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特攻野郎Aチーム/THE MOVIE 10年

2015年10/8ガラケー投稿 2021年3/27タブレット端末にて全面改稿開始〜4/14作業終了 大まかな流れ優先しストーリーや小ネタのギャグは端折りました ごめんなさいm(_ _)m

【 私にとってリーアム・ニーソンの最高な当り役はこのリプート作品の主人公"ハンニバル"ジョン・スミス(誰でも無い男)大佐 ナレーションはオリジナル版で主人公ハンニバル=故ジョー・ペパードの吹替担当してた羽佐間道夫さんなんですが……オリジナル版独特なチープ感とかグダグダ加減が抜け落ち とある情けない理由からアメリカ本国ではイマイチな評価だった様 でも個人的には大好きよ 戦車飛ばしながら無人戦闘機返り討ちに⇒無事池ポチャ場面は何度見ても笑えてスッキリします。 】


★惜しむらくはどれだけ屑でも主人公達は悪党を直接殺せないテレビシリーズからのお約束がね 


☆もう一つの欠点が内容の詰め込み過ぎ 1時間モノのドラマ6話分を無理矢理2時間ちょいに纏め上げたリプートだけど総集編 結構疲れます。


原題:THE A-TEAM

Aは特攻(アサルト)のA と言う訳で邦題はああなりましたが

本当はA分隊(アルファ)/B分隊(ベータ)/C分隊(チャーリー)のA

アメリカ劇場公開作品

同年 日本劇場公開

原作は83年〜87年までNBCで放映されてた

テレビムービー



 令和3年4月 今回全面改稿するに辺りこんな話から始めましょうか テレビ版の特攻野郎Aチームが始まった1983年 アメリカ合衆国は南米にソビエト連邦の空軍基地を誘致しようとしたグレナダ侵攻=革命政権討伐による久し振りの共産主義への勝利に沸き立っていました。 作戦成功の原因は特殊部隊に与えられたフリーハンド ハーグ交戦規定遵守以外の縛り無し 目的は2021年現在のミャンマーの様に民衆にも銃を向ける軍事独裁政権の打倒 ほぼ麻薬密輸販売組織と化していた前政権のメンバー復帰は論外とし 当然ながら国連も利権には噛ませない 結果双方に戦闘による犠牲者は出たものの戦争は短期間で終了 ベトナムみたいな状態に陥ってたアフガニスタンに掛かりきりなソビエト連邦と中華人民共和国は邪魔する事が出来なかった訳です 参加したアメの特殊部隊は英雄扱いされてます。


なお当のグレナダ(元英国保護領)人はどう思ってるのか (私はよくグラナダ(スペインの古都)と間違えますがお客さんはどうよ?) インターネットが普及し個人の主張が海外にも発信出来る今もまともな発言してませんのでね 冷たい様ですが国内の治安や安全保障(国軍無し) 経済発展(アメの経済植民地)を余所様に頼る国は何時までも搾取されるだけです 沖縄も他人事じゃ有りません


で……僅かその数年前まで敢えて朝鮮戦争時代を舞台に揶揄しまくったテレビドラマ M.A.S.H.等で ネチネチと迫害されてたベトナム戦争に参加した兵士達 特に汚れ仕事や厄介事の後始末を押し付けられた特殊部隊の名誉回復はどうするのか 日本同様持ち上げ落とすのが御得意なテレビ業界が生み出したのがこの物語で有り 鬱展開ばかりなアメリカン・ニューシネマにいい加減食傷気味なハリウッドが採用したのがシルベスター・スタローン企画立案のランボーでした あの戦争に負けたのはアホな上層部と選挙や経済効果のために貧乏白人や黒人を死地に送り込んだ政治家や軍産複合体のせいだ まともに殴り合ってたら俺達は勝っていた 方針転換した結果があの湾岸戦争であり9.11同時多発テロ ソビエト程じゃ無いけどやっぱり泥沼なアフガニスタンへの介入 そしてイラク戦争なんだけどね…………やらかした当人も忘れてた古傷と黒歴史を面白可怪しくグリグリされたアメリカ人はどう思ったのか その結果が国内興行収入大赤字だったんじゃ無いかと推測出来ます。


そんな間抜けな(しがらみ)が存在しない海外では懐かしさとヤンチャさで大当たり 販売用&レンタル用のDVDは敢えてオリジナルの英語版ではなく吹替版で見る方がよりお楽しみ頂ける作品です 販売用のDVDorBlu-rayには特典として羽佐間道夫さんによるオーディオコメンタリーも収録されてますがレンタル用は当時お勧めだったティム・ロビンス主演のライ・トゥ・ミー第1話吹替版が収録 偶々見てしまい続けてテレビ第二シーズンの途中まで嵌ったのは………延々と語るとキリが無いから別途作品紹介しますかね では本編あらすじ始めます。



