無かったよ と言う訳で今の法曹界ってちょっと首傾げたくなるぐらい頭がおかしい判決ばかりなのはやっぱり "野狐禅=勉強だけは出来る人でなしの役立たず" を旧民主党⇒立憲共産党など現在の野党に墜ちた元内閣経験者と国民よりも省庁に媚びる事優先してる増税クソメガネみたいな輩が勢揃いな自民党の宏池会が失われた20年期に乱発したアホウにも程がある法律改悪で "適度に間引くのに失敗したツケ"なのかも知れません。 法律に基き犯罪者を裁くのではなく裁判官の権威や裁判所&検察庁と言う組織を守るため 立件された犯罪が必ずしも実刑判決にならない可能性が少しでも有ればそもそも起訴すら行わない体制になりつつ有るのかなと 


本来その責任に見合った報酬が約束されてる裁判官や検察官は 万に1つの間違いを犯してはならないとされてますが 全知全能の神様なんて存在しない様に人で有る以上は必ず間違いもミスも勘違いも起きてしまうもの だから本来は複数で対処し誰かが道を違えたら横から諫めるムードメーカーや此れが最善の判断なのか客観的に見極める審判みたいな輩が必要なんだけど 何処もかしこも成果上げろ&とにかく急げと喚き散らす効率厨に成り果ててないかね 別に日本だけに限った話じゃ無く自分に甘く他人に厳しい輩が矢鱈と多くて疲れませんか? なに苛ついてるのか知らんし興味も無いけどさ 端から上から目線で喧嘩腰だから突っ掛かって来たら思わず二度と立ち上がれない様に徹底的に打ちのめしたくなるんだよ


吹田市の"無敵の人"裁判は此れ書いてる段階で控訴するかどうか決まってませんが 明らかに冤罪だった袴田事件と違い 野放し駄目な狂犬を檻の外に出すのは勘弁して欲しい 捕まえるだけ無駄だから親族諸共殺せとなりかねん




【 今作と時系列と登場人物達が思いっ切り被る "銀齢探偵社 静おばあちゃんと以下略" でも軽く触れましたが 法曹界の改革を口実に始まった財務省による予算の締め付けにより司法試験を突破しさえすれば順風満帆に学び学ばせ ついでに紛れ込んだ法匪な輩を教官の手で容赦無く間引くシステムだった司法修習生制度の改悪が始まったのは1999年 それまで2年間だった研修及びカリキュラムが1年6ヶ月⇒2006年4月には更に1年4ヶ月となり同年11月には更に1年に短縮 ついでに副業で研修疎かにさせないために基本給+諸経費保証だったけど2011年にそれも貸与……つまり後から全額返せに変わったから志望者激減 2017年に漸く以前程じゃないにせよ諸手当貰える様になったけど 令和5年の今はマクドナルドのアルバイトより薄給なのが司法修習生 そりゃあ架空の登場人物だけど岬洋介も転職考える筈だし 今の法曹界が滅茶苦茶なのも当たり前かと思います 】


★予算審議会で髭の隊長こと佐藤正久衆議院議員も問題提起してたけど司法修習生も自衛官も初任給は下手な生活保護費を下回るってのは色々おかしいと思うんだよ他所の国なら暴動モノです


☆司法修習生制度行い維持してるのは日本とドイツだけ 端からそんな制度持ってないアメリカ合衆国の法曹界で問題になってるのが世論やマスゴミに迎合した刑事裁判の判決 自動車泥棒をうっかり射殺した警官が懲役22年の執行猶予無しなんて阿呆な判決下されるから無法化するに決まってますな


