ファイアーフォックス 82年
2024年1/26〜1/27タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿
拷問で殺されたり自決したりと次々犬死にしてゆくレジスタンスの姿を映す前半の描写が陰惨だけど後半はスター・ウォーズ/エピソード4のミレニアム・ファルコン号デス・スター脱出&タイ・ファイター撃退シーンそのまんま(笑) 滅茶苦茶落差有りまくりだから視聴の際はご注意を そーか80年代版の勇気爆発バーンブレイバーンなんだな此れ
【 最高速度マッハ6、ステルス機能持ち脳波コントロールによる操縦性は現行のNATOのどんな戦闘機でも撃墜不可能 冷戦時代を終わらせ兼ねないソ連の新型戦闘機MiG31ファイア・フォックスを奪取せよ 送り込まれたのは非合法工作員としてもパイロットとしても腕利きだがベトナム戦争派遣以来、重いPTSDに悩まされるミッチェル・ガント元空軍少佐 1976年9月6日に起きたMiG25戦闘機による函館亡命事件をベースに製作されたポリティカルフィクション小説を満を持し映画化 滅茶苦茶売れました 】
★実はクリント・イーストウッド主演作品で売上トップだけどテレビ放映も滅多にやらないカルト作品
原題:FIRE FOX
火狐=実はレッサーパンダの別名
MiG25PのNATOコードネームがフォックス・バットだったので
なお本物のMiG31はフォックス・ハウンドとコード付けられてます
アメリカ 劇場公開作品
同年 日本 劇場公開
原作:クレイグ・トーマス FIRE FOX 1977年
翻訳版は同年ハヤカワ書房より 確か83年文庫化
❖家の近所のDVDレンタルは終了 販売用も転売ヤーにより高騰化
今日宜野湾のGEO立寄ったら置いて有りました多分此れが最後の1枚?
令和6年1月26日 昨日は出先で原付バイクのドライブベルトがとうとう壊れ修理頼んで延々1時間半歩いて帰宅 今朝は夜明け前に家から出て朝8時半にバイク引渡すから歩いてバイク屋さんに 家の周りもそうだけどバス路線も無くタクシーすら滅多に拾えないので移動手段はモノレール路線開通するまで基本那覇市内まで歩かないとだめなんだ此処は 部品代と工賃込みで1万3000円の臨時出費 漸く自宅戻ったら市の健康相談員なる輩が自宅に押掛け色々ネチネチと問い詰められる事に 通院してるから定期訪問の健康指導受けてと要望されても正直余計なお世話なんだけどな(呆れ) 血圧体重を毎日計り報告をと懇願され何なら血圧計貸し出しますからと迫られてもそんな瑣末事に担当者派遣し税金使うのもちょっと引く ついでに此処のシステムも23日に1部切り替わって以降、PV数もいきなり二桁に落ちてるのでモチベーションだだ下がりです。
とはいえ書かないと読まれないし元はといえば外付けハードディスク代わりでしたので気を取り直して続けてみますか 今から10年前にガラケー片手に空回りしてた頃みたいだわ 原作小説は出版当時購入したものの思い切り微妙だった続編"ファイアフォックス・ダウン 83年"含め未だ大手本屋さんにはお値段お高めな文庫版が並んでますが 平成生まれなお客様はまず見た事無いだろうなとなるクリント・イーストウッドさん主演で割と日本でも大ヒットしたそんな作品 当時、共産圏と言えば西側より遥かに優秀な天才的な科学者達が画期的な新兵器開発してるに違いないとありとあらゆる創作物でイメージ浸透してたそんな頃 在日米軍や航空自衛隊の防空監視網に一切引っ掛からず真昼間の函館空港に侵入し着陸したベレンコ中尉亡命事件をベースにしてたから かなりセンセーショナルだったんだよ
