甲鉄城のカバネリ③ 16年
2022年7/2午後〜7/3朝 タブレット端末にて執筆し脱稿 新規割り込み投稿
此れにてテレビシリーズ本編は閉め
【 カバネを本当に日ノ本から駆逐したいなら駅に籠もるな 俺達だけに汚れ仕事や危険な任務を押し付けるな 全ての武士と民は前線へ 此れからは強い者が生き残り弱い者はただ野垂れ死ぬ そう言い切り10年前に自分達を恐れ裏切り見捨てた何もかもを滅ぼす傍観者も同罪だと御高説垂れるその天鳥美馬こそ 女子供誑かし死地へ追い遣る憐れで惨めなシャア・ア○○○ルもとい蛆虫そのものだった 滅茶苦茶胸糞悪い描写ばかり続いてストレス溜まる後半戦からのクライマックス 此れで劇場版の続き無かったら私本気で見捨ててたな 】
★ちゃんと最後は笑顔で終われない物語は記憶には残るだろうけど作り手に対する嫌悪感がね…… ワイドショーの脚本家や悪質なホストみたいな手口で視聴者の感情を操るな(怒)
令和4年7月2日 未明 台風接近で急激に気圧が下がる中、其れまで何とか保っていたウズラ猫の容態急変 覚悟はしてましたが昔私もやらかした心筋梗塞で逝っちまう仔猫を居候猫と共に看取るのは中々キツいものが有りました もしかしたら息ふきかえさないかなと毛布代わりのTシャツに包んでたけど勿論そんな奇跡は起こらず 家族全員で庭へ埋葬 台風対策終わらせ午後から猫と一緒に不貞寝して多少は割り切れたので まずは色々説明不足だったりスッキリしない謎やら伏線残したまま劇場版を閉めに終わりそうなこの物語をさっさと閉めましょう
カバネは何故発生し人を襲うのか? カバネリは何故人としての理性保ったまま人間辞められるのか? 本編最大の謎をブッチし後半戦に始まったのは日ノ本の多くの民を逆恨みする狩方衆と甘ったれにも程がある統領 天鳥美馬による八つ当たりじみた無差別大虐殺 最大の問題そっちのけで権力闘争始めてる金剛郭幕府政権の内紛で無理矢理本編閉める展開には2016年〜2017年当時 正直 今の日本政財界の現状と大して変わらんと興醒めし 漸く怒り収まり後半戦借りたのは劇場版海門決戦のレンタルが始まった令和元年以降 そのうち気が向いたら取り上げようとズルズル伸ばしている間に他のアニメ作品に流れていたから
私フィクションのキャラだろうが実在の人物だろうが嫌いになった相手からは徹底的に距離置くか下手するとそいつの顔名前すら忘れます だから怒りも長続きしないんですが何故か心広いと勘違いされる事に 延々ネチネチ恨み続けても何も良いことなんてないからだけどな 恋愛もそんな傾向有るから結婚諦めた訳です
■第9話:滅びの牙
★未だ子供な無名誑かし磐戸駅滅亡の片棒担がせた天鳥美馬の残虐性が発揮される胸クソ回 何でこんなの殺せずに放置したかについてはWikipediaに詳細書かれてるけど 元々嗜虐傾向無いとこんな真似出来ないので全くフォロー出来ません
克城先頭車両に飼われてる100体以上のカバネの存在感知した生駒の証言と無名の裏切り行為 狩方衆は平民の少女材料に人工的にカバネリを作り出し戦奴として使い潰してる可能性が極めて高いと知らされ美馬に嫌悪感顕にする菖蒲様と来栖 先代領主が10年前の美馬暗殺未遂に加担していた磐戸駅は楽観主義な若き領主 前田様の反対押し切る形で家老 板垣により武士団は厳戒態勢 甲鉄城の入駅と水食糧補給にメンテナンス 菖蒲様&侑那による領主館訪問は即座に認められたが 克城と狩方衆は代表者と非武装の2人の女性だけが領主と面会する事を認められたものの駅への立ち寄りは禁じられる
美馬に誑かされ警備員を無力化 克城を無理矢理に中に入れるだけだと橋を下ろした無名が目の当たりにしたのは 狩方衆がバイク使いわざと血を撒き散らし近隣から集めたカバネの群れ 抵抗する武士は狩方衆に討たれるかカバネの餌食となり磐戸駅は忽ち阿鼻叫喚の地獄絵図へ 同じタイミングで菖蒲様が止める間も無く領主達を皆殺しにした美馬と滅火 虐殺を止めようとした侑那が負傷し菖蒲様共々侵入して来た狩方衆の人質に 研究室で黒結晶と呼ばれる特殊な薬液を注入された滅火は人工的な黒煙り=鵺となり狩方衆やカバネに殺された人々を材料に巨人化し無差別殺戮を始め駅をカバネ襲撃から守ってきた外壁を破壊
