ダ・ヴィンチ・コード 06年
2015年9/11ガラケー投稿 2022年1/2タブレット端末にて全面改稿開始〜1/4作業完了
【 改めて思い返してみると自分に鞭打ち痛みと血塗れ姿で恍惚状態に陥る極め付きのド変態が 清い身体のまま刑死&復活しお空の彼方へ行っちゃった筈の人類の救世主の子孫抹殺しようと見境無しに人々殺し回る………そんなゲテモノ作品でしたっけ(笑) 何故リーマン時代の上司が此れお勧めしたのか未だ謎は解けぬまま 多分死ぬ迄知らない方が幸せなのかもと思っています。 映画の出来がどうこう云々以前に解説本やら謎解きDVDがやたら多くて閉口しました。 】
★解説が必要な段階で物語としても映画としても失敗作の様な気がします 2015年当時のレンタル棚には解説やら謎解きやら延べ20本……本編探すの苦労しました 本末転倒にも程が有る ちなみに上映時間約3時間(涙)
☆神父に清い身体求めるカトリックは○○の巣窟と描いた様なモノだからそりゃあヴァチカンも怒る でも信者の子供狙い性的搾取した挙げ句、親操り隠蔽してたのに 逮捕どころか破門もされないし責任者が謝りもしない宗教団体なんざ私は信用しません 普通の会社なら倒産に追い込まれるし省庁なら解体論も出て来るぞ
原題:THE DA VINCI CODE
ダ・ヴィンチの暗号
アメリカ 劇場公開作品 但しSONYプレゼンツ
同年 日本 劇場公開
原作:ダン・ブラウン The Da Vinci Code 2003年
翻訳版は2004年 角川書店より上下巻
2006年 角川文庫上中下巻出版
令和4年1月3日 此処沖縄は終息した筈の武漢コロナが在日米軍&軍属とその家族の間で感染爆発 ついでに彼等と関わり合いの有る仕事してる基地従業員や検疫担当者が巻き添え感染 報道は例によって伝えない権利とやらを行使しまっくってますが まず間違い無くこんな時期に観光やレジャー目的で態々欧米や特亜へ出掛けた意識高い系の日本語話せる大馬鹿者達 (救えないバカのみならず在日○○系の日本市民とか宗教関係者も多いしな) が持ち込んだデルタやらオミクロン株やらで県民の間でも急速に数百名単位で感染者増大中です。
幸い何処ぞのアホが宣伝してたK防疫なんかとは違い かなり陰湿な妨害受けながらも本物のワクチン接種は進んでいたから重症化したり亡くなる例こそ少な目ですが この人災そのものな疫病は神様とやらに祈ったり 自分だけは感染しないよ大丈夫なんて馬鹿でアメリカンな自信とやらは通用しません 死にたくなければルールの徹底 守れないなら悪いけど迷惑だから○んでしまえ 此処で鬱憤晴らしやってもまず読まれないけどそう書いときますね
原作は当時日本でも滅茶苦茶売れ 何故か職場の上司や同僚からもやたら勧められた作品 とは言え親族に福音派のプロテスタントが居て 毎年年末は聖書やら副読本等が贈られてくる環境でしたのでそっちの世界とは極力関わりたくない 本作が劇場公開された時もヴァチカン筆頭に批判や議論が巻き起こった時もスルー 調べてみると土曜プレミアムで2度 割と最近4K版も放映されたらしいのですが 私にチャンネル独占権は昔から有った試しが御座いませんので 妹と母が世界不思議発見見るからと視聴端から諦めてた記憶が…………食わず嫌いは我ながらどうかと思ったし延々お預け喰らうと逆に興味湧きませんか? 2015年9月当時はそんな理由から手を出したのだけれどストーリーがどうしても整理出来ずタイムリミットが来たんで挫折 天使と悪魔 と2枚纏めて借りたツケは以外と大きかった
そんな理由で再チャレンジです 曲解や悪ふざけ入るのは勘弁を
【 そもそも属人会とは何なのか? 其れはスペインで誕生したキリスト教徒勧誘組織 その強引な勧誘行為と阿漕にも程が有る集金活動により 1部の地域や国々ではカルト組織或いは犯罪者予備軍扱いされてます 後年オウム真理教や統一教会がまんまその手口真似てますが 具体例上げると大学でイベントサークル装ったり良いセミナー有るよと誘い込むアレだと書いたら大体察しが付きますかね 海外……特にメガチャーチ運営する福音派なんてのが幅効かせるアメリカ合衆国辺りだと病院や小学校にも沸いて来るから問題になってるそうで原作者ダン・ブラウン先生は男尊女卑な思想も隠さない金の亡者で狂信者ばかりが闊歩するアレが本当に嫌いだそうです。 】
★一応私的応援団扱い ヴァチカンとは無関係となってますがオプス・デイによる出版差し止めや上映反対運動その他諸々の妨害行為はまんま映画化されてますのでそっちでも取り上げます。