 2006年(平成18年)4月 埼玉県和光市司法研修所 1クラス70名✕20組の年齢もその経歴もかなり幅広い生徒を受け入れる広大な敷地を誇る学び舎は最高裁判所の附属機関 幼い頃はベートーヴェンに憧れピアニストを目指し様々なコンクールに挑みやがて挫折 今までに投資した資金が云々と露骨に嘆く両親を見返そうと奮闘する事10年 3浪の挫折を物とせず司法試験突破し検察官になるため猛進する今回の語り手 天生(あもう)高原(たかはる)26歳を含む第60期研修生の自尊心(プライド)を思い切りズタズタにしたのは シリーズ前作同様に司法試験を論文含めほぼ満点 全国トップで突破した(みさき)洋介(ようすけ)23歳の快挙だった 名古屋地検で辣腕振るう岬恭平(きょうへい)検事の血を引くサラブレッド その容姿とストイックな立ち振る舞いから忽ち女性陣の心を掴み 天生(あもう)のみならず男性研修生の嫉妬とやっかみ買いまくりな洋介だったが そもそも自分の容姿にも才能にも無頓着でその中身は下手な幼児にすら劣るポンコツそのもの


当初は敵対心すら抱いていた天生(あもう)だったが気が付けば洋介の保護者扱い 共に肉親に憎悪めいた隔意を抱いている環境も似たりよったり 容姿と才能に惚れ込み自身の所属するさいたま地検に取り込もうと下心満載な蒲原(かんばら)弘道(ひろみち)司法教官をも振り回す洋介は本当は検察官になるのも裁判官や弁護士になるのも心底嫌だった そんな彼が研修所で唯一頭が上がらない相手はかの百戦錬磨な静おばあちゃんこと高円寺(こうえんじ)(しずか)教官だけ 音楽に対する極端とも言える忌避感に加え高校2年生の頃から世間と隔絶 延々7年間にわたり司法の勉強しかして来なかった洋介の歪さに危ういモノを感じた天生(あもう)は嫌われるのを覚悟で洋介をピアノリサイタルへ連れ出し大喧嘩 だが彼のその悪戯めいた揺さぶりとさいたま地検の実技研修でとある売れない絵本作家の殺人案件に関わった事で洋介は再び音楽の世界へと引き寄せられる


多分続編で関わって来るであろう本編ではほぼモブ扱いなのにキャラが濃過ぎる面々 脇本美波(わきもとみなみ)=会社の不正内部告発しようとして解雇、復讐の為司法の道へ夢は弁護士として成功し国会議員 羽津(はつ)五郎(ごろう)=リストラされた元自動車メーカー広告宣伝担当の妻帯者で裁判官志望なもうすぐ40の癒し系ムードメーカー等々のエピソード挟みつつ 片方で貸しスタジオに篭もりピアノニストを目指すリハビリに挑みつつ 蒲原検事の友人で絵本作家の夫 牧部六郎(まきべろくろう)殺害の実行犯として決め付けた妻 牧部(まきべ)日美子(ひみこ)がひた隠す事件の真相を見抜いた洋介は天生や脇本に羽津 そして渡瀬警部や古手川巡査部長とその内面はどっこいどっこいな問題児 埼玉県警捜査一課の女刑事 瀬尾(せお)由真(ゆま)警部補を巻き込む形で起訴が確定している事件を再調査 


物語のクライマックスは色々お世話になったり迷惑掛けた天生を含む司法修習生達や教官達を招待し行われる2006年度第40回 全日本ピアノコンクール 関東地区の予選をトップで通過した岬洋介の才能は決勝戦で見事に花開き問答無用の優勝 そして司法修習生達と教官達を集め始まる事件の謎解き 牧部六郎は妻日美子とは偽装結婚続けていた同性愛者だった秘密を直隠しに生きてきた そしてその事をカミングアウトしようとした矢先、当の相手に殺される最後を遂げておりその犯人は勿論妻なんかじゃない


司法修習生を辞め父親と今度こそ訣別する覚悟を決めた洋介が瀬尾警部補と共に犯人として名指ししたのは………………………………。


続編の "合唱 岬洋介の帰還" じゃかなり四角四面な堅物だった天生検事は学生時代はかなりの熱血漢だったとなる1幕 本編あらすじ説明ではばっさりカットしたけどとある麻薬中毒患者なAV女優の裁判で意外な配慮と量刑提示するシーンも印象的でした………………え! 道端ジェシカが合成麻薬持ち込みバレ逮捕(汗) タイムリーにも程が有るけど偶々ですよ偶々

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