私も当時滅茶苦茶安かった1個100円な1/144スケールのMiG25とF-15戦闘機のプラモデル買って遊んだ口だし 駄菓子屋なんかじゃ確か10円ぐらいでゴム製の戦闘機の玩具買えたしなぁ 確か最初はスーパーカーでやがて戦車やウルトラマンに怪獣達、色々有ってキン消しが流行る頃には卒業したけどね でそんな話を懐かしいとなった頃にソ連崩壊切っ掛けに東西冷戦終了 漸く秘密のベール剥がされたソ連を始め共産圏の技術レベルって軍事や宇宙開発に国の経済が傾くレベルで予算を注ぎ込み 人名軽視な効率主義で成り立ってた現状知ってドン引きしたの覚えてます だけどMiG29とかSU-27戦闘機のデザインってかなりイケてたんだよな 単なるMiG25の近代改良型だった本物のMiG31は流石に興醒めでしたけどね 結局脳波コントロールに関しては去年漸くアメリカでヘリによる実施テストが始まったばかり但し既に航空機に搭載するAIシステムで機体に判断させた方が簡単だと結論出てます 戦闘機として使うなら其れなりに安価な物をなった21世紀 高速性能なんかより値段と使い勝手と生存性の良さが優先された結果、F-16戦闘機が恐らく後半世紀は主流になるかも F-35はかなり高性能だけど値段が高過ぎる
【 多くのベトナム戦争従軍経験者に深刻なPTSD残した事になってるナパーム弾 その性質上テルミット弾同様に無差別殺戮にしか使えないから残酷だと批判出て2001年を持ってアメリカ合衆国でも戦争への投入は禁止となりました 水や普通の粉末消火薬剤じゃ消えないので特殊な界面活性剤(ちなみにかなり毒性も高い)でしか消火不可能 なおPTSDとなっているフラッシュバックや知能や記憶力低下等の障害は戦意高揚用で投与されたオピノイド系薬物やナパーム弾による低酸素症の影響も多々有るそうです 】
★ベトナムやカンボジア以上にナパーム弾が大量投与されたのがサイパン/グアム/硫黄島であり沖縄 火炎放射器にもわざわざ同じ薬剤使いテルミット弾で日本兵や民間人をなるべく長く苦しむ形で殺戮した史実はシュガーローフの戦闘を書籍化したアメリカ人ノンフィクション作家が告発してます
197☓年夏 泥沼化したアフガニスタン紛争に端を発する八つ当たり的な反シオニズム運動 戦費捻出のための自国民やワルシャワ条約機構加盟国に対する締付けが強化される中(ちなみに史実) NATO条約加盟国に齎された反体制勢力が明らかにした新型戦闘機MiG31ファイアフォックス 推定最大速度マッハ6 思考誘導兵器に同操縦システムは現在の軍事バランスを崩しかねないと判断した軍上層部はソ連国内に浸透したレジスタンス全員を犠牲にしてでも新兵器の奪取或いは完全破壊を決断 白羽の矢が立てられたのは片親がロシア人のハーフで鹵獲したMiG戦闘機の操縦経験を持ちその容貌が極めてとある人物に酷似していたミッチェル・ガント元空軍少佐 PTSDを発症し不名誉除隊後行方を眩ませている問題多き人物に全てを任せるのか? 英国SISからは反対意見が出たものの主流には成り得ず泥縄式の強奪計画が始まった
アラスカ州デナリ国立公園に潜伏し山小屋で勝手に暮らしてるミッチェル・ガントは半ば脅迫される形で自殺任務に放り込まれる 原作小説とノーカットな日本劇場公開版では数ヶ月に渡るレクチャーと破壊工作員の訓練受けるシーン有ったらしいけどDVD版はばっさりカット 表向きはソ連共産党幹部のクルーザー等の部品供給や整備取り仕切り裏ではこっそり幹部御用達なヘロイン運搬役の貿易商リオン・スプラグに変装し深夜のモスクワでレジスタンスと接触 なお此処様々なスパイ映画で御馴染みなオーストリアはウィーンにしか見えないけど明らかに雑なロシア風の飾り付けやらどう見てもナチス・ドイツのゲシュタポ以外の何者でもないKGBとか憲兵に突っ込むのは禁止です なるべく暗闇で誤摩化してますがね 監視役で貼り付いてるKGB監視下で本物のリオンを惨殺し新たな名前と新しい身分証明書渡された主人公はうっかり発作出て憲兵殺したりとドタバタやりつつレジスタンスが次々生贄となる身代り作戦でモスクワから数千キロ離れたビリアルスク空軍基地へ
出迎えてくれたのはファイアフォックス完成後は政治犯として口封じの処刑かシベリア流刑が決まってるユダヤ人反体制物理学者でこの戦闘機のシステム開発したピョートル・バラノヴィチ博士とその妻ナタリア博士にモブ役な技術者 総統閣下もとい書記長の訪問下で行われる試験飛行 見た目もその格好も明らかに友達居なさそうなルーク・スカイウォーカーなウォスコフ中佐を控室で待ち伏せしボコボコにする主人公だったがつい武士の情でトドメ刺さず拘束 バラノヴィチ博士の破壊工作により格納庫内で混乱続く中、まんまとファイアフォックスに乗り込んだ主人公は漸く正体把握し駆け込んで来たコンタルスキーKGB大佐等を振り切り戦闘機の奪取に成功 一路ウラル山脈越えて北極圏から西側目指す空の逃避行 ちなみに基地内の博士達は敢え無く銃殺刑となり最後のレジスタンスとなったパヴェル・ウペンコスイも追手が迫る中で拳銃で自決
