甲鉄城のカバネリ 海門決戦 19年
2022年7/3深夜〜7/4午後 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿
【 本編テレビ放映後に製作された劇場版OVAと言うより 総集編を視聴してくれたお客様に感謝を込めたカーテンコール形式の最終回 なお劇場公開&海外配信終えて程なく生駒役の畠中祐さんと無名役の千本木彩花さんは目出度く夫婦に どうも本作がご縁となったようです 閑話休題物語の方は未だ迷走中 金剛郭が滅び天鳥幕府が日ノ本から消えてもカバネの脅威は消えて無いし 何処が主導権を握るのかと武士が民やカバネそっちのけで内紛やってる現状は……となりました 】
★ゲームや小説にドラマCDは流石に手を出してないので勘弁を ご縁が有ればかな……ソフト買うのもAmazon頼りだし転売ヤーが目障りだから サイト閲覧すら中々やらなくなりました ガルパンとヤマトは全部そっちで買ってたけどね
令和4年7月3日 此処沖縄本島は台風一過 居なくなった奴の事なんて忘れてしまえとでも言うように 今日も熱波&蝉時雨からの強風&スコールのループな忙しない1日 既に台風4号は九州に向かった頃かな 近寄る前も通り過ぎた後もかなり強烈な雨が降り注ぐから河川の側や山間部は要注意です 此れ書いてる最中飯食いながら偶々BSでワールドニュース見てたら普段滅多に雨振らないオーストラリアはシドニーで豪雨災害 家建てちゃいけない河川敷にトレーラーハウス持ち込み占拠してた中国人移民が次々と救助なんて映像流されてましたがなんじゃこりゃ(汗) 奴等沖縄でも川沿いの市所有地開墾し勝手に野菜作っては市役所や警察の強制執行でトラブってますが此処にも居るの?
7月2日朝からAUのスマホが使えないから台風の警報出せない云々と大騒ぎ 強風原因で断線し停電 或いは汲み上げ用のポンプ動かず断水なんてトラブルが日常茶飯事な田舎暮らしやってると 自家発電で防災警報の情報流してくれる部落のスピーカーとか消防署が車で警報知らせてくれるからスマホ止まった程度じゃそんなに影響は……台数随分減ったけど公民館や公共機関にも固定電話有るし 勿論電池式のポータブルラジオにカセットコンロも当たり前の災害対策 たかが1つの端末だけに何もかも頼る事自体間違ってると思います あたふたしてる総務省見てても分かる通り効率厨は大概緊急時に役に立ちません 後売れない役者動員して延々やらせの小芝居やってるめざまし8は論外だな KDDIはフジテレビ系列のCM放映暫く止めた方が良いのかも 迷惑系YouTuberみたいな炎上狙いで捏造報道仕出かすアホウはテレビには必要ない
【 理性無き動く屍体に見えるカバネにも感情が有り仲間を殺されたら怒りを顕にする だとしたら強い意志で人の心を残したままウィルスの封じ込めに成功したのなら其れは人とカバネの中間の様な存在になるのでは 本編開始から数年前 平民がカバネを斃す武器=ツラヌキ筒を 人がカバネにならない為の手段を模索していた生駒と逞生 傍から見てると単なる与太話に見えた其れはこの世界の真実だった 怒りや不安そして憎しみがウィルスを活性化させ人をカバネに変えるのなら 何れ人は誰かと共に生きたいという願いからウィルスを克服するかも知れない 海門城で生駒と無名が体験した共鳴現象は未来への希望? 其れとも…… 】
★と言う訳で書き下ろしの劇場版は殆ど最終回仕様です 狩方衆により殺された逞生の与太話から始まった推測は的を得ていた そんなエピソード
