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月が魔法をかけた夜 85年

【1985年・冬・高校1年の物語。聖クレア・ハイスクールの第1作目ですが復刻しない理由はお察し下さいBC(バイオケミカル)兵器や遺伝子操作は当時は有り得ないギャグだったんだよう】


※復刻しない理由は他にもいっぱい有ると思いますが…


 現在も「わさお」から「生け贄のジレンマ」まで色々書いてるだけでなく映画撮ったり脚本書いてる人のラノベ話です。


前回のドタバタと悲劇と喜劇に翻弄されて、じゃあ前作はどんな話だったんだい?と妹から借りて読んだのがコレでした。


実際に読んだのは1度だけ、登場人物の名前も見事に忘れ大まかなストーリーしか覚えてませんが、幸いに検索してみたらちゃんとあらすじ書いてあるサイトがありました。ありがてぇこってす


実際当時読んだ時は

「浩一」のあまりのマッドサイエンティストぶりにドン引きしたのと


※宇宙戦艦ヤマトの眉無し副長じゃあるまいし(昭和バージョン)こんな事もあろうかとポケットに12万匹のノミ入りケース&犠牲者に後遺症を与えない様、ノミだけを瞬間的に喰い尽くす細菌をシャーレに所持してる高校生は普通に恐いわ(笑)

他にもいっぱい持ってるし。


ヒドイン「由季」の電波発言


※脳内に住んで…もとい棲んでる将来の旦那に向け、ディア.マイダーリンとやらかすモノローグは当時も引いた。


文武両道の筈なのに基本脳筋な「邦彦」


※面倒だから突っ込み禁止


事情を知らなきゃ普通にホラーな「今日子さん」


※窓ガラスを破裂させて矢印作ったり、教室の机を一斉に天井に貼り付けたり、街中の犬を一斉に暴走させたりしてます。

全て人助けなんだけど1年生ですら普通に慣れているあたりは相当酷い(笑)



…まあこんな感じで濃ゆ過ぎるキャラクターと暴走しまくった物語でしたからストーリーの時系列を覚えてないのは無理も無いか。

と自分の老化ぶりをごまかしつつ今回もさらっと流してゆきます。


※某個人ブログの内容見たらまるでフラッシュバッグの様に色々当時の頃思い出しました。黒歴史まで思い出したのはアレですが。


最近、でもないか。ラノベの批評サイトでもこっち(なろうのです)のコラムでも最近の小説はつまらんとか展開がおとなしいとか不思議な持論展開してるお爺さんお婆さんにお馬鹿ちゃん(笑)が居ますが、当時のその手の小説もマンガもアニメも基本電波だよ!!


小学生向けの小説でリョナシーンは当たり前。

大人向けは更に残酷描写がエグかったしアダルトビデオなんかでも惨殺シーンあったから……。


今考えると逆にそんなドン引き描写満載の創作物が有った為か?実際の犯罪は異様に大人しかったんですよ。

ドラマで殺した方が血まみれで酷い事になってる描写がありましたから反面教師的な面もあったと思いますね。


…そういや、高校を舞台にした小説で1年生や3年生の頃を書いてる話って意外と無いな。

ではストーリー説明入ります。



【オオカミ娘と狂犬病、マッドサイエンティストに危険生物な高校生】


 1985年・ハロウィンは海外の珍奇な風習で誰も見向きもせずに通り過ぎ、そろそろコタツの季節な初冬の頃。


※日本じゃ冬のホラー映画解禁日扱い。

今の品種より青臭く甘く無いバサバサに乾いたなカボチャはビンボー時代の思い出でした。



教室で、いつもながらの超常現象。

阿鼻叫喚の最中「由季」は校庭の池の前にいる先輩に気付きます。


※ちなみにそのちょっと前、街では地下に有った“ノアの方舟(はこぶね)”と記憶喪失の“お姫様”が原因で危うく人類文明が終わるとこでしたがまあこの街では日常茶飯事です(笑)……byタイム・トラブル・プリンセス参照。


「今日子さん」のお願い(別名実力行使)解決の為、放課後・校内最強の情報屋、新聞部元部長・山岸に会いにゆくも彼等は街で問題になっている狂犬襲撃騒ぎで全員不在。


山岸に、よりにもよって恋愛相談にやって来る3年生「芝田」と偶然合った主人公達は彼女の件で協力する事になります。


近所の山(方舟在中の危険地帯)で秋の遠足(ピクニック)以降、彼女「秋」の様子がおかしい。


実は普通に?山に生えていた魔法植物から感染し、徐々にオオカミになる病気になったヒロイン「秋」月夜に変身し身も心もだんだん化物になりつつある彼女は記憶が途切れがちになり自殺を考える程、追い込まれていました。


その夜主人公達は偶然、野犬の襲撃(実は仲間と思われている)「秋」を発見。

「浩一」の咄嗟の攻撃(ノミ・カプセル)で何とか撃退しますが「秋」はその場から自宅へ逃亡。


彼女の自宅から飛び出したもう1頭の大型犬。部屋には彼女のビリビリになった衣服が……。



ホラー映画の古典

オオカミ男伝説をベースに繰り広げる恋愛模様と狂犬病の恐怖に苦しむ野犬「ラッキー」の視点も加えて進む悲劇を主人公達がどういう風に解決するのかは次回に回すとして、


今では幸いにも日本じゃ絶滅寸前の狂犬病の話でまとめますか、海外では人間にも感染し発症した場合の致死率ほぼ100パーセントのウィルス性感染症です。


幕末に海外=アメリカから持ち込まれ日本オオカミを絶滅に追い込みました。

最近、日本ではペットにも人間への感染例も無い状態とは言っても東南アジアや特定アジアじゃ未だに現役の感染病です。



ヨーロッパなんかじゃ腐った食べ物や小麦に感染する微生物によるトリップと同じ様に悪魔憑きあるいは魔女の呪いとされ無実の人間が火炙りになってたそうですがそこら辺りの話はまあ別の機会でやりましょう。




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