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メランコリア 11年

2015年10/1ガラケー投稿 2022年9/11タブレット端末にて改稿開始〜9/14作業終了 旧稿は本編支離滅裂だったから感想欄でダンサー・イン・ザ・ダークに食いつかれた作品紹介 折角だから此れともう1本書き上げてからwaterwolfさんのリクエストに応えてみるか……好きの反対は無関心とは良く言ったもので元婚約者の顔どころか名前すら忘れてる事に今気が付きました(苦笑) 多分道端で擦れ違っても大丈夫だな此れは


初恋やら片思いの相手は顔もフルネームも覚えてるのに不思議です

【 何故 鬱病(メランコリア) なのか? ワーグナーのトリスタンとイゾルデ前奏曲をBGMに描かれる ハイスピードカメラで撮影した美しい絵画の様なスローモーション駆使したオープニングの本編ダイジェストシーン観てると丸解りですが有る惑星が地球に直撃し世界滅亡 ハッピーエンドの要素は全く有りません でも何もかも根こそぎ終わるって滅茶苦茶悲しいけど何か救われた様な気分になる面も……そう考える辺り随分この悪趣味映画ばかり撮る監督(狂人)に毒されてきたような気がします 明日世界が終わるなら貴方は家族を怯えさせないために無理してでも穏やかに微笑むことが出来ますか 初稿書いてた頃の私なら無理でしたが今ならね 】


★ワーグナーは反ユダヤという理由で 21世紀に入った辺りから演奏会に圧力掛かったりラジオで流すな云々と騒ぐ阿呆が増えつつ有ります ポリコレ野郎やツイフェミによる表現の自由の侵害は本当に馬鹿馬鹿しい


原題:MELANCHOLIA

鬱或いは鬱病 地球に接近し横切るだけの筈の惑星に付けられた名前

デンマーク/スウェーデン/フランス/ドイツ 4ヶ国協同製作 

なおスウェーデンとドイツではDVDスルー

デンマークとフランス(映画祭イベント)のみ劇場公開

2012年 日本 劇場公開


 令和4年9月11日深夜 物凄く心揺さぶられたけどこんな説明に困る映画の前振りどう書いたら良いのやら かなり支離滅裂な旧稿の文章閲覧しながら久し振りに雲に隠れて無い月を呆然と眺めて色々考えたのですがこんな書き出しはどうでしょう ただ無条件に何のリスクも背負わず月を眺め朝を迎えられるって凄いことなんだと留意しておくべきなんだとね 多分船乗りというだけで何処の誰が言い出したのか不明ですが 板子1枚、下は地獄 私等が気付いていないだけですぐ隣では暴風雨が吹き荒れていることも テレビのニュースから流れてるのは今現在も暴風雨の最中の石垣島&宮古島の映像だけど私が此れかいてる沖縄本島は青空と蝉時雨に穏やかな風が吹いてます


南米やアフリカ諸国じゃ有るまいし現役退いた元総理大臣を暗殺して何の意味が有る? 2022年7月8日 奈良 有り得ない筈のテロが実行されてしまいました。 未だ犯行動機が解明されないままなこの事件、心底気持ち悪いと感じたのが共産党や立憲共産党を頭目とする反社勢力のみならず なんかある度に有りもしない冤罪吹っ掛け生前の安倍元総理に執拗に粘着した挙げ句、返り討ちにあってた朝日/毎日/東京新聞を筆頭にした系列テレビ局のワイドショーや信用度ゼロに等しい報道バラエティを使った元統一教会をダシにした反自民ネガティブ・キャンペーン 尤も遥かに腹立たしかったのはワイドショーの流言蜚語に踊らされ 単なるテロリストの山下徹也を擁護したり始まってもいない裁判の減刑求める動き……未だ全共闘や日本赤軍の時代に生きてる半島生物レベルのゴミがこんなに居るのと感じることに 