流石に東西冷戦中でも露骨にブレジネフ書記長そっくりな役者さん出演させたらソ連大使館から抗議来るから書記長役は当時反体制派だったエリツィン似のロシア初代大統領にそっくりな役者さんに喚き散らす役回し 当時は本当にKGB長官だったユーリー・アンドロポフ役の役者さんは貧相さ漂うハゲ加減がプーチンに似てる役者さん起用(此方は偶々) で空中戦やソニックウェーブ等の特撮シーンやってるのはスター・ウォーズ帝国の逆襲に関わったメンバーにお願いしたので延々続く北極圏の逃亡シーンはまんま帝国の逆襲のスノースピーダーだったりするしファイアフォックスの玩具感が滅茶苦茶ショボい とは言え此れが当時最新鋭の特撮だったんだよな で漸く追い付いた2号機相手の空中戦が始まる訳ですがウォスコフ中佐は割と義理堅かった 借りは必ず返すと発作起こし操縦不能となった主人公が立ち直るまで攻撃控え 漸く立ち直った主人公を確認し始まる二回戦
『 フォースを使うんだルー……間違えた(汗) ロシア語で考えろガント少佐 』 絶体絶命なピンチの最中主人公に聞こえたバラノヴィチ博士の幻の声
偶々不意打ち気味に放ったフレアの直撃受けた2号機が撃墜となり何とか窮地脱した主人公はフィンランドを目指し向かうシーンでこの映画は幕を下ろします
❖ソ連が崩壊し残された記録媒体から漸く明らかになった彼の国の兵器開発の現実は開発者やテスト・パイロットを文字通り消耗品と割り切る人海戦術 戦闘機開発するなら試作機200機ぐらい作り次々パイロット殉職させつつ改良型を また其れが墜落したら更なる改良型をその倍作る そりゃあ成功すれば高性能機生まれる筈だけど人命軽視にも程が有る……で人材払底したのが今のロシア共和国
❖割とやっつけ仕事な映画化でも此れで小説家として御飯食えると満面の笑み浮かべるのは原作者のデビット・クレイグ・オーウェン・トーマス 本作映画化決まり続編執筆終えたばかりで露骨に不審者やってるインタビュー映像その他はDVD特典に収録されてます アルバイトの公立高校教諭から契約料三桁の専業作家になれたんだから固いこと言いっこ無しだったとか
❖DVDレンタル版もどうやらノーカットのセル版も日本語字幕で思い切り翻訳ミス連発 赤外線フレア発射シーンが後部攻撃ミサイル発射になってるので要注意 案外レンタルも販売用も終了したのは誤訳手直しするためだったら嬉しいけど需要無いから多分違うかも
❖ロシア正教による異教徒討伐令により 古くはモスクワ公国時代から繰り返されてきたロシア人によるユダヤ人及びユダヤ教に対する弾圧はソ連崩壊⇒ロシア共和国誕生で更に激化の一途を辿る事になる 90年から91年に掛け数十万人がソ連国内を追い出されイスラエルへ 大手海外マスコミも敢えて報道してないが国籍剥奪され共産圏から彼の国に脱出せざる終えなかったユダヤ人の正確な数は明らかにはされていない その結果パレスチナ人に対する締め付けとか土地の接収も増えたんだけどね ぶっちゃけ2023年10月に始まったハマスとイスラエルの絶滅戦争の元凶はあのプーチンで有りロシア共和国と言える訳だ 土地も地位も奪い取った結果ロシア共和国はどうなった? 独ソ戦で後先考えない総力戦なんて愚かな振る舞いしたのみならず 幼少期から英才教育受けてたインテリ層を物理的に排除した彼の国はせっかく見付かったガス田も石油掘削施設運営すら自国民では賄えない愚かなゴブリンに転落した訳だ ウクライナ狙った侵略戦争はほぼ負け確定してるけど例え核兵器で逆転勝利したとしてももう後は滅びるしか無いのかもね
クリント・イーストウッド作品にしては珍しくエロ要素も皆無なのはソンドラ・ロックさん愛人にしてたの妻にバレて離婚調停裁判中だったとか 唯一のヒロイン格がナパーム弾で燃やされる幼女な辺りかなり病んでます