プロローグは本編始まる5年前の出来事 日本海沿岸部(場所は多分今の富山県辺り) 飛騨山脈を越え東北部へ向かう駿城の補給拠点として栄えていた海門駅 若き領主 駒井景之の独り娘 深雪が魅入られたのは春を前に舞い降りる雪の果 親子に付き従う家老 雲母 に取って其れは永遠に忘れ得ない穏やかな情景 そして場面は一転し描かれるのは押し寄せるカバネの群れにより炎に沈もうとしている海門城の地獄絵図 満身創痍で独り城に戻った景之様の光り輝く心臓
俺はカバネなのかそれとも未だ人か? 怯懦に駆られた雲母は領主の問いに答えられなかった事を未だ後悔している
海門城陥落から5年……日ノ本は未だカバネの脅威に怯えていた 半年前に後継者を巡る内紛で各地の足を引っ張り続けていた天鳥幕府が都=金剛郭ごと滅び足枷そのものは無くなったものの 生き残った駅は其々徒党を組み何処が新たな日ノ本の盟主となるか駆け引き中 まずは顕金駅を取り戻し漸く入手した種籾使い20年以上途絶えた稲作の復活を目指す甲鉄城のメンバー達は故郷へ向かう線路を辿りながら各地で行われている日ノ本奪還作戦に参加 カバネ駆逐の尖兵として戦い続ける2人のカバネリ 生駒と無名の名声と悪名は徐々に各地の勢力にも伝わり始めている
信濃の玄路軍と越後の虎落軍を主力とした北陸連合軍はカバネに占拠された海門城を落とし 領主も武士団も壊滅した海門駅を手に入れるため共闘中 5年前城の留守を任され唯一生き残った平民技師の家老職 雲母を臨時領主とした技術者集団 海門衆は領民総出の鉄道敷設や蒸気銃のメンテナンス果てはカバネ襲来時の弾除け兼銃兵として使い潰されていた 苦戦する連合軍の前に現れたのは 無名と生駒を尖兵とする甲鉄城の面々 普段なら海門衆の鉄道技術者を筆頭に多くの将兵失うカバネの襲撃を呆気なく潰走に追い込む手練れ達の登場に警戒感を顕にする玄路軍
此処のカバネは何かがおかしい 本来なら決して徒党を組まないから簡単に各個撃破で殲滅出来る筈なのに まるで軍の扱いに手慣れた誰かに操られている様な ……戸惑う無名と生駒を苦しめる原因不明の頭痛とネガティブな雰囲気 それとは別にそろそろ13歳を迎え1人の乙女として生駒意識する様になった無名の悩み聞き付け応援団長となる鰍の暴走 阿吽の呼吸で甲鉄城を操る侑那と巣刈のツンデレ漫才 自らの恋心自覚しつつも奥手な来栖を立てる菖蒲様の早朝稽古等々 明るく前向きに未来を目指す甲鉄城の面々とは対照的な 間抜けな主導権闘い続ける玄路軍と虎落軍 主人公達の活躍に希望の光見出す雲母と副官の羽金にその妻咲茶楽と息子の鍼 玄路軍の奥の手は巨大列車砲 鳴神の到着待ち行われる事になった海門城総攻撃
体調崩し焦りからカバネ化 危うくヒロイン押し倒そうとした生駒は自ら志願し牢屋に収監 同じくカバネと同調し怨嗟にあてられ体調不良気味な無名と共に地下道を巧みに利用し組織的な襲撃続けるカバネの謎を探るべく海門城に潜入する巣刈と樵人に仁助のガイドに志願する雲母 来栖は副官の吉備土に伝令役の雅客や服部と共に海門衆の警護や遊軍として動き回り 歩荷は信用出来ない北陸同盟軍の警戒にあたる 異形の地と化した海門城の天守閣で輝く青い光の正体はカバネ化した1人の少女 駒井深雪 討死にした筈の景之様はカバネリと化し未だ我々を恨み続けている 元駒井家供回り雲母から語られる海門城陥落の悍ましい真相 カバネ討伐を理由に送り込まれた幕府の増援部隊の正体は領主と武士団を処分し海門駅の利権独占を狙う督戦隊だった
