シーウルフ 80年
2024年1/9〜1/10タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割込み投稿
マロリー大尉演るには些か歳取り過ぎたグレゴリー・ペックさんと同じくミラー伍長役降ろされたデビッド・ニーブンさんが撮影参加 でも日本向けDVDは2人の補佐役だったロジャー・ムーアさんがメインになってるナバロンの要塞シリーズ外伝 但し此方は非合法工作含め史実です 多少は話盛ってますがね
【 1943年3月 インドに巣食うポルトガルの植民地ゴアでUボートに船舶情報流し破壊活動やってるナチのスパイ船を撃沈し暗号無線機とマニュアルを強奪せよ 死して屍拾うもの無しと送り込まれたのは平均年齢50オーバーな退役将校の非合法活動部隊=カルカッタ軽騎兵連隊の僅か数十名 ナバロンの要塞&ワイルド・ギース再び ついでに007やアベンジャーズのあの英国紳士を始め英国テレビドラマ界の有名所を総ざらえ ちなみに娯楽作品だからかなり盛ってますが史実です 】
★元祖消耗品部隊 但し天敵があの"レイダース/失われた聖櫃 81年"だったので大惨敗 出来もその内容も微妙に残念なのがなんともはや(苦笑) せめてアンソニー・クイン呼べれば客集まったのに
原題:THE SEA WOLVES
海の狼 やってることはシー・シェパードだけどな
イギリス/アメリカ/スイス合作 劇場公開作品
英国先行上映 1981年アメリカ&日本 劇場公開
原作:ジェイムズ・リーザー BOARDING PARTY/乗船者達 1978年
翻訳版はサンケイ出版
ベンガル特攻隊/勇気あるジョンブルたちの記録 1979年
❖惜しむらくはDVDソフトに日本語吹替版入ってません
令和6年1月9日 年始から延々能登半島大地震に託つけ前振り書いて来ましたがまだまだ取り上げたい題材色々有るもののそろそろ食傷気味となってるかもと考慮し心底どうでも良いけど何かカチンときたので今回は文藝春秋社が発刊してるスキャンダル雑誌・週刊文春と匿名名乗る自称性的被害者なるヒス女を相手取った刑事民事の両裁判に専念するために芸能活動を当面自粛することになったお笑い芸人ダウンタウンの松本人志さんのコメントを取り上げてみようかと ことの始まりは今から約9年前の2015年だから平成27年になりますか 自称被害者なる人物の訴えが正しかったとしても既に7年の時効はとうの昔に過ぎており警察に相談どころか謝礼目当てに週刊文春に売り込んだ時点で記事書いたアホウもその被害者とやらも怪しさ大爆発なんだけどな 大方吉本興業に金の無心して断られたかな?
松本さんが敢えて訴訟の覚悟固めたのは訴えられる前に白黒つけるため 法改正による性的強要行為の時効延長により今年7月から12年に延長するものの、既に時効が過ぎた案件をも遡及し法律適用するのかはあまり頭の宜しくない私も流石に有り得んだろうとは思うけど もし自称被害者が告訴したら無実だとしても本人の名誉はワイドショーにより侵害され今後の芸能活動どころか家族に対するSNS使った自殺強要等のバッシングも有り得る
確か平成入った辺りから国内外でも右肩上がりに増えて行った痴漢冤罪事件とかセクハラ受けたまたはレイプされた云々とありとあらゆる芸能人や政治家を告訴した事例は、結局その大半が賠償金や和解金目当て 挙句の果てにただそいつ嫌いだからと社会的に貶めるための目的で嘘デタラメ喚き散らした屑には事欠かかない 週刊文春編集部に至っては高々50万以下の罰金は売上高に比べると端金だからやりたい放題 という訳でネットニュース界隈では頭ごなしに松本人志さんを罵りCM出演降ろせとかバラエティ番組降板させろと匿名で悪口撒き散らしたり脅迫行為に勤しむ屑の薄っぺらい正義感とやらを叩き潰すために是非裁判で白黒付けて欲しいと思います 公判中のガーシーこと東谷義和被告みたいな恥ずかしい振る舞いするぐらいならさっさと■んでしまえ
正直SNSの匿名性にあぐらかき水知らずの他人を悪しざまに罵る輩は心底許せないのでね 自らの発言に責任ぐらい持てよ卑怯者
では気を取り直して本作の紹介を 確かこの映画をテレビで見たのは小学生の頃、戦争映画の癖に登場人物は皆おじいちゃんかその予備軍 そもそも私が此れ見たのクライマックス直前の中だるみモードな場面で戦車も戦闘機も戦艦すら出て来ないし非合法活動だから主人公達はずっと私服 何かタルいと黙ってテレビ消し遊びに行ったからストーリーすらろくすっぽ知らなかった 数年前にもうすぐレンタル終了のPOP貼付けられてたからダイジェスト見ながらサーバー落としそのまんま 年明け早々に同じノリで"戦闘機対戦車"の旧稿丸々書き直したら其れなりに反応あったので"トブルク戦線"共々取り上げてみようかと ちなみに第二次世界大戦扱った映画においてアフリカ戦線舞台にした作品は今じゃ大手レンタル店でも滅多に見掛けなくなりました 娯楽要素皆無な作品多いし此れも時代の流れかね?
