イントゥ・ザ・ストーム 14年
2015年10/24投稿 2019年6/18改稿開始〜
【本当に手間暇掛けた風速135メートルの巨大竜巻の想像を絶するCGによる恐怖映像よりも、YouTuberそのものなお気軽なノリで他人の生き死にを携帯やハンディカムで撮影しゲタゲタ笑い出したり無謀極まる自撮りチャレンジやらかす恥知らずな馬鹿の姿に無性に腹が立つ……そんな作品で御座います。正直書いちまうと自然への敬意や他人へ迷惑を掛ける事に対する忌避感、何よりも何処迄も自己中な登場人物に嫌悪感すら感じて恐怖映像なんてどーでも良くなりました。】
★当時この映画見て登場人物全員死んだらスッキリするのにと思った私は大概病んでたと思います。
原題:INTO THE STORM
嵐が来るぞ
アメリカ劇場公開作品.
同年日本公開.
オープニングの車の中でバカ騒ぎ中な学生グループの携帯映像から、ラストのある意味映画本編よりも衝撃的な投稿映像迄、複数の登場人物がそれぞれの視点で撮影した映像と監視カメラ、報道サイドの映像を組み合わせる形式な作品です。
予告編でもやってた通り、大竜巻で街どころか空港のジャンボジェット機迄吹っ飛ぶ地獄絵図。
シーンの大半が竜巻だったりするんですが手間暇かかった割には「某アルバトロス」の安物特撮映画みたいな印象しかないのはどーしてなんでしょうか
メインとなる街や学校の災害シーンは主人公の高校生、卒業を控えて教頭先生やってる父親や思春期真っ最中な弟
(ミュージシャン志望。いつも携帯で撮影中)
近所のお爺ちゃんや同級生に「20年後の自分宛」のビデオインタビュー撮影しているシーンから始まります。
もう1組が「竜巻ハンター」の残した記録映像。
どっかのテレビ局、敢えてぼかして「…に行ってみた」とか珍獣ハンターが挑戦するアレ的なノリで竜巻のスクープ映像を狙うチームでこちとら「ツイスター」と言う迫力でもスピード感でも最高な作品観てますから少々厳しかったです。
そして最後の1組が片や無職、片やニートの酔っ払いダメ人間コンビでこいつらYouTubeに馬鹿な挑戦を投稿して生活しています。
人生を本気で舐めている正真正銘のダメ人間。
竜巻で他の連中が生き残りを掛けて、あるいは生活の為に闘う最中、ビールがぶ飲みワハハ状態で竜巻に突っ込むの観てるとなんか脱力感が……




