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真昼の決闘 52年

2015年11/3ガラケー投稿 2022年2/26タブレット端末にて改稿開始〜3/3作業終了

ちなみにゲーリー・クーパーって身長190cm まともに対峙させたら大半の俳優は遥かに小柄だったからカメラワーク考えたり距離を置いて対峙して貰う演出入ります。

【 一握りの正しい人間に全て丸投げする卑劣漢の群れ 赤狩り時代と言うより第1次世界大戦〜第2次世界大戦を見て見ぬ振りしてやり過ごそうとしたアメリカ合衆国の民衆なんてこんな連中なんだと徹底的に揶揄しまくったから ハリウッドの大物プロデューサーや保守派の論客とやらの神経逆撫でする事になった物語 当然ながら当初アメリカではヒットせず上映館も絞られたからカルト作品扱い 子供の頃読んだ映画雑誌の記事では大反響巻き起こしたのは日本だけだったとか なお日本では未翻訳な原作小説=ブリキの星(保安官の証)はかなり展開違ってて此れをベースに後年色々二次創作作られてます。 】


★中共の近隣諸国に対するカツアゲ行為や侵略活動に異民族に対するホロコースト ロシアのウクライナ侵略見て見ぬ振りしてるリベラルや九条信者の神経にかなり障るかも 喜んで書き直させて貰います(黒い笑い)


原題:HIGH NOON

真昼或いは正午

アメリカ 劇場公開作品

同年 日本 劇場公開 映画に合わせam10:35〜pm12:05放映

原作:ジョン・W・カニンガム The Tin Star 1947年

ブリキの星


 2015年11月当時、私は何考えて連日投稿してたのか……当時のPV数確認して漸く思い出したけど閲覧してくれるお客さんが三桁の大台乗ってた訳ね(汗) 今はなき相棒引き連れガラケーポチポチ押しながら書いてた其れは文章以前の代物ですので色々書き足して行こうと思います。 私がこの物語初めて知ったのは確か小学校高学年の冬休み辺り 飼い猫含め皆んな出掛けて誰も居ない祖父母の家で独り留守番状態 偶々テレビ付けたらやっていたのがこの作品 今回改めて日本語吹替版見てると冒頭シーン全く記憶無かったので多分結婚式のシーンから見たのかな? 何だモノクロ映画しかも字幕スーパーか…………つまらなければ他のチャンネルに変えようかと身構えつつ見て気が付いたらエンディング迎えてたのを覚えてます。


作品タイトルとか細かなキャラ設定は後日、父親が持ち帰った映画雑誌スクリーンから ついでに書いとくと両親の趣味は映画のサントラやシングルレコードのコレクション 滅茶苦茶狭いリビングにしっかりと馬鹿でかいステレオ1式鎮座してましたので 作品名とあの楽曲はしっかり頭に叩き込む形で覚えていたものの 何故かビデオはついぞ見掛けなかった記憶が有ります そもそもビデオで見た作品って巻き戻しやら色々面倒臭い作業が付き物だったし スタローンやシュワルツネッガー主演のアクションものばかり見てた気が 以外とあの頃見た作品で覚えてるのはクラスメイトと視聴覚室で見てた作品とか お年玉その他貯め映画館に連れ立って見に行った物語ぐらいしか覚えてません 親バレしたら滅茶苦茶気不味いエロな作品に至っては…………まぁ黙っといた方が角が立たないね(苦笑)


今回書き直すに辺り色々調べてみたら原作小説が有るとかでそちらはトゥルーエンド 老境迎えた保安官が唯一人付き従う助手と共に悪党に対峙 自身も撃たれ斃れたが誇り高きブリキの星は若い助手に託されたとなる展開変えたのは やれ赤狩りだ日系人は収容所送りにして皆殺しにしてしまえと騒いでた群衆やマスコミに愛想尽かした脚本家と監督が捻くれた末の事 旧稿の保安官云々や赤狩りで脚本家が国外追放になった経緯 日本のみで大ヒットした理由その他細々したエピソードはWikipediaにもしっかり残されてるので丸々省略 作品が再評価されたのは60年代後半から70年代前半のテレビ放映から その後再び映画館でリバイバル上映された本作の評価が一変したのは当時者の大半が鬼籍に入ってからとなるそうです