【 コードネーム=ハンニバルことジョン・スミス大佐が、マイク少佐率いるバックアップチームと共にメキシコ合衆国に潜り込んだのは 元部下のフェイスことテンプルトン・ペック中尉が単独侵入 例によってターゲット=トゥコ将軍の妻にされた女に同情し寝取った末、共に拉致されたから 情報仕入れるためワザと捕まり拷問され危うく犬の餌になる死地を難なく潜り抜けた頃 盗難車の運び屋なんて腐れ仕事で愛車GMCバンを取り戻した元特殊部隊員B.A.ボスコは案の定約束を反故にした "気の毒なアホ" をボコボコにして合衆国へ戻る途中、色々有ってハンニバルにスカウトされる 札束に仕込んだ発振器で丸焼き寸前の部下と標的の潜伏場所(アジト)確認 何時もの如く大暴れしアホを激昂させた 後はどう始末をつけるのか? 】


★ちなみにTVシリーズは毎回こんな感じです 例え犯罪者でも曲がりなりにも隣国の将軍様を合法的に始末するなら相手に先に撃たせる専守防衛が必須 是非とも尖閣諸島でもやって欲しいなぁ(笑)


☆B.A.ボスコ⇒テレビ吹替版では何故かコング 彼の愛車は1983年限定仕様のGMCバンデューラ(今売ってるのはまるで別物) 映画での活躍はオープニングアクションだけなのは分かる人向けなギャグ



 作戦は奇をもって良しとすべし 但しその実情はノリと勢いとハッタリがモノを言う 糞野郎(ターゲット)のプライドをズタズタにし、後始末に必要な証人の安全も確保した 次はどうやってトゥコ将軍を死地へ誘い込む バックアップチームが見付け出した切り札は湾岸戦争で色々やらかし元上官の手でメキシコの精神病棟に押し込まれていた空を飛ぶモノなら何でも乗りこなす凄腕のパイロット=H・Mマードック大尉 アメリカへ戻ろうと救急車を窃盗未遂 またしても強制隔離されていたマードックは外科医に化けて脱走図る途中 フェイスに捕まり腕を撃たれたボスコを応急処置 傍から見るとやることなす事見事にイカれているが此奴をスカウトしないと空から国境を越える事は不可能 ハンニバルがギャンブル感覚で選んだ3人目の部下は文字通り紙一重な問題児だった。


後先考えず病院に押し掛けて来た将軍の部下達をヘリのローターでいなしターゲットは孤立 但し偶々ハンデキャップ専用駐車場に停めていたボスコの愛車は室外機に潰され再起不能 尚もメキシコ陸軍のヘリで追い掛けて来るトゥコ将軍を更におちょくるため後先考えないアクロバット技術を披露するマードック お陰でボスコは大の飛行機嫌いになったが……え アレを文章化? 無茶言わないで下さいなお客さん まんまと罠に掛かったトゥコ将軍は国境侵犯の末ヘリごとミサイルの餌食になり任務完了 以降ハンニバルをリーダーとした4人のチームは8年間で80もの困難な任務を成功に導く だが年齢的に退役間近なハンニバル率いる問題児達を集めたアルファユニットは 9.11同時多発テロ以降、大混乱の最中に有る合衆国情報機関の駆け引きに利用される事が増えてゆく



 2010年 イラク戦争開戦から8年目を迎えたバクダット近郊の多国籍軍基地 アメリカ軍の撤収が進む中、その内情は混沌の真っ只中 未だ続くバース党残党軍のテロから逃れるため多くの報道機関が滞在し取材に出掛ける彼等を護衛する有象無象のPMC=民間軍事会社が出入り 地元イラクのシーア派義勇兵や外国人へ商品や情報を売りまたは経済的に大混乱状態な庶民が欲しがる様々な消耗品を買い付けにやって来る商人達がたむろする駐屯地は正にカオス………ちなみに実際はもっとピリピリしてたらしいがこのドラマ オリジナルはベトナム戦争のハノイが舞台だったから似たような状況作り出す必要が有った 


バース党の生き残りがドル紙幣の印刷原版を入手しイラク国外へ持ち出して大儲けを企んでいるらしい 安全な基地に防弾チョッキ付けて基地に乗り込んで来た間抜け野郎=リンチCIA調査官(勿論偽名) フェイスと色々因縁有りまくりな女将校=国防犯罪捜査局のキャリサ・ソーサ大尉の双方から入ったニュース 


軍情報局は色々怪しい噂も多い汚れ仕事専門のPMC部隊=ブラック・フォレストを率いるブローク・パイクに事態介入を命令したが多くの民間人の巻き添えが出る可能性が高い ハンニバルは基地司令で親友でもあるラッセル・モリソン将軍と直談判 印刷原版と大量のドルを積んだトラックをまんまと奪い取るが 基地内に潜り込んでいた謎の武装集団にモリソン将軍が暗殺され 原版入ったコンテナも仕掛け爆弾で木っ端微塵 挙げ句の果てにイラク軍に対する強盗傷害容疑でソーサ大尉率いる憲兵隊に取り押さえられる。 謎の武装集団と共謀し犯罪行為に加担したと決め付けられ 軍事裁判が下した判決はアルファユニットメンバーの軍籍剥奪と懲役10年の実刑判決 反論や再審の機会を与えられないままメンバーは各地の軍刑務所へ散り散りバラバラに ついでにソーサ大尉はテロを防げなかった事で中尉に降格


