ダンサー・イン・ザ・ダーク 00年
2022年9/19〜9/20 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿 前もって粗筋知ってても色々逝っちゃってるビョークの演技と歌でバッドトリップ必至な物語 ギャグ要素は皆無な為要注意
【 息子が救われるならこの身体は地獄に堕ちようが偏見にさらされようが果ては開廷前から結論有りきな刑事裁判の末に殺されても構わない カルトに染まった……具体的には 世界平和統一家庭連合に破産しても身体売っても喜捨という名の献金続けるタイプってこんな感じだよなと鬱映画以前にドン引き必至 創価のみならずDV被害者や性的虐待受けてた子供の成れの果てにもこんな人居るよね 私が此れ見て思い出したのはTBSのテレビドラマ グッドバイ・ママ 76年 でした 】
★親の心 子知らず 子の心 親知らず 子供や孫を不幸の連鎖に巻き込みたく無いなら適度な距離感を あなたが育ててる其れは分身でも所有物でもない ある種の狂信者や毒親なんて最低の生き方です 罵られる本人は全く自覚無いのが救われない
原題:DANCER IN THE DARK
直訳すると暗闇のダンサー 絞首刑ってまんま死のダンスだし
12ヶ国共同製作 劇場公開作品
デンマーク/ドイツ/イギリス/フランス/スウェーデン
オランダ/イタリア/ノルウェー/フィンランド/アルゼンチン
台湾/ベルギー
同年 日本 劇場公開
令和4年9月19日 台風14号は幾分勢力弱めたものの九州北部蹂躙中だし台湾襲った昨日の地震も犠牲者や怪我人出てるとかで心配してます ただなあ………我ながら滅茶苦茶悪趣味だとは思うんだけど1つだけ期待している事が有るんだよ 其れは自称カナダのエネルギー会社が自治体や地元住民の警告や反対無視する形で福岡県飯塚市白旗の山々削り作られた醜いメガソーラーパネルの列 とあるニュースサイトで写真見たとき思わずガンダムに出て来た奪われたコロニーやデラーズ・フリートを味方艦隊ごと焼き尽くすため設置した地球連邦軍のソーラシステムかよと まるでノイエ・ジール駆るアナベル・ガトー少佐の様な怒りすら感じたので根刮ぎ吹き飛ばされ崩壊する様が見たいと願うのは歪んでますかね アレは特亜大陸のみならずこの世界に在ってはならない癌細胞だと思います 樹々を切り倒しこんなモノ山野に拡げた日には今度こそ人類滅ぶぞ阿呆
時事ネタは此処までとして今回紹介する作品はリクエストが無ければ多分一生見ないままだった可能性大な病的ミュージカル 取り敢えず前振り書く前に軽く通しで見てて私が連想したのがキチガ○の戯言(特に監督がな)としてスルー出来る此れに比べ、画面正視出来ないレベルのトラウマ展開満載ドラマ= "グッドバイ・ママ 76年" ストーリーは紹介作品とは似て非なる代物だけど シングルマザーで貧困と降り掛かる不幸の連鎖 果ては不治の病に追い詰められたヒロインが子供だけでも幸せにと他人に頼れず助けを呼べないまま空回りする様が思いっ切りリンク 主題歌や挿入歌の版権問題有ってソフト化はされておらず 偶にBSチャンネルでひっそり再放送したりしてるけど そういやこのドラマの脚本書いた市川森一先生も切通理作先生が書いた本 "怪獣使いと少年 ウルトラマンの作家たち 93年" によるとラース・フォン・トリアー監督同様にキリスト教絡みな母親とのややこしい関係とかある種の虐待受けて育った人だった
自分と子供を同一視する親に何もかも束縛されたり、軽蔑する肉親より信頼してた相手に手酷く裏切られたり突き離され精神病んだ幼少期のえげつない経験脚本に組み入れ トラウマモノな描写に使ってる辺り案外似た者同士なのかも知れません 下手に感情移入すると地獄の底へ突き落とされるけど此れ大丈夫なら市川先生が脚本書いた色々救われない物語にも嵌るかも いや寧ろ多少は日本人ならではの情も絡むしギャグや穏やかな遣り取りもあるから此れよりは受け入れ易いかな そういやムック本で読んだけどまんま今作のヒロインみたいな輩が悲惨な形で野垂れ死ぬドラマもあったなぁ