【 独立運動続ける英国領インドを枢軸側に引き寄せるために始まったインド洋の戦争 第二次世界大戦開戦直後のポケット戦艦や偽装巡洋艦による通商破壊戦は其れなりに成果を上げたものの航空戦力を持たない水上艦艇はその後敢え無くインド洋の制海権を失った とは言えそれだけなら別段重大な影響無かったものの 1941年12月に日本の参戦及びその前に独ソ戦が始まったことでドイツは陸路の戦略物資輸入ルートをほぼ失い 慌ててUボートをインド洋へ派遣し日本海軍やイタリア海軍と共闘する形で潜水艦による通商破壊戦と戦略物資輸送を再開 モンスーン戦隊と名付けられた混成舞台に派遣された潜水艦は41隻 その大半は2度と祖国へ戻る事は無かった 】
★という訳で漁夫の利狙うポルトガル王国と密約結びインドで諜報活動に通商破壊戦 ドイツと日本敗戦後中立破り追求されたポルトガル王国は海外植民地を軒並み独立戦争で奪い返される事になる 安全保障理事会提訴による植民地奪還のための国連軍派遣要請はその尽くがNATO加盟国により否決された
1942年11月インド洋沖合深夜 英国籍の貨物船ドリントン号を待ち伏せし沈めたのはUボート 彼等が何故単独行動取る敵国船の名前やその積み荷等の詳しいデータを熟知していたのか? 其れは中立国ポルトガル王国のインド領ゴアのママゴア港に避難名目で停泊を続ける民間貨物船エレンフェルス号/ドラケンフェス号/ブラウンフェルス号の何れかに密かに持ち込まれた強力な暗号送信無線機によるモノだった 公平に船の航路案内を行うべきゴアの欧州船舶事務所に情報横流ししてるスパイが居る とは言え表向きは中立国なポルトガル領で露骨な潜入捜査や大規模な破壊活動を表立っておこなう訳にはいかない
戦争経済省=その実態は軍諜報部に所属するルイス・ヘンリー・ビュー中佐とデリー総司令部付き情報将校ギャビン・スチュワート大尉は義足の上司コリン・マッケンジー大佐の許可を得て休暇中のイギリス人実業家に扮しポルトガル領ゴアに潜入 表向きはカフェ営業し副業で闇カジノ経営するポルトガル人の情報屋マニュエルに接触するが 当初から2人をマークしていたポルトガル秘密警察の工作員クロムウェル夫人とインド独立過激派で船舶事務所に潜り込んでいるラム・ギュプタ そして悪名高いドイツ人スパイ=トロンペタによりマニュエルは敢え無く口封じ 女性には愛を囁くのが礼儀なギャビンのヘマで既に2人はマークされている ギュプタを返り討ちしトロンペタを拉致して情報聞き出そうとしたが暴れた末にドイツ野郎は敢え無く自分の拳銃で彼の世行き 何とか生還したが秘密警察にマークされたルイスとギャビンだけでは手が出せない
ビルマに侵攻する日本軍を相手にしながら英国領インド内の独立運動の掣肘で大わらわな英国軍に動かせる戦力は残って居ない という訳でルイス中佐の提案で駆り出されたのは定年退職した元イギリス軍将校達が所属する義勇軍=カルカッタ軽騎兵連隊 ルイス中佐の親友で今はプラスチック爆弾や時限信管卸してる科学薬品工場の経営者W・H・グライス中佐 吸着爆弾と破壊工作のプロだった帽子屋ヨギ・クロスレイ少佐 元海軍の腕利き操舵士なジョン 同じく船舶専門の機関士チャーリー 平均年齢60近い総勢20名以上の志願者の中には息子をビルマ戦線で失ったばかりのジャック・カートライトも居る 何綺麗事抜かそうが此れは非合法な中立国でのテロ活動 ポルトガル王国政権が崩壊しドイツ/イタリア/日本が戦争に負けない限りその功績は表沙汰にならない 爆弾や突入要員を送り込む船は民間船を強奪し使い棄てる ターゲットになったのは河川用で年代物な小型フェリー=フィービー号 表向きは強盗団による海賊行為 目的が分からない様にドイツ民間船は3隻共に爆破沈没させ攻撃日時は花火打ち上げが目眩ましとなる1943年3月のとある週末の夜が選ばれた