彼等が冤罪を仕掛けた黒幕を捕まえモリソン将軍の無念を晴らすため動き出したのはその半年後 襲撃犯の正体は民間軍事会社(ブラック・フォレスト)だったと 原版盗み部下共々東欧に潜伏中だったブローク・パイクの情報を手に現れたのはCIAのリンチ調査官 軍籍剥奪の無効化と名誉回復を条件にあからさまに怪しい取り引きに乗ったハンニバルはコロラドの軍刑務所(フォート・カーソン)を脱獄 ペンサゴラの軍刑務所で悠々自適な生活過ごしてるフェイスを回収 別の刑務所に移送中だったボスコを護送車から奪い 精神疾患を理由にドイツのマンハハイム精神病棟に入院中なマードックの奪還作戦を実行 


ハンニバル脱獄直後からAチームメンバーを逮捕する為動いていたソーサ中尉率いる憲兵隊との大爆笑必至な追い掛けっこ 空軍基地から強奪したC130輸送機で逃げる主人公達に引導渡すため投入されたのは無人戦闘機 ミサイルで狙われ呆気なく終わる筈だったが主人公達は戦車で脱出 パラシュート降下中で繰り広げられる前代未聞の空中戦については動画も色々配信されてるから此処では省略 戦車に乗って池ポチャ マンハイム上空でまんまと軍の追撃を巻いた主人公達はベルリンへ 謎のターバン野郎と共に某アラブ諸国へ印刷原版を売り渡そうとしていたパイクに一泡吹かせターバン野郎と原版を奪取 だが報復を果たし事件の絡繰を見抜いたハンニバルの表情は冴えない アルファユニットに冤罪を被せパイク率いる傭兵部隊と共にリンチ調査官を出し抜き印刷原版を奪ったのは死んだ筈だったモリソン将軍 フェイスが貼った罠で憲兵隊に逮捕されたパイクを横取り 裏切者へ報いを与え関係者の口封じを図るリンチは主人公達が潜伏するセーフハウスへAC130を差し向ける モリソン将軍とハンニバル達が居る建物はミニガンと榴弾砲で粉々に だが高空偵察機の赤外線センサーをまんまと誤魔化した4人は生き残る


無実を証明出来る人間は居なくなり事態を隠蔽した糞野郎(リンチ)の独り勝ち 勝ち誇るアホを大慌てさせるソーサ中尉への電話 他人に指図し自らの手は決して汚さないリンチを表舞台に引き摺り出し奈落の底へ突き落とす 敢えてモリソンが生きている様に装い 憲兵隊を囮にした最後の罠を仕掛けた場所はサンフランシスコの港湾施設 コンテナ船を丸ごと使った罠にまんまと嵌まるCIAの特殊部隊 恩賜の代わりにハンニバル暗殺を請け負ったパイクの暴走と明らかになる無能振り かなり出たとこ勝負でトラブル続きな主人公達の対処方法 まあ細かく書き記すと小ネタ全開で何時迄書いても終わらないからざっくり削りますが ハンニバル達にまんまと騙されコンテナの中でマードックが変装したモリソン将軍を撃ち殺し(勿論マードックは生きてます)自身の部下と憲兵隊に捕らえられたリンチは破滅


見た目全く同じだけど中身は別人な本物のリンチ調査官登場でその本名マウス・バリスの名前を明かされた糞野郎の存在は同じくボコボコにされたパイク共々CIAにより連行 闇へ葬られる事になる 結果的にコンテナ船は転覆炎上し港湾施設に数十億ドルものダメージを与えた主人公達の処遇はどうなる? 国防犯罪捜査局上層部が出した結論は事件そのものを無かったことにし ハンニバル.フェイス.ボスコ.マードックの4人を脱獄犯として処分する判断を下した 国を信じてまた裏切られたと落ち込むマードックに事なかれ主義に怒るボスコ 機会は必ず訪れると諭すハンニバルの何時ものお株を奪ったのはフェイス 上層部に反抗心を抱いたソーサ大尉がディープキスでプレゼントした手錠の鍵を見せ悪い笑顔浮かべるメンバー達 まんまと護送車からの脱出したAチームはアメリカ政府と距離を置きながら道理に合わない悪党どもの敵となるべく活動を再開 映画はテレビシリーズでお馴染みなオープニング場面へ


オマケ映像はオリジナル版フェイス役ダーク・ベネディクトとマッドドッグ役のドワイト・シュルツが特別出演 俺達の戦いは此れからだとなった所で大団円





当時実戦配備が未だなオスプレイが出たりドイツの陸軍基地に海兵隊仕様なFA18ホーネット戦闘攻撃機並んでたりと色々突っ込み要素満載ですが 男のリトマス試験紙みたいなワンパク映画ですのでご容赦を


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