真実は舞い上がる! 84年
長谷川裕一先生の作品で遊ぶついでに
自称国際ジャーナリストをおちょくる話になりました。
そもそもこの爺さん
実在する人物なんでしょうか?
2016年7月16日
【長谷川裕一先生の月刊少年チャンピオン掲載作品の思い出とかつて落合信彦のホラ話にしっかり騙された間抜…本当に素直な皆様へ】
※雑誌掲載時:真実はまいあがる!でした。
タイトル自体変更してますから漢字混じりで表記します。
随分後になってからマップスの豪華版に掲載。版権の都合と言うよりも最近悪い評判ばかりな秋田書店と権利関係で揉めた為“ビクトリィマンまいあがる!”になったそうです。コミック購入の際はご注意を…主人公達の名前“ヒロシ”“リルラロ”はしっかり忘れてたけど内容が強烈で覚えてた作品でした。
まあ台詞回しと最初のシーンは色々記憶が怪しいので間違い見つけたら突っ込んで下さいな。訂正致します。ガラゲーのパソコン変換サービス終わってしまってWikipedia使えないのさ。ぐっすん。(携帯で読める場合も有りますが本編程便利じゃねーの)
ちなみにタイトル部分の“真実”は“ドキュメント”と読みます。
検索したらシリアスバージョンにリメイクした作品が有る?“ExperZENON-エクスパーゼノン”って何?…検索して納得しました。白黒のアイドルスーツに安そうなフェイスカバー・お巡りさんこいつがウィングマンです!!
※ビデオ雑誌アニメV連載91年にアニメビデオ化:感想欄が惨い(^_^;)
タイトルを雑誌掲載時の古いバージョンに敢えてしたのは理由が有ります、前回のイランイラク戦争について調べれば調べる程あまりのブラック振りにドン引きしまして、せめてギャグで締められないか?と迷走した時、思わず“落合信彦”と“ゲイルリバース”の名前が浮かんでしまい底無し沼に嵌ってしまったんです。
今思うとムチャクチャ怪しかったね。あのジジイ共最近本も見かけないけど週刊プレイボーイ辺りでまだ書いてるんでしょうか?ボブグリーンみたいに。……あれ?。
…まあそっちは後でしっかりいじくりまくるとして、タイトルお借りしたコミックの件から始めます。
マンガ家“長谷川裕一先生”初期の代表作“マップス”がお気に入りでした。続編の“ネクストシード”は近所の本屋が絶滅してしまい未だに未読のままです。
アニメ化されたと風の噂で聞きましたがニコニコ系列で検索して初めて目撃しました。
……うん素直に気長~~に再再リメイク待ちますわ(笑)
リプミラ号といい個性の塊な頭脳体といい“艦これ”や“アルペジオ”って昔の名作迷作の影響しっかり受け継いでます。
“アルキメデスは生きている”は近々書きますよ。交通事故で異世界(月の裏側)転移はなろうらしいドタバタ話です。
【怪奇!辺境惑星“地球”に超人の異常繁殖を見た!!…ところでロリコンでウィングマンってやっぱり最低なんですか?桂先生】
今作のヒロイン確か銀河中央星系のジャーナリスト兼プロデューサー“リルラロ”が撮ってた作品名ですがまんま“水曜スペシャル”なタイトルですな。
あの番組と無駄に仰々しいナレーション、独特な手書きタイトルは凄かった。
「ヒロシくん…あなたロリコンだったのね(怒)」
主人公“ヒロシ”の野望清い交際続ける“アオイさん(仮名)”との進展…何をと聞くな!困るから。は突然破局した。枕元には見知らぬロリ(というかペタ…)が
彼女の名前は“リルラロ”銀河中央星系の報道特集レポーター兼プロデューサー。…どうでも良いがお嬢ちゃん方、朝から年頃の中学生の部屋にいきなり上がり込むのはどうかと思う
“リルラロ”の住む銀河中央星系はリアルな報道番組が盛ん。そんな彼女がカメラドローン(30㎝程のイエバエ型)を連れ辺境にやって来た理由はインタビュー
「テレビのリポーター?地球へは取材に?」「ええ。スーパーマンに取材に来ましたの。彼の住所ご存知ありません?」
テレビ放送(最近の地上デジタルはどうなんでしょうか?)実は宇宙空間迄、情報が飛んでます。波長を捕らえて受信出来れば番組見れるのよ。
銀河中央星系の映像配信サービスは過去に色々やらかして
(多分T●SとかN●Kのクローズアップ●●が…)現在は真実が番組の主流。
そこに飛び込んで来た電波に映し出された映像は“地球を狙う侵略者と闘う正義のヒーロー&ヒロイン達の大活躍”あの星はヤバいとなり犯罪組織も近寄らない銀河の空白地帯となっていたのです……突っ込まないでね泣けてくるから。
「どうしょう来週放送予定のドキュメント“怪奇!辺境惑星地球に超人の大繁殖を見た!!”の編集に間に合わない…。」
主人公はなし崩し的に“ヤラセ番組”に協力する事に…どこの世界もこんなモンです。報道は。
“リルラロ”が用意したのは白黒カラーが香ばしいゼノンスーツ(仮名)没になったもう一つは何故か沖縄の“てもみん”オーナーが所有してます
※マンガ読んだ方なら納得のデザイン。
微妙なデザインのスーツを試着したヒロシがポーズを決めた時、ツインテールをなびかせ部屋に再び“アオイさん”が…。