でまぁどうも原作版ではちゃんと主人公達と行動共にしたギャビン大尉だけど……スケジュールの都合付かなかったリチャード・ハリスさんの代役任されたロジャー・ムーアさんもインドのみならず世界中駆け回る007シリーズの撮影ロケで時間取れなくなったので此処で別行動(苦笑) 先行してジャックと共に列車でゴアに潜り込んだギャビン大尉達は目撃者居たら困るから港湾施設の労働者を穏便に排除する裏工作とゴアを取り仕切るポルトガル総督と事前のお話し合いを敢行するがクロムウェル夫人と秘密警察の非合法工作員によりジャックが殺され まさかクロムウェル夫人が黒幕だと間抜けにも気付かなかったギャビン大尉にも魔の手が迫るが何とか黒幕を返り討ち ギャビン大尉だけは砂浜でジャックを埋葬しながらルイス中佐達の討ち入りを砂浜で見守る事に
カーニバルのお祭り騒ぎに浮かれるドイツ人船員達をなるべく無傷で無力化する作戦は 船員や船の運行スタッフの中にはブランデンブルグ部隊=ドイツの非合法工作員が多数紛れ込んでいた為に大乱戦 其れなりに戦死者や重軽傷者出しながらも暗号無線機とマニュアル強奪 突入チームは肩撃たれたルイス中佐やクロスレイ少佐を含め無傷で生還出来たのはほんの1握り このタイミングで故障し中々起動しないエンジンと取っ組み合う主人公達と5人の雇われインド人船員の大活躍で本当にギリギリのタイミングでミラー伍長……もといグライス中佐とクロスレイ少佐が船に仕掛けたプラスチック爆弾によりドイツの民間船は3隻同時爆破し轟沈 全てを特等席な砂浜で見守ったギャビン大尉は陸路でのゴア脱出目指し闇夜に消え マット・モンロー(ロシアより愛を込めて歌った業界の大御所)の主題歌と"ワイルド・ギース"のオープニングムービー作ったスタッフによる共同制作のエンドクレジットへ モデルとなった実在の人物ポートレートと演じた俳優さん達の顔面偏差値があまりにも違い過ぎるのは笑って流して下さいな
という訳でナレーションにより1943年3月の連合国軍船舶の被害は12隻だったけどドイツ船舶沈めた翌月は1隻のみだったと表記
❖元々ポルトガルの伝統行事だった謝肉祭はイースター迎えるまでの肉と酒断ちの前に行うどんちゃん騒ぎ ぶっちゃけ行事持ち込まれたリオのカーニバルの方が有名だと思います 例年3月に行う予定だけど1943年は何時行ったのかデータ無かった 他にも小ネタ満載だったけどキリが無いので省略 英国紳士の酔っ払いはステンガン持ち歩くから危険云々なジョークが出て来るシーン 多分空壜使ってるけどわざと被って酔客成り切るためのウイスキー……マッカランにボウモアやウシュクベなのが彼等の安酒の基準です
❖ギャビン大尉役オファーされたリチャード・ハリスさんはその頃、アフリカのジャングルでターザン捕獲中(類猿人ターザン出演中で) ナバロンの要塞シリーズなら三人目はこの人なアンソニー・クインはその頃ピレネーの山奥でナチの山岳部隊と……並べてみると微妙に笑えるのは何故だろう
❖2024年1/14後日談 吉本興業が松本人志さんのバックアップから手を引いたのはどうも本当に対価払って関係持ったのは事実だからそうですが……それにしてもこんな屑に一晩50万なんて高過ぎる(苦笑) どうも元グラビアアイドルでそんな集りとか枕営業やってた輩みたいですね それでも時効は過ぎてます 裁判で色々明らかにするのは他の後輩芸人や此れに手を出した間抜けを守ることにもなりますのでやっぱり裁判やるべきです