流石に自我を持ちモノを考え判断する人々だけは騙すことは出来ませんでしたが 自分で思っている以上に狭い世界で生きているお年寄りと子供はかつての私達がそうであった様にまんまと引っ掛かったようでね その結果が日本の為に働いて来たにも関わらず心底頭の悪いキチ○イの自己満足と八つ当たり(但しマスゴミ情報 裁判始まらない限り真相は分からない)で殺された人を死体蹴りする蛆虫みたいなハゲが選挙で6万票差で勝利なんて結果になったかと思うと……いかんまた怒りが沸々と(苦笑) 映画は芸術だとハリウッドの其れ同様に色々勘違いしてるお馬鹿ちゃんが押し寄せるカンヌ国際映画祭でこんなバッドエンドで全く救えない物語を持ち込んだ挙げ句、何もかもブチ壊してやりたいとナチス党率いヨーロッパツアー敢行したアドルフ・ヒトラーの気持ちが良く分かったとコメントし以降カンヌ出禁となったラース・フォン・トリアー監督の気持ち 今なら本当に良く分かります(-_-) とは言え4ヶ国に共同出費させ映画祭で要らぬ喧嘩売った結果、三ヶ国で劇場公開無しのDVDスルー 恐らくアメリカでも知らない人が圧倒的に多い作品になった辺りやっぱりこの監督阿呆だと思います 映画って儲けてナンボよ


そういやこの監督(狂人)の作品、他に何が有るんだろうと色々検索してみたら病苦(ビョーク)……字間違えちゃった カタカナで変換してね の"ダンサー・インザ・ダーク"とニコール・キッドマンの"ドッグヴィル"が出て来ました 狂人(監督)の趣味か性的嗜好なのかも知れませんがどの作品も登場人物が自ら地獄へ真っ逆さま 無惨な最後迎える辺り普通にイカれてるとしか書けません



【 其れは愚かな両親の呪縛から逃れようと足掻いたけど、何処か壊れてしまった姉クレアと妹ジャスティンにその周囲の人々を絡めた世界の終わりを描いたストーリー 勿論オープニングでダイジェスト版で説明した通り誰も助からない ちなみに撮影ロケ地はスウェーデンの港町ヨーテボリにそびえ立つショーロホルム城……観光地扱いだけど本当は個人所有の豪邸なんだとか 】


★物語に感情移入しやすいお客様は吹替版ではなくオリジナル音声と日本語字幕をお勧めします ダイジェストはともかく本編は物語の最後まで神経逆撫でする描写続きますから


■第1部:妹……ジャスティン 29歳


 美しいけどえげつないダイジェストを終え始まるのは 妹ジャスティンを破滅に追い込む鬱病あるある 調べてみるとこの精神の病は幼少期の虐待経験とか虐めその他だけでなく セロトニンの分泌不足やどうも発症した親から遺伝するらしい とはいえ其処まで心病んだ経験皆無な私が又聞きで付け焼刃な知識で語るのもアレだからばっさりと省略しつつ進めてみよう 常に他人に疑心暗鬼な母ギャビー そんな元妻(ギャビー)の介護に疲れ果て、浮気繰り返した末に離婚しついでに養育権も放棄 娘程歳の離れた2人の愛人に傅かれながら認知症を発症した父デクスター あんな惨めな両親の様になるのは御免だどんな物事にも責任感を持ち立ち向かって来た姉妹 最初に鬱病を発症したのは妹ジャスティン 最悪なのはその日が人生の新しい門出となる結婚披露パーティーだったこと


ウェディングプランナーのミスにより会場へ道が狭く辿り着けない新婚夫婦乗せたリムジン 辺り構わず喧嘩売りまくり招待客の居心地悪くする新婦の母 同じく新婦の父は愛人2人を侍らせ既にグデングデン 新郎マイケルの両親や親族は端から結婚に反対で披露宴パーティーには姿見せず 色んな意味で空気読めない新郎新婦の雇い主ジャックは2人の後釜としてスカウトした若手コピーライターのティム連れて会場入り……まぁ他にも親族や友人の結婚披露宴に参加した経験有るならもう正視出来ないあれやこれが重なった挙げ句に完全に錯乱状態のジャスティンはウェディングドレス姿で多くの招待客が取り囲む中、後輩(ティム)をレイプ 事態沈静化を図ろうとしたジャックはジャスティンと口論の末に彼女を解雇 ジャスティン共々パーティーを阿鼻叫喚の地獄絵図にしてしまった母と父は会場提供と披露宴代出してくれた姉夫婦=クレアとジョーに怒られる前に行方眩ませる 結局夜を徹して行われる筈だった祝の席は何もかもおじゃん


翌朝漸く落ち着いたジャスティンと姉クレアは気晴らし兼ねて敷地内を乗馬 何かが可笑しい早朝の空に見える筈の彼女の守護星=アンタレスが消えたことに気付いたのはジャスティンだった。