【 ちなみに私が入手したの年代不明なPDDVD版(版権切れで安価で販売した代物)だったけどゲイリー・クーパーの吹替が石塚運昇(いしずかうんしょう)さんだったから 思わず昔買った 劇場版 COWBOY BEBOP 天国の扉 も再視聴する事に(笑) 実は小ネタになるけど元同僚の警官とカーシアターみたいな所で 真昼の決闘+シェーン な得体の知れないマカロニ・ウエスタン見てるシーンが有るんだよ この映画も劇場公開から既に20年以上……既にこの作品知らない世代が居ると考えると色々感慨深いモノがね 気が向いたら取り上げます。 】


★このアニメで石塚運昇さん演じたジェット・ブラックは元警官で現賞金稼ぎ 面倒見の良さ災いし色々厄介な面々に振り回される親父やってます。


 時代は恐らく1870年代 西部の街ハドリーヒルを滅ぼした致命的な出来事が起きたのは 国土を二分させた南北戦争終結から5年以上は経過した頃 合衆国は未だ経済的な破綻を原因とした無政府状態が続いていた 特にテキサス州は未だ南軍ゲリラの抵抗 3900万を越える開拓移民 新たな支配者として南部に押し掛けた山師を始めとする有象無象で大混乱 本来なら第1級殺人で絞首刑となる筈だった無法者=フランク・ミラーが釈放されたのはちょっとした書類の手違いと刑吏が鼻薬を嗅がされた可能性が高い 何にせよ牢にぶち込まないといけない輩が余りにも多過ぎた事による


頭目を失いテキサスに逃げ込んでいたフランクの弟 ベン・ミラー その取り巻きで参謀各のジャック・コルビーとジム・ピアーズ 日曜日の朝、5年振りに街に姿を現した3人の無法者は正午の大陸横断鉄道で到着する事になっている頭目(フランク)と合流し自分達を排除した街への報復を そして彼等にしてみれば些細な罪でフランクに死刑判決を与えた原因作った保安官(主人公)を殺すべく舞い戻る 定年迎え南部から流れてきた避難民でも有る新妻エミィ(ヒロイン)との婚姻を期に街を離れる筈だったウィル・ケイン保安官 エミィ同様流れ者で異教徒でもある主人公(ケイン)を受け入れ保安官に推薦してくれた人々に背中押される形で一旦は街を離れようと決めたものの引き返し 街の有志や自警団と共に立ち向かおうとするが彼が目の当たりにしたのは 我が身可愛さに余所者を生贄に差し出そうと画策していた街の人々の醜い本性だった


難民となり逃げ回る最中に両親と兄を暴徒に殺され 内心親切ヅラしてる街の人々に嫌悪感すら抱いていたヒロイン(エミィ) 歳上なだけでなく自分より遥かに優秀で誠実な主人公(ケイン)に同棲中だった元酒場女ヘレン・ラミレスを取られるかもと警戒感抱いてたハーヴェイ保安官補佐 前の赴任地で無法者に媚び諂い掌返しした住民に危うく謀殺されかけた過去を持つ判事は真っ先に逃げ出し 5年前フランク逮捕に協力した友人 ヘンダーソンやハウ・フラー 元保安官だった老マーチンも臆病風に吹かれ所詮は余所者でしか無い主人公を助けようとしない 


本当の所双方の共倒れ望む馴染みの床屋や葬儀屋 主人公を厄介者扱いするヘンダーソン町長 異教徒がどうなろうが知った事じゃないプロテスタントの神父や街の名士達 挙げ句の果てに主人公がどう惨たらしく死ぬのか内心楽しみにしてる子供達やホテルの支配人に飲み屋の主人