☆属人会は日本にも支部有り 構成員の国籍その他は大体お察しを なお令和2年末の話ですが家の近所でマスク無しで学校に侵入図り小学生を信者に勧誘しようとした阿呆は威力業務妨害で警察に捕まりました 勿論報道はされてませんし釈放されたかどうかも分かりません 寝床になってた元保育園は元オーナーの手で更地⇒認可保育園として再建されました
見た物を細部に至るまで記憶し決して忘れない=直観像記憶を持つ主人公 ハーバード大学で宗教象徴学を教えている ロバート・ラングドン教授 が陰惨な連続殺人事件に巻き込まれたのは、自著の本宣伝活動を兼ねたフランスはパリでの講演会の最中 犠牲者となったのは精々顔見知り程度の関係だったが 先日急な面談をすっぽかしたルーブル美術館のジャック・ソニエール館長 何者かに撃たれ瀕死の状態だった老人は自らの血で手掛かり遺し異様な姿で発見されたと言う その姿はまんまレオナルド・ダ・ヴィンチが描いた線画 "ウィトルウィウス的人体図" を彷彿とさせるデザイン 後の展示物使った悪趣味極まる謎解き展開含め 生前の館長はかなりの変態だった可能性が高いが其れはさて置き
フランス警察司法警察中央局=DCPLの担当捜査官ファーシュ警部は自身も所属する秘密結社オプス・デイの支部長=アリンガローサ司教から 主人公が罪の告白を行った (例の告解の場で聞いた罪の告白は秘密守られる云々……勿論カトリック教ではルール違反だが相手が司祭やシスター殺した異教徒なら問題無い)と聞かされており 端から重要参考人として捕らえ拷問してでも自白に追い込む気満々。 閉所恐怖症で狭いエレベーターに押し込められる等、かなり挙動不審だった主人公に手を差し伸ばしたのは 常日頃から思い込みが激しい上司に疑念抱いていたDCPLの分析官 ソフィー・ヌヴー捜査官 割と最近はずっと疎遠気味だった祖父のダイイング・メッセージから大凡の状況把握していた彼女のエスコートで包囲網を突破
ダ・ヴィンチ作品に遺されていた消された血痕によるメッセージから始まる謎解き描写 フランス支部長の愛人で今じゃすっかり飼犬にして暗殺者兼拷問官のアルビノ=シラス誕生ダイジェスト 助け呼ぶため時間稼ぎしてたけど もののついでに殺されてしまうもう1つの秘密結社=シオン修道会のシスター・サンドリーヌのエピソード 第二共和国の頃からホームレスに売春婦そして麻薬中毒者の巣窟だったフォンテーヌブローの森に隠された手掛かり "ハマグリ並みに口が堅い" 登場人物ばかりな物語の中で、唯一顧客のプライバシー守ろうと動いたスイス銀行の夜間金庫支配人アンドレ・ベルネの活躍とトホホな結末 色々有って大使館もそこら辺り歩き回る普通の警官もアメリカ合衆国の其れレベルだから 逃げ込んだのは主人公とどっこいどっこいな学者バカで大金持ちの友人リー・ティービング卿が隠棲するパリ郊外の城塞みたいな館 主人公サイドで未だ謎な敵が狙っていたのは聖杯=キリストが只の人間だった証拠だと判明する
2015年当時はノリと勢いにまんまと騙されたけど 改めて見直すとオカルト雑誌ムーの特集記事かよ(°o°) となるこじつけだらけな謎解き場面
実は秘密結社メンバーだったダ・ヴィンチが描いた絵画 "最後の晩餐" から始まるマグダラのマリア=キリストの妻説 後継者争いにお腹の中の娘が担ぎ出されるのを恐れたマリアは当時未開地で蛮族の住処と言われたガリヤへ逃亡 そして始まった新興宗教なら有りがちな教祖の神格化 色々有ってローマ帝国乗っ取りに成功した後のヴァチカン教皇庁が始めた証拠隠滅作戦 シオン修道会の前身で有るテンプル騎士団がおこなったマグダラのマリアの遺骨強奪⇒教祖が人で有る証拠使った脅迫云々 後に証拠が行方不明となりテンプル騎士団は皆殺し どうもイエスの子孫は代々女性らしいと判明し始まった 数百万人の女性が火炙りと拷問の犠牲となった魔女狩りの顛末 聖杯其れは女性器=子宮を意味するモノで有りマリアの遺骨さえ見付かれば子孫が分かるかも云々
敢えて身も蓋もない書き方させて貰うと オプス・デイみたいな組織運営し童貞&処女崇拝してるヴァチカンのキリスト教原理主義者達はホモの偶像が "童貞で処女妊娠で産まれた神の子" が童貞のままで昇天してないと男尊女卑なヴァチカンの権威がズタボロになるから子孫なだぎ武………もとい根絶やしにしてしまえとそうなるのだけどファンの皆様合ってます?