「ヒロシくんあなた…ウィングマンだったのね(激怒)」「外道っロリコンでウィングマンなんて最低よ!!!」
彼女のヘッドロックで部屋は血まみれ。
プロテクターを着た主人公をボコる“アオイさん”を“ワンダーウーマン”と間違えインタビューを希望する“リルラロ”なんとか取材は勘弁してもらえましたが彼女の誤解は全く解けず、純愛とやらはどっかに行方不明となりました。「終わった…俺の純愛は今終わってしまった(涙)」「…ごめんなさい。お詫びにわたし、あなたに何でもしますから…私の身体・好きにして…」「ドキュメント撮ろう!今すぐ撮ろう!!(冷や汗)」
…逃げたね童●。“リルラロ”の故郷では一般常識だそうですが宇宙人の論理はイロイロ危険です。
【ビクトリィマン爆誕と初防衛戦-ささやかな真実】
急いで番組製作しないと放送に間に合わない。繁華街に香ばしいにも程があるゼノンスーツ。いろんな意味で泣きたい主人公の意向は無視して先ずは特訓から。
スパルタ方式で空の飛び方を何とかマスターした主人公は、リルラロと夜の空中散歩中、とうとう侵略者に遭遇してしまいます。
おののく人々の上空に現れたのは“巨大な腕付きニコちゃんマーク”
\(^∪^)ノ確かこんな感じです。
腕部分に多数のミサイル搭載。余りにふざけた外観に脱力した主人公は慌てるヒロインと共に捕虜~拷問される事に。
勿論エロいお馬鹿な拷問受けるのはリルラロさんです-全身くすぐりだけどな。
面白宇宙戦艦の中に居たのは“髪の毛がドリル&尻尾付きボンテージな侵略軍司令官胸はデカいがやる気は無いアトーバ(仮名)”
「あまり美しいとは言えない辺境惑星だけど改造すれば何とかなるかね?」「何故地球を狙った!!」「彼は本物のヒーローよ死にたくなければ解放して撤退しなさい」「うん、実は大部前からこの星には目を付けていたのだが……ウルトラ兄弟の怒りが恐ろしくて手が出せなかった」
宇宙人ってこんなのばかりなんでしょうか?
彼女の迷演説続けます。
「だが…ついに我々は奴らの背中にファスナーを発見した(歓喜の涙)恐るべき奴らは存在しない!今が絶好のチャンスだ!!……あっ、そこで拘束されてる彼“ゼノンスーツ”だよね。安物のそれじゃ脱出無理よ」
再びソファに寝転がった“アトーバ”はポテチ食いながら地上攻撃の花火見物。
だが怒りに燃えた主人公は実力で鎖を破壊。“リルラロ”さん救出に成功した主人公は悪乗りした挙げ句、余りに香ばしい台詞回しでアトーバに宣戦布告。
頭を抱えるヒロインの白眼をよそに艦内で壮絶な一騎打ちを展開。
物語は一気にクライマックスを迎えます。
…まあここら辺りは爆笑必至ですから、電子書籍で読んで確かめて下さいませ。
最後はしっかりラブコメです。
【落合信彦の本滅茶苦茶読みましたよ。しかもバイト代貯めて伝説の傭兵ゲイル・リバースの告白本買った馬鹿は私ですとも(涙)】
※ここから先は前回の反省と公開処刑…但し自分の(笑)となります。まあまかり間違っても詐欺師の本をタイトルにしたく有りませんからこうなりました。では。
「いい年頃の青年達が人前で子供みたいにマンガ読むのは日本だけ。男なら世界に思いを馳せてビジネス本を読め!!」
…本の前書きから読者に上から目線。
鍛え抜かれた筋肉による武勇伝。武勇伝(笑)
“勿論全て嘘っぱち。”
だけど当時はネットも不特定多数の意見交換も不可能だったから間違い無く皆様騙されたと思います。
大体そのいい年頃のアメリカ人の若者は下手なモデルガンより激安な自動小銃で正義の味方ごっこやって子供殺してるし、中東の馬鹿者は宗教にのめり込んだ挙げ句無差別自爆テロやらかしてる。
宗教家や政治家はゴミだしジャーナリストとやらは世の中に何一つ貢献しないで文句吐くだけの寄生虫だわな。
今なら面と向かって断言できます。
当時、様々な大人向け雑誌…ぶっちゃけエロ本に記事や写真が掲載され、表向き硬派あるいは国際派を目指し純真だった私らは“長谷川裕一作品”を始めとするマンガやラノベ、コソコソ隠れながら読んでました。
お互い隠し立て無しで色々なジャンルを読み自由に意見交換する様になったのは高校生になってから。彼等とは未だに月一ペースで飲み会&馬鹿話やってます。
…今思うと月刊PLAYBOYのグラビア・微妙な顔と年齢のババ…お姉さんしか居なかったね。
自称国際ジャーナリストはとうとう大手ビールメーカーのテレビCMにも登場。
もっともその頃辺りからメッキ剥がれ落ちてました。
そこら辺りのチンピラは毎日瞬殺…なんかぶよぶよしてるけどそれ本当に筋肉?
危険地帯渡り歩き多国籍な言語を流暢に話す?
“勿論嘘です(笑)”
このジジイが翻訳したと言われる伝説の傭兵ゲイル・リバース読んで気付いたんですよ“ゴルゴ13”まんまなキャラクターに怪しさ感じ以降読むの止めました。
80年代末にインターネットの普及で消えたこのジジイ。未だにホームページでアレな発言してまして
今回イランイラク戦争について情報纏めるに当たり色々考えさせられました。
真実の確認は複数のソースで…但し全てを疑え“舞い上がる”様なら信じるな。
今回のオチはそういう事で……。