■第2部……姉クレア 40歳


 家を早々に飛び出しガムシャラに働き続けた妹ジャスティンの代わりに屋敷を掌握 文字通り役立たずどころか毒親そのもな両親を穏便に追い出した姉クレアが身を固めたのは数年前 4つ歳上でアメリカ人の夫ジャックは入り婿で天文学者 高齢出産となったが漸く授かった息子レオ 先代から引き続き家令を任されているリトル・ファーザーを筆頭に多くの召使いやレース馬の育成任せてる厩務員達 傍から見てると順風満帆に見える姉クレアの不安要因は自分がいつ母の様に壊れるのか どこからどう見ても実年齢より遥かに老けてる彼女は、鬱病発症により失職と結婚に失敗しアパートに引き篭もり続ける妹ジャスティンを夫の反対押し切る形で引き取った


外が怖い他人が怖い タクシー拾わせ屋敷に向かわせるだけでも一苦労、まともに風呂にも入って無かった妹を手ずから洗い食事与え寝かし付ける日々 対人恐怖症も拗らせてる(ジャスティン)が唯一大人として向き合えるのは(クレア)の息子レオだけ 太陽の向こう側から現れた青い月メランコリアに御執心な(ジャック)息子(レオ) 未だ日の長い夏の盛りなのに突如舞い降る粉雪 夫に内緒でこっそり閲覧したNETニュースで囁かれる惑星メランコリアと地球の死のダンス 衝突を有り得ないと全面否定する(ジャック)と対照的に陰鬱な未来を幻視してるらしい(ジャスティン) やがて季節は秋へ 闇夜を彩る黄色い月と青い月 深夜こっそり屋敷を抜け出し川のほとりで全裸でその光を浴び続けるジャスティン 惑星(メランコリア)接近に伴い此処を離れシェルターへ 次々と職を辞し姿消してゆく召使いと厩務員 やがて家令も最後は家族と共に居たいと出仕拒否 ただ近付きやがて遠ざかる筈だった惑星メランコリア


妻や息子には楽観論を語りながらも非常時用の食糧調達し最早此れまでとなった時の為に致死量の睡眠薬を準備した(ジャック)は惑星直撃が時間の問題だと知ったその日、独り厩舎で睡眠薬を煽り命を絶った メランコリア接近に伴い発生した電磁波により屋敷の自動車は全て使用不可能でテレビやラジオは端から此処に置いておらず電話回線もNETもアウト 怯える息子(レオ)を連れ頑なに人里に向かうのを嫌がるジャスティンを屋敷に残し唯一バッテリーで動くゴルフカートで麓へ向かうクレアだったが多くの人々は既に姿消すか自ら命を断っていた やがてカートのバッテリーも切れ降り注ぐヒョウに追い立てられる様に屋敷に逃げ戻るクレアとレオ 絶望に打ちひしがれるクレアとは対照的に世界の終わりを確信して以来、常に穏やかな笑みを浮かべるジャスティンは未だ何か出来ることが有る筈だと運命に抗い続けるレオと共に白樺の木の柱使った魔除けシェルターを作り続ける


怯える馬達を厩舎から外へ 未だ奇跡を信じ続けるレオに絶望を与えるのだけは駄目だとジャスティンに手を引かれ共に中庭のゴルフ場に建てた稚拙なピラミッドに入り座り込む3人 無心に祈るレオの姿に絶えられず子供の様に泣きじゃくるクレアをハッとさせたのは 確実に迫り来る死を嘲笑おうとして失敗し静かに震えている妹ジャスティンの姿 なんだよお前、私より怯えてるじゃないか……やがて訪れる最後の時、爆風と轟音に強烈な光の中細切れとなり吹き飛ばされる3人の姿 画面は暗転し暗闇の中へやがて轟音も消えエンドロールが始まった。


同年9月1日 アルゼンチンの元首相で現上院議員 中国絡んだ汚職で12年の禁固刑求刑されてる中共シンパ(エル・チーノ)ことクリスチーナ・フェルナンデス・ギ・キルチネル議員暗殺未遂事件の方は似て異なる理由だから本編未掲載 なお実行犯フェルナンド・アンドレ・サバク・モンティエル(被害者もテロリストも名前長い……)は元ブラジル人 ことある度に拳銃やらナイフ振り翳す典型的なDQNだったとかで逮捕歴有り 政治的な主張でも義憤とやらに駆られた訳でもなくただ偉い人殺せば箔が付くと考えていたとか




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― 新着の感想 ―
[良い点] これが著者様が口を濁らされた作品で御座いますか。 [気になる点] パニック系は回避物か、大人しく終焉まで静かに耐える作品が多いですが毛色がサイコ系とは珍しいかと。 作品自体よりも気になる…
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