ナイト&デイ 10年
【肉食系美女ヒロイン(笑)とはた迷惑系ストーカー工作員の世界珍道中】
原題:KNINGHT AND DAY
騎士の日々
アメリカ劇場公開作品.
同年日本公開.
直訳すると「騎士の日々」実は主人公の本名にもなっています。
キャメロン・ディアスとトム・クルーズの2大スター共演のドタバタ・スパイコメディです。
随分前にテレビでやってて、以降完全に忘れてましたねこの映画。
久しぶりに「特攻野郎Aチーム」の映画リメイク版観てたら予告編入ってまして急に気になったんで借りて来ました。
ちなみに当時気にも止めなかった理由は単純で、予告編観た時の私は色々追い込まれてましたから
(主に「真実の愛を見つけた」と間抜けな理由による婚約破棄で…私生活も荒れたさ勿論)
正直「リア充くたばれ!」
…だったんですよ。
流石にあれから早数年、やっと傷は癒えました。
いきなり死にかけましたし、そろそろバイト探さないと物理的に人生終わりそうですけどね。
という事で漸く観たこの映画ですがやっぱり「リア充くたばれ(笑)」な作品です。なんか別の映画でアクションシーンのメイキングも観た記憶があるぞこれ、ギャグシーンなのに撮影の危険度は無茶苦茶なレベルでどん引きした事、今思い出しました。
後余談ですが映画のクライマックスで悪党共を見事に地獄絵図に巻き込んだスペインの「牛追い祭り」は自称「動物保護団体」による陰惨極まりない圧力(具体的に言うとテロ予告)で「玉追い祭り」に強制的に変わりました。
この映画の映像が牛追い祭りを撮影した最後の作品になります。
主催者は集客増えたと言い張ってますが実際はどうだか?
【バイオレンスとラブコメの世界にようこそヒロインが後半化ける(ある意味洗脳されてる)立場逆転な作品です】
妹の結婚式に参加する為、キャンセル待ちでようやく飛行機に乗れた主人公「ジューン・バードウェイ」空港内で何度か接触、偶々飛行機の中で再会したイケメン男性「ロイ・ミラー」と仲良くなりそうな状態です。
絶好のチャンスをゲットする為トイレで化粧直しして出てくると状況は一変していました。
あたりにたちこめるのは硝煙と血の臭い(笑)乗員乗客は銃撃戦の末全滅。
生き残ったのは主人公と謎の殺人鬼になったロイだけ
飛行機はコーン畑に不時着し爆発炎上。
パニック状態の主人公はそのまま気絶、目が覚めたら何故か目的地シカゴにある自分のベッドの上でした。
なんであんな夢を?
それより確かに飛行機に乗った筈なのに何故自宅であたしは寝てたんだ?
ポケッとしたまま台所に行くと何故か朝食の準備と「ロイ」からのメモが…
てことは夢じゃねーぞテレビを着けたら乗った筈の飛行機がコーン畑で燃えている映像が映っていました。
パニック起こして外に飛び出したらいきなり武装集団に囲まれて強制連行。
高速道路でいきなり襲撃受けて武装集団は全滅。
運転手も撃たれて死んじゃったから、走る車の中で慌てて後部座席→運転席に移動中、ボンネットに銃を持った「ロイ」が落ちて来た
ってな具合でアクションシーンはほぼノンストップ。
ドタバタ状態で舞台はアメリカ→スペイン→地中海の無人島→オーストリア→再びアメリカ→またまたスペインと続きます。
見てると果てしなく胡散臭くてはた迷惑なストーカーこと、謎の殺人マシーン「ロイ」の正体?
トラブルの元凶謎の電池「ゼファー」の正体は?
物語が進むにつれてだんだんバイオレンスの世界に順応してる主人公が滅茶苦茶楽しい作品です。




