ターミネーター4 09年
2015年9/16ガラケー投稿 2020年9/29改稿開始〜
【元死刑囚マーカス・ライトが主人公の外伝もしくは異伝でやるべき作品だった気がします。ちなみにジョン・コナーは勘違い疫病神キャラになりましたがいいのか?な4作目。】
★新ターミネーター3部作の第1弾となる筈でしたが興行収入がアレで大失敗 製作会社が倒産しちゃったからそれきりとなりました。
原題:TERMINIATOR SALVATION
ターミネーター/救い
アメリカ劇場公開作品
同年 日本劇場公開
私に取ってターミネーター・シリーズは実は「2」で終わって欲しかった作品でした。
…ほら、結局スカイネットは開発者もメーカーも「2」で潰されてるじゃないですか。
ウィルスがどうこう「3」で色々屁理屈こねてますが力押しの「雑な核攻撃」や「ターミネーター」の投入が失敗した段階で、チンパンジーすら普通は別の方法を考えますよね?
T800型が普通に勝てない新型ターミネーターT1000を投入し敗北した段階で全ては終わっています。時代は既に機械との対立から人間と機械の共存共栄時代に代わっていました。
未だに対立してる戯けは宗教に依存中毒おこしてる間抜けぐらいの物でしょう。
人気があったからって無理やり続編造るのは色々間違ってる様な気がするんですよ。
以前の職場で、よりにもよって「ターミネーター3」のタイアップキャンペーンやらされまして、未だにその時の悪夢を観ることがあります。
キャンペーンスタート1週間前から映画招待券当選者発表迄、ほぼ連日対応に追われ地獄見ましたよ。
個人情報保護の為、
抽選終了後は毎回1人で応募券のシュレーダー処理→焼却処分。券引き換え後の応募者データの消去立ち会い。
果ては当選引換名簿&余った映画招待券の回収迄安全の為雑用全部やりました。
謝礼で配給会社から招待券いただき喜び勇んで映画館に行ったら不入りの為上映打ち切り(涙)
代わりに観る羽目になったのはよりにもよってあの存在自体胡散臭いアンジェリーナ・ジョリーの「トゥームレイダー2」でした(遠い目)
追記するとこの映画も上映打ち切り早かった(笑)
同じ頃に制作されたマライア・キャリー(当時40手前で女子高生役)の「グリッター」といい勝負してましたねあの映画。
簡単なストーリー紹介の前にもうちょっとだけ寄り道を、今回公開された「ターミネーター5」を持って「3」もこの「4」もパラレルワールド扱いになりました。
……悲し過ぎる(笑)
【死刑囚の見た夢は悪夢それとも希望?】
スカイネットと人類の戦いは迷走していました。
人類の殲滅を図るあまり、安易な殺人マシーンの投入は戦線を泥沼化させ、結果的に人類以外の生態系を破壊。
目標は何時まで経っても達成されません。業を煮やした間抜けなコンピューターは人間の研究&機械との融合を考える様になります。
…過去においては死刑囚のサイボーグ化テスト。
未来においては生体部品としての研究です。但し過去の歴史改変における最大の特異点「カイル」の捜索&確保を優先したのは間違いなくポンコツ化が進んだからでしょう(笑)
機械って定期的にメンテナンス&バージョン・アップは自力では不可能なんですよ。
某テレビシリーズの「バトルスター・ギャラクティカ」の場合は危機感を抱いたコンピューターが人間のシステムを研究。
最終的に機械と人間のハイブリッドを創造して人類と共存共栄する方法を選びました。
但しスカイネットは自分が既にポンコツ化しているのをまだ理解していません。
放っておけばあと10年以内に機能停止ってとこでしょう。
もっとも人類側もポンコツ化が進んでいます。
実はハリボテの英雄「ジョン・コナー」による犠牲者ばかり出まくる抵抗戦争も泥沼化。
コンピューターの詐欺に引っかかる段階で負け戦は確定していました。
偶々死刑囚としてサイボーグ化されていた今回の主人公「マーカス・ライト」の再起動が偶然成功した為に状況は再び変化します。
死刑前の記憶しかない主人公が混乱したまま街に迷い込んだ時、偶々出逢った少年兵士彼の名前は「カイル」でした。