【 この物語はあくまでも頭がアレなために出演した女優陣の大半から二度と仕事したくないと嫌われてるキグルイの戯言に過ぎませんが キリスト教的倫理観から行われる見せしめ兼ねた冤罪処刑と悪名高いスリーストライク制度は、墮胎に関する禁止法と共に今もアメリカ司法で大問題となってます ヨーロッパが死刑制度廃止したのは何処までもそんな要素絡み公正な判断出来ないから 国連人権団体名乗るパヨの介入 出羽守の妄言は良くも悪くも現代の日本には通用しません 】
★そもそも今作のヒロイン明らかに子供餓死させるヴィーガンレベルのキチ○○だしな まかり間違っても人の親やる資格は無いぞ モデルになったのはまんまラース・フォン・トリアー監督の早世した母親だったそうな
☆オーバチュア=前奏曲で描かれるのは失明寸前なセルマが見ている風景 こんな状態で働いたり自転車乗るのは狂気の沙汰だが元々イカレさんな彼女はそんな事考えてすら居ない
1964年アメリカ合衆国ワシントン州 グレート・ノーザン鉄道が走ってるから恐らくはシアトル近郊の小さな衛星都市 先天性の病により失明する可能性が極めて高い息子ジーンの手術費用稼ぐため そして幼い頃からの夢だったミュージカル女優になりたいと願い祖国チェコスロバキアを捨てアメリカへ 自身も完全失明寸前のシングルマザー=セルマに残された時間は精々1年程度 生活費を節約するため地元警官ビルが安価で貸し出してるトレーラーハウスで寝泊りし型枠工場で昼間働き夜は副業に勤しむ彼女の唯一の気晴らしはミュージカルの妄想と地元劇団同好会活動 セルマは明らかに共感性が欠落してる今で言うアスペルガー症候群だったが精神病=金持ちが掛かる病だと認識されてた当時の合衆国では単なる変わり者扱い 精神的な発達障害が病と認識される様になったのは20世紀もそろそろ終わりに差し掛かる頃まで待つ必要があった
職場では注意力散漫で人の話聞かない役立たず 劇団では勝手にアドリブ入れたり気に入らなければ周囲に当り散らす虚言癖の厄介さん 友人と言えるのは工場で働く同僚キャシーと貧困生活送る彼女を心配し付き纏うジェフぐらい 他人の親切や施しでかろうじて生を繋ぐ親子の生活が破綻したのは セルマ自身の病進行と大家=ビルの破産 工場でまたしてもヘマをやらかし失明もバレて解雇 劇団からも三行半叩き付けられた上に10年近く掛けて貯めていた息子の為の貯金をビルに盗られた 揉み合いの末にビルの拳銃が暴発 致命傷負っても頑なにお金離さないビルを撲殺し金を取り戻す 13歳となり手術受けられるジーンを病院に託し有り金全て担当医に支払ったセルマが警官殺しと強盗殺人の容疑で警察に逮捕されたのは程なくの事 弁護士雇えば何もかも話さないといけないし息子の手術代が取り上げられるかも知れない キャシーやジェフの懇願にも耳を貸さず妄想の中に現実逃避続けるセルマに下された判決は死刑
裁判中もミュージカルの妄想に耽溺し死刑囚監房でも現実逃避を続けるセルマが漸く我に返ったのは死刑執行当日のグリーンマイルの道半ば 病は遺伝すると知りながらセルマがジーンを産んだ理由はただ母親になりたかったと言う子供じみた我儘 怯えただ幼女の様に泣きじゃくる彼女を押さえ付けロープを巻き付ける刑務官達 キャシーから渡された息子ジーンの眼鏡と手術成功の報告で漸く暴れるのを止め歌いだしたセルマの処刑 暗転しエンドロールが流れる最中再び流れだす彼女の歌 なお当初案では手術失敗するもっと救われないオチだったので殺人犯の子となり此れからの人生お先真っ暗なジーンの描写は一切語られない
★アメリカ合衆国では1967年〜1977年まで死刑は全州で禁止されていた なお死刑判決は合法だったのでずっとそのまま 実は再開希望したのは他でもない待たされていた死刑囚からの告訴によるもの 寧ろ他の作品で軽く触れた通り精神疾患と判断された収監者が治療も行われずずっと放置されたままな問題が起きている