殺戮に酔い歓喜に駆られるまま大演説始める美馬に戦意折られる磐戸駅の武士達 シェルターに避難した甲鉄城のメンバーは避難民の誘導とカバネ襲撃の対応指揮を生駒や吉備土達に任せ 来栖が単独で菖蒲様と侑那の救出へ向かうが 立ちはだかる狩方衆相手に大立ち回りを演じるも多勢に無勢 死の医師 美重荘衛共々崖下に転落し激流に呑まれる やがて完全にカバネ化が進んだ滅火は黒煙りを維持出来なくなり暴走 狩方衆の兵士達の殺戮を始め遂には美馬へ刃を向けるが寸前で正気に戻ったタイミングで刺し殺された
避難民や甲鉄城の仲間達を人質にされ生駒達は降伏 使い潰された滅火に代わり狩方衆の副官に昇格したチョビ髭 沙梁が投与した薬剤でダウン 足蹴にされた生駒の前で行われる感染者の少年 小柄の惨殺 生き残り捕虜となった甲鉄城の人々は生きた血液生産工場として再び繋げられた克城に連行 陰鬱なエピソードを閉めるのは檻に閉じ込められながらも仲間の奪還とヒロイン救出を決意する生駒のモノローグ
■第10話:攻めあぐ弱者
★胸クソ回その2 こんな現状目の当たりにしても兄さま慕う無名の姿が惨めです まぁ12歳の子供だから仕方ないのかも
菖蒲様と侑那を救出し狩方衆を斃して甲鉄城の指揮権を取り戻す 巣刈は他の避難民と共に裏切り者を演じ敵の警備体制や克城の内情探り 避難民と武士達は唯々諾々と捕虜として生き残りながら反撃のチャンスを伺う 後半戦唯一の息抜き場面となる逞生と生駒の10代の若者らしい恋愛談義 嗜虐性顕にした狩方衆の油断誘い始まった人々の一斉蜂起 同じ頃、自分が何故カバネリに改造されたのか事の真相に辿り着いた無名は漸く兄さまに反抗するが前回の生駒同様急激な貧血により昏倒したタイミングで洗脳薬剤を打ち込まれた
看守役の狩方衆を倒し先頭車両制圧に向かう生駒と逞生を待ち伏せしていた美馬とその部下達により最早用済みだと蒸気銃で撃たれる生駒を庇い逞生死亡 片手を吹き飛ばされながらも尚も抵抗を続ける生駒に刃を向けたのは洗脳され美馬に言われるがままの傀儡に成り果てた無名 心臓を貫かれ列車から突き落とされた生駒は海の中へ 同じ頃菖蒲様や侑那を盾に狩方衆に包囲され再び捕虜となる巣刈や吉備土達 物語前半の生きた血液生産工場にされた避難民達の悲劇とか遊び感覚で人々虐待する狩方衆の暗部達の醜態 この期に及んで菖蒲様相手に身の上話始め自身の残虐行為を正当化する美馬の過去なんか書いても誰も喜ばないから端折ります フィクションとは言えその醜悪さ加減はちょっとね……
あと来栖は今回行方不明中なためお休みです。
■第11話:燃える命
★誰も彼もが将軍の顔色を窺い まるで幽霊が暮らす都 金剛郭 だからこそ滅びる場面で余り悲惨さ感じないクライマックス そんな事よりも此処に来ていきなりヘタれた生駒の醜態とか黒煙りに人工カバネリ作ってた荘衛が喜々としてネタバラシしてる描写にむかつくのが何ともはや
磐戸駅が墜ちた 原因は天鳥美馬と狩方衆の反乱 無線と命懸けで情報持ち帰る五州廻りにより齎された最悪のニュース だが民や部下の裏切りを恐れた将軍 天鳥興匡はカバネリを素体にした融合巨人 黒煙りの情報持ち帰った暗部の責任者を口封じで殺害し都は戒厳令下態勢へ 其処へ続報が届いた…… 偶々惨劇を目撃した甲鉄城=旧顕金駅の武士団と領主代行 四方川菖蒲により反乱の首謀者 天鳥美馬が捕えられた 勿論其れは美馬の策略によるモノだったがまんまと引っ掛かった金剛郭の首脳陣と興匡は怨敵を晒し者にするため拘束された美馬と武士団を城の中に招き入れタイミング見計らっていた狩方衆によりカバネウィルスに感染した興匡は恐怖で錯乱した部下達により嬲り殺し
突入してきた克城から街中に一斉投下されたカバネの群れが人々を襲い 瓜生率いる忍び衆も人々をカバネウィルスに感染させたり警戒態勢の武士達を惨殺する事により味方同士の殺し合いを誘発 恐怖が何もかも支配する 無名が母を武士に殺された時の様に美馬が流言飛語を放送設備使い煽る事で武器を求めた民同士の殺し合いも始まった 人形と化した無名は打ち込まれた黒結晶により人造の黒煙り=鵺と化し 死体となった人々やカバネを取り込み巨人化 尚も装甲列車でカバネや狩方衆に抵抗する敵の殺戮に邁進する