ちなみに頭の中身が12世紀で止まったままの人殺し共を煽り操っていたのはティービング卿だった 主人公達はロンドンのウェストミンスター寺院へ オプス・デイの狂信者達は用済みとなりロンドン支部で警官隊と銃撃戦 大勢の無辜の人々を巻き添えに殺したシラスはうっかりおホモ達も誤射して泣き叫びながら自殺 まんまとアリンガローサに担がれたファーシュ警部は彼等の目的知り激怒するが後の祭り 下手に騒ぐと自分もオプス・デイからDCPLに潜入してる工作員だとバレたら身の破滅だから証拠隠滅に奔走する事に 聖杯の場所が記された暗号パズルを解きたまえ 拳銃片手に勝ち誇りヒロイン人質に勝利の凱歌歌うティービングは以外と逆境に弱かった ブラフに引っ掛かり動揺した所を主人公達に取り押さえられ 其処で漸く到着したファーシュ警部とイギリス警察に逮捕連行 単なる歴史ミステリーの謎解き如きで人々を殺させていた狂人に耳を傾ける輩などもう何処にも存在しない
失われた両親との記憶を取り戻したソフィー・ヌヴー 奇跡的に交通事故に見せ掛けた暗殺を生き延びた彼女の本名は王家の血を意味するサン・クレール ソニエール館長と四人の司祭やシスターが本当に守ろうとしたのは マリアの遺骨では無くイエス・キリストの末裔で有る彼女の安全 答え合わせの場所=スコットランドのロザリン聖堂で主人公達を出迎えたのは館長に孫を託したクレールの祖母をリーダーとするシオン修道会の末裔達 残念ながらソニエールは拷問受け殺されながらも頑なにマリアの遺骨の埋葬場所を明かさなかったらしい だから君が本当に彼の末裔なのか証明する方法は無い でも神の子ではなく単なる人の子が奇跡を起こしても構わないじゃ無いか
組織の存続図るため手足どころか頭まで切り落とす まるでジェイソン・ボーン・シリーズのCIAみたいな愚挙繰り返すヴァチカンを断罪するか それともこれ迄の様に神の子としての地位が確定した信仰を残すのか 未来は彼女とその仲間達に託された 探偵役はお役御免 無罪放免となったし講演会のスケジュールも未だ残っている パリのホテルへ戻り髭剃りしてたら剃刀で間違って傷を……………そして主人公は気が付いた 故ソミエール館長はしっかりマリアの遺骨を埋葬した場所を示すヒントを残していた事に そして最後の謎解きが行われとある場所に辿り着いた主人公はただ歴史の重みを感じ跪く 彼女の墓は此処ルーブルに在る。
★この映画観ましたと言うとオカルト好きとカトリック信者から必ず聞かれる事が有ります "キリスト人間説を許せる?"ってヤツですが人間以外の何者でも無いでしょう(失笑) 超人や神様扱いしてどうすんのさ? と私は逆に聞き返す事にしています。 単なる与田話やホラー映画なら宇宙人説も超能力者説も大歓迎だけどね 人類を監視、進化を押し留める存在としてキリストを描いた菊池秀行の "エイリアン黙示録" なんかいっそのこと海外で映画化してもらえないでしょうか 多分無理だと思うけどな
と言う訳で彼此れ8年振りぐらいに再視聴 願望を叶える為の聖杯はその出自からして歪んでいる(by.Fate prototype)なお話しでした そういやモンティ・パイソンのホーリー・グレイルは聖杯探し殺しまくってたら全員逮捕オチでしたね。




