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メトロポリス 01年

割と短めに纏める予定が滅茶苦茶伸びました。


知り合いからの紹介で「へボ探偵」のシリーズ1作目と言う事で1979年公開の「マリン・エクスプレス」も一緒に観る羽目になりましたが

そっちは謹んで感想辞退させて頂きます。


…つーか死ねわ(怒)あんなのまで感想書いたら…

【夏休みの終わらせ方③過去を振り返って黄昏てみる…たいていロクな事になりません!鏡見ろやお兄さん編】



 ある意味「手塚治虫」にケンカ売った、いやむしろ「イヤがらせ」以外の何者でもない作品です。

製作期間5年、かかった予算は何と10億、本当に売れなかったから未だに借金返済中ときた日には何でこんなの作ったのと1晩問い詰めたくなります。


別名「漫画の神様」呼ばわりされる手塚治虫先生ですが、晩年のジタバタ悩んだり暴走したり迷走しまくった作品を雑誌でリアルタイムに読んでた最後の世代の1人として言わせて貰うと「決して神様呼ばわりしちゃいけない人です」


寧ろ死ぬまで読み手と向き合う生活続けた「努力と根性とジタバタ」な尊敬すべき糞ジジイだと思ってます。


昔NHKで撮られた秘蔵ビデオの中で雑誌編集者と「○リ○ンを起たせる漫画はどんな展開で……」とやり合ったり


※末期癌の人が薬打ちながら編集者とシモネタで大喧嘩、そんな事やってるから異常に笑えます。

亡くなる前に放送した番組で間違い無く今では放送禁止でしょうね。残念です。


他の漫画家の貴重な証言=勝つ為には手段を選ばない究極の負けず嫌いな話を聞いてると結構子供ですこの人。


人間としては「究極の屑」だけど自分が作り出す物語については極めて「誠実な」漫画家の作品を使って何ゴミ映画作ったの?と観た人は間違い無く激怒必至なアニメですから覚悟が必要ですよ(笑)


私の場合、例の「アムネジア」の思い出書いてる時にふと思い出した事が失敗の原因でした


今から15年程前にサントラCDやら原作買い込んだ作品なのに見てねーわコレ。

という事で色々手間暇かけて探してきたんです。


レンタルコーナーのよりにもよって誰も借りない近寄らない「韓流ドラマ(笑)」のコーナーにありました


※最近はDVDを近所でも激安な大型店舗で借りる事が多いんですが

このコーナーで人間見たことないです。

クーラー効いてるから暑い時、近所のノラ犬がたまに寝てます。



店の担当者も探したり整理してない段階で露骨に嫌な予感しましたよ、ええ。


以前に観て大失敗だった「スプリガン」


※某○ざましテレビで「歯が細かい蝶ネクタイ」が絶賛してたんです。

劇場で見てこいつが絶賛する映画はもう見ねえわと誓う事になりました。


やら「ストレート・ジャケット」並みの評価にドン引きしながら観てやっぱり駄目でした。


と言う訳で観る判断は自己責任

後になって「レンタル代返せ」とか宿題山の様に溜まっているのに「貴重な時間返せ」と言われても無理ですぜお客様。


こんな駄作の感想延々と書いてる私も充分酷い目にあってる訳ですから勘弁してね

では簡単にあらすじ紹介です。


登場人物は全員

「無能で覚悟も判断も自己責任も取れない善人」しかいません。ぶっちゃけロボット以下


…まあこの映画に関わった全員ですよね何故5年もやっててヤバいと思わなかった?




【ロボットと人間が共存する善人の街=吐き気がする程甘ったれな偽善者の街メトロポリス滅亡記】


物語はこの街に潜伏する

「誘拐した人間の臓器」を使ったロボットを製造する正真正銘の○チガイ

「ロートン博士」の行方を追ってやって来た究極の無能探偵「ヒゲオヤジ」と知能がアレな弟子「ケンイチ」が未来都市メトロポリス警察に捜査協力依頼にやって来る所から始まります。


街では創立記念日の警備に加えて

ロボットの異常行動によるテロ行為。弾圧を強行し市街地で銃を乱射する政府組織「アトロポス」の起こすトラブルで飽和状態。


忙しい時に無理難題をふっかける駄目探偵に辟易した警察は、レンタルロボット刑事「ペロー(命名:へボ探偵)」を派遣&案内要員として貸し出します。


※普通の警察なら理由聞いた段階で門前払い、あるいは事情聴取の為「逮捕&拘留」です

凶悪犯罪者逮捕の為に「子連れの無能探偵」しか送り込めない馬鹿なんざ相手にしませんぜ旦那。


ちなみに物見遊山で来たとしか思えない馬鹿者に端末ではなくロボット刑事貸し出したのは「商品」売りに来た「人買い」にしか見えないからですよ。

この阿呆探偵は全く気付いてません。



場面は変わって潜伏中の○チガイ博士の工場に移ります。

街の有力者の依頼で今回は「全て機械部品」でロボットを作る事になり作業は難航中です。


とは言え「有力者」のリクエストで亡くなった娘をモデルにほぼ完成したそれを見て「ロ○○ン博士(笑)」は考えます。

「よし!連れて逃げよう!!」

…最初からキモイと思ったらやっぱりそうか!ペド博士(笑)


ところが野望は呆気なく破綻。

「アトロポス」の指揮官で「有力者」な義理の父親に欲情する変態ホモ息子「ロック」の嫉妬心はロートン博士に向けられあえなくあの世

ろくに確認もせんでトドメに工場に放火した馬鹿者のおかげで事件は発覚。


へボ探偵大活躍、別名火事場泥棒で瀕死のロートン博士から証拠を入手。

さっさと警察に協力依頼すれば終わる事件を秘密独占したから事態は多数の死者が発生する最悪の方向に進みます。


その頃、無能探偵に存在自体忘れられていた頭がアレな少年「ケンイチ君」は火災現場で全裸の少女「ティマ」と遭遇。


助けるつもりが1緒に下水に流され行方不明になりました。



下水に流された2人はそこで作業中のロボットに助けられて

街の正体を地下都市で生活する人々や

使い捨てにされるロボット達から知らされる事になります。


但し、全く役に立ちませんけど(笑)



以降の展開はあの悪名高い「大友脚本」のワンパターンストーリーです。


①登場人物の能力暴走で世界は滅亡の危機に


②主人公は暴走した相手を結局助けられず大半の登場人物が死亡


③街は崩壊でも主人公とモブキャラは無事だからめでたしめでたし。


④お客さん置き去りで間抜けな主題歌流れて強制終了。




ちなみに原作は完全に無視。

読んでも全く参考になりませんからご注意下さい。




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― 新着の感想 ―
[良い点] <未視聴> 素直に「マリンエクスプレス」を紹介された方が(笑) [気になる点] 手塚治虫に関してはエピソードがあり過ぎで、水木しげるの「飄々さ」とは真逆でしたな(笑) といっても水木しげ…
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