ブラッディエンジェルズ 86~87年
書いた理由は本編で白状してますから良いとして
例の“逮捕しちゃうぞ”はアイデアの原点“ダーティーペア”だった記憶が有ります(アウトのインタビューだったかな?)
2016年7月3日
【祝:藤島康介51歳できちゃった婚記念……とりあえず逮捕だこの○○○○(笑)】
ニュース第1報を読んだ時、素直に祝おうと思いましたが、事実関係(相手の年齢)を把握した段階で代表作「逮捕しちゃうぞ!」の言葉が浮かんだのは私だけじゃないですよね?
まあそれでも書こうかなとは思ったんですよ→決断直後に諦めました(涙)
原作しか読んだ事ないし、最近までアニメやってたの知らなかったし…
…という訳でどういう訳で、同じ頃に連載していた“ちょっと過激なミニパトコンビ”の思い出です。
99年に早逝した漫画家、みず谷なおき先生が代表作「人類ネコ科」と同じ街“西湘”を舞台に繰り広げたラブコメ要素も入った警察マンガでした。
ちなみにこの時代、
●逮捕しちゃうぞ 藤島康介
●毎日が日曜日 高田裕三
(プロレス婦警と貧乏手品師コンビ…ビデオアニメ化した筈ですが、犯人が違った意味でヤバい確か売れないビデオ女優がレンタル店で自分の作品→こっそり無修正に…そんな犯人ばかりでした。)
●ブルドック 神崎将臣
(ビックコミック連載:刑事がお馬鹿で犯人が○○○イだった珍しいマンガ。)
…と警察舞台のマンガがいっぱい(笑)
テレビドラマ(あの頃はちゃんと人気あったのよ)に至っては
●あぶない刑事
●俺がハマーだ
等ちょっと過激な??警察官や刑事が大活躍してました。
(果たして本当にちょっとなのかは疑問が有りまくりですがね)
ちょっと前にはアニメで「ダーティーペア」映画なら“ブルーオイスターバー”が怖かった「ポリスアカデミーシリーズ」
※私は飲み屋であの曲(オリーブの○○○)が流れる度、笑いのツボが入ります。
マンガでは原秀則先生の「らぶらぶポリス」その後の時代には林葉直子棋士のラノベ小説「とんでもポリス」がありましたな。
脱線というかあの時代の作品紹介は始めると終わりませんから、そろそろ本編に入ります。
【過激な時代です。もっぱら刑事&警察官が(笑)】
西湘警察署…退官間近のお爺ちゃん署長と何か警察映画で見た顔(笑)な名物キャラがいっぱい居る愉快な職場。
最近、始末書処理や苦情対応で色々胃が痛い交通安全課・課長
(本名不明:ぷっつん課長呼ばわりされるロイ・シャイダーそっくりな叔父様。)
警察署が揺れるぐらい、ぷっつん…な理由は、検挙率は高いけど毎回ミニパトと街を破壊する愉快過ぎる婦警コンビのせいです。
ざんばら髪に絶滅危惧種、スケバンタイプの“高御堂聖”(実は怪談話がダメ)におかっぱ頭のお子様キャラな“内海夕紀”(実はおかんな人:暴走族のアイドル)彼女達のお仕事は違反者の取り締まりと安定指導。
シリアスなシーンも有る彼女達の活躍をメインに、半ばライバル(検挙率と始末書の数…)として登場した暴走白バイ隊員“石戸伴(モデルはデビュー時のハリソンフォード?)”
高御堂に興味を抱き、捜査課への引き抜きを考えている“鯖須部長”
捜査課に赴任した初日に、駅のトイレに警察手帳と拳銃を忘れ街中で迷子になっていたうっかりダーティーハリーな“上温湯隆生(顔はウィリアムカットな優男:44マグナム所持)”…一発出落ちキャラなのに最終話でまたやらかしましたねこいつ。
そして非番の休暇中(高御堂は始末書処理中)に外出先で中学生と間違えられた(笑)内海さんに色々酷い目にあわされ(竹刀でメッタ打ち…)
以降見事に硬派キャラからラブコメキャラとなった前作“人類ネコ科”幻の登場人物:東のコマンドーこと“上城兵衛(叔父は石戸伴)”の参加でかなり賑やかなストーリーを楽しませていただきました。
※そういや存在自体思い出せないけど、探偵のシナモンの出番あったけ?
スピード狂のアイドルのエピソードは覚えてるんだけど…。
最終話の“犯人が危ない”(課長/鯖須部長/石戸の共通見解)エピソード迄ノンストップなストーリーでしたが、偶々当時の状況がアレ(似た様な作品が沢山)なせいで短期連載で終わちゃった物語でした。
今なら普通にアニメ行けそうだけどね。
勿体ない事です。
【最後にお気に入りなエピソード:高御堂と石戸&内海と兵衛がくっついた頃のお話】
失恋した夕紀の涙に応えて、警察署正門で喧嘩の師匠 兼 恋のライバル“石戸伴”をぶん殴り貫目を上げた(ついでに現行犯で補導され夕紀に滅茶苦茶怒られた)“上城兵衛”
リーゼントを犠牲に年上の可愛い彼女をゲットした兵衛君は高校卒業を控え、見事運転免許(普通免許)を獲得しました。
という事で初のお泊まりは叔父さんの同僚が赴任している海辺の街へダブルデート。
※一応保護者役で石戸&高見堂カップルも参加です。
喜びの余りハグする野郎共、サービス満点・定番の水着回にヒロイン2人の情け容赦ないナンパ対策等々
色々愉快な展開の後、旅館での怪談話に。
怪談話が苦手な高御堂にそういう話が大好きな内海。
旅館を予約し宴会に合流した石戸の友人で白バイ警官上村巡査の話は、最近同僚達の話題になっている“首無しライダー”の目撃談でした。
まあ詳しくは電子書籍等で楽しんでもらうとして…首無しライダーの招待を暴いた兵衛君除く3人は課長に休暇終了の報告へ。
課長「ところで上村巡査部長の墓参りは行ったのかね?」
3人「え………!?」
課長「いや彼が勤務中首を切られて殉職したのは去年の事で今年新盆だったろう?」
高御堂は失神。石戸は腰が抜け、内海は介抱でドタバタ(笑)
その時、課長にかかって来た電話とお茶目な笑顔(3人は気付いてない…)が最高なエピソードでした。
…電話の相手は何も知らない上村巡査(笑)
同時期作品紹介で
どう考えても危険な為、安永航一郎作品「異常刑事」「六百萬石乃男」はタイトルから外しました(笑)
彼の作品は危険です色んな意味で…
次はやっぱりアレですね。みず谷なおき先生の代表作の予定です。