ただ1人生き残りカバネリ化した景之を恐れた幕府軍は領主をカバネとして射殺しようとするが誤って父を庇った深雪を射殺 激昂した景之は能力を暴走させ無数のカバネを操り自身も先頭に立ち幕府軍を殲滅 無惨に殺された娘をカバネにしてでも生き返らそうと首に噛み付く 5年間眠り続けた深雪はカバネの怨嗟を吸収し続け黒煙りになろうとしている 最早一刻の猶予も無い 繭を護るカバネを殲滅し黒煙りの心臓部となった深雪を終わらせようと突入した無名 怨嗟の塊となった景之自身は狙撃銃を手に説得に向かう雲母や巣刈達を撃ちまくる 城全域に仕掛けられたブービートラップに加え 全身鎧の特殊個体に苦戦し追い詰められる無名の危地に反応し枷壊し暗殺企んだ同盟軍兵士をブチのめした生駒は海門城に駆け付ける
海門衆や甲鉄城のメンバーを弾除けに独断専行で海門城攻略開始した玄路軍だったが 天守閣を吹き飛ばす筈だった列車砲の砲弾は無数のカバネが張り巡らせた皮膜破れず 景之の撃ち込んだ血液入りの炸裂弾に誘導されたカバネの群れにより砲身溶かされ鳴神は砲台ごと木っ端微塵 海門衆や甲鉄城に漸く前線駆け付けた虎落軍を見捨て撤退しようとした玄路軍は駿城ごとカバネの群れに呑まれ壊滅し駿城も脱線して大爆発 無名絶体絶命の危地に狂乱状態で飛び込んだ生駒により至近距離で3発のツラヌキ筒の攻撃受けた特殊個体は斃された 互いに満身創痍な生駒と無名の身体を治療する謎の緑の光は 生駒が無名にプロポーズした瞬間輝き出した心臓から発せられたモノ 来栖等遊軍の活躍で窮地を脱した同盟軍の生き残りに激を飛ばし海門衆を救出する菖蒲様の大活躍
テレビシリーズを遥かに凌駕する機動力と連携プレイ見せる生駒と無名を相手にほぼ互角の抵抗続ける景之は遂に致命傷を負い黒煙りと化した深雪が撒き散らす瓦礫と共に奈落の底へと落ちてゆくが 深手負いながらも景之の手を掴み離さない雲母により助け出された なんかもののけ姫で見たぞ此れな黒煙り化したというよりビオランテ化した深雪と甲鉄城の戦い(苦笑) 製作スタッフやアニメーターの中に 赤い貴族のワガママに散々振り回された挙げ句殆ど退職手当も無いままジブリ解雇され恨み骨髄なメンバーは物凄く沢山居ますのでスルーし此れは此れとして楽しんで下さいな 殆ど夫婦な侑那と巣刈の連携操作 カバネの皮膜敗れる様に改造された特殊砲弾積んでる甲鉄城の奥の手 48式鎮守砲の直撃喰らった黒煙りは心臓部を吹き飛ばされ木っ端微塵に 魂を怨嗟から解放され再び輪廻の路へ戻る深雪の夢を具現化した様な青く優しい光の粒が海門駅に降りそそぐ 漸く正気に戻り穏やかに命を終える景之を看取る雲母
その場所は随分変わり果てたもののかつて深雪と共に雪の果を眺めた庭園の1角 もうすぐこの北陸の地にも穏やかな春がやって来る
カバネの脅威から解放された羽金一家と海門衆に見送られ 故郷綾金駅へ向かう甲鉄城 機関車部分では侑那のツンデレモート炸裂し苦笑する巣刈 道場ではやっぱり無茶やらかした菖蒲様を怒ろうとするも何か押されて真っ赤になってる来栖 車外では無名からのプレゼントを受け取り喜ぶ生駒の姿 回想シーンで漸く見せ場与えられた逞生の名演説 策略用いまんまと生駒の唇奪った無名の勝ち逃げシーンを特等席で眺め後ろ姿でガッツポーズ決める鰍 そして物語のエンディングは踊り歌う甲鉄城のヒロイン達とヒーロー共 春を迎え花咲き誇る日ノ本の美しい姿を次々と映し出し大団円 なお独り者な吉備土さんは旗振り役でセンター奥に鎮座してるがそもそもエンディングで踊れなかったメンバーも居るのでドンマイ
雪の果……あるいは なごり雪 の別名持つ春を告げる最後の細雪 沖縄在住で修学旅行先で偶々積もった其れと 桜島の火山灰しか知らない私はアレの物悲しさとは無縁だけどな(苦笑)