5年前、主人公に命助けて貰ったヘレンは卑怯者なハーヴェイのみならず街の住民そのものに見切りを付けホテルを二束三文で叩き売り 無謀な夫(主人公)に付き合いきれないと街からの脱出を決めたヒロインを連れセントルイス行きの手筈を整える 老保安官(ケイン)の味方は彼の生き方に憧れ抱く若干14歳のジョニー少年と今日も何も知らず楽しく留置所で御休み中の能天気な酔っ払いチャーリーだけだった エミィはヘレンに連れられ無事駅へ 誰も居ない保安官事務所で独り遺書をしたためる老保安官 そして遂にフランク一味が街にやって来た トラブルに巻き込まれまいと教会や建物に閉じ籠もる人々 ゴーストタウンと化した街で始まった4対1の銃撃戦 最初の銃声で覚悟決めたヒロインは独り動き出した列車から飛び降り街へ駆け戻る


最初に撃たれ死んだのは酒を飲み過ぎて注意力散漫だったベン・ミラー 反撃され馬小屋に逃げ込んだ主人公にトドメ刺そうと駆け込んだジャック・コルビーも敢え無く返り討ち 馬小屋放火し獲物を炙り出そうとランプ投げ込むジム・ピアーズは主人公に手傷負わせる事に成功したものの 保安官事務所からライフル持ち出したエミィに撃たれジ・エンド フランクは捕らえたエミィを人質に主人公を武装解除させ殺そうとするが5年に渡る刑務所暮らしは確実にラスボスの体力にダメージ与えておりヒロインに突き飛ばされたタイミングで満身創痍な主人公に銃で滅多撃ち 決闘を傍観していた人々は慌てて主人公に媚び諂おうとするが2人共こんな街には一刻足りとも踏み留まろうとは思わない 保安官の証であるブリキの星を投げ捨てたものの踏み躙らなかったのは最後の自尊心から 


ジョニー少年が手配し準備した馬車に飛び乗り街を離れる主人公とヒロイン そして画面にエンドクレジットが流れ出す。



❖3/4追記考察


①旧稿で突っ込んだゲイリー・クーパー50歳 グレース・ケリー演じるヒロインは23歳でヤバくね云々? : 色々調べてみると当時戦災孤児や北軍の略奪に焦土戦術=海への進軍で夫殺されたり両親失った若い女性が老境の男性と所帯結ぶ例が続出 今の日本じゃ有り得ませんが合衆国やヨーロッパは男尊女卑の国が圧倒的に多く孤児だったり両親等の保護者が居ない女性の立場は滅茶苦茶悲惨だったとか なお当初は当時30代のグレゴリー・ペックが演じる予定だったからバランスは取れてたらしい だから当初ヒロインが主人公に向けてた好意は夫と言うよりお父さん(笑) 同じ様に保安官に好意持ってたけど歳の差有りまくりで断られてたヘレンが焚き付け漸く夫婦となるストーリー


②4vs1の戦いで何故ライフル使わなかった? ヒロインが其れで1人斃したのに : 物語から3年後に登場したウインチェスターライフルならともかく当時のライフルは先込め式の単発撃ち 流石に南北戦争時の火縄じゃ有りませんが雷管登場まで不発も多かったからと書いときます なお初歩的な雷管使った拳銃の弾も基本お手製 距離置いての撃ち合いならまともに前に撃てる弾作れる主人公側が実は有利でした 悪党が真面目に銃のメンテナンスや弾の製造…………ぶっちゃけ無理 此れも工業製品なコルトピースメーカーの普及でチャラになります



せめて創作物の世界では俺達アメリカ人は勇猛果敢であり続けなければアカに舐められる。 この作品に激怒したジョン・ウェインが作ったのが 映画リオ・ブラボー で 原作に魅せられたクリント・イーストウッドが製作したのは 荒野のストレンジャー/ペイルライダー/赦されざる者 の三部作 日本のテレビドラマ時代劇にもかなり影響与えたりリスペクトした作品多数 例上げるとキリ無いから追々割り込み投稿する予定 まずは荒野のストレンジャーからかな?

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