ANTI CHRIS♀ アンチ・クライスト 09年
2015年10/26投稿 2019年2/13改稿開始〜
【ウィリアム・デフオーとシャルロット・ゲンズブールが演じるリアル中年カップルがオープニングからラストのアレ直前まで延々と犯りまくる (ちなみにエロは演技じゃ無い) 何か見終わった後罪悪感が酷い拷問みたいな物語です。子供への虐待描写や何もかも自分の理性無き下半身が悪いと■■□○をハサミで切り取ったりとか、逃げられない様に主人公の足にドリルで穴を開けボルトと砥石を突っ込んで拘束とかグロシーンも満載ですので…どんな場面でもスルー可能な鋼の如き無神経でも持たないとやってられないかも知れません。】
☆まあ最近の青年向けエログロコミック程酷くは無いけど…ソレやってるのが結構良い歳した皺や白髪だらけな夫婦な辺りはかなりグロいかも
原題:ANTI CHRIST
反キリスト教的な意味を持ちます
デンマーク.ドイツ.スウェーデン
イタリア.ポーランド合作劇場公開作品.
2011年日本公開.
★基本エロシーンとグロシーンしか無い作品ですから未成年と童貞&処女なお客様は見ない事をお勧めします ついでに書いとくと結婚や出産控えてるカップルもアウトです。本当に色々ぶち壊しな作品ですからね そしてAVレベルなアレですがカマキリやヘビの交尾とか産卵シーン見せられてる様で色々げんなりしますからエロ成分は限りなくゼロで御座います。 ラストに大量の裸の女性が出てきますが顔が無くて薄っすら透けてるだけであんなに気持ち悪くなるとは思いませなんだ。
ハイスピードカメラを使って描かれたのは建物から落っこちてスローモーションで頭を砕き即死する子供の姿や死産した胎児を尻から半ばはみ出した状態で歩き回るメス鹿等々…どう考えても面白くなりそうにもない自称芸術作品にどうして手を出したのか?まあ全て前作 “メランコリア” が原因なんだけどね。 大昔ビデオで“ドッグウィル”や“マンダレイ”見て難解でヒステリックな登場人物達の描写と明らかに映画見た人間に喧嘩売ってるとしか思えない床にテープ貼っただけのセットで延々と舞台劇を見せられた悪夢をそろそろ忘却の彼方へ追いやった頃に見てしまった破滅描写に遂引き込まれてうっかり手を出したのが運の尽きで御座いました。 まあアレです慢性的に鬱で精神錯乱気味な病状を大麻や覚醒剤じみた薬物で誤魔化してる人間がマトモな映画撮れる筈が無かったんですよ。
本来のストーリーは子供を放置してエロい事やってた夫婦の知らない間に事故発生、息子は窓から“ヒモ無しバンジー”でスプラッタ。
色々壊れた母親と見た目が露骨に連続殺人犯な自称カウンセラーで父親が人里離れた山奥で人生やり直そうとしたら大失敗。
直す筈の嫁さんが更に壊れてセックス中毒に、しまいにゃ殺されそうになると言う、身も蓋もない話です。
でまあ今回変なツボに入りまして大爆笑した上にグロシーンで色々トリップするという前代未聞の体験をしました。
①テーマ曲が“牡丹と薔薇”
正式名称はヘンデルの「私を泣かせて下さい」ですが、バイオレンス感が滅茶苦茶怖かった伝説のドラマを観ていた私にとってあの曲は本当に危険でした。
頭の中で会話シーンが“小沢真珠”のアレに勝手に変換された上に“香取慎吾がやったパロディ版”とヒゲモジャなおっさんがギター鳴らして歌うアレ迄コダマしてエラい事になりました。
おかげでグロシーンも全部ギャグシーンに変換しちゃったんです。
②三匹の乞食=象徴する動物が出てくるシーンが…
昔NTTのCMで確か“今何しTEL”ってタイトルのヤツが有りまして確か“あなたをもっと知りたくて…”て歌をバックに当時はアイドルだった「薬師丸ひろ子」が受話器を持ちながらモジモジ&テレテレしながら意中の彼氏に電話。
※ちなみに携帯電話があたりまえになる以前、ポケベル(死語)も出てくる以前の時代です。
進まない話にイライラして“ひろ子”を急かす動物共が後ろに次々と登場する映像が有りまして……映画のあのシーンそのまんまでした。
…ここまでが映画を観ていた時に感じた感想です。
我ながら運が良かった「マンダレイ」とか「メランコリア」とかもし先にこの映画を観ていたら絶対手出さなかったと思います。
大画面で○○○○刃物でえぐるシーンとか子供が観たらトラウマものだし…