逞生殺され無名に心臓貫かれ完全に心折れた生駒を我に返らせたのは 絶望的な状況下、尚も仲間を救うために抗い続ける来栖の激と 今金剛郭で何が起きているかを愉しげにベラベラ喋る荘衛のネタバラシ 無名を……甲鉄城の仲間達を助けるためなら死んでも構うものか 切り落とされた右腕の代わりに噴流銃をリベットで取り付け 荘衛が肌身離さず持ち歩いていたスーツケースに収められている黒結晶を自身の身体に打ち込む 人体実験では女性カバネリだけが鵺となったが天然のカバネリな生駒はまるでデビルマンかErgoProxy(そんなアニメが有るんだよ)みたいな姿に変化 俺は今度こそ誇れる俺になる 命捨ててでも鵺化した無名を救い出す 同じく悲壮感溢れる来栖と共に解除薬白結晶を手に金剛郭へバイクで急行する生駒
■第12話:甲鉄城
★あれだけ殺し壊し尽くして最後は善人面なラスボスにトドメ刺したのは美馬が弱いと切り捨てた生駒であり無名だった そもそも金剛郭壊滅させた後はどうでも良いなんてやってる悲劇のヒロインゴッコが改めて見てもムカつきます 後いきなり掌返す青髪のチビ瓜生もな
父を殺し都を滅ぼした 其れは10年前の九州奪還作戦で40万の部下達と共に見殺しにされ心も身体も闇に堕ちた美馬の意趣返し 幾ら冷酷非情なバケモノと化しても生き残る事が不可能だった窮地を抜け出せた理由は 生駒と似て非なる過程経て憎悪でウィルスを捩じ伏せカバネリと化した事 心が闇に呑まれたらカバネ化は進行する 自身を愛し慕ってくれた少女達を戦奴に変え使い潰し最後の1人 無名を道連れに何もかも終わらせようとしている美馬は最早用済みとなった菖蒲様と幕府の僅かな生き残りを解放し 金剛郭での乱戦で多くの仲間を失った狩方衆の解散を命令 最年少の指揮官=瓜生に僅かな供回りを託し 巨大な能力手に入れた邪魔者=生駒と来栖を排除しようと独り刀抜き決戦の地へ向かう
表門から飛び込み無数のカバネを瞬殺 沙梁率いる狩方衆の自殺志願者達を殲滅する生駒と来栖 克城を用い生駒を挽肉に変えようとした沙梁は生駒の腕から飛び出すデスビームで駿城を木っ端微塵にされトドメに心臓をツラヌキ筒で吹き飛ばされた 尚も押し寄せるカバネの群れの対処を来栖が引き受け 主人公は無名を救うため鵺に独り挑む 私は余りに人を殺し過ぎた……洗脳薬でバッドトリップし果てしない罪悪感に心を押し潰され兄さまと共に何もかも滅ぼして死ぬ積りだった無名を正気に取り戻す生駒の叫び 白結晶打ち込まれ瓦解する鵺 駆け付けた美馬と生駒の一騎討ち 同じ頃ホームの座敷牢に放置された甲鉄城の仲間達を殺そうと現れた疑心暗鬼に駆られた避難民達 暴徒を気迫と身体張って武装解除させた菖蒲様と幕臣達の活躍により生き残った人々は其々の立場や恨み辛みを一旦横に置いて共に死都と化した金剛郭からの脱出を図るため甲鉄城の出発準備を整える
此処に居るのは老いも若きもカバネに感染した仲間や家族を手に掛け逃げ回る弱者だし罪人なんだ 安全な脱出路を知っている 教える代わりに俺達も甲鉄城に乗せてくれ 僅か十数人となった狩方衆と共に避難民の前に現れた瓜生をも受け入れた菖蒲様 金剛郭に行方不明となった来栖と生駒が助けに来ていると知らされ彼等と合流する手筈を整える 生駒と美馬の最終決戦はほぼ相討ち 黒結晶によりカバネ化が進み遂に斃れた生駒に自身に持たされた白結晶を投与した美馬は復活し立ち向かって来るだろう弱者を敢えて挑発するが 正気取り戻し生駒を守ろうとする無名の刀に今度こそ心臓を貫かれ即死 敵を排除し漸く決戦の場に駆け付けた来栖と共に満身創痍で殆ど死んでる様に見える生駒を回収 鰍達の放送誘導に従いトロッコ動かし甲鉄城へ合流 崩れ落ちる線路から逃げる様に加速を続ける甲鉄城は遂に金剛郭からの脱出に成功 漸く意識取り戻した生駒に泣いて抱き付く無名
安住の地求め新たな駅を目指す甲鉄城の旅は続くとなった所でエンディングへ
と言う訳でまるで海外の打ち切りドラマを彷彿させる謎やら伏線放置したまま終わる最終回まで一気に駆け抜けました 書いてる最中色々有り過ぎて少し疲れたけど気は張り詰めたまま 取り敢えず本当に体力使い果たすまではペース上げます